2024年2月28日更新

ドラマ「チアダン」最終回ネタバレ・全話あらすじ!結末で優勝することはできる?

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『チア☆ダン』 チアダン チア・ダン
(C)TBS

2017年に実話を元に映画化された「チアダン」。主演を広瀬すずが務め、話題となった作品が今度はドラマに。土屋太鳳が主演、内容も映画版から時や舞台を変え、新しいものとなっています。この記事ではドラマ「チアダン」のネタバレあらすじを解説します! ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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第1話のあらすじ・ネタバレ

わかばと汐里の出会い!福井西高校にチアダンス部が新設される!?

2009年。藤谷わかば(土屋太鳳)と姉のあおい(新木優子)は、全米大会に出場している福井中央高校のチアダンス部・JETSの姿を見つめていました。JETSの優勝を見届けたわかばは、「JETSに入って一緒に踊りたい」という夢を抱きます。 しかし、わかばの夢を叶えたのはあおいでした。あおいはJETSに入部し、大会3連覇を果たしたのです。一方のわかばは受験に失敗したため、憧れの福井中央高校ではなくチアダンス部のない福井西高校に入学しました。 ある日、福井西高校に新しい教師・漆戸太郎(オダギリジョー)と転校生の桐生汐里(石井杏奈)がやってきました。汐里はわかばに突然、「チアダンスをやろう」と話しかけます。 翌日、わかばが中庭に行くと、汐里が何人かの生徒たちにチアダンスを教えていました。チアダンスにはポン・ヒップホップ・ジャズ・ラインダンスという4つの要素がある、と説明する汐里。しかし汐里の教え方が厳しかったため、生徒たちは嫌気がさして帰ってしまいました。 その後、汐里はわかばを連れて校長室に行き、チアダンス部の活動許可を求めます。汐里の「全米制覇を目指す」という言葉を聞いた校長の蒲生駒子(阿川佐和子)は笑顔を見せました。しかし、教頭の桜沢伸介(木下ほうか)からは冷たい反応。 そして蒲生校長は漆戸のところに行き、チアダンス部の顧問になってほしいと頼みます。 新しい部活を作るには最低でも8人の部員が必要。わかばと汐里は部員募集のチラシを作成し、校内中に貼りました。 翌日、新メンバーが4人集まりました。しかし汐里の熱血指導のせいで、わかば以外のメンバーは全員帰ってしまいます。 その日の午後、姉のあおいが上京することになりました。応援の気持ちを伝えるため、わかばは汐里と一緒にあおいの前でダンスを披露します。ダンスに使ったのは、JETSが大切にしている曲でした。楽しそうに踊る2人の姿を、街行く人や同じ学校の生徒たちが見つめています。 わかばの気持ちを受け取ったあおいは感謝を伝え、笑顔で東京に向かいました。 気付くとわかばたちの周りには人だかりが。そこに警官がやってきて、「こんなところで何やってるんだ」と注意し始めます。すると漆戸が現れ、「すぐ撤収させます、私は彼女たちの顧問です」と警官に話しました。それを聞いたわかばと汐里は「先生が顧問してくれるって」と、大喜びするのでした。

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第2話のあらすじ・ネタバレ

チアダンス部の設立まで後2人!チームに加入するのは......

わかばと汐里は、栗原渚(朝比奈彩)・榎木妙子(大友花恋)・橘穂香(箭内夢菜)・蓮実琴(志田彩良)の4人を引き連れて職員室に行きました。チアダンス部の設立をお願いする6人でしたが、教頭の桜沢伸介(木下ほうか)は乗り気ではありません。 結局、2週間以内にメンバーを後2人増やさなければ活動を認めてもらえないことに。 ある日、わかばと汐里は路上でヒップホップの練習をしている柴田茉希(山本舞香)のもとを訪れます。茉希はわかばたちと同い年で、不登校の生徒。 チアダンス部への勧誘をすると、「人に合わせて踊るとか大嫌い」と言われました。そんな茉希に対し、「あなたが変わる必要なんてない、あなたらしく踊ればいい」と話す汐里。 翌日、盛り上がっている汐里たちに学級委員長の桜沢麻子(佐久間由衣)が嫌味を言いました。わかばは麻子の後を追いかけ、「委員長の好きなことは何?」と聞きます。教頭の娘である汐里は、「やりたいことはあるけど父が許さない」と答えました。 わかばが去った後、汐里はスマホを出して動画を見始めます。それはダンスを踊っているアイドルたちの映像でした。 そして、わかばたちのチーム名が、Rocketsに決まります。その後、顧問の漆戸が校長にかけあい、終業式の後に全校生徒の前で踊りを披露できることになりました。大喜びで練習に励むRocketsのメンバーたち。 終業式の日。壇上で踊るRocketsの姿を、茉希は後ろの方でじっと見つめていました。そして踊りが終わると茉希は壇上に近づき、入部する意思を示します。 しかしまだ部活を設立するには1人足りません。教頭が終業式を終わらせようとしたその瞬間、麻子が立ち上がりました。「私が8人目になります」と宣言する麻子。必死で止めようとする教頭に対し、麻子は「チアダンスがやりたい、今しかないんや」と話しました。 すると生徒たちがクスクス笑い始めます。「委員長がチアダンスやって、似合わねー」と馬鹿にする生徒もいました。わかばはそんな生徒たちに向かって、「笑わんといてくれるか、人がやりたいことを笑うな」と大声で叫びます。 茉希と麻子が加入したことでメンバーが8人になり、無事にチアダンス部が設立されることになりました。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

福井大会への出場が決まったRockets! はたして当日は上手くいくのか!?

夏休み。メンバーが集まり、ようやくチアダンス部・Rocketsが活動を始めます。練習場所は、今までマーチングバンド部が使っていた部室で、まるで使えない状態。そこで皆は片付けから始めるのでした。 汐里の提案で、Rocketsはチアダンスの福井大会に出場することになりました。さっそく汐里は大会用の振り付けを考えます。しかし、塾や補習などでメンバーがなかなか揃わず、汐里の不満が爆発。 そんな中、漆戸が部室にやってきて、ライバルチームのJETSが実践している夢ノートについて説明します。これは、大きな夢を達成するために、まずは小さな夢から叶えていくというものでした。 漆戸の話を聞いた汐里は、「JETSのパクリかよ」と言い、メンバーたちもあまり乗り気ではなく、夢ノートは棚にしまわれてしまうのでした。 メンバーたちは練習を始めますが、汐里の厳しい練習についていけないとメンバーたちも不満をぶちまけチームは険悪な雰囲気に。そんな中大声をだしたわかばは「お腹すいた」と一言。 メンバー皆で訪れた妙子の実家のお店で、麻子が「わかばに部長をやってもらいたい」と言い出しました。他のメンバーも麻子の意見に賛成します。わかばは、「全力でやろう!」と言って、チームの士気を上げるのでした。 大会当日。大歓声の中登場したJETSは、レベルの高い演技を披露して会場を盛り上げます。 ついにRocketsの番になりました。ガチガチに緊張しているメンバーたちは、何度もミスを繰り返してしまいます。振り付けを間違えたり、メンバー同士でぶつかったり......。観客席からは笑い声が聞こえてきました。 落ち込むメンバーたちは、「もう辞めよう」と口々に言い出します。 そんな姿を見ていた漆戸は、「最初から上手くいくと思っていたのか?」と言い、メンバー全員に個別のアドバイスをします。「失敗してもいい、逃げずに乗り越えていけばいい」と励ます漆戸。 その後、家に帰ったわかばでしたが、夕食中に思いが溢れ、全力疾走して部室に向かいます。そこで夢ノートを書き始めました。そこに他のメンバーもやってきます。 小さな目標から書き出していくわかばたち。惨めな思いをしたまま引き下がれないため、Rocketsのメンバーはチアダンスを続ける決意を固めるのでした。

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第4話のあらすじ・ネタバレ

商店街でダンスを披露することになったRockets!しかし茉希が練習に来なくなり……

2学期。福井大会で散々な結果を出したRocketsの写真が、廊下の壁に貼られています。これは全て、チアダンス部のことを良く思っていないチアリーダー部の仕業でした。 ある日、蒲生校長は漆戸に、JETSの練習を見に行ってみたらどうかと提案します。その話を漆戸から聞いたRocketsのメンバーたちは大喜びで賛成しました。 後日、JETSの練習場所を訪れたRocketsのメンバーたち。しばらくの間、練習を見学させてもらえることになりました。わかばたちは、JETSの意識の高さや、ハイレベルな練習内容に圧倒されます。 翌日、Rocketsに出演依頼が舞い込んできました。その話の福西商店街のお祭りでダンスを披露してほしいとのこと。 ダンスの練習をするメンバーたち。すると、渚と茉希が喧嘩を始めてしまいました。怒った茉希は練習を中断し、その場を去ります。 その頃、チアリーダー部の1年生・麻生芙美(伊原六花)は、先輩の稲森望(堀田真由)に「もう来なくていい」と言われ泣いていました。 落ち込んでいる芙美の前に、わかばが現れます。芙美はわかばに、ブルーハーツの曲を聞かせました。他界した父親との思い出の曲だと語る芙美。 ある日の夜、路上で踊っている茉希のところに汐里がやってきました。「人に合わせるのが苦手」と過去の話を交えながら打ち明ける茉希に、汐里は「茉希は自分のペースでやったらいい」と励まします。 翌日から、茉希は再びチアダンスの練習に参加するようになりました。 商店街のお祭り当日。Rocketsはブルーハーツの曲に合わせてダンスを披露しました。それを見ていた芙美は感動し、目に涙を浮かべます。観客たちも盛り上がり、お祭りは大成功に終わりました。 すると、わかばたちのところに芙美がやってきます。「Rocketsに入りたい」と頭を下げる芙美。さらに、芙美と一緒にいたカンナ(足立佳奈)も入部を希望しました。これでRocketsのメンバーは10人に。 翌日、わかばたちが部室に行くと、壁やロケットの旗が何者かに荒らされていました。

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第5話のあらすじ・ネタバレ

Rocketsの邪魔ばかりするチアリーダー部!学園祭は上手くいくのか!?

チアリーダー部のメンバーに部室を荒らされたRockets。汐里と茉希は怒りを抑えきれず、本人たちに文句を言いに行こうとします。しかしわかばに止められ、仕方なく他のメンバーと一緒に部室の掃除を始めました。 学園祭の1週間前。くじ引きにより、Rocketsは15時から体育館でダンスを披露することになりました。チアリーダー部は同じ時間に、中庭で吹奏楽部とのコラボを披露します。 一方、漆戸はRocketsのコーチを探すため、東京にやってきました。何人かに会いに行き、頭を下げる漆戸。しかし誰もコーチを引き受けてくれません。 その頃、Rocketsのメンバーは芙美の心配をしていました。芙美は望たちのせいで階段から落ち、足首を怪我してしまったのです。それに対し、わかばはすぐにチアリーダー部のところへ。 チアリーダー部の部室に入ったわかばは、「やって良いことと悪いことがある、仲間を傷つけるのは許さない」と怒鳴ります。それを聞いた望は、「あんたも仲間を傷つけたやろ」とわかばを睨みました。 学園祭当日。雨が降っているため、中庭で行う予定だったチアリーダー部の公演は中止になります。わかばは落ち込んでいる望のところに行き、声をかけました。 しばらくして、わかばが全校生徒に向けた校内アナウンスをします。「体育館をチアリーダー部と吹奏楽部に譲る」と言い出すわかば。 15時になり、チアリーダー部と吹奏楽部の公演が始まりました。すると望が突然、Rocketsのメンバーを壇上に呼びます。わかばたちに謝罪をし、感謝を伝える望。 チアリーダー部とチアダンス部は無事に和解し、その後は笑顔で一緒にダンスをしました。 そんなある日、漆戸がわかばの姉・あおいを連れて部室にやってきます。新しいコーチだと紹介する漆戸。 その日の帰り道、歩いていた漆戸にバイクが突進し……。

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第6話のあらすじ・ネタバレ

顧問不在のチアダンス部!保護者たちが廃部を要求!?

バイクとの衝突事故を起こし、病院へ搬送された漆戸。知らせを聞いたRocketsのメンバーは、急いで病院に駆けつけました。心配しているわかばたちを安心させるため、漆戸はいつも以上に明るく振る舞います。 ある日、Rocketsは顧問が不在の中、自分たちだけで練習をしていました。すると穂香が着地に失敗し、足を捻挫してしまいます。穂香は汐里に付き添ってもらい、病院へ向かいました。 その後、わかばは漆戸のお見舞いに行きます。病院に到着したわかばは、漆戸の息子から漆戸の状態がかなり悪いことを知らされました。脊椎を損傷している漆戸は元の生活に戻れない可能性もあるようです。 翌日、穂香の父親が他のメンバーの両親も引き連れ、学校に乗り込んできました。そして、顧問が不在のチアダンス部を廃部にするよう要求します。校長と教頭は、とりあえずもう少し様子を見させてほしいとお願いしました。 一方、病院では漆戸が必死にリハビリに励んでいます。しかしまだ体を自由に動かすことは出来ませんでした。そんな漆戸の様子を、ドアの外からわかばと琴が見つめています。 ある日、漆戸の妻・今日子(松本若菜)がわかばに1冊のノートを手渡しました。チアダンスについての情報がぎっしり書き込まれているノートには、Rocketsに対する漆戸の愛が詰まっています。わかばは屋上でノートを読み、号泣するのでした。 その後、わかばはメンバーのもとへ行き、「先生はすぐには戻ってこれんと思う」と告げました。そして、漆戸が作った「日本一分かりやすいチアダン図解」を広げます。Rocketsのメンバーたちは漆戸の想いを受け取り、笑顔になりました。 しばらくして、Rocketsの保護者会が始まります。わかばたちは保護者が話し合っている間、部室で待機していました。するとそこに望がチアリーダー部のメンバーを連れてやってきます。「私たちをチアダンス部に入部させてください」と言い、頭を下げる望。こうしてチアダンス部はメンバーが20人になりました。 わかばたちは会議室に行き、「チアダンス部の活動をさせてください」とお願いします。穂香の父親が「顧問はどうするんだ」と尋ねると、教頭の桜沢が顧問代理を名乗り出ました。そして無事、チアダンス部の存続が決まります。 Rocketsのメンバーは漆戸が入院している病院に行き、部員が増えたことを元気に報告するのでした。

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第7話のあらすじ・ネタバレ

練習時間がとれなくなった妙子!一方の麻子は初めての恋に戸惑い……!?

1ヶ月後に開催される北信越チャレンジカップに向け、チアダンスの練習に明け暮れるRocketsのメンバーたち。わかばは、高校3年生になっていました。今度の大会にJETSは出場しないため、Rocketsは本気で優勝を狙います。 ある日、練習場所に顧問代理の桜沢がやってきました。「大事な時期だから、全員恋愛禁止です」と告げる桜沢。しかしほとんどのメンバーには彼氏がいます。 しばらくして、麻子が後輩の水嶋(遠藤健慎)からラブレターを受け取りました。恋愛経験のない麻子は戸惑い、走ってその場を立ち去ります。しかし、その日から麻子の頭の中は水嶋のことでいっぱいに。 一方の妙子は、ぎっくり腰になった父親のぶんまで必死にお店の手伝いをしています。そして徐々にチアダンスの練習には出れなくなっていきました。 ついに妙子が、「大会には出ない……お店、休めないんや」と言い出します。戸惑うRocketsのメンバーに、「みんななら絶対に勝てる」と言い残し、帰ってしまう妙子。 そこで、Rocketsのメンバーは、みんなで協力して妙子のお店を手伝うことにしました。これで妙子は練習時間を確保できるようになります。 大会当日。水嶋は横断幕を持って、麻子の応援にやってきました。麻子は水嶋のもとに駆け寄り、「私は器用な人間ではないから、恋も勉強も部活もなんて無理や」と話します。すると水嶋は、「大会と受験が終わるまで待ちます」と答えました。その言葉を聞いた麻子は笑顔でステージに向かいます。 ついにRocketsの番になりました。一糸乱れぬ、完璧なチアダンスを披露するわかばたち。 演技は無事に終了し、会場は割れんばかりの拍手と歓声に包まれます。そしてなんとRocketsは優勝したのでした。

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第8話のあらすじ・ネタバレ

汐里に暴行事件の容疑が……!?Rocketsは全員で大会に出られるのか?

2019年7月。Rocketsのメンバーは2ヶ月後に行われる関西予選大会に向けて練習を重ねていました。 わかばたち3年生にとっては進路を考えなければならない時期でもあり、休憩中は受験や就職の話で盛り上がります。しかしわかばの頭の中にはチアダンスのことしかなく、先のことは何も考えられない状態でした。 ある日、汐里は父親の光俊(津田寛治)に呼び出され、東京に向かいます。「転勤でアメリカに行くことになった……父さんと一緒に来ないか?」と話す光俊。それに対して汐里は、「離婚してからろくに連絡してこなかったくせに、急に父親面されても困る」と怒るのでした。 その帰り道、汐里は男性に絡まれている女子高生を見つけます。気になった汐里は後を追うことにしました。 翌日、校長室に呼び出された汐里。東京で起きた暴行事件に汐里が関わっている可能性がある、と警察から学校に連絡があったのです。汐里は「何もしてない」と答えますが、すぐに事件の噂が学校中に広まりました。 しばらくして汐里は部室に行き、「チアダンス部を辞める。そしてアメリカの大学に行ってチアダンスをやる」と言い出します。突然の報告に戸惑うわかばたち。 翌朝、登校してきた汐里をRocketsのメンバーが待ち構えていました。「汐里を疑ったまま別れるのは嫌や」というわかばの言葉を聞き、汐里は真実を語り始めます。 東京に行った日の帰り、汐里は複数の男に囲まれている女子高生を助けようとしました。その女子高生は、汐里が前に通っていた学校の後輩。すると一人の男が汐里の腕をつかみます。驚いた汐里が腕を振り払うと、その男はバランスを崩してフェンスにぶつかってしまいました。 「みんなに迷惑をかけるくらいなら自分なんか辞めた方がいい」と話す汐里に、「汐里が辞めた方が迷惑や」と笑顔で答えるわかば。 その後、教頭は汐里を連れて東京に行きました。そして、汐里の無実が証明されます。 ようやく全員での練習を再開できたRockets。ついに関西予選大会の日が訪れます。

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第9話のあらすじ・ネタバレ

靭帯を損傷してしまったわかば!全国大会に間に合うのか!?

全国大会への切符を手に入れたRockets。この快挙は地元の新聞でも取り上げられ、福井西高校はかつてない盛り上がりを見せていました。 そんなある日、ダンスの練習をしていたわかばは右脚に痛みを感じます。すぐに病院へ向かい、精密検査を受けるわかば。 検査の結果、わかばは膝の内側側副靱帯が損傷していると診断されました。そして医師からは全治1ヶ月だと告げられます。この時点で、全国大会まで後39日でした。 翌日、部室を訪れたわかばは、「全国大会には出んつもりや。私はみんなのサポートにまわる。」と宣言します。Rocketsのメンバーたちは必死に止めましたが、わかばの意志は変わりません。 チームを支えるため、雑用を引き受けることにしたわかば。しかしある日、汐里がわかばに「もう来なくていいよ」と言い出しました。茉希も、「こんなに支えてますって顔されても……正直うざい」と話します。わかばはショックを受けながらも「分かった」と答え、その場を去るのでした。 その日から、わかばはチアダンスの練習をやめ、放課後は友達と遊ぶようになりました。 後日、わかばは入院中の漆戸に会うため、病院にやってきます。すると漆戸は息子と一緒にチアダンスの練習をしていました。わかばは全く踊れていない漆戸のために、基本の振り付けを教えてあげます。 久しぶりにダンスを踊り、笑顔を取り戻したわかば。漆戸の「仲間を大事だと思うなら、本当の気持ちを伝えないとあかんやろ」という言葉を聞き、わかばは急いで学校に向かいます。 部室に着いたわかばは、「私はやっぱりRocketsで踊りたい!」とメンバーたちに伝えました。すると汐里は目に涙を浮かべながら、「そう言ってくれるのを待ってた」と言います。他のメンバーもみんな笑顔でした。 数日後、ついに漆戸が学校に戻ってきます。わかばの怪我も治り、全員での練習が始まりました。 そして、全国大会の当日になり……。

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第10話(最終回)のあらすじ・ネタバレ

ついに夢の舞台へ……!Rocketsは憧れのJETSを倒せるのか!?

全国大会の前日。Rocketsのメンバーと顧問の漆戸は東京にやってきました。現地で待っていたあおいと合流し、会場の下見をします。 広い会場を見渡し、徐々に緊張が高まってくるメンバーたち。するとわかばは「大会の空気に飲み込まれんように、こっちから飲み込んでやればいい」と言い、深呼吸を始めました。他のメンバーもわかばと同じように深呼吸をし、笑顔になります。 その日の夜、Rocketsは最後のミーティングをしました。メンバーたちは順番に自分の想いを語り合い、心を一つにします。 翌日、会場にはRocketsの家族や学校の先生たちが駆けつけていました。教頭の桜沢は、娘の麻子に向かって「ファイト」と叫びます。 しばらくして、大会が始まり、JETSの番になりました。わかばたちは完璧な演技をしているJETSを見て、少し不安になります。 すると漆戸がメンバーを集め、「ずっと夢見てきた場所に本当に来てもた。君らのダンスでみんなを笑顔にしてきてくれるか?」と言いました。大声で返事をするRocketsのメンバーたち。 ついにRocketsの番です。「どこまでも高く飛べ!ウィーアーRockets」と叫んだ後、みんなはステージに向かって走り出しました。 全力で最高のパフォーマンスを見せるわかばたち。演技が終わると、会場の観客たちは大歓声をあげます。 結果発表の時が来ました。優勝はJETS、そしてRocketsは2位です。これで、アメリカ行きの切符はJETSの手に渡りました。 肩を落とし、涙を流すRocketsのメンバーたち。それを見ていた漆戸は優しく声をかけ、みんなを励まします。 するとわかばが、「そっか、私……夢かなったかも。キラキラできた!最高に楽しかった」と言い出しました。そしてメンバー全員で笑い泣きします。 最後に漆戸は「そうやって、ずっとずっと笑っていてほしい。君たちは僕の奇跡だから」と言い、Rocketsのメンバーは福井に帰るのでした。