2018年6月9日更新

『ミスターインクレディブル&インクレディブルファミリー』の魅力的なキャラクター一覧!

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『ミスター・インクレディブル』 ゼータ
© Disney/Pixar

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『ミスター・インクレディブル』の魅力的なキャラクターを紹介!

『ミスター・インクレディブル』は、2004年にディズニーピクサーが製作したフルCGアニメーション映画です。 この映画では、会社に適応できない主人公のボブがクビになるなどそれまでのディズニー映画では考えられない現代社会の厳しい局面が描かれています。その結果、多くの評論家に絶賛され、アカデミー長編アニメ映画賞など数々の賞を受賞する大成功に終わりました。 今回は、シリーズ1作目で登場した魅了的なキャラクターを一挙に紹介。記事の最後では、2018年に公開された『インクレディブル・ファミリー』の新キャラクターについても紹介します。

Mr. インクレディブル(ロバート・パー)

Mr.インクレディブル
©DISNEY / PIXAR

主人公ボブ・バーは、大柄ながら、気が優しく、正義感にあふれる3児のパパです。15年前までは、「Mr.インクレディブル」として怪力の持ち主でどんな衝撃にも耐えうる強靭な肉体で多くの人々を助けていました。 しかし、15年前、当時のアメリカでは自殺願望者まで救うスーパーヒーローに対して訴訟が相次ぎ、やむなく引退。その後は、保険会社で働くも利益重視の神経質な上司と折り合いが悪く、ストレスを抱えていました。 そんなサラリーマンとしてストレスフルな生活を送る彼を支えていたのは、かつての戦友フロゾンとひそかに続けていた人助けでした。

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イラスティガール(ヘレン・パー)

ボブの妻。かつてはボブと共に「イラスティガール」としてヒーロー活動に邁進するも、引退後は、社会に溶け込もうとまだヒーロー活動に未練があるボブを厳しく戒めます。子どもたちに対しても、人前で能力を出さないよう注意を払っています。 ヘレンの持つ特殊技能は、伸縮自在の手足と風船のように膨らませることができる柔軟な体です。ゴムのように伸びる手を使って子どもたちのケンカを諫めたり、敵のアジトへ侵入した際は遠くの敵を伸びる手でつかんで倒すなど、どんな場面でも頼りになるスーパー主婦です。 スーパーアクションをこなすヘレンですが、そこはやっぱり女性。自身のプロポーションが気になり、鏡越しにおしりの大きさをチェックする乙女な場面も。

ヴァイ(ヴァイオレット・パー)

パー一家の長女ヴァイオレットは、黒髪に大きな目でちょっと暗い感じの女の子です。引っ込み思案で、映画冒頭で、好きな男の子トニー声をかけようとするもできずに、弟のダッシュにからかわれ、姉弟げんかをする場面もあります。 控えめな性格とは反対に両親から受け継いだ特殊能力は目を見張るものがあり、一番の特徴は自らを透明にすることが出来る能力。これによりスパイ行動が可能になります。 さらに、バリアを張ることが出来る為、それを応用して宙に浮いたり、敵をバリア内に封じ込めて攻撃を塞いだりとかなりポテンシャルの高い能力を発揮することが出来ます。 ヒーロー活動で自信がつき終盤では、髪型をイメチェンして、明るくかわいい女子に変身していました。

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ダッシュ(ダッシェル・ロバート・パー)

パー家の長男・ダッシュは、少々やんちゃな性格の男の子です。姉のヴァイオレットを時折からかうような言動をとりますが、内心では大切に思っており、ヴァイオレットが敵に襲われた際には必死に彼女を助けようと奮闘しました。 ダッシュは超スピードで走ることができます。その速さはビデオカメラに捕らえらないほどで、水の上を走ることも。姉とは反対に、自分の能力を抑えなくてはならないことを不満に感じており、学校でも能力を使ったイタズラをやらかしては、その度に母のヘレンが呼び出されています。 物語の後半では、家族と共にスーパーヒーローとしてシンドロームと戦ったことで、自分の能力を制御できるようになります。街の陸上競技大会ではスピードを上手くコントロールし、あえて2位でゴールインしました。

ジャック=ジャック・パー

パー家の次男の赤ん坊。1歳、身長0.71cmと設定されています。パー家では、マスコット的存在で皆に愛されていますが、その特殊能力については終盤まで明かされず、普通の赤ちゃんとして描かれていました。 しかし、作品終盤、ジャック・ジャックはシンドロームに誘拐されます。そして、ジェット機の中で、火の玉や鉄の玉に変身したり、さらにはモンスターに変身したりなどして能力が覚醒していきます。 思わぬジャック・ジャックからの攻撃を受けたシンドロームは彼をジェット機から落とすも母親のイラスティガールによって救出されます。

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シンドローム(バディ・パイン)

少年の頃、Mr.インクレディブルの熱狂的ファンで、彼の相棒になることを熱望する余り、無謀な行為でMr.インクレディブルの敵を逃がしてしまいます。この出来事でMr.インクレディブルに認めてもらえず、仲間にしてもらえなかった事を逆恨みし、スーパーヒーローを憎悪するようになります。 頭脳明晰で多くのロボットを開発し、かつて活躍していたスーパーヒーローたちとそのロボットらを戦わせ、スーパーヒーローたちを倒していました。そして、ついに、ミラージュという謎の美女を使ってボブをおびき寄せ、Mr.インクレディブルに復活するよう仕向けます。 自ら作ったロボットを町に放ち倒すという自作自演でヒーローになろうとするも失敗します。その腹いせにMr.インクレディブルの末っ子ジャック・ジャックを誘拐しようとするもこれまた失敗に終わります。 最後は、製作総指揮のジョン・ラセターの熱望で、事故死という形で完全に葬られています。

ミラージュ

シンドロームの秘書を務める銀髪の美女です。彼女はシンドロームの指示でボブに「もう一度ヒーローとして活躍してほしい」というメッセージを送り、引退したボブを再びスーパーヒーロー稼業へと引き戻します。 物語の後半でミラージュはボブに人質にされた際、自分を見捨てるような発言をしたシンドロームに失望し、シンドロームを裏切ってボブ達に手を貸します。

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フロゾン(ルシアス・ベスト)

ボブの旧友であり、ともにヒーロー活動をした戦友でもあります。15年前、共にヒーロー活動を引退した後も、ボブと一緒に密かに人助けを続けている数少ない仲間です。 「フロゾン」に変身後は、物質を瞬間凍結できる特殊能力を使って、空中に氷の橋を作ったり、氷結させた路面を滑ったりするなど、氷のスペシャリストとして活躍しています。

エドナ・モード

通称Eことエドナ・モードは、世界的なデザイナーで、特にスーパーヒーローのコスチューム制作におけるスペシャリストです。実在の世界的デザイナー、イーディス・ヘッドがモデルと言われています。 押しが強く、早口でまくし立てる勢いのあるキャラクターです。作中では、頼まれもしないのにパー家全員のスーパースーツを作成したり、夫ボブの浮気疑惑に悩む妻ヘレンを叱咤激励したりとおせっかいキャラが際立っていました。

ギルバート・ハフ

ハフは、ボブが勤める保険会社の上司です。冷酷で、自己中心的で利益重視のハフは、顧客に適正な保険を提供するよりもお金儲けを重視します。 ボブが彼の部屋で顧客の為に働くべきだと訴えても、全く応じません。その際、偶然窓を見たボブは強盗犯が路地で強盗を働こうとする瞬間を見つけ、ハフにそのことを告げます。 しかしハフは全く聞く耳を持たず、それどころか救出に向かうボブに「行ったらクビだぞ」と脅します。結局ボブは強盗犯が人を襲うのを防ぐことができず、強盗犯は逃げ去ってしまいました。 犠牲者に対するハフの無慈悲な態度に、ボブは怒り、彼の胸倉を掴んで投げ飛ばし、重傷を負わせてしまいます。そして、ハフを病院送りにしてしまうのでした。その結果、ボブは会社をクビにされます。

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ボム・ボヤージュ

ボブがMr.インクレディブルとして引退直前に最後に戦ったヴィラン。細身の長身で厚塗りの顔が特徴的です。 フランス語を話し、高性能の爆弾を仕掛けては金庫破りを続けていたので指名手配中でした。Mr.インクレディブルとの戦闘中、参戦してきたインクレディボーイ(シンドローム)を利用してMr.インクレディブルの注意をそらし、逃げ去りました。 その後の消息は不明です。

アンダーマイナー

アンダーマイナーは、『Mr.インクレディブル』のエンディングに登場するスーパーヴィランで、パー家が今後も多くの敵と戦っていく予兆を感じさせる演出がほどこされました。 アンダーマイナーの野望は「平和と喜びを破壊すること」であり、映画終了後、スピンオフ作品やゲームなどで重要な役割を果たしています。 本作に続き『インクレディブル・ファミリー』でも製作総指揮を務めるジョン・ラセター氏曰く、次回作の『インクレディブル・ファミリー』は、本作のエンディングのすぐ後、パー家がアンダーマイナーと立ち向かうシーンから始まるという事です。 スーパーヴィランのアンダーマイナーにどうパー家が対峙していくか見どころですね!

リック・ディッカー

Mr.インクレディブルや他のスーパーヒーロー達が所属していた秘密結社組織NSA(National Supers Agency)のメンバーです。 Mr.インクレディブルに何かトラブルが起こると引っ越しの世話から目撃者の記憶消去まで様々な局面でサポートし続けています。 ボブが保険会社をクビになった時にも、リックは頭を抱えつつもボブを支えようとする姿が描かれていました。

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カーリ・マッキーン

カーリは金髪のポニーテール姿の女の子で、歯科矯正具ブリッジを付けています。彼女はパー家の秘密には一切気付いておらず、同級生のヴァイオレットにジャック=ジャックのベビーシッターを頼まれた際には二つ返事で引き受けました。 カーリはジャック=ジャックにモーツァルトを聴かせますが、これによってジャック=ジャックの能力を目覚めさせてしまい、彼女は想定外のトラブルに巻き込まれてしまいます。事件解決後はリックに記憶消去の処置を受け、ヴァイオレットと共に陸上競技大会の応援に参加しています。 2005年に制作された短編アニメ映画『ジャック・ジャック・アタック!』では、能力を発動したジャック=ジャックに振り回されるカーリの災難が描かれています。

バーニー・クロップ

ダッシュが通う小学校の教師です。ダッシュがイタズラをする度に校長に訴えては、ヘレンを呼び出して三者面談を行っていますが、イタズラの証拠が曖昧なために毎回不問にしては帰しています。 ある日の授業でダッシュにイタズラされたバーニーは怒り、呼び出したヘレンにイタズラの証拠として撮影したビデオを見せます。しかしダッシュが超高速で動いていたためイタズラの現場が映っておらず、逆に校長にたしなめられたことで余計に苛立ってしまいます。 未公開シーンでは彼の授業風景が描写されており、低賃金で教員生活を送らなければならない事に対する愚痴を、わざわざ黒板を使用してまで力説しています。

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トニー・ライディンジャー

ヴァイオレットと同じ学校に通う少年で、ヴァイオレットから密かに想いを寄せられています。しかしヴァイオレットは自らのコンプレックスから声をかけることができず、トニーも彼女の好意に気付いていませんでした。 物語の終盤、街の陸上競技大会に来ていたトニーの前に、ヴァイオレットが初めて姿を見せます。トニーはヴァイオレットをデートに誘い、彼女も明るい表情ですぐにOKを出しました。

2018年8月1日『インクレディブルファミリー』が公開!新キャラ登場!

ファン待望の続編『インクレディブルファミリー』が2018年8月1日に公開されました。本作では、母・ヘレンが戦いに、父・ボブが育児や家事にいそしむ姿が見られます。 そして本作の公開に伴い、新たなキャラクターが登場。しかも悪役だということなので、気になる彼について紹介します。

スクリーンスレイヴァー

『インクレディブル・ファミリー』で新たに登場するキャラクターは「スクリーンスレイヴァー」という名前。映画の本予告編では不気味なマスクを被った姿で現れ、テレビ番組をジャックして人々を洗脳していく様子が描かれています。 スクリーンスレイヴァーの暗躍により、ヒーローの広告塔として大活躍するヘレンだけでなく、ボブや子どもたちにもかつてないピンチが訪れます。

ついに『インクレディブル・ファミリー』が公開!その正体が明かされる