2018年10月2日更新

日本刀がイケメンに!実写映画化も決まった『刀剣乱舞』ってなに?【原作入門編】

©2019「映画刀剣乱舞」製作委員会 ©2015-2019 DMM GAMES/Nitroplus

日本刀ブームを巻き起こしたゲーム『刀剣乱舞』通称「とうらぶ」をご存知ですか?一大ジャンルとしてその勢いは留まることを知らず、2019年には実写映画も公開される「とうらぶ」を分かりやすくご紹介します。

『刀剣乱舞』、実写映画へいざ出陣!

刀剣乱舞
©2019「映画刀剣乱舞」製作委員会 ©2015-2019 DMM GAMES/Nitroplus

2019年に実写映画の公開が決まった映画『刀剣乱舞』の原作は同名ゲームです。2015年のサービス開始以来、女性向けジャンルで圧倒的な人気を誇るジャンルへと成長してきました。 その勢いは現実にまで広がり、失われたと思われていた刀が見つかったり、復元されたりと新たな歴史を生み出しているほどです。 なぜこれほどまでに同作が人気を得ることになったのでしょうか?既に展開されているメディアミックス作品を紹介しつつ、映画を楽しむための予習として、その人気の秘密と「とうらぶ」の魅力を紐解いていきましょう。

原作はPCゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』

刀剣男士ってそんな存在?

刀剣乱舞絢爛図録
出典 : amzn.asia

「とうらぶ」は、いわゆる擬人化もののゲームです。歴史に名を残す名刀が人の姿となった刀剣男士と呼ばれる存在となり、歴史の改変を目論む敵と戦います。プレイヤーは審神者として彼らを集め、編成し、各戦場へと送り出す役目であり、この時代における主となるのです。 魅力はなんといってもキャラクター。その刀にまつわる伝承や史実、かつての持ち主の特徴や逸話を大胆に解釈し、刀剣男士のビジュアルと性格に落とし込んでいます。元の主の記憶を持つキャラも多いのですが、ゲーム内には登場しません。あくまで彼らの記憶として語られるのみとなります。 ちなみに各キャラが手にしているのは、自身の刀。自身を武器に、人の姿となって戦う、というのが刀剣男士です。

刀剣男士が戦う相手

『刀剣乱舞』における現在は西暦2205年。プレーヤーは時の政府の命を受け、刀剣男士たちを顕現させます。歴史修正主義者が過去の時代に送り込んだ時間遡行軍と戦うのですが、いびつな炎を纏った彼らの正体がなんなのかは、いまだ明かされていません。 ゲームを進めていくと、途中から新たな敵・検非違使が登場します。この敵は、歴史の異物を排除する役割を担っていて、刀剣男士も時間遡行軍もどちらも排除することが目的。検非違使も誰がなんのために生み出した存在かは不明となっています。

幅広いメディアミックス展開

「とうらぶ」は様々なメディアミックス展開を行っています。人気漫画家たちが多数参加するアンソロジーなども高い人気を得ていますが、ここではアニメと2.5次元舞台についてその内容をご紹介します。

「とうらぶ」を原作とした2つのアニメ

2018年現在「とうらぶ」のアニメ化は、『刀剣乱舞-花丸-』と『活劇 刀剣乱舞』があります。1つの原作に対して1つのアニメタイトルというのが一般的ですが、「とうらぶ」の場合は制作もテイストも異なるアニメが制作されているのです。 これを可能にしているのが、本丸と呼ばれるプレイヤーや刀剣男士たちの本拠地の設定です。プレイヤー、つまり審神者の数だけ本丸が存在する、というのが公式設定。 そのため、メディアミックス化した際にも、世界に何百万とある本丸のうちのひとつとして、ファンは広い心で受け止めることができるのです。

「刀ミュ」と「刀ステ」

本丸の解釈の幅広さは、2.5次元でも活かされています。「とうらぶ」には、『ミュージカル「刀剣乱舞」』と『舞台「刀剣乱舞」』があり、それぞれ「刀ミュ」「刀ステ」と呼ばれどちらも高い人気を誇っているのです。 この2タイトルはまったくの別物で、制作もキャストも異なります。同じキャラクターが登場したとしてもそれぞれ別の俳優がキャスティングされているのです。 どちらも観るファンもいれば、趣味に合う方だけを観るというファンもいます。ファンに選択肢が用意されているという珍しいタイトルなのです。

実写映画と「刀ステ」の関係性

実写映画のメインキャストが既に発表されています。映画は舞台とは別物として作られるとのことですが、実はメインキャストの大半が『舞台「刀剣乱舞」』に出演していたキャストです。 主演を務める三日月宗近役の鈴木拡樹をはじめ、山姥切国広役の荒牧慶彦、薬研藤四郎役の北村諒、へし切長谷部役の和田雅成、不動行光役の椎名鯛造は舞台版に出演しています。その他、日本号役の岩永洋昭、骨喰藤四郎役の定本楓馬、鶯丸役の廣瀬智紀の出演が決定。 どこを観てもイケメンを堪能できることは確実ですが、演技を観てみたいという人はぜひ「刀ステ」をご覧ください!

映画の脚本は「仮面ライダー」シリーズのあの人

映画でどんな本丸の様子が描かれるのかはまだ明らかにされていません。しかし、シリアス路線であることは解禁されたキービジュアルから感じられます。脚本を担当するのは、小林靖子。特撮作品が好きならどこかで聞いたことがある名前でしょう。 彼女がこれまで手がけた作品では、ラストに重い展開が待っているものも多く、今作でも刀剣男士たちにつらい運命が背負わされるのではないか、などと心配する声も上がっているほど。 一方、彼女は人間の熱さを描き出すことも得意としているため、人ではない刀剣男士たちの泥臭さが観られるかもしれません。

「とうらぶ」はただのイケメン擬人化作品じゃない!

一見すると「とうらぶ」は女性向けのイケメンコンテンツです。確かにイケメン好きが楽しめる内容ではありますが、それだけに留まらない深い魅力があります。 ゲームだけでなく、アニメに舞台、映画と様々な入り口が用意されているので、映画化と聞いて気になっている人は、この機に気になるどれかひとつをかじってみてはどうでしょうか? 2018年10月現在、70を超えるキャラクターが実装されています。お気に入りの1振がきっと見つかるでしょう。それに、日本刀を知ることで日本史や歴史上の人物たちの様々な側面に触れることも出来るかもしれません。「とうらぶ」の世界へ、いざ出陣!