2018年最もクレイジーなコメディ映画?『Sorry To Bother You』が全米で狂い咲き
2018年最もクレイジーな映画?『Sorry To Bother You (原題)』
2018年最もクレイジーなコメディ映画。そう聞くとちょっとどんな映画なのか気になる、というのが映画好きの性なのではないでしょうか? かつてクエンティン・タランティーノ監督の名を知らしめたサンダンス映画祭で喝采を浴び、早くも話題となっているのが『Sorry To Bother You (原題)』という作品。同作は2018年7月6日よりアメリカの一部劇場で上映がスタートし、7月13日には全米での公開が始まる予定の映画ですが、早くも人気に火がつき始めているようです。 原題となっている言葉はセールスマンの常套句であり、「お忙しいところ申し訳ありません」といった意味があるのですが、今作は、まさにセールスマンのお話となっています。 ある黒人青年がコールセンターで働くことになり、たちまちそこでトップセールスマンになれはしたものの、どうにも自分が勤める会社の販売するものが"ヤバイ"ということに気づいてしまう……というストーリーをブラックなユーモアを交えて描くコメディ映画です。 米映画ニュースメディアColliderは今作のキャスト陣の豪華さを取り上げつつ、今年大注目の1本である、と報じています。
ヒップホップミュージシャンの監督・脚本デビュー作!キャストにも注目
Colliderが報じたところによると、今作は、ヒップホップミュージシャンとして知られるブーツ・ライリーが初めて脚本と監督を務めるデビュー作となっており、そのキャストの豪華さにも注目が集まっているようです。 まず、『ゲットアウト』やNetflixオリジナル映画の『デスノート』への出演で知られるラキース・スタンフィールドが主演。主人公の恋人役を『マイティ・ソー バトルロイヤル』のヴァルキリー役で知名度を上げたテッサ・トンプソンが演じます。その他、大人気ドラマ『ウォーキング・デッド』のグレン役で有名なスティーブン・ユァンも出演。 そして、今作『Sorry To Bother You (原題)』のクレイジーさを先陣を切って体現しているのが、『君の名前で僕を呼んで』で改めて脚光を浴びた俳優、アーミー・ハマーです。主人公の務める会社のトップの人間でありながらコカインと乱交にどっぷり浸かっているサイコパスな男を演じています。 これまで活躍してきた場がそれぞれ違うキャスト陣がどのように絡み合うのか、非常に興味深いですよね。 同作が今後日本で公開するかはまだ未定ですが、サンダンス映画祭や国内での高評価、注目度を考えると、時間の問題ではないかと予想できそうです。 「2018年最もクレイジーな映画」の来日に乞うご期待!