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マイケル・セラ、オタク系貧弱男子を演じがちな彼の魅力

2018年9月21日更新

オタク系でちょっと貧弱そうな役を多く演じる印象がある俳優、マイケル・セラ。独特な雰囲気が魅力の彼について、意外な私生活から代表的な出演作までご紹介します。

頼りない雰囲気が魅力!?俳優マイケル・セラ

オタクキャラや童貞キャラを演じることが多い俳優マイケル・セラ。ちょっと頼りない感じが独特の雰囲気があると人気になっています。 そんな彼の役とは違ったプライベートの恋愛遍歴から、出演作品まで抑えておきたいポイントを紹介します。

マイケル・セラの基本プロフィール

マイケル・セラは1988年生まれ、カナダはオンタリオ州の出身です。父はシチリア系で母はモントリオール出身、姉と妹がいる3人兄弟の真ん中です。 幼少期のお気に入りは『ゴーストバスターズ』で、何度も繰り返し見てはセリフを覚えていたそうです。そこから演技に興味を持った彼は、即興劇のクラスに通い始めます。そして、1988年から子役としてキャリアをスタートさせ、テレビ番組やコマーシャルに出演していました。 マイケル・セラが注目されるきっかけとなったのは、2003年から2006年までFOXで放送されていたドラマシリーズ『アレステッド・ディベロプメント』です。同ドラマが打ち切られると同時に、彼は映画業界に活動の場を移し、数々の作品に出演。どことなく頼りない雰囲気を武器に、名脇役として有名になっていきます。

実は天才子役になっていたかも!?

1999年に公開された映画『シックス・センス』ブルース・ウィリス演じる小児精神科医が、死者が見える少年と一緒に未知の世界に向き合っていく物語です。本作で、ハーレイ・ジョエル・オスメントが幽霊が見える少年コールを演じ、天才子役として話題になりました。 実は、マイケル・セラもコール役のオーディションを受けていたそうです。オーディションに合格していたら、いまとは違った形の俳優人生を送っていたかもしれませんね。

シャーリン・イーとの熱愛の真相は?

映画では、オタク系で童貞っぽい男の子を演じることが多いマイケル・セラ。ですが、プライベートではどうなのでしょうか? 彼はかつて、女優兼ミュージシャン、そして作家でもあるシャーリン・イーと熱愛報道されたことがあります。報道のきっかけとなったのが2009年に発表されたドキュメンタリー形式の映画『ペイパー・ハート(原題)』。シャーリン・イーとマイケル・セラが本人役で登場し、二人は映画の中で恋人同士になっていきます。 しかし、これはあくまでも映画の中での話だけだった模様。ドキュメンタリー風ということで、彼らが本当に付き合っていると誤解してしまった人もいましたが、実際にはただの友人だったそうです。

密かに結婚していた!

マイケル・セラ
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その後、2010年に『スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団』で共演したオーブリー・プラザとは1年半の間交際していましたが、結婚には至りませんでした。 ところが2018年3月、彼が左手の薬指に結婚指輪をしており話題になります。公な発表をしないまま、マイケル・セラは長年交際していたナディンという女性と結婚していたのです。 オーブリー・ブラザとの交際もマイケル・セラ側からの言及はなかったので、恋愛に関しては秘密主義のようです。もしかしたら、童貞キャラを守るためだったのかもしれませんね。

ミュージシャンとしても活躍

俳優としての活動以外に、マイケル・セラはミュージシャンとしての肩書きも持っています。2014年にはデビューアルバムをリリースしており、それ以前にもミスター・ヘブンリーというインディーズバンドのベースを担当していたそうです。 2007年に『JUNO/ジュノ』で共演したエレン・ペイジは彼のギター演奏を聴いたことがあるそうで、“とても上手だった”とコメントしています。

住んでいるのはセレブエリア!

マイケル・セラが住んでいるのは、ロサンゼルスにあるロス・フェリズという住宅街。 ご近所には、スカーレット・ヨハンソン、ライアン・レイノルズ、ブラッド・ピットといったスターばかりが名を連ねる高級住宅地です。

人気ドラマシリーズ『ツイン・ピークス 』に出演

鬼才デヴィッド・リンチが総指揮をとったテレビドラマ。ドラマは全3シリーズが制作され、ドラマの前日譚は映画として公開されました。 主人公はFBI捜査官で、カイル・マクラクラン演じるデイル・クーパー。彼が架空の田舎町ツインピークスで目の当たりにする事件を中心にストーリーは展開して行きます。連続殺人事件をはじめとし、麻薬や虐待といった日常の暗部から、環境破壊や超常現象など幅広い題材を扱うドラマです。 マイケル・セラが出演したのはシーズン3にあたる『The Return』。保安官事務所の事務員で、キミー・ロバートソン演じるルーシー・モランの息子、ウォーリー=ブランド役で登場しています。

マイケル・セラの出演映画作品をご紹介

定番のオタク系キャラからちょっと変わった作品まで、マイケル・セラの出演作を紹介します。

物語のキーとなる子役だった

無線機を通じて、主人公が事故で亡くなる前の父親と繋がり、悲劇を回避していく様子を描いたSFファンタジー・サスペンス。 主人公でジェームズ・カヴィーゼル演じるジョンは、30年前に消防士である父親を火災で亡くしていました。そんな彼が、長い間押入れで眠っていた父親の遺品のアマチュア無線機を通じて、過去の父親と会話ができるようになります。 物語のきっかけとなる無線機を発見した、ジョンの友人の息子役を当時12歳だったマイケル・セラが演じていました。

ジョナ・ヒルと共にイケてない童貞男子を熱演

オタク系童貞男子というマイケル・セラのイメージを定着させることになった作品です。 高校生三人組のセス、エヴァン、フォーゲルはみんなまだ童貞。ちょっとイケてない三人ですが、卒業パーティーでそれぞれ意中の女子と初体験するために奮闘します。 マイケル・セラが演じたのは三人組の一人で、マーサ・マックアイサック演じるベッカとう女の子に片想いをしているエヴァン。童貞喪失に絶好の機会に、なんとかお酒を手に入れようとセスといっしょに画策します。

エレン・ペイジのダメな彼氏役で出演

16歳で予期せず妊娠してしまった女子高生、ジュノをエレン・ペイジが演じて話題になった作品です。アカデミー賞では4部門にノミネートされ、脚本賞を受賞しました。 前作では童貞喪失のために必死になる役でしたが、本作では一転。ジュノのお腹の子の父親であるポーリーを、マイケル・セラが演じています。 妊娠が発覚しても冷静に養子に出すことを決意するジュノに対し、ポールは動揺するばかり。本作では童貞キャラではありませんが、ちょっと頼りない感じは健在です。

マイケル・セラの初主演作!

マイケル・セラの初主演作。日本では劇場未公開ですが、サテライト賞ミュージカル・コメディ映画賞で主演男優賞と主演女優賞にノミネートしています。 マイケル・セラが扮する主人公の青年ニックは、バンドのベース担当。振られた元カノへの思いが捨てきれず、彼女に自作の音楽CDを送り続けていました。しかし元カノのトリスは彼のCDを聞かずにゴミ箱に捨てていたのです。 一方、トリスの友達ノラが偶然CDを拾い、その選曲に惚れ込んで行きます。そしてニックとノラはあるライブ会場でついに出会うのですが、そこにはトリスもいたのでした……

原始の時代でもダメ男!

紀元1年の古代人たちの村を舞台にしたコメディ作品。主演は2000年の『ハイ・フィディリティ』のオタク青年役でブレイクしたジャック・ブラックです。 ジャック・ブラック演じるゼドと、マイケル・セラ演じるオーは、村の中でダメ男扱いされている二人組。みんなを見返すため、禁断の実を口にして最強になろうとします。しかし、結果的にそれが原因で村を追い出されることになってしまったゼドとオー……そして二人の冒険の旅が始まります。 紀元前でもダメっぷりを発揮するマイケル・セラが見所です。

元カノを倒して彼女をゲット!?

カナダのコミック作品を原作とし、バカバカしい設定が映画ファンに加えてゲームファンにもヒットしたコメディです。 本作でマイケル・セラが扮するのは売れないバンドのベーシスト、スコット・ピルグリム。彼は、最近ナイブスという彼女が出てきたにも関わらず、ニューヨークから引っ越してきたラモーナという女の子に一目惚れします。 しかし、彼女と付き合うためには、7人の邪悪な元カレ軍団を倒さなければならないと告げられます。人気俳優や、菜食主義者、そしてレズビアンの“元カノ”まで……次々と現れる刺客を、様々なバトルスタイルで倒していくスコット。果たして、無事に元カレ軍団を倒し、ラモーナと付き合うことができるのでしょうか?

旅先で精神が崩壊していくサスペンス

コメディ作品への出演が多いマイケル・セラですが、本作はサイコサスペンス。観客を不安にさせるため、上映中止となった国もあった話題作です。 ジュノ・テンプル演じるアリシアは初めての海外旅行でチリを訪れます。そこで、いとこのサラとサラの友人たちと合流し、島のキャビンで過ごす予定でしたがサラが急遽参加できなくなってしまいます。そして、知り合ったばかりの三人とアリシアは島に向かうのですが、徐々に彼女の精神が崩壊していくのです。 マイケル・セラは、サラの彼氏の友人で、外交官の息子ブリンクを演じています。アリシアに好意を持ちますが、向こう見ずな性格がアリシアのストレスを募らせて行きます。

世界の終焉に繰り広げるドタバタ劇

災害映画をパロディしたコメディ作品。出演者全員が本人役で登場し、大地震に襲われたLAを舞台にセレブならではのワガママっぷりでトラブルを巻き起こします。 物語は、ジェームズ・フランコの新築パーティーにセレブたちが集まるところから始まります。ところがそこに大地震が発生し、豪邸も火の海に。かろうじて生き残った6人の俳優たちは、生き延びるために作戦会議を開きます。しかし、一つだけ残されたスナック菓子の取り合いをきっかけに仲間意識が崩壊。さらにはそこに得体のしれないエイリアンが襲ってきます…… マイケル・セラも本人役で出演しています。本人が持つイメージをさらに誇張させた、コメディならではの演技が見所です。

ソーセージが主役のお下品アニメ

3DCGアニメーションですが、グロテスクだったり下品な描写が多く、日本ではR15指定となった作品です。 本作に登場するキャラクターたちは、タイトル通りソーセージ達。彼らはスーパーマーケットの外に楽園があると信じ、買われることを夢見ていました。ある日、ソーセージのフランクは2人でホットドッグになると誓ったパンのブレンダと一緒に一つのカゴに入れられて喜びます。しかし、アクシデントにより店内に取り残されてしまう二人。そしてそのことをきっかけに、調理されるという自分たちの運命を知るのです。 マイケル・セラも、ソーセージの一人バリーの声を担当しています。バリーはみんなと形が違うことにコンプレックスを抱いているという設定。“ソーセージ”の“形が違う”というのはなんの比喩なのかは、ご想像にお任せします……

バッドマンが可愛くなって大活躍!

おなじみDCコミックのダークヒーロー、バッドマンがレゴになって活躍するCGアニメーション映画。同じくレゴブロックで構築されたゴッサムシティを舞台に、レゴ・バッドマンがジョーカーを相手に戦います。 バッドマンといえば寡黙なヒーローのイメージですが、本作の彼は実は寂しがりやのかまってちゃんという設定。そこにマイケル・セラが声を担当する元気すぎる新入りロビンが登場し、バッドマンのペースを乱します。二人は力を合わせて、ジョーカーが目覚めさせた悪の軍団を倒すことができるのでしょうか。

マイケル・セラがポーカー好きセレブに!?

オリンピック候補選手から、セレブ専門のポーカールームの経営者になったモリー・ブルームの自叙伝を映画化した作品です。 モリー・ブルームは子供の頃から厳しいトレーニングを受け、モーグルでオリンピック出場が期待されている選手でした。しかし怪我によりアスリートの道を断念。ロサンゼルスに移住し、不動産業を営むディーンと知り合ったことがきっかけで、ポーカーの世界に浸って行きます。 自分のポーカークラブを設けて成功を手に入れた彼女ですが、次第に閑古鳥が鳴くようになってしまいます。再起を求めてニューヨークに拠点を移しますが、彼女はFBIに目をつけられるようになってしまいます。 マイケル・セラが演じるのはプレイヤーXというモリー・ブルームのクラブに通う人物。モデルとなっているのは、トビー・マグワイアやレオナルド・ディカプリオといったポーカー好きのセレブだそうです。

童顔だったマイケル・セラも年相応に老けた?今後が気になる!

これまでご紹介した出演作をみても、彼は学生であったり頼りない“童貞くん”を演じることが多かったよね。それにはマイケル・セラの童顔も関係があったかもしれないのですが、2018年現在では彼も遂に年相応に老けてきたように思えます。 それを象徴するように新作『モリーズ・ゲーム』では今までとは役とは一風変わったものでした。今後、マイケル・セラがどういった役柄に挑戦していくのか、気になるところです。