2023年10月13日更新

ドラマ『信長協奏曲』のあらすじネタバレを最終回まで!結末はどうなる?

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人気漫画『信長協奏曲(のぶながコンツェルト)』を実写化した月9ドラマ。恋愛ものを好む月9ファンと、歴史ファンを同時に楽しませようという脚本上の工夫が凝らされた、ドラマ『信長協奏曲』各話のあらすじをネタバレありで紹介します。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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第1話のあらすじ・ネタバレ

勉強が苦手でお調子者の高校生・サブロー(小栗旬)は、修学旅行中、転んだ拍子に戦国時代にタイムスリップしてしまいます。 サブローは自分そっくりな織田信長(小栗旬)に出会い、「わしの代わりに織田信長として生きてくれ」と頼まれます。訳も分からないまま、城へ連れて行かれたサブローの目の前で、本物の合戦が勃発。サブローは事の重大さを自覚します。 信長の弟、信行(柳楽優弥)は兄の命をつけ狙っていました。斎藤道三の娘で、信長の正室である帰蝶(柴崎コウ)を誘拐しようと信行は企みますが、帰蝶はサブローの虫除けスプレーで難を逃れます。 その後、信行はついに挙兵。信長勢を圧倒し、信長の家臣、池田恒興(向井理)はサブローに切腹を勧めますが、サブローが切腹などできるはずもありません。すると織田信清勢が援軍として駆けつけ、信長勢が逆転勝ち。 信行はサブローの眼前で切腹し、家臣の柴田勝家(髙嶋政宏)がその首を落とします。サブローはそれを見て気絶してしまいました。

第2話のあらすじ・ネタバレ

いよいよ織田信長と、帰蝶の父である斎藤道三(西田敏行)との対面です。サブローは正装しようと考え、学ランで赴きます。 姿を現した道三の服装は警察官の制服。実は道三も1972年からタイムスリップしてきた未来人だったのです。意気投合する2人。 ところが、サブローが尾張に帰ると、帰蝶を武田家に向かわせる命令が斎藤家から届くのです。再び道三のもとに乗り込むサブロー。道三は信長が偽者と知り、武田家に嫁がせることにしたのです。 また、道三は豊臣秀吉、徳川家康という人物を探していることも判明します。娘を政争の道具に使っていたというより、単に良い嫁ぎ先を探していたようでです。 そんな折、道三の息子・斎藤義龍(新井浩文)が謀反を起こします。義龍勢17000対道三勢2000、とても勝ち目はありません。にもかかわらず、サブローは援軍を出します。 道三は日本史の教科書を見つけて、「信長は危険を顧みず斎藤道三の救援に」という記述を読み、感動します。サブローを本物と認めて、討ち死にしてしまいました。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

京都を目指す今川義元(生瀬勝久)の大軍が尾張に迫ります。家臣たちは慌てふためき、柴田勝家らは戦闘を主張。池田恒興らは籠城を唱えていました。 サブローは密かに城を抜け出して逃走します。国境の峠近くで村娘(前田敦子)にぶつかりそうになり、サブローは落馬して気絶。気がつくと村で手当てされていました。 その村にも今川軍が到着していて、村人たちに理不尽な要求をしています。これを見かねたサブローが今川の兵士に食ってかかりますが、前田利家(藤ヶ谷太輔)の機転で難を逃れます。 ところが村人たちは、「信長を差し出せば今川義元に許される」と考え、サブローを拘束。一方、織田家では信長がいないことに家臣たちが気づき、上を下への大騒ぎ。 そのとき、帰蝶が進み出て「あやつはやるときはやる漢じゃ。みな織田信長を信じろ!」と家臣たちをなだめます。ようやく、信長が桶狭間の村に捕らえられていることが判明して、家臣たちは救出に向かうのです。 救出されたサブローは日本史の教科書を確認しつつ、桶狭間で今川軍を奇襲することを決めます。しかし、味方は少数。勝つには、今川義元の正確な位置が必要です。 そこへやって来た村人たち。彼らは今川義元の前で踊りを披露していたのです。その情報から正確な位置を割り出し、織田軍は見事に今川義元を討ち果たします。

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第4話のあらすじ・ネタバレ

今川義元の軍門に降っていた徳川家康(濱田岳)が、信長のもとに同盟の挨拶に来ます。さすがに江戸幕府の開祖、家康のことは知っているサブローはミーハー的なはしゃぎ振り。 一方、後の豊臣秀吉、木下藤吉郎(山田孝之)は今川義元の間者として暗躍していたのですが、信長を憎悪する理由が判明します。信長の初陣の時、巻き添えを食らって藤吉郎の一家全員が殺されていたのです。 さて、斎藤道三の息子・義龍は病死し、その後を息子の龍興が継いでいました。龍興の軍師として名を馳せていたのが、竹中半兵衛(藤木直人)です。 その半兵衛は「桶狭間の戦いに感服した」と言って、信長の元へ自ら家臣として志願してきます。しかし柴田勝家らに間者と疑われて、半兵衛は幽閉。サブローが牢を訪れ、半兵衛にルービックキューブを渡します。 間者の正体は実は森可成(森下能幸)であったことが判明。森は切腹しようとしますが、サブローは許します。そして、無実となった竹中半兵衛とサブローは、「戦のない時代」について真面目に対話しました。 実は間者であった半兵衛は、サブローの言葉に心を打たれ、完成したルービックキューブを残して美濃に帰ります。半兵衛は斎藤龍興に首を切られそうになりますが、サブローに救われるのです。 さらには森可成の活躍で墨俣城が完成し、竹中半兵衛が斎藤家の家臣をすべて寝返らせ、あっという間に織田信長は美濃を支配下に置いてしまいます。

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第5話のあらすじ・ネタバレ

サブローは本物の織田信長と再会します。信長は明智光秀としてサブローを支えるというのです。 そして何かの手違いで本物の織田信長が城に連れ帰られてしまいます。城では京都・上洛について軍議が行われていました。課題は、途上にある近江国の浅井家です。 本物の信長は、妹のお市(水原希子)を輿入れさせて、浅井家と同盟を結ぶと決めます。これを聞いたサブローは「結婚は好きな人とするものでしょ。政略結婚なんて、もうやめようよ」と反対。 サブローは単身、浅井家に乗り込み、浅井長政(高橋一生)の前で土下座して同盟を懇願します。浅井家は「輿入れの代わりになるものを差し出せ」と要求。 そのとき、お市と池田恒興は城下でデートをしていました。お市は浅井家への輿入れを覚悟します。 サブローは織田家と浅井家の間にある防御砦を取り壊し、同盟する意志を表明。しかし、長政の父・久政(村井國夫)は納得しません。 お市はサブローに「市は浅井へ嫁ぎます。これは市の戦なのです」と宣言し、帰蝶も「兄として市の幸せを願ってやれ」と、落ち込むサブローに促します。 一方、傷心の池田恒興は浅井家に、「婚姻の印として指輪を交わすのが織田家の習わし」という書状を書いていました。サブローが語った、現代の風習を織田家の習わしと偽っていたのです。 そして、お市は浅井長政のもとへ嫁いでいきます。

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第6話のあらすじ・ネタバレ

いよいよ、足利義昭(堀部圭亮)を奉じて京都へ上洛します。ただ、一つ問題が。足利義昭は天皇から征夷大将軍に任命されなければなりませんが、高校生のサブローに天皇に拝謁する作法など覚えられるはずもありません。 そこで、本物の信長にその役目を代わってもらいます。無事、将軍に任じられた義昭公の前で、サブローは「おれ、天下とりまーす」という脳天気な発言。 帰路、近江国の浅井家に立ち寄ったサブローは、あの有名な『敦盛』を披露します。「に〜ん〜げ〜ん、だ〜い〜たい、はち〜じゅう〜ね〜ん」と適当な文言で舞い、ムーンウォークでその場の者を困惑させます。 サブローと浅井長政は酒を飲み交わし、「みんなの世の中を作る」というサブローの言葉に長政は感動。お市と池田恒興も語らいます。 京都から帰ったサブローを待っていたのは、戦国の梟雄と呼ばれた松永久秀(古田新太)でした。松永久秀が鬼の刺青を見せると、サブローは「それって刺青ですよね。もしかしたら松永さんて……」と言います。 そう、松永久秀もやはりタイムスリップしてきた現代人だったのです。サブローよりも微妙に前の時代から来た久秀と、「『いいとも』終わっちゃいましたよ」「マジかよ」などと雑談を交わした後に、久秀は足利義昭が出した「逆臣、織田信長を討て」という書状を見せます。 そう、サブローが脳天気に発した「天下とりまーす」の言葉によって、将軍、義昭は主要な大名に信長討伐を指令していたのです。 帰蝶に叱咤激励され、サブローは朝倉義景との同盟を決意します。しかし、ここで木下藤吉郎が暗躍します。 藤吉郎は浅井久政に働きかけ、長政を説得させ、信長を裏切るように仕向けるのです。朝倉と同盟を結ぶべく向かっていたサブローら織田家は、朝倉軍と浅井軍に挟み撃ちにされます。 家臣たちに諭されて、撤退を決意するサブロー。木下藤吉郎はしんがりを志願します。果たして藤吉郎の企みは?

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第7話のあらすじ・ネタバレ

木下藤吉郎はどうやら、しんがりを務めるふりをしてサブローを密かに殺害するつもりでした。そこに竹中半兵衛が姿を現します。藤吉郎の動きを怪しいと看破して、彼を見張るために自らもしんがりを志願。藤吉郎の企みは頓挫します。 一方、浅井軍の追撃は凄まじく、浅井長政と酒を飲む交わしたサブローは信じられない気持のまま、命からがら逃走。ようやく、岐阜城に到着したサブローは、背後から火縄銃で撃たれてしまいます。 犯人は帰蝶の侍女の1人、ゆき(夏帆)でした。ゆきは実は朝倉義景の間者だったのです。 顔面蒼白になりながら、サブローに駆け寄る帰蝶。意識不明のまま、3日間サブローは眠り続けます。 その間、帰蝶は深夜に水を被って、神仏にサブローの治癒を祈願。そこへ明智光秀(実は本物の信長)が現れ、「なぜ、そこまで?」と問いかけます。 帰蝶は「あやつは変わった。皆を信じるようになった。その思いが仇になるとは……」と悲痛な表情に。目覚めたサブローは早速、浅井・朝倉との合戦を決意します。 そして、サブローはゆきにも優しい言葉をかけると、耐えられなくなったゆきは自分が朝倉の間者であることを告白。サブローはゆきを放逐します。 「倍返しだ!」と宣言して、浅井・朝倉との戦、いわゆる姉川の合戦に臨むサブロー。見事、織田軍が勝利します。 その夜、サブローは「戦国の生き方のコツを掴んだけど、ちっとも嬉しくないよ」と帰蝶に泣き言を言い、帰蝶に慰められるのです。 一方、織田家を出たゆきが別の間者に殺されかけたところを、前田利家が助けて、サブローのもとへ連れ帰ります。サブローは「おゆきちゃんの命を俺にくれない? 帰蝶を守ってよ」と言うと、ゆきは泣き崩れました。

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第8話のあらすじ・ネタバレ

前回の登場とはコロリと態度を変えて、「撃たれたって聞いたけど、大丈夫ですか?」などと心配する松永久秀。サブローは怪訝な顔をしますが、案の定、松永久秀は織田家と同盟を結びに来たのでした。 森可成が領民たちに「年貢を下げろ」と追われているのを聞き、サブローは民の声を聞くことにします。帰蝶とともに城下へ出た、サブローは「座」と「関所」の存在を初めて知るのです。 「じゃあ、そんなものなくしちゃおうよ!」とばかりに、サブローは「楽市楽座」と「関所の廃止」を実行します。 そんな折、森可成は池田恒興に愚痴をこぼしていました。森は「領民に頭を下げるなどとは……」と息子たちに、怒られていたのです。 楽市楽座のことを聞きつけてやって来た徳川家康に、サブローは現代から持ってきたエロ本を渡します。家康はエロ本に釘付けです。 楽市楽座を全国にも広めようと、サブローは美濃と京都の中間にある宇佐山城の街作りに着手します。そして、その責任者として森可成を指名。 三好の手勢と浅井朝倉軍が松永久秀の方へ攻め寄せているという一報が、サブローのもとへ入ります。サブローは「松永さんに加勢しよう!」と出陣。 ところが、三好軍は帰還。竹中半兵衛と池田恒興は事の重大さに気づきます。これは織田軍を京におびき寄せる罠だったのです。 その時、森可成は浅井朝倉の軍勢から宇佐山城を必死に守っていました。森可成は命を捨てる覚悟でした。サブローたち援軍が到着したものの、時すでに遅く、森可成は討ち死にしていました。悲しむ家臣たちを元気づけるサブロー。 帰蝶は父の死に打ちひしがれる森長可、森蘭丸らを慰めます。

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第9話のあらすじ・ネタバレ

宣教師のルイス・フロイスが、織田家に宣教許可をとりにやって来ます。外国人を前に慌てふためく家臣たち。ところが、現代っ子のサブローは、「カッコよくない?」とあっさり宣教を許します。そしてサブローは、キリスト教で思い出し、帰蝶に「クリスマスパーティーしよう」と提案。 その頃、甲斐の武田信玄が動きだします。徳川家康のもとに、「織田討伐に協力せよ」と言ってきたのです。 そのことを織田家伝えた家康は、「自分が武田を浜松で食い止めます!」と豪語します。ところが徳川軍は大敗、家康はサブローから貰ったエロ本を抱えて、ウンコを漏らしながら戦場を逃げまどうのです。 徳川敗北の報に接したサブローは、鉄砲隊の三段撃ちの戦法を思いつき、練習させます。しかし、鉄砲の確保もできないまま、武田軍出陣のニュースが……。 仕方なくサブローら織田軍も出陣しますが、武田軍は一向に攻めてきません。しばらくすると、武田軍が退却していきます。武田信玄が亡くなったのです。 思いがけない幸運に喜ぶ織田家では、クリスマスパーティーが開催されます。サンタクロースの扮装をする戦国武将たち……。 この時、比叡山延暦寺は織田に反旗を飜していました。交渉に赴いた本物の信長を、羽柴秀吉と改名した木下藤吉郎が焚きつけて、延暦寺焼き討ちを実行させてしまいます。 サブローは怒りますが、信長が2人いるとは口が裂けても言えません。全部1人で抱え込んで落ち込んでいるサブローのもとに、帰蝶がやって来て「おぬしのことが愛しい」と愛の告白をします。 サブローは泣くしかありません。

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第10話のあらすじ・ネタバレ

本物の信長は延暦寺焼き討ちに関して、サブローに謝罪。そして、サブローは家臣たち全員に「これからは焼き討ちとか、騙すとかそういうのはやめよう」と宣言します。 その頃、帰蝶はゆきに「デート」の良さ、夫婦の良さについて語っていました。また、常々羽柴秀吉に疑心を抱いていた竹中半兵衛は、秀吉の素性を探り始めます。 一方、明智光秀(実は本物の信長)は、池田恒興に信長入れ替わりのことを暴露。恒興は激怒しますが、光秀は「他言無用に」と頼みます。 サブローと帰蝶は前田利家に、「おゆきとデートしてくるように」と命じます。ところが、利家は「それがしは女にうつつを抜かしている場合ではありません。徳川殿のようにはなりたくない」と一蹴。家康のあだ名は「脱糞オナゴ大名」になっていたのです。 またもや、将軍・足利義昭が「織田討伐」の書状を全国の大名に送ります。サブローは、その交渉役として明智光秀、羽柴秀吉、池田恒興を派遣。 明智=本物の信長の恫喝によって、義昭は織田討伐を撤回しますが、その夜、羽柴秀吉が密かに義昭のもとへ赴き、「ともに信長を討ちましょう」と提案します。 そして、足利義昭は挙兵。竹中半兵衛の「これで大義名分ができました」との意見が採用されて、織田軍も出陣します。 羽柴秀吉はあっさり義昭を裏切って、ついに織田軍は室町幕府を滅ぼしてしまうのです。戦勝の祝宴で浮かれた家臣たちが、「さすがは猿、義昭公をその気にさせて挙兵させるとは」と秀吉を褒めますが、サブローは納得いきません。 前田利家はついにゆきを「デート」に誘います。間者として生きていたゆきは、「普通の女になりたい」と強く願うのです。 朝倉家から小泉景邦(木下ほうか)という武将が、朝倉家重臣の首を手土産に織田家にやって来ます。ゆきは怪しいから気をつけるように進言。 ところが、酒宴に招かれた踊り子の1人が突然、サブローに飛びかかり刺そうとします。小泉は囮に過ぎなかったのです。 その瞬間、ゆきがサブローをかばって刺されます。サブローと帰蝶の前で事切れるゆき。一部始終を見ていた池田恒興がサブローを呼び出します。 「偽者はしょせん偽者。城から出て行け!」と強い口調で恒興はサブローに言うのです。

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最終回のあらすじ・ネタバレ

朝倉が浅井に2万の援軍を送ったというニュースが入ってきます。今こそ浅井に攻め込むときと、意気込む家臣たち。 ところが、サブローは和睦を主張します。これに強く反対したのが羽柴秀吉でした。浅井と通じて裏切っていた秀吉は、和睦によって自分の裏切りが露見することを恐れていたのです。 結局、浅井家に書状を送るに留めることに決着。軍議の後、サブローは池田恒興に「これが終わったら出て行く」と宣言します。 浅井長政はわざわざ織田家にまでやって来て、和睦をしないことを強く主張します。サブローは説得しようとしますが、失敗。 帰蝶が恒興を呼び止めて、「もしや、おぬし、気づいたのか?」「帰蝶様もご存知なのですか?」と会話を交わします。そう、帰蝶も信長の入れ替わりに気づいていたのです。帰蝶は「あのうつけが去っても、わらわは織田信長の妻を務める」と悲しい決意を表明します。 一方、松永久秀は「戦国の友情」を説き、サブローに浅井長政との合戦を進言。サブローも出陣を決意します。 帰蝶にも勇気づけられて、いよいよ浅井朝倉との戦へ。瞬く間に朝倉義景を自害に追い込み、サブローは友とも思っている浅井長政攻略に着手します。 浅井久政から謀略が洩れるのを恐れた秀吉は、自ら京極丸攻略を買って出て、久政の首を取るのです。そして、燃えさかる小谷城に残されている浅井長政とお市。 長政はお市に別れを告げて、切腹をしようとします。その時現れたのはサブローです。「長政くん、死んじゃ駄目だ!」と必死に説得を試みますが、長政は切腹を敢行。サブローは泣く泣く長政の首を落とします。 その後、サブローはひっそりと岐阜城を去ろうとします。帰蝶が駆け寄って「うつけ、出かけるのか? わらわも一緒に行く」と思いがけぬ発言。「帰蝶、大好きだよ」とサブロー。「おぬしの考えていることなど全部知っておるわ」と帰蝶。涙をこらえながらの別れです。 しばらくサブローが歩いていると、ふいに池田恒興が現れます。「織田家を出て行け」と言った本人もかかわらず、恒興は「あなたは私の夢を叶えてくれました。戻ってください」とサブローに頼むのです。 ちょうどその頃、城では重大な事件が……。秀吉の素性を調べていた竹中半兵衛が、「秀吉は危険です」と明智光秀(実は信長)に報告したところ、光秀に首を斬られてしまいます。 天下取りを企む信長にとっては、サブローも秀吉も必要な手駒なのです。そして、舞台は本能寺へ……。