新敵・スクリーンスレイヴァーの驚くべき正体とは？【インクレディブル・ファミリー】

父・ボブに家庭を任せ、スーパーヒーローとして活躍する母・ヘレンの前に突然現れた「スクリーンスレイヴァー」という謎の敵。 スクリーンスレイヴァーは画面を通して人々を催眠状態にできる手強い相手で、ヘレンはヒーロー活動を支援するウィンストンとイヴリン兄妹の助けを受けながら立ち向かいます。 しかし、スクリーンスレイヴァーの正体を明かしていく途中でヘレンをはじめ、パー家にある危機が訪れることに......！今回はインクレディブルファミリーに立ちはだかる新敵の正体と、バトルの行方に迫ります。

スクリーンスレイヴァーが初めて存在を露わにしたのがモノレールの出発式。モノレールはスタートするや否や逆走し始め、制御できない状態に！頭脳明晰なイヴリンでさえ裏からプログラムを操作することができませんでしたが、ヘレンはギリギリのところでなんとか被害を食い止めることに成功します。 モノレールの逆走の理由は、運転手がスクリーンスレイヴァーによって催眠術をかけられたためでした。スクリーンスレイヴァーは画面(スクリーン)があるところであれば誰でも操れる非常に厄介な敵だったのです。

次にスクリーンスレイヴァーはヘリコプターの操縦画面から運転手を操り、政府の大使が乗っている別のヘリコプターを攻撃。すかさずヘレンが画面を壊し、大使たちを救いますが彼を捕まえることはできませんでした。

イヴリンが用意した位置情報機によって、ついにヘレンはスクリーンスレイヴァーの所在を突き止めます。しかし姿が見当たらず探していた際、突然襲われてしまいます。腕や足を攻撃されたヘレンは思うように動かない身体を引きずりながらもなんとか追い詰めることに成功。 そして、マスクを剝ぎ正体を突き止めますが、一見普通の青年のよう。しかも彼は何が起こったか分かっていない様子。警察によってスクリーンスレイヴァーは逮捕され、一件落着したかのように見えましたが......。

ヘレンの活躍によってヒーロー活動を禁止する法律が改訂されることとなり、ウィンストンはそれを祝う船上パーティーを開催。そんな中ヘレンは、スクリーンスレイヴァーのアジトをスクリーンでもう一度観察。 彼女はプログラミングができ、頭の切れるスクリーンスレイヴァーがあっさり捕まるわけがないと、正体を疑っており、その旨をイヴリンに話します。 すると突然イヴリンは謎のゴーグルをヘレンに装着し、ヘレンは意識不明に。そして目が覚めた際に、捕まったスクリーンスレイヴァーの正体はピザの配達員で、ゴーグルの画面を通して自分が操っていたと明かしたのです。 つまり、スクリーンスレイヴァーの真の黒幕はイヴリンでした。イヴリンには、両親が強盗に襲われた際にヒーローを信じすぎた結果、逃げることもなく、また、ヒーローが助けることもなく(ヒーロー活動が法律で禁止されていたため)亡くなってしまったという過去が。そのため人々がヒーローに依存し過ぎるのを防ごうとしていたのです。

配達員と同じようにヘレンや他のヒーローもゴーグルを通して操られ、「ヘレンにピンチが起きたから来てほしい」と電話をしてきたイヴリンによって、ボブも船におびき寄せられます。一方、子供達がいる家には、操られたヒーローたちが。子供達はフロゾンによってなんとか逃げることに成功しますが、フロゾンもゴーグルを装着されてしまいます。 こうして子供たち以外のヒーローは全員イヴリンに操られてしまいますが、最強の能力が開花した末っ子・ジャックジャックやヴァイオレット、ダッシュによってボブ、ヘレン、フロゾンはゴーグルが外れ元に戻ります。 ヘレン以外のパー家とフロゾンは未だに操られているヒーローと戦いながら彼らのゴーグルを外していき、ヘレンはジェット機で脱出したイヴリンの元に飛び込みます。 ヘレンはジェット機からイヴリンを突き落としたのち助け、イヴリンは逮捕されます。こうしてパー家とスクリーンスレイヴァー改めイヴリンとのバトルが終結したのです。