2018年6月15日更新

「モンテ・クリスト伯」ネタバレあらすじ・視聴率一覧【第1話から最終回まで!ディーン・フジオカ主演】

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ディーンフジオカ

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「モンテ・クリスト伯」のネタバレあらすじ・視聴率を徹底紹介!

4月19日、毎週木曜よる10時より放送されるドラマ『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』。日本では『巌窟王(がんくつおう)』として知られる復讐劇小説が原作となっています。 本作で復讐を仕掛ける主人公・柴門暖(さいもんだん)を演じるのはアジアを中心に活躍するディーン・フジオカ。その他「関ジャニ∞」の大倉忠義、山本美月、新井浩文らが共演しています。 この記事ではドラマ「モンテクリスト伯」の詳しいあらすじをネタバレありで、気になる視聴率とともにお伝えしていきます!

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第1話ネタバレあらすじ:視聴率5.1%

遭難から奇跡の生還を果たした暖!徐々に人生の歯車が狂い始める!

2003年、守尾漁業の船員・柴門暖(ディーン・フジオカ)からプロポーズを受ける目黒すみれ(山本美月)。仲間たちから祝福され、2人は幸せそうに微笑みます。 しかし幸せな時間は長くは続かず、暖が乗っている海進丸が遭難しまいました。すみれは自身が経営する喫茶店で、売れない役者・南城幸男(大倉忠義)から慰められます。 一方で海進丸の船長・バラジ(ベヘナム)が、テロ組織のメンバーではないかと疑われ始めていました。それでも守尾漁業の社長・守尾英一朗(木下ほうか)はバラジを信じ、乗組員の無事を祈っています。 その後、無事海進丸が帰還。死亡したのはバラジだけで、暖は生きています。感動の再会を果たした暖とすみれ。その姿を暖の母親・恵(風吹ジュン)が笑顔で見守っていました。 バラジの遺体を調べる警視庁公安部参事官の入間公平(高橋克典)。入間はその後も守尾漁業の周辺を調べ続けます。 バラジが亡くなったため、海進丸では暖が船長に任命されました。暖の先輩である神楽清(新井浩文)は、「船を下りる」と暖に伝えます。そこで暖は生前のバラジに渋谷に届けてほしいと頼まれた手紙を神楽に見せました。 翌日、入間が暖の家を訪れます。暖がテロリストの仲間かもしれない、と匿名の電話があったのです。バラジから預かった手紙を入間に手渡す暖。入間は手紙の宛名を見て顔を曇らせました。手紙は英語で書かれており、そこには入間の父であり金融ファンドの代表・貞吉(伊武雅刀)の名前がありました。 ちょうどその時ラデル共和国から、人質に取っている日本人を貞吉と交換するのであれば開放すると連絡が入ります。入間は絶縁状態だった父・貞吉に会い、テロ組織に資金援助をしていることを確認します。 暖とすみれの結婚式当日。テロリストへの資金提供が疑われ、暖は突然逮捕されます。入間が手紙に書かれている宛名を貞吉から暖の名前に書き換えたのです。 貞吉の身代わりにされた暖はラデル共和国に送られ、人質として牢屋に閉じ込められ訳も分からず拷問を受け続けます。2011年、日本では暖の葬式が行われていました。

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第2話ネタバレあらすじ:視聴率5.7%

生まれ変わった暖!人生がまた大きく動き始める!

2017年、春。変わり果てた姿の暖が町に戻ってきました。実家があった場所は鉄の塀で囲われており、中は更地になっています。近くを通りがかった守尾漁業の守尾信一朗(高杉真宙)から、母の恵が他界したことを聞かされ、暖はショックのあまり意識を失います。 2011年、投獄中の暖はある老人と出会いました。暖と同じく牢屋暮らしをしているその男性は、ラデル共和国の元大統領・ファリア真海(田中泯)です。暖は真海からいろんな話を聞き、自分が貞吉の身代わりになったこと、入間と神楽に裏切られたことに気付いていきます。 真海はお金を隠している貸金庫の情報を暖に伝え、「復讐に使うのは構わん」と言い残してこの世を去りました。 翌日、暖は死亡した真海の代わりに遺体袋に入り、海に捨てられます。無事に袋から脱出する暖。 時は2017年。暖は親切にしてくれた信一朗に「このご恩は必ずお返しします」と言い、その場を後にします。 次に暖が訪れたのは、すみれが働いていた喫茶店です。しかしそこはカラオケ屋に変わっていました。すみれは南条と結婚して町を出ており、それを知った暖は落ち込みます。現在のすみれは料理研究家、南条はテレビに引っ張りだこのスターです。 その後、暖は地上げ屋の寺角類(渋川清彦)から実家を売り払ったのは神楽で、暖のことを通報したのは南条だと告白されます。 真海の貸金庫を開けるため、シンガポールに足を運んだ暖。そこで4兆円を超える大金を手にしました。この日を境に、暖はモンテクリスト・真海としての人生をスタートさせます。 一方、日本では守尾漁業の社長・英一朗の葬儀が行われていました。 お葬式の後、会社に戻った信一朗は暖に貸していた服がハンガーにかけられているのを見つけます。ズボンのポケットには、感謝を伝える手紙と一緒に1億円の小切手が入っていました。 防波堤で話をする南条と神楽。そこに暖がやってて、「竜宮城から来ました」と2人に話しかけます。 暖は自分を迎えに来たクルーザーに乗り、「これからの人生が幸せであることをお祈りします」と言い残して姿を消すのでした。

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第3話ネタバレ:視聴率-%

暖とすみれの再会!狂気の晩餐会が幕を開く!

ある日、南城のマネージャー・江田愛梨(桜井ユキ)と南城の娘・明日花(鎌田恵怜奈)が海で遭難しました。そこに暖の乗ったクルーズ船が現れ、2人を助けます。 明日香を救った暖は、南条家に招待されました。モンテクリスト・真海と名乗った暖。南条もすみれも暖の正体には気付いていないようです。 すみれの焼いたケーキを食べながら、暖は「次の週末、ご夫婦で私の別荘にいらっしゃいませんか?」と2人を誘いました。 翌日、暖は秘書の土屋慈(三浦誠己)に「何か隠してないか?」と聞きます。土屋は「何も……」と答えます。 守尾漁業を辞めて不動産会社の社長になった神楽が、別荘の契約をするため暖の自宅を訪れました。暖は週末のパーティーに神楽と神楽の妻・留美(稲森いずみ)を誘います。 後日、何者かが入間の妻・瑛理奈(山口紗弥加)のドリンクにそば粉を入れました。そばアレルギーを持っている瑛理奈は発作を起こし、駐車場でもがき苦しんでいます。そこに暖が現れ、瑛理奈を助けました。 瑛理奈を自宅まで送り届けた暖は、帰宅した入間にパーティーの招待状を渡します。神楽も参加すると分かった途端、難色を示し始めた入間。 パーティーの日。暖の別荘には神楽夫婦、入間夫婦、そして南条の姿がありました。すみれは急用のため不在です。南条と神楽は何故か初対面のふりをして挨拶を交わします。留美は入間の顔を見た瞬間、目を見開きました。そして引きつった表情で「初めまして」と挨拶します。 キッチンで2人きりになった暖と土屋。土屋は「ここに来たことがある」と告白し、自身の過去を話し始めます。 22年前、お金に困り別荘に忍び込んだ土屋は、入間と留美が庭のマリア像の下に赤ん坊を埋めているのを見ました。土屋はまだ生きていた赤ん坊を電話ボックスまで運び、その場を去ります。 暖は全てを知っていました。あえて土屋を雇い、あえて入間と留美の過去がつまった別荘を買い取ったのです。 招待客を庭に連れて行く暖。マリア像の前に置かれている花束を見て、入間と留美は青ざめます。そしてパーティーはお開きになりました。 後日、愛梨が別荘にやってきます。愛梨は暖に抱きつき、「こんな回りくどいことをする必要があるんですか」と聞きました。暖は、「殺すなんて簡単すぎる、大切なものを全て壊すんだよ」と答えるのでした。

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第4話ネタバレあらすじ:視聴率6.5%

出会ってはいけなかった二人!安堂の正体は……?

暖が留美のもとを訪れました。アパレルブランドの立ち上げを目指す若手実業家・安堂完治(葉山奨之)を紹介し、「よかったら安堂さんの力になってあげてください、レディースブランドの立ち上げも考えているようなので」と頼みます。留美は、目を輝かせながら夢を語る安堂に魅力を感じました。 その日の夜、安堂は借金取りにお金を渡しに行きます。「必ず返しますから、半端ない金づるを見つけたので」と言う安堂。 一方の暖は、庭のマリア像を見ながら「安堂は私のために生まれてきた人間だ」と土屋に話していました。 ある日、愛梨は五蓉不動産からCM出演のオファーが来ていることを南条に伝えます。すると南条が突然、「ヴァンパって聞いたことある?」と愛梨に尋ねてきました。知らないと答える愛梨に、「ヴァンパは自分が香港に住んでいた時に有名だった香港マフィアのことだ」と説明します。 神楽は五蓉不動産のCMに南条が起用されると知り、怒りを隠せません。国有地取引を目指している神楽にとって五蓉不動産は最大のライバル会社。財務大臣の妻が南条のファンであり、このままでは五蓉不動産が国有地取引を有利に進めてしまいます。 後日、暖は神楽を呼び出し、「南条は香港にいたときに怖い組織と関わりを持っていたらしい」と吹き込みました。 セフレから仮想通貨の話を聞き、興味を持った留美。相手の男は、留美のスマホに仮想通貨のアプリをダウンロードしました。その際、男は留美のスマホをハッキングできるように操作しましたが、留美は全く気付いていません。留美はすぐに1000万円分のベルコインを買いました。 翌朝、留美の購入した仮想通貨が大暴落し、留美は300万円の損失を出してしまいます。ベルコインの暴落は暖の仕業でした。留美は入間に頼み、300万円を借ります。 神楽は、留美が仮想通貨で失敗したことも入間にお金を借りたことも全て知っていました。「二度と俺の金に手を出すな」と怒鳴る神楽。その後、神楽は部下に「香港に行って南条の過去を徹底的に調べろ」と命令するのでした。 家を飛び出した留美は安堂に会いに行き、持っていた300万円をあげました。2人は良い雰囲気になり、ホテルに向かいます。 その頃、愛梨が暖に安堂の正体を尋ねていました。暖は「留美と安堂は親子だ」と話すのです。

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第5話ネタバレあらすじ:視聴率5.3%

命を狙われる貞吉……!入間家にいる悪魔が動き出す!

暖は自宅に出口文矢(尾上寛之)という男を招待しました。外務省で働いている出口は、入間の娘・未蘭(岸井ゆきの)と婚約しています。暖はいきなり、「未蘭の祖父、貞吉を殺していただけますか?」と出口に頼みました。 未蘭は市場で出会った信一朗に好意を寄せており、出口のことは愛していません。しかし入間は未蘭の気持ちを無視して、強引に出口との結婚を進めようとしています。そんな入間に対し、未蘭のことを可愛がっている貞吉は「もし彼女と出口が結婚すれば自分の遺産は全て寄付する」という遺言書を作りました。 後日、再び出口が暖のもとを訪れます。暖は、「結婚する前に貞吉を殺してしまえば未蘭に遺産が相続される。貞吉は人を殺している悪人なので罪悪感を持つ必要はない」と出口に言いました。未蘭の母親は13年前に毒殺されており、「犯人は貞吉だ」と暖は話すのでした。 日曜日、出口が入間家にやってきました。入間と瑛理奈は、暖から食事に誘われたため不在です。そこに信一朗が現れました。未蘭が玄関先で信一朗と話している間に、出口は貞吉の部屋に行きます。寝たきりで動けない貞吉を窒息死させようとする出口。 出口がいなくなったことに気付いた未蘭が貞吉の部屋に入ります。そこで未蘭が目にしたのは、口から泡をふいて倒れている出口の姿でした。 入間と瑛理奈は未蘭から電話をもらい、すぐに病院にかけつけます。しかしすでに出口は息を引き取っていました。死亡理由は未蘭の母親と同じで、毒の服用によるものです。 後日、瑛理奈は楽しそうに洗い物をしていました。ふと手を止め、1通の手紙を取り出した瑛理奈。手紙には、「前の奥様を毒殺したように貞吉を殺してください。遺産をいただければ他言は致しません。出口」と書かれています。暖が出口を装い、瑛理奈に送った手紙です。 瑛理奈は液体の入った赤い小瓶を眺めながら、「だいぶ減っちゃった」とつぶやきました。入間の前妻と出口を殺したのは瑛理奈だったのです。 入間と瑛理奈の間には瑛人という息子がいます。暖は愛梨に、「最愛の息子に全ての遺産を残すため、悪魔は必ず入間の宝物を壊すはずだ」と話しました。

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第6話ネタバレあらすじ:視聴率6.0%

南条の暗い過去!そして真実を知った留美の決意!

南条に関する新情報を神楽に報告する牛山。南条は昔、ショーン・リーという有名俳優の付き人をしていました。13年前、ショーン・リーはヴァンパという香港マフィアに殺害されています。 その日の夜、南条の前にヴァンパの連中が現れました。南条は、「香港でお前の過去を探っていた日本人がいる、止めろ!」と脅されます。 五蓉から国有地を奪い取りたい神楽は、暖の自宅を訪れ南条について詳しく聞き出そうとしました。暖は「香港警察の捜査資料を持っている」と話しますが、決して神楽には見せようとしません。 その後、神楽は寺角を呼び出し、「俺の知り合いの家に入って、南条の過去が分かる資料の写真を撮ってきてほしい」と頼みました。暖は盗聴器を使い、神楽と寺角の会話を全て聞いています。 寺角が下見のため暖の家に行くと、安堂とすれ違いました。寺角と安堂は同じ刑務所に入っていたため、顔見知りです。安堂に「俺と一仕事しないか?」と持ちかける寺角。 ある日、未蘭は信一朗に会うため市場を訪れました。そこで信一朗の同僚から、守尾漁業の過去について教えられます。テロ組織のククメットという名前が出てきた瞬間、未蘭は父の入間が関わっていることに気が付きました。 暖が留美を自宅に招待します。安堂には前科があり、現在は借金取りに追われていることを伝えました。さらに暖は、安堂が付近の電話ボックスに捨てられていた子供だと告げます。それを聞いた留美は、安堂が自分の息子だと気付き涙を流しました。 夜になり、寺角と安堂は暖の家に忍び込みます。金目の物を探している最中、留美が現れ「私が守ってあげる、一緒に帰ろう」と安堂に言いました。その直後、寺角が留美を襲おうとしたため、安堂は寺角を殺してしまいます。 パニックになっている安堂に対し、留美は「こういう時は埋めれば良いんだよ」とささやきました。2人は山に行き、寺角を埋めます。その姿を暖はじっと眺めているのでした。 翌日、南条の自宅にヴァンパの連中が押しかけてきました。

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第7話ネタバレあらすじ:視聴率5.9%

モンテクリスト真海の正体に気付いたすみれ!そして南条は……。

南条の家に現れたヴァンパのメンバーたち。リーダーのダニー・ウォン(葉山豪)は南条に、売りに出されていたショーン・リーの娘・エデルヴァが半年前にある男のもとへ渡った、と話します。「お前、誰かに狙われてるだろ?自分で見つけろ、あとの始末はこちらでしてやる」と言い残し、連中は去っていきました。 一方、警察は遺体で発見された寺角の捜査を始めます。入間は15年前の事件を思い出し、暖のことを考えていました。 瑛理奈が毒を持って貞吉の部屋を訪れます。未蘭と貞吉の殺害計画について笑顔で話す瑛理奈。そして、毒が入っているボトルに貞吉の指紋を付け始めるのでした。 ある日、南条は神楽から「お前を潰そうとしているのは真海だ」と聞きます。南条はすぐにそのことをヴァンパたちに伝えました。そして南条はすみれに自分の過去について語りだします。 数年前、香港にいた南条はヴァンパからお金を借りました。しかし返済することが出来ない南条はヴァンパから脅されるようになります。金目の物を探すため、ヴァンパは南条にショーン・リーの家を案内するよう命じました。南条が命令に従っていると、ショーン・リーが自宅に帰ってきてしまいます。そして、ダニーはショーン・リーを殺し、エデルヴァを拘束したのでした。 南条の話を聞き終えたすみれは、暖の家にやってきました。「主人は悪くないんです、悪いのはあなたのことを待てなかった私だよ、暖」と涙を流します。暖は、「あなたは何も分かってない、悪いのは南条なんだ」と話します。 その後、暖の家にヴァンパのメンバーが押し入ってきました。暖にスタンガンを突きつけるダニー。しかし何故か、ダニーは部下たちに襲われてしまいます。暖はダニーの部下に、「あなたの夢を叶える御協力はいつでもしますよ」と笑顔で話しました。 一方、南条とすみれはベストパートナー賞の授賞会場にいました。南条が受賞スピーチをしている最中、記者たちの携帯が一斉に鳴りだします。ショーン・リーの殺害に南条が関わっている、という情報が入ってきたのです。 壇上にいたすみれが、「私達は今日限りで離婚します」と宣言しました。南条に「どういうことだよ」と聞かれ、すみれは「あなたが殺したのね、私が言ってるのは暖のことよ」と答えます。 南条のニュースを見ていた神楽と入間は、暖が生きていることを確信しました。 その後、自宅に戻った南条は愛梨から「遺書を書いてください、私はエデルヴァよ」と言われ、動揺します。そして南条は首を吊るのでした。

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第8話ネタバレあらすじ:視聴率7.4%

命を狙われている未蘭!最後の復讐が幕を開ける!

愛梨は首を吊っている南条のことを見殺しに出来ず、ロープを切って助けました。南条はすぐに病院へ運ばれ、現在は意識不明の状態です。 翌日、暖は南条の病室を訪れ、点滴に毒を入れようとしました。その様子を見ていたすみれは、「どうしても殺したいなら私がやる、暖にそんなことさせたくないから」と言います。暖はすみれに毒を渡し、病室から出て行きました。 ある日、暖は入間家に行き、貞吉と2人きりになります。貞吉は暖が持ってきた文字盤を使って、「みらん、ころされる、あした」というメッセージを暖に伝えました。 寺角の遺体から安堂の指紋が検出されます。留美は安堂を連れて、警察から逃げ回る生活を始めました。 後日、入間が暖の別荘にやってきます。入間は真海と暖の指紋が一致したと話し、「ラデル共和国にあなたの存在を通達します、復讐ごっこは終わりだよ」と笑いました。それを聞いた暖は、庭に埋められていた赤ちゃんの話を始めます。 捨てたはずの自分の子供がまだ生きていて、しかもそれが安堂であると知らされた入間。暖は、入間と安堂が親子であることを黙っている代わりに、自分の書類を燃やすよう入間に要求したのでした。 その頃、神楽は留美から逃走資金の工面をお願いされていました。そこに闇金の取り立て屋が現れます。いきなり襲われた神楽は、そのまま意識を失ってしまいました。 暖は信一郎に会いに行き、「これがあればあなたの大切な人を守ることが出来る」と言って薬を渡します。 一方、瑛理奈は未蘭に毒入りのレモネードを飲ませていました。その様子をじっと見つめる貞吉。信一郎が入間家に到着した直後、未蘭が倒れました。ベッドに寝かされた未蘭に、信一郎は暖からもらった薬を渡します。薬を飲んだ未蘭は、泡を吹いて気絶しました。 ICUで治療を受ける未蘭。病院にかけつけた入間は、医師から「予断を許さない状況です、助かったとしても後遺症は残ると思ってください」と告げられます。 その頃、神楽はどこかに閉じ込められていました。 南条の病室では、すみれが点滴に毒を入れようとしています。次の瞬間、南条がベッドから起き上がり、すみれを襲いました。「暖ちゃんのところに行くぞ」とささやき、南条はすみれを連れて病室を出たのです。

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「モンテクリスト伯」最終回ネタバレあらすじ:視聴率6.8%

ついに終わりを迎える復讐劇!暖が描く結末は……!?

牢屋に閉じ込められた神楽は、複数の男から拷問を受けました。暖は苦しんでいる神楽の様子を上から眺めています。 その頃、病院を抜け出した南条は、すみれを連れて車で移動していました。途中ですみれを降ろし、「愛梨は復讐するために俺に近づいてきたんだ、明日花が何をされるか分からないから病院に戻れ」と話す南条。 暖が母親のお墓参りをしていると、すみれがやってきました。暖はすみれに、「私と結婚してくれたら復讐はやめる」と話します。 一方、入間は留美と安堂のところにいました。入間から「お前は私と留美の息子だ」と聞かされた安堂は戸惑います。 警察に追われている安堂を守るため、入間が安堂を海外に逃がすことになりました。安堂のことを抱きしめ、別れを告げる留美。 その日の夜、入間は安堂を警棒で殴り、気を失わせました。そして22年前と同じように、穴を掘って安堂を土に埋めます。しかし入間が去った後、土屋が安堂を掘り起こしました。 その後、入間は教会で待っていた留美に会いに行きます。留美は入間が安堂を殺したことに気付き、力なくその場に座り込みました。 茫然自失の留美のもとに暖が現れます。「母親の愛情に心から敬意を表します。これは感動を頂いた感謝の印です」と言い、暖は封筒を渡しました。中に入っている書類を見た留美は、「神様ありがとう」とつぶやくのでした。 入間は未蘭を殺そうとした犯人が瑛理奈であることに気付いています。瑛理奈に家を出ていくよう命じる入間。 後日、寺角殺害事件の記者会見が行われました。警察は安堂が容疑者であることを発表します。 会見会場に留美がいきなり現れ、「安堂は静岡の病院に入院しています、母親は私です、父親は入間公平です」と言いました。さらに、留美は入間が安堂を殺そうとしたこともカメラの前で話します。 入間が家に帰ってくると、毒を飲んだ瑛理奈が血を吐いて倒れました。精神状態がおかしくなった入間は、その後、医療刑務所に収監されます。 ある日、信一郎の前に未蘭が姿を現します。暖は未蘭を守るために、未蘭をICUにいれて誰とも会えないようにしていたのです。 夜になり、すみれが暖の別荘を訪れると、南条と神楽が椅子に縛られていました。周囲にはガソリンがまかれています。暖は「最後の晩餐を始めましょう」と言い、暖がすみれにプロポーズしたときの懐かしい映像を流しました。 すみれが「これで終わりにしよう」と言うと、暖はプロポーズの返事を求めます。「私は真海さんと結婚します」と答えるすみれ。暖は悲しい顔をし、「最後に愛は勝つんだ」とつぶやきました。そして、南条と神楽を解放します。 全員が出て行った後、暖は火が付いたマッチを床に落としました。燃え上がる火に気付いた南条、神楽、すみれが慌てて部屋に戻ってきます。 後日、体に包帯を巻いた男が海岸を歩いていました。そこに1人の女性が近づいてきます……。