2018年4月19日更新

映画『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』でメリオダスたちの新たな冒険が始まる!【主題歌・声優紹介】

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七つの大罪 天空の囚われ人
(C)鈴木央・講談社/「劇場版 七つの大罪」製作委員会

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アニメ『七つの大罪』が映画になってスケールアップ!

七つの大罪 天空の囚われ人
(C)鈴木央・講談社/「劇場版 七つの大罪」製作委員会

「七つの大罪」とはもともと、カトリック教会の教義の中で使われる用語のひとつ。人間に罪を犯させる強い欲望を表しています。 漫画『七つの大罪』は、それぞれに大罪の異名を持つ元王国騎士たちと、その仲間たちが織りなす冒険ファンタジー。2014年に全14話でアニメ化されてヒット、2016年にはスペシャル版「聖戦の予兆」全4話が放送され、さらに2018年からスタートした第2期「戒めの復活」も高い評価を受けています。 そしていよいよ劇場版の放映が決定しました。舞台はアニメ版と同じく、魔神や妖精、魔物に怪物など、人と人ではない者の生きる世界に境界がなかった中世ヨーロッパ。恋と友情、笑いとお色気、さらにはダイナミックな剣と魔法の戦いが入り乱れる、波乱万丈の冒険物語が格段にスケールアップして登場です。 この記事では、気になるあらすじや声優、主題歌に関する新情報を徹底紹介していきます。

映画『七つの大罪』は原作者による完全オリジナルストーリー!【魔獣復活を阻止せよ】

劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人
(C)鈴木央・講談社/「劇場版 七つの大罪」製作委員会

今回、劇場版として制作されるのは、漫画版には存在しないオリジナルストーリーです。もっとも、原案は原作者の鈴木央が担当していますから、正統な「外伝」的位置付けと言えるでしょう。 かつて王国を守る聖騎士として敬われながら、反逆者として追われる身となった7人の大罪人たち。再び危機に見舞われた王国を救うために彼らは再結集し、激闘の末に平穏な日々を取り戻しました。『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』は、それから少し経った頃の物語です。 ひょんなことから天空の世界に飛ばされてしまったメリオダスたちが、3000年もの間封印され続けてきた凶暴な魔獣の復活を狙う、凶悪で強力な魔神族の騎士団に立ち向かいます。

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メリオダスもエリザベスも、ホークも大活躍!【声優陣は安定メンバー】

『七つの大罪』の物語はヒロイン、エリザベス・リオネス姫が、団長であるメリオダスとその相棒ホークと出会うところから始まります。彼らは旅を続ける中でほかの七つの大罪たちと出会い、困難と立ち向かいながら絆を深めていきます。 ここで、映画版『七つの大罪』で冒険することになる個性的な仲間たちと豪華声優メンバーをご紹介します!

強すぎるセクハラ大魔王、メリオダス(声:梶祐樹)

通称、ドラゴン・シン(憤怒の罪)。「七つの大罪」の団長で、驚異的な魔力を持つ魔族です。少年のような姿をしていますが、実は対エリゼベス専用セクハラ大魔王。それもまた、彼女のことを愛しているからこそ、なのでしょうか。 キャストは、『進撃の巨人』でエレン・イェーガーを演じた梶裕貴。メリオダスとは対照的にハードボイルドなキャラクターですが、どちらもちょっとワケアリ。梶は難しい役を巧みに演じています。

信念の強い王女さま、エリザベス(声:雨宮天)

本作のヒロインで、リオネス王国の王女。穏やかで慈愛に満ちている一方で、強い信念の持ち主でもあります。メリオダスを信奉し愛しているから、セクハラを受けても大丈夫。 エリザベス=雨宮天とはまさにぴったりのキャスティングでしょう。『アルドノア・ゼロ』のアセイラム姫以来の、おっとりしているようで実はそうとう押しの強いプリンセス役が似合います。

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実は恋する乙女、ディアンヌ(声:悠木碧)

サーベント・シン(嫉妬の罪)を背負う、巨人族の美少女。強靭な身体能力駆使して戦う生粋の戦士です。その反面、想いを寄せているキングに対しては、とてもピュアな恋する乙女でもあります。 声は、悠木碧が担当。『魔法少女まどか☆マギカ』の鹿目まどかや『戦姫絶唱シンフォギア』立花響など、元気で一途な戦う乙女を演じさせたらさすが、ピカイチですね。

不老不死の男、バン(声:鈴木達央)

フォックス・シン(強欲の罪)を背負っていますが、もともとは人間。妖精王の森にあった「生命の泉」の水を飲んだため、不老不死となりました。素行不良で態度はぶっきらぼうですが、友情や恋に篤い一面を持ち合わせています。 演じているのは、数多くの作品で活躍している鈴木達央。2017年には、ハリウッド版の戦隊ヒーロー映画『パワーレンジャー』の吹替えを担当しました。そこで演じたザック/ブラックレンジャーも実は、ぶっきらぼうでアウトローチックなのに本音では優しいというキャラクター。ちょっとバンに通じるところがありそうですね。

元妖精界の王様、キング(声:福山潤)

その名のとおりかつては妖精族の王様でした。背負っているのは、グリズリー・シン(怠惰の罪)。強力な魔法を使いこなし、単純な戦闘力ではメリオダスを凌ぐとも言われています。ディアンヌにぞっこん。 キャストは、まさか!の殺センセー(『暗殺教室』)、福山潤。そういえばアニメ『ぬらりひょんの孫』でも、人と妖怪のふたつの顔を持つ主人公を見事に演じ分けていましたが、もしかしてそういう二面性キャラクターが、お得意なのかもしれません。

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正体は人形だった!?ゴウセル(声:高木裕平)

意思を持った人形で、相手の心や記憶を操る魔法が得意。ゴート・シン(色欲の罪)を背負っています。男女の区別がつかない中性的な顔立ちの持ち主で、本質的にはKY(空気が読めない)なタイプ。 もとが人形だけに、無表情でつかみどころが難しい役柄に挑戦したのは、「劇団昴」所属の俳優でもある高木裕平です。

セクシー魔術師、マーリン(声:坂本真綾)

世界一の女性魔術師ですが、おそらくは露出度でも色気でも世界一でしょう。背負っているのは、ボア・シン(暴食の罪)。「無限(インフィニティ)」という持続性の魔力の持ち主です。 声を演じたのは、坂本真綾。「物語」シリーズの忍野忍や『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のルナマリア・ホークなど、年齢もタイプも全く違うのに揃って不思議なフェロモンを漂わせている印象があります。とはいえ、マーリンはその中でもトップクラスのお色気を発散していることは確かでしょう。

元人間とは思えない強さ、エスカノール(声:杉田智和)

通り名はライオン・シン(傲慢の罪)。もともと人間ですが、あらゆるものを無条件に焼き尽くす「太陽(サンシャイン)」という人間離れした強力な魔法を使います。1日を通して外見が大きく変化する、特異体質の持ち主でもあります。 声を担当した杉田智和は、アニメ版『銀魂』で、ぶっ飛んだ主人公・坂田銀時を熱演していました。おおむねコミカルなのにいざという時は男気爆発!といったあたりは、エレオノールとシンクロするものがありそうです。

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超キュートな豚さん、ホーク(声:久野美咲)

豚。好きなのは残飯。けれどきわめて高い知性の持ち主で、人間の言葉を話すことができます。独特の傲慢感と裏付けのない自信で周囲を翻弄しますが、決して憎まれたり疎まれたりしないマスコットもしくは狂言回し的存在です。 美少女と豚という大幅な違いこそあれど常に上から目線なところは、声を担当した久野美咲がかつて熱演した『世界征服~謀略のズビズダー~』のヒロイン、ヴィニエイラ様を彷彿とさせるような気も。ちなみに久野、最新作『ひそねとまそたん』では、素直で真面目なヒロインを好演しています。

予告編でも十分強い......。最恐の敵「黒の六騎士」リーダー「ベルリオン」。

「七つの大罪」シリーズのみどころのひとつが、強力な敵キャラの存在です。『天空の囚われ人』に登場するのは、魔神族の集団「黒の六騎士」。天空の世界「天空宮」に幽閉された凶悪な魔獣を解き放つために、そこに暮らす天翼人たちを襲います。 そのリーダーが、ベルリオンです。そもそも魔神族は人外の力を持つモンスター揃いですが、ベルリオンはその中でも突出した強さを誇っています。一説によればその強さは、テレビシリーズ第2期でメリオダスたちを圧倒している「十戒」に次ぐレベルだとか。

声を担当したのは森川智之。戦国武将の真田幸村や織田信長役など、厚みのある声色には独特のカリスマ性が漂っています。悪魔的な魅力を持つベルリオンに、ぴったりのキャスティングでしょう。 大スクリーンで展開されるメリオダスとの死闘は、予告編からすでに迫力たっぷり。その決着の行方は、もちろん予測不可能です。

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ゲスト声優は「よゐこ」

お笑い芸人のよゐこがゲスト声優として登場! 役柄は天空の世界で暮らしている天翼人です。本作の応援隊長としてぜひ活躍して欲しいですね!

メリオダスとエリザベスにそっくりの少年、少女の正体は?

ベルリオンと同じく、劇場版オリジナルキャラクターとして天翼人の少年と少女が登場。気になるのはふたりがそれぞれ、メリオダスとエリザベスに似通っているところ。 なにしろメリオダスは、少年ソラーダと間違えられて囚われてしまうほど似ています。少女エルラッテが、ソラーダのことを想い続けていることも、メリオダスとエリザベスの関係にシンクロしています。 この2組の恋の行方もまた、本作の見どころのひとつと言えるでしょう。

ソラーダ(声:代永翼)

魔神族の侵攻を阻止するために活躍する天翼人の少年。声は、高めの声色で少年役を得意とする代永翼が担当。

エルラッテ(声:戸松遥)

ソラーダのことを想い待つ天翼人の少女。『ソードアート・オンライン』のアスナ役など、勝気でおてんばな役も得意な、戸松遥が演じています。

主題歌に乃木坂46が大抜擢!

本作の主題歌を乃木坂46が担当する事が明らかになりました。曲名は「空扉(そらとびら)」。この楽曲は秋元康が詞を書き下ろしています。 8月に『七つの大罪』の舞台を控える梅澤美波は、楽曲について、夏らしい非常に爽やかな曲だと言っています。ぜひ上の動画で視聴してみてください。

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腕利き製作陣が大集結!アニメ版+αの面白さに乞うご期待

七つの大罪
(C)鈴木央/講談社 「劇場版 七つの大罪」製作委員会

劇場版制作にあたって総監督を務めるのは、超ベテランの阿部記之。数多くのアニメ制作に携わり、劇場版に関しても『幽☆遊☆白書』や『BLEACH』などの名作を素材に、オリジナル作品でヒットを飛ばしてきました。 脚本も、テレビアニメ『暗殺教室』や『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』の2作で高い評価を受けている上江洲誠が担当。テレビ版『七つの大罪』とはまた違ったアプローチで、物語を盛り上げてくれそうです。 ちなみにアニメーション制作は、テレビアニメに引き続きA-1 Pictures。制作体制はまさに鉄壁の布陣、と言えるのではないでしょうか。

『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』公開日は近い!前売り特典のお得感や2.5次元版も見逃すな!

七つの大罪 天空の囚われ人
(C)鈴木央・講談社/「劇場版 七つの大罪」製作委員会

原作者の鈴木央によると、原作を読んでいると「ハッとする名前」が映画の中で登場するのだとか。知らなくても楽しめる、けれど知っていればもっと楽しめるかも。やはり原作で予習は必須なのかもしれません。 すでに観る気満々、という人にオススメなのが、特典付きの前売り券。第1弾の「原作者描き下ろしキービジュアルA4クリアファイル」に続いて、第2弾の「七つの大罪ワールドステッカー」も登場。こちらは全国限定1万枚という、レアバージョンです。 そしてもうひとつ、映画公開を記念したトピックスが。なんと2.5次元版の上演が決定しました。『七つの大罪 The STAGE』と題して、2018年8月に東京天王洲と大阪梅田の劇場で舞台化されます。 ますます広がる『七つの大罪』ワールドから文字どおり、「目が離せない夏」がやってきそうです。