手塚治虫の未完の傑作『どろろ』が再アニメ化!注目のその内容は?

2018年4月24日更新

手塚治虫原作の漫画『どろろ』。未完ながら「漫画の神様」が遺した名作として知られ、先日2度目のアニメ化が発表されました。一体どんな作品なのでしょうか。

手塚治虫原作、異色の作品『どろろ』とは?

『どろろ』とは手塚治虫原作の漫画作品です。 舞台は戦国時代、妖怪から自分の体を取り戻そうとする少年の話で1967年から週刊少年サンデーに連載されました。時代劇で妖怪物という異色の設定や当時の世相を反映した社会派な内容は話題となり、掲載誌を変えながら連載されましたが、アニメは完結したものの原作は未完のまま終了しています。 熱烈なファンのから支持もあり、ゲーム、映画、小説など様々な形でメディアミックス化されていますが、未完であるためその全ての結末が違うのも本作の特徴です。そして2018年、新たな『どろろ』として2度目のアニメ化が決定しました。

『どろろ』とはどんな作品なのか?

主人公の百鬼丸とどろろの2人が妖怪から百鬼丸の体を取り戻そうと旅をするのですが、そのキャラクター性と世界観に惹かれたファンの中には著名人もおり、漫画家・小林よしのりはどろどろした雰囲気が良いと評価。 また、体に刀を仕込むなどのギミックはMADARA PROJECTが強く影響を受け、『魍魎戦記MADARA』の主人公のギミックのヒントとなりました。こういったファンの支持が映画や小説などのリメイクに繋がったようです。

主人公はどちらも孤独な百鬼丸とどろろ

どろろ

自分の身体を取り戻すべく旅をする百鬼丸。体のギミックが特徴的で、失われた体の代わりに義手や義足や義眼をつけており、その中に仕込み刀などの武具が仕込まれています。異質な存在として幼少期から辛い環境を生き抜いてきたためか、滅多なことでは動揺しません。 そんなクールな百鬼丸について回るのはどろろ。幼少期に両親を失いコソ泥として1人生き延びていましたが、百鬼丸と出会い、彼の持つ仕込み刀を目当てに共に旅をすることになります。強情な性格をしていますが根は優しい子供で、旅を共にする内に強い信頼を寄せるようになります。

『どろろ』の物語を紹介

物語は室町時代の中頃、武士の醍醐景光という天下統一を願う男がいました。男は鬼神像に、野望を叶える代償としてこれから生まれてくる子供を与えてしまいます。 こうして命以外の全ての身体を奪われた状態で生まれた赤ん坊が主人公の百鬼丸です。 化け物として川に捨てられた百鬼丸でしたが、医者の寿海という人物が彼を拾い欠損した体の代わりに義手や義眼などを与えました。 成長した百鬼丸は自分の体を取り戻すため妖怪退治の旅に出ることに。 その過程でどろろと出会い、最初は邪険にしていたもののいつしか心を許すように。互いに信頼し合うようになった2人は旅を続ける中、数奇な運命に巻き込まれていきます。

アニメ版のスタッフや気になる声優は?

2018年アニメ化が発表。制作は『ユーリ!!! on ICE』や『この世界の片隅に』で知られるMAPPAと手塚治虫本人が拠点としていたことでも知られる手塚プロダクションが2社共同で担当することが決定しています。 また、ティザービジュアルに使用されているカラスが目玉を銜えた不気味な墨絵及びタイトルロゴは書道家の青柳美扇が手掛けています。その他の情報はまだ詳しく明かされておらず、声優を含め作品に携わる人々もまだ謎となっています。最新情報は随時、公式サイト、公式Twitterで発信される予定です。

アニメ版ではどのように再現されるのか?

最新アニメでは基本のストーリーをベースに進めていく様子。YouTubeに公開されたPVでは、現代風にアレンジされているようですが、絵柄は大きな注目ポイントとなっています。Twitterに寄せられたファンの呟きには「あの『どろろ』の世界を忠実に描いてくれるのか」「残酷な描写が多いので、世界観を壊さずどうカバーしていくのか」といった声も。 どうせ作るのなら制作サイドには思い切り暴れて欲しいと感じているファンは多い様子。現代社会でも問われる部分をどう描くのかも気になりますね。

気になる放送時期や最新情報について

気になる放送時期ですが、現在のところ放送チャンネルも放送日も未発表となっています。確定しているのはAmazonプライム・ビデオでの配信決定、ということくらいでしょうか。 3月にアニメ化についての情報とビジュアルが解禁になったばかりでまだまだ未発表の要素が多く、ファンもドキドキしながら注目している様子。現在、公式Twitterにて最新情報を掲載していますので、気になる方は是非公式Twitter(@dororo_anime)をチェックしてみてください。