2018年9月20日更新

『HOSTILE ホスティル』はフランス版『シェイプ・オブ・ウォーター』?【あらすじ・キャスト】

©︎French Post Apocalyptic Film

終末を迎えた地球を舞台に、生存者の女性と未知の生物の交流を描いた作品『HOSTILE ホスティル』。2018年大ヒットした『シェイプ・オブ・ウォーター』のフランス版、と話題になっています。果たして本当にそうなのか?詳細情報をまとめました。

『HOSTILE ホスティル』終末を迎えた地球上のラブストーリー!?

伝染病が原因で人類が激減し、未知のクリーチャーが蔓延る世界を舞台にした作品『HOSTILE ホスティル』。2018年話題となった映画『シェイプ・オブ・ウォーター』のフランス版とも噂されています。 そんな本作について、あらすじやキャスト、『シェイプ・オブ・ウォーター』との類似点などまとめました。

荒野に残された女性と未知の生物が出会う……。【あらすじ】

ホスティル
©︎French Post Apocalyptic Film

舞台は爆発的な伝染病が猛威を振るった後の地球。病気の影響で、わずか2~3千人だけの人類しかそこには生き残っていませんでした。そんな状況下で、人々は食料とシェルターを求めて必死に生活しています。しかも夜になると、未知のクリーチャーが現れて狩りを始めるのです……。 主人公のジュリエットは若く、生存者グループの中でもタフな女性。彼女は荒野や廃墟と化した街へ車を走らせ、ベースキャンプに届けるための物資や食料を探す役割を担っていました。ある日、彼女の運転する車が制御不能に陥り、横転してしまいます。 気を失った彼女が目覚めると、足を骨折して動けない状況に気づきます。ジュリエットは荒野の真ん中に取り残されてしまったのです。そして、あたりの日は落ち、闇の中から何かが近づいてくる気配をジュリエットは感じるのですが……。

『HOSTILE ホスティル』注目の出演者たち

ジュリエット/ブリタニー・アシュワース

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#hostile is released by @sonymovie in the ???????? today. Go gang!

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主人公ジュリエットを演じるのはイギリス出身の女優ブリタニー・アシュワース。2008年に名門オックスフォード大学に入学した才女です。 女優デビューして間も無くまだ出演作の少ない彼女ですが、薄幸美と併せて感じさせる芯の強さが、ジュリエットという役柄を演じるのにぴったりな新進気鋭の女優です。

クリーチャー/ハビエル・ボテット

“CGIにしか見えない男”の異名をもつ痩身俳優ハビエル・ボテット。ホラー映画ファンなら一度は彼が演じるモンスター役が登場する作品を見たことがあるでしょう。 1977年にスペインに生まれたハビエル・ボテットは、マルファン症候群という先天性の難病を抱えています。その症状はいくつかありますが、彼はその中でも体が異常に細くなるという症状を発症しています。その結果、身長は2m4cmであるのに対し、体重は45kgという稀に見る体系を持った人物なのです。 彼はこの逆境を生かし、2007年にスペインのパニックホラー『REC/レック』に出演。ガリガリで半裸の人物を演じ、一気にホラー界のスターになり上がりました。本作でもCGIでは表現できないクリーチャーの悲哀を見事に演じています。 2018年には映画『スレンダーマン』への出演が決定しています。これはアメリカの都市伝説でやせ細った体で子供を誘拐するという“スレンダーマン”をテーマにした、まさにハビエル・ボテットにしか演じることができない役柄でしょう。

監督は期待の若手マチュー・テュリ

本作のメガホンを取ったのはパリ出身の若手監督マチュー・テュリ。2009年クエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』、2014年リュック・ベッソン監督の『lucy/ルーシー』など名だたる監督のもとで10年間助監督として下積みをした経験を持っています。 今までは「滅亡後の世界」や、「エレベーターに閉じ込められた二人」など本作にも通じるテーマを持った短編を手掛けてきましたが、本作が長編デビューとなります。 『HOSTILE』では単純なホラーではなく、その核にある人間が生み出した悲哀を描かれています。

本作はフランス版『シェイプ・オブ・ウォーター』?

ホスティル
©︎French Post Apocalyptic Film

アカデミー賞では作品賞をはじめ4部門で受賞、ゴールデングローブ賞でも2部門を受賞したギレルモ・デル・トロ監督の『シェイプ・オブ・ウォーター』。本作はそのフランス版と噂されています。 『シェイプ・オブ・ウォーター』の舞台は1962年、冷戦下のアメリカです。機密機関である航空宇宙センターで、清掃員として働いている発話障害を持った女性イライザが、ある日機関に送られてきた“半魚人”のような異形の生物と恋に落ちるというストーリー。 確かに、人間の女性と異形のものが関係を育んでいくという構造は『HOSTILE ホスティル』と似ています。『シェイプ・オブ・ウォーター』は、最後はイライザと謎の生物はともに海に逃げ、幸せに暮らすという結末です。一方、『HOSTILE ホスティル』の世界は終末を迎えた後。ジュリエットと未知の生物が心を通わせたとして、2人が幸せになれる場所はあるのでしょうか?

『HOSTILE ホスティル』は9月15日より公開中!

ホスティル
©︎French Post Apocalyptic Film

『HOSTILE ホスティル』は9月15日より、渋谷シアター・イメージフォーラムにで公開されています。ジュリエットとクリーチャーの結末は?本当にフランス版『シェイプ・オブ・ウォーター』なのか?気になった方はぜひ自分の目で確かめてみてください。