ドラマ『サバイバル・ウェディング』キャスト一覧!原作情報についても解説
大橋弘祐による小説『SURVIVAL・WEDDING』が日本テレビ新土曜ドラマ枠でドラマ化されました。 主演キャストは波瑠、そして共演は伊勢谷友介。この二人は初共演となります。今回は、そんなドラマ『サバイバル・ウェディング』のキャストをご紹介します。
ドラマ『サバイバル・ウェディング』の概要
あらすじ
出版社で働く黒木さやか(波瑠)は、寿退社を果たす!はずが、なんとその日のうちに恋人から婚約破棄されてしまいます。 人生のどん底にある彼女を、編集長の宇佐美博人(伊勢谷友介)は復職させます。ただし、その条件は、「半年以内に結婚しないとクビ」という理不尽極まりないもの。 宇佐美は大手ブランドのマーケティングを黒木に活用するのです。彼女の「市場価値」を高め、早く結婚相手が決まるようにと戦略を練るのでした。
黒木さやか役/波瑠
人生どん底な主人公・黒木さやかを演じるのは、引っ張りだこの波瑠。 NHK連続テレビ小説『あさが来た』で主演を務めて以来、『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(関西テレビ)『お母さん、娘をやめていいですか?』(NHK)『あなたのことはそれほど』(TBS)『未解決の女 警視庁文書捜査官』(テレビ朝日)など、局をまたいで様々な連続ドラマで主演を飾っています。 まさに「連ドラの女王」と言っても過言ではない波瑠ですが、日テレ系連続ドラマの主演は、意外にも今回が初。今回の出演に関して波瑠は、「『応援したい!』と思ってもらえるよう、一生懸命演じたいと思います」と意気込みました。 現在放送中のドラマ『私のお嫁くん』でも高杉真宙と主演を務めています。
宇佐美博人役/伊勢谷友介
今回、波瑠とは初共演となる伊勢谷友介が演じるのは、波瑠に「付加価値」をつけようとするイヤミな上司・宇佐美博人。 どちらかというとドラマより映画の方で活躍しているイメージのある伊勢谷ですが、テレビでは『ドラマスペシャル・白洲次郎』や『龍馬伝』、『花燃ゆ』などのNHKドラマで目立った活躍を見せています。 日テレ系ドラマの出演は今回が初めてという伊勢谷は、宇佐美役について「ぴったりだといわれたくない」というほど「やなやつ」だと指摘する一方、「部下に対する愛情も垣間見えるキャラクターを目指したい」と、役への思いを語りました。
柏木祐一役/吉沢亮
ドラマ『サバイバル・ウエディング』で波瑠演じる黒木さやかと仕事で出会う、年下イケメンの柏木祐一を演じるのは吉沢亮に決定しました。さやかが担当している雑誌「riz」の広告担当として、彼女と関わっていきます。 イケメン王子役で出演するとのことで「爽やかに、視聴者のみなさんに愛していただけるよう頑張ります」と、吉沢亮らしいクールなコメントを寄せました。 吉沢亮は『PICU 小児集中治療室』(2022年)で主演を務め、映画「キングダム」シリーズや映画「東京リベンジャーズ」シリーズでも存在感を見せています。
石橋和也役/風間俊介
主人公、黒木さやかの婚約者である石橋和也は、ジャニーズの風間俊介が演じます。 『3年B組金八先生』や朝ドラ『純と愛』など、様々な作品に出演し、役者としての腕を磨き続けている風間は、その優し気な顔に似合わない悪さをするような役を演じる機会も増えてきました。 「浮気をして一方的に婚約を破棄しながらも付きまとってくる」という聞いただけでも嫌になるような役を、風間はどのように解釈して演じるのでしょうか。風間の新たな一面が見れるかもしれません。
ドラマを盛り上げる追加キャスト
三浦多香子役/高橋メアリージュン
雑誌「riz」の編集者で、波瑠演じるさやかと同期の三浦多香子を演じるのは高橋メアリージュンです。2017年ごろからコンスタントにドラマに出演し、毎回視聴者にインパクトを残しています。 本作ではさやかを支え、時にぶつかりながらも親友として絆を深めていく役どころです。高橋は「モデル時代に近くに感じていた編集者という役なのでリアルに表現したい」と、本作出演に向けてコメントを寄せました。
奥園千絵梨役/ブルゾンちえみ
年齢不詳で、雑誌「riz」のSNS担当・奥園千絵梨を演じるのは、2017年のフジテレビドラマ『人は見た目が100パーセント』以来2度目の連続ドラマレギュラー出演となるブルゾンちえみです。 ネタになる被写体を発見しては自撮りをし「映え~!」と言いながらSNSにアップするという、かなりクセのある役どころ。ブルゾンは「主人公とは違ったアラサー女性の幸福を追求していきたい」と、レギュラー出演2度目とあって、女優として自立した堂々としたコメントを寄せました。
脇を固める個性豊かなキャスト
中島鉄男役/前野朋哉
いわゆる「意識高い系」の独身男性、中島鉄男を演じるのは前野朋哉です。連続TV小説『わろてんか』では大野拓朗とお笑いコンビを演じた前野は、2度M-1グランプリに挑戦し、予選1回戦を突破したり、映画監督を務めたり、と多才な俳優です。 前野朋哉について名前だけでは分からない方も、auのCMの一寸法師と聞けば顔が浮かぶのではないでしょうか?
高橋涼太役/小越勇輝
編集部でバイトをしている高橋涼太を演じる小越勇輝は、舞台「テニスの王子様」で、越前リョーマとして500回もの公演を演じ切った、注目の若手俳優のひとりです。 こつこつと続けてきた舞台・TVドラマ等での俳優としての経験から、演技をしている小越を見て見た目とのギャップを感じる人も少なくないとか。 あざとい可愛さを武器にする高橋に小越というキャスティングは正に「適材適所」と言えるでしょう。
栗原美里役/奈緒
高橋涼太と対になるような存在で、良い男性を見つけて結婚することに全てを懸けている栗原美里を演じるのは、朝ドラ『半分、青い』で注目を集めている奈緒です。 高校1年生の時に福岡でモデルとしてスカウトされ芸能活動を開始した奈緒は、朝ドラ『まれ』、『わろてんか』のオーディションを受けるも落選。3度目のチャレンジとなった『半分、青い』でヒロインの親友役を射止めました。
藤井カオリ役/石田ニコル
モデル・女優として活躍する石田ニコルが演じるのは、和也の浮気相手・藤井カオリ。ヒロインが婚約破棄されてしまう直接の原因となるだけに、しっかりとしたキャラクター作りが期待される役どころです。 2010年に『神戸コレクションモデルオーディション』でグランプリを受賞した石田は、複数のファッション誌でレギュラーを務めており、モデルとしての実力は折り紙付きです。
柏木惣一役/生瀬勝久
吉沢亮が演じる柏木祐一の父は、個性派俳優の生瀬勝久が演ることが発表されています。 『トリック』や大河ドラマ『新撰組!』など様々な作品に出演している生瀬は、時には標準語、時には関西弁を操り、レギュラー出演するような名脇役を多数演じている実力派。今回は表からも、裏からも『サバイバル・ウェディング』を盛り上げてくれること、間違いなし!
黒木美恵子役/財前直見
波留の演じる主人公・黒木さやかの母である美恵子を演じるのは、財前直見です。1984年に航空会社のキャンペーンガールとして芸能活動をスタートさせて財前は同年に女優としてのデビューし、その花を咲かせました。 どこかさばさばした印象のある波留と、同じくさばさばしている財前は親子役としての愛称抜群!と言えるのではないでしょうか。
永瀬義徳役/野間口徹
役柄は発表されていませんが、野間口徹の出演も決定しました。2004年頃から俳優としてTVや映画に出演し始めた野間口は、「顔を見たことがあるのに名前が出てこない」俳優と言われることもあるほどに、脇役での起用が多い俳優です。 しかしその存在感や演技力はTVドラマや映画を構成するのに欠かせないエッセンスであり、『サバイバル・ウェディング』でもいつも通りの良い仕事をしてくれることでしょう。
マスター役/荒川良々
役は発表されていませんが、荒川良々の出演が発表されています。野間口徹同様、「顔は見たことあるんだけど、名前だけで聞くと分からない俳優」で脇役としての活躍が目立ちます。 朝ドラ『あまちゃん』や『バイプレイヤーズ』など、様々な作品に出演し、その個性的な演技で活躍を続けています。顔については日本郵政グループのCM、というとイメージが付きやすいかもしれません。
ドラマ主題歌を担当するのはC&K!
「ドラマ」/C&K
2010年にメジャーデビューを果たした男性ボーカルユニットC&Kが、ドラマ『サバイバル・ウエディング』の主題歌を担当することになりました。 本作のために書き下ろしたという新曲のタイトルは「ドラマ」。歌詞にも登場するこの言葉には「いろいろあるけど元気にいこう」という意味が込められているそう。新しい「ドラマ」が誕生する瞬間にぴったりの楽曲に仕上がりました。
原作『SURVIVAL WEDDING』は大橋弘祐の小説
本作の原作となったのは、大橋弘祐による小説『SURVIVAL WEDDING』。 著者である大橋は、通信会社の広報やマーケティング職を経て作家になるという異色の経歴の持ち主。前職での知識を生かし、この小説を書いたようです。 そんな大橋ですが、自身は40を過ぎた現在も独身。今回のドラマ化に際し、自らが「サバイバル・ウェディング」をしたい立場ながら、本ドラマを多くの人に見てもらって日本の少子化に歯止めをかけたい、とユーモアを交えて語っています。
ドラマ『サバイバル・ウェディング』のキャスト紹介!
『サバイバル・ウェディング』は、2018年に日本テレビ系列で放送していました。 果たして、さやかに結婚相手は見つかるのか!?必見です。