2018年2月24日更新

映画製作の楽しさを描いた『映画大好きポンポさん』を映画好きは読むべきだ【祝アニメ化】

『映画大好きポンポさん』は映画作りを描いた作品です。簡素ながらも非常に濃い内容で、映画好きにこそぜひとも読んでもらいたい本作の魅力を徹底解説!

『映画大好きポンポさん』は映画好きこそ読むべき作品!

『映画大好きポンポさん』は「pixiv」にて2017年4月に掲載された人間プラモ作のオリジナルの漫画です。SNSで噂が広まり、50万を超えるビュー数を稼ぎ出しました。同年8月には単行本も発売され、さらにはアニメ化企画も進行中であると明らかになっています。 本作の内容はいたって簡素で、「映画製作の楽しさ」を描いたもの。その内容は映画好きならグッとくること間違いなし! 本記事ではツイッターにあふれているポンポさん愛溢れるツイートと共に、『映画大好きポンポさん』の魅力を大解剖。あなたも「ポンポさん」の世界に引き摺り込まれてしまうかも。

漫画『映画大好きポンポさん』のあらすじ

少女のような外見ながらも、天才的な才能を持つ映画プロデューサーのポンポさんのもとで、映画オタクのアシスタントのジーンは映画製作のあれこれを学んでいました。 そんなある日、ジーンに最大のチャンスが巡ってくるのです。ポンポさんが脚本を手がけた映画の監督をポンポさん直々に指名されます。 自信を持てないジーンですが、プレッシャーや不安と闘いながら映画を撮るのでした。 おおまかな流れは上記の通りですが、本作が焦点を当てているのはあくまで「映画製作」における過程で、創造することの楽しさを読者へと伝えてくれます。

魅力①作ることは面白いんだ!創作へ向ける想いの原点

『映画大好きポンポさん』がもっとも読者に伝えたいこととは、創作に対しての「楽しさ」や「情熱」といった非常に単純な想い。 映画のみならず、何かを製作する場合、予算はもちろんのこと、利権や売上などさまざまな要素が絡み合います。そういった柵から抜け出し、純粋に製作にかける想いを描いているのです。 真っ直ぐな想いは読者に共感を呼び、本作の伝えたい創作することの「楽しさ」を伝えてきます。 複雑に考える必要はありません。「楽しそう」と感じれば、あなたにも創作に対する情熱がまだ残っています。もしくは本作がそういった想いを思い出させてくれるかもしれません。twitterでも見終わった後に創作意欲を掻き立てられた、というツイートがたくさん投稿されていました。

魅力②テンポが良くてサクサク読める!

また、本作の魅力としてあげられる2つ目の点は物語の「テンポの良さ」。先述の通り、創作の楽しさを伝えることのみに特化した作品なので、回り道や余計な導入がありません。 しかし、しっかりと要点を押さえているので、作者の主張がひしひしと伝わってくるのです。そのため、そのようなメッセージを読み取りながらも、サクサクと読み進めることができます。 また、pixivに投稿されている他の一般的な作品から見れば、長編といわざるを得ませんが、一般的な漫画作品としては非常に短い作品です。 短いながらも、漫画という世界で、自身の主張をしっかりと伝えてくる作者の表現力は確かなものがあると言えるでしょう。

魅力③物作りをする全ての人の心に響く名言の数々

ただ単純に面白い作品であったならばここまで話題にならなかったでしょう。各人、心に響く何かがあったからこそ話題の作品となったのです。 その響くものはまさに、本作の名言に凝縮されていると言っても過言ではありません。そのうちの1つを紹介します。 ポンポさんが作る映画はB級映画を意識して作るものが多いのですが、そのことをジーンに尋ねられた際にポンポさんは次のように答えました。 「泣かせ映画で感動させるより おバカ映画で感動させる方がかっこいいでしょ?」 これこそがポンポさんの映画に対する美学で、彼女が映画製作を楽しんでいる点なのです。この他、いくつもの心に響く言葉が描かれいるので、ぜひ自分の目で確認してください!

魅力④個性的なキャラクターたちが愛おしい

本作は短いながらも、しっかりとキャラクターたちの魅力が描かれています。 ポンポさんやジーンの映画にかける情熱、俳優たちの演技に向ける想いなど各人の抱く想いがしっかりと描かれているのです。 そのため、シンプルな内容ながらもキャラクター1人1人がしっかりと立っており、魅力的なキャラに仕上がっています。特にポンポさん、ジーン、女優のナタリーの映画に向ける並々ならぬ想いが伝わってきます。 さて、『映画大好きポンポさん』の魅力は伝わったでしょうか。映画好き、あるいは映画に携わる仕事をしている方は、本作を読むことで製作に対する想いを再確認してみてはいかがでしょうか?