映画「僕のヒーローアカデミア」のあらすじ、声優紹介【アニメ「ヒロアカ」初の劇場版】

原作漫画は週刊少年ジャンプにて絶賛連載中(2017年現在)、アニメも第2期が放送されますますファンの輪を広げている『僕のヒーローアカデミア』。2018年4月からの第3期放送決定に引き続き、初の映画化となる『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE〜2人の英雄(ヒーロー)〜』が公開されました。 TVシリーズ第3期では、ヴィランを率いる死柄木VSデクたち若手ヒーロー、真の黒幕オール・フォー・ワンVSオールマイト、激化していく二つの戦いが描かれていく一方で、劇場版では原作者である堀越耕平の総監修のもと、完全オリジナルの「ヒロアカ」が描かれているとのこと。 堀越耕平は「漫画では描かれていないキャラの過去、映画ならではの派手なアクション等が盛りだくさん」とコメントを寄せており、原作・アニメどちらのファンからも喜びの声が上がっています。 それでは『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE〜2人の英雄(ヒーロー)〜』の最新情報と見どころをチェックしていきましょう！

総人口の約8割の人間が「個性」と呼ばれる超常能力に目覚めた世界。事故や災害、そして個性を悪用し人々を脅かすヴィラン(敵)に対し、ヒーローたちがそれぞれの個性を発揮し立ち向かうことで平和を維持していました。 中学生の緑谷出久は最強のヒーロー・オールマイトに憧れ、ヒーローの名門校・雄英高校入学を目指していたものの、超常能力を持っていない「無個性」の出久が合格するのは絶望的でした。 ある日、出久は幼馴染の爆豪勝己がヴィランに襲われている場面に遭遇し、命がけでヴィランに立ち向かいます。そんな出久の行動にヒーローの素質を感じたオールマイトは、自身の個性オール・フォー・ワンを出久に継承し、後継者として育てることを決意します。こうして出久はヒーローとしての道を歩み始めます......。

原作の『僕のヒーローアカデミア』は、2014年から堀越耕平が週刊少年ジャンプにて連載中の漫画です。2017年12月現在16巻まで発売中で、シリーズ累計は1200万部を突破。『ヒロアカ』の略称で多くの読者に愛されています。 個性を持たない平凡な少年・緑谷出久(みどりやいずく)がヒーローとして成長していくさまを描いた王道のバトル漫画で、ヒーローという題材とアメコミを感じさせる画風、秀逸なキャラクターデザインが人気を博し、今やジャンプの看板漫画の一翼を担っています。 さらに、ヒロアカの4コマコメディ版である『僕のヒーローアカデミア すまっしゅ！！』、本編には登場しないヒーローたちが活躍する『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』といったスピンオフが豊富なのも魅力です。一度ハマったらどっぷりとヒロアカワールドに浸ることができます。

劇場版は完全オリジナルストーリーが公開されると発表されました。気になるストーリーは「空白の夏」。アニメ第2期の最後を飾った「期末試験編」と第3期の「林間合宿編」の間に起こった出来事だそう。 期末試験を無事終えたデグは、オールマイトとともに巨大人口移動都市である「I・アイランド」に訪れました。そして無個性の少女、メリッサと出会います。 そんな中、思いがけずセキュリティが破壊され島中の人間が人質にとられる事件が発生！ヒーロー社会をも揺るがす事態に果たしてデグたちはどう立ち向かうのでしょうか。キーパーソンとなるのは、オールマイトらしい......？

出久は本作の主人公の少年。もともとはヒーローに憧れながらも超常能力を持たない無個性な少年でしたが、最強のヒーロー・オールマイトに見いだされ、オールマイトから個性ワン・フォー・オールを継承しました。 緑谷出久役を演じるのはアニメ版と同じく山下大輝。『弱虫ペダル』の小野田坂道役など少年役を得意とする声優です。映画化決定にあたって「劇場版でも、さらに向こうへ！プルスウルトラァァァァァ！！」と喜びのコメントを寄せています。

勝己は出久の幼馴染でありライバルの少年。個性の爆破と持ち前の運動能力で戦闘において圧倒的な力を発揮します。アニメ2期の最終回は勝己を中心としたエピソードであったほど重要なキャラクターです。 勝己役は声優アワードを二度受賞している実力派の岡本信彦です。「とある」シリーズのアクセラレータ役など狂気に満ちた演技もこなす岡本信彦が演じる勝己は、アニメ版でも抜群の存在感を放っていました。キャストコメントでは「セリフが欲しい」とのことで、ヒロアカファンとしても登場シーンが増えてほしいです。

お茶子は出久たちのクラスメイトで、触ったもの無重力化する個性の持ち主です。物語が進むにつれて出久を意識するようになり、ヒロインとしても活躍していきます。 お茶子役はアイドル的な人気を誇る佐倉綾音が担当しています。『ご注文はうさぎですか？』のココア役、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』の一色いろは役など人気キャラを数多く演じた声優で、お茶子役でも原作以上にヒロイン力を発揮していました。

メリッサ・シールドとは「無個性」の少女。個性のない自分を恥じるものの、父であるデヴィッドに近づけるよう日々努力し続ける頑張り屋さんです。I・アイランドでデグと出会います。 声優を務める志田未来は、『14才の母』で主演を飾り一躍有名となった女優です。2017年には約7年ぶりにドラマ『ウツボカズラの夢』で主役を演じています。また、『借りぐらしのアリエッティ』や『風立ちぬ』に参加するなど声優としての活躍も見受けられます。 そんな彼女は、ファンの人達のためにも精一杯頑張りたいと語っています。楽しみですね！

デヴィット・シールドは、世界的に有名な科学者としてヒーロー達のサポートアイテムの開発を日々行っているエリートです。また彼はメリッサの父親であり、若い頃のオールマイトとともに海外で活躍していました。 声優を務めるのは生瀬勝久です。日本の俳優として有名なのではないでしょうか。特に『ごくせん』や『トリック』で彼の存在を知った人が多いのではないかと思います。 生瀬勝久は、志田未来との久々の共演を大変快く感じているそう。彼の声優としての活躍に期待しましょう！

本作のオリジナルキャラクターとして、ヴィランのウォルフォラムが登場します。ヴィランはヒーロー社会を潰そうとやってくるそうです。

声優を務めるのは小山力也。彼は数多の作品に出演してきた経歴を持っていますが、特に「名探偵コナン」シリーズの毛利小五郎役で有名なのではないでしょうか。 小山力也演じるヴィランの悪役っぷりが楽しみです！

メインビジュアルがついに公開されました。 オリジナルキャラクターの「無個性」であるメリッサや、オールマイトの旧友、デヴィットの姿を見ることができますが、なによりデグの右腕に注目してみると何やら謎のアイテムが......。このアイテムとは一体？ 公開で明かされる数々の事実。物語が一体どのように展開されていくのか楽しみですね。

菅田将暉が主題歌を担当することが判明！そして、アニメ「ヒロアカ」2期のオープニングテーマ制作に関わった秋田ひろむが作詞、作曲を担当し、ニューシングル『ロングホープ・フィリア』が誕生しました。 ニューシングルについて菅田は、自分自身が歌うことによって勇気付けられる、強さと希望に溢れた曲に仕上がってるとコメントしました。また、彼自身「ヒロアカ」のファンだったそうで、かなり気合が入った曲になるのではないかと思われます。 また、現在放送中である第3期アニメの後半エンディングテーマにもこの曲が使用されます。劇場版公開前に主題歌をチェックしてみてくださいね。

劇場版『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE』の公開日は2018年8月3日。アニメ化を手掛けたアニメ制作会社ボンズと、メインスタッフがそのまま劇場版制作に参加しています。 また映画公開の入場者特典として、原作者、堀越耕平の書き下ろコミックスが100万人に配布されます。コミックスには書き下ろし漫画だけでなく、尾田栄一郎との対談やキャラ資料も掲載されるそう！これは行くっきゃない！？ 年々とんでもないクオリティになってきているアニメ「ヒロアカ」ですが、本作にもファンを満足させる大迫力のヒーローバトルを期待したいところです。まだまだ情報が少ない劇場版「ヒロアカ」、公式Twitterなどの最新情報も要チェックです！