©️2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会/ COMME DES CINEMAS

【一番叩かれたのは誰か?】カンヌで起きた拍手の時間を比べてみた

2018年5月17日更新

連日映画界を賑わせているカンヌ映画祭。パルム・ドールや人気監督の新作映画の評価など、気になるポイントは多々ありますが、お約束のように報じられる「スタンディングオベーションが○分起きました」というニュース……、気になったことはありませんか?

降り注ぐ万雷の喝采!スタンディングオベーションの時間をまとめてみた

連日話題のカンヌ映画祭。 その雰囲気は、上記のPVを見ていただくと理解が深まるのではないでしょうか。世界三大映画祭と知られており、非常に由緒ある映画祭です。 さて、この映画祭のニュースになるとお約束のように登場するフレーズがあります。 それは「○○分間のスタンディングオベーションがおきました!」というもの(念のため補足しておくと、スタンディングオベーションとは席を立って拍手するというアクションで、感動を示す行為です)。 カンヌの勝負といえばもちろんパルム・ドールですが、今回はこのスタンディングオベーションの時間を比較してみました(主に日本勢中心です)。

『未来のミライ』/6分

まず、日本勢で最短だったのが細田守監督の新作『未来のミライ』の6分です(ただし、これが長いのか短いのかは判断が難しい所ですね)。今回の3作品の中では最短ですが、伝統あるカンヌで6分間の拍手を起こしたのは大健闘と言えるでしょう。

『万引き家族』/9分

次に、日本勢で2番目に長かったのは是枝監督の『万引き家族』の9分。なお本作は、拍手の時間自体は日本勢でも2番手となっていますが、作品の評価自体は、中間発表時点だと全作品の中でも1位に輝いていた注目作です。

『寝ても覚めても』/10分

さて、日本勢で今回1位に輝いたのは、東出昌大主演、濱口竜介監督の『寝ても覚めても』の10分です(一説によると10分以上とも)。是枝・細田両監督に比べると、濱口監督は国内での知名度は一歩劣るかもしれませんが、これから更なる飛躍を遂げそうな有望株。チェックしておいて損はないでしょう!

迂闊にメディアを信じるな!

『BlacKkKlansman』/ 8分~10分

さて、拍手の時間をランキングしてみましたが、皆さん、迂闊にメディアを信じてはいけません。 というのも、一部海外メディアでは、スパイク・リーの新作映画『BlacKkKlansman(原題)』のスタンディングオベーションが「8分〜10分」と極めて曖昧な報じられ方をしているからです。 とは言え、日本勢がスパイク・リーに負けず劣らずの喝采を浴びたのは間違いないことのよう。 パルム・ドールの発表が待ち遠しいですね!