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意外と深い!?人気シリーズ『セサミストリート』キャラの魅力とは?

2018年10月26日更新

1969年に放送開始、以降世界中の子供達に愛されてきた教育番組『セサミストリート』。そのキャラクター達の設定が意外と深いことを知っていましたか?お馴染みキャラクターのプロフィールから、最近話題になったキャラクターまでご紹介します。

意外と知らない!『セサミストリート 』の“深い”キャラクター達

40年以上の長い歴史を持つ、アメリカ初の教育番組『セサミストリート 』。今では世界各国で親しまれ、番組から登場したキャラクターグッズたくさん販売されている人気のシリーズです。 そんな『セサミストリート 』に登場するキャラクター達は、意外と深いバックグラウンドを抱えています。誰しも一度は見たことがあるお馴染みキャラクターのプロフィールから、最近登場した話題のキャラクターまでご紹介します。

子供達に新しい世界を開く!ご長寿教育番組『セサミストリート』

『セサミストリート』の歴史が始まったのは1969年。マペットと呼ばれる操り人形を使った教育番組として、アメリカで放送がスタートしました。 セサミストリートはニューヨークのマンハッタンにあると言う設定です。番組は、その架空のストリートを舞台に展開されます。名前の由来は、おとぎ話の「アリババと40人の盗賊」に登場する呪文、“開けゴマ”から来ています。宝物が隠されている洞窟がその呪文によって開かれるように、この番組を見た子供達が新しい世界を開いて欲しいという意味だそうです。 日本でも1971年にNHKで放送がスタートしました。日本では、キャラクターの可愛さや番組を通して感じられるアメリカンカルチャーなどが受けているのが特徴です。結果、本来の視聴ターゲット層以上に幅広い年齢の人々に愛され、キャラクター市場でも『セサミストリート』は根強い人気を誇っています。

意外と知らない?お馴染みキャラクター達のプロフィール

人間型に加え、モンスターや動物のような様々なキャラクターが『セサミストリート』には登場します。その中でも主要な人気キャラクター達をまずは紹介します。

みんなのアイドル!エルモ

番組の看板キャラクターと言っても過言ではないエルモ。真っ赤な毛皮に身を包んだモンスターで、大きなオレンジ色の鼻が特徴です。性格はとっても好奇心が強くて純粋。人見知りせず、疑問に思ったことは何でも口にしてしまいます。 放送当初から番組に登場していたエルモですが、当初は名前もない小さなモンスターでした。それが1985年ごろから個性を発揮し始め、いまでは世界的に愛されるキャラクターに成長しています。番組中では、ペットの金魚であるドロシーとともに「エルモズワールド」という看板コーナーも担当しています。

体は大きいけど心は子供!ビッグバード

その名の通り、身長250cmの大きな黄色い鳥です。見た目は大きいですが、精神年齢は6歳ぐらいの無邪気な子供。番組初期からレギュラーキャラクターとして、視聴者の代わりに純粋な疑問を投げかけ続けてきました。 歌うことと問題を解決させることが好きで、失敗することが嫌いという前向きな性格のビッグバード。時には失敗してうろたえてしまったりもしますが、粘り強く何度でもチャレンジする姿に勇気づけられる子供も多いでしょう。

ゴミ箱に住んでる偏屈者!オスカー

ビッグバードに並んで、番組の中では古株のモンスター。くすんだ緑色の毛皮に包まれ、ゴミ箱の中に住んでいるのが特徴です。 性格はひねくれており、甘ったるい出来事が大嫌い。いつも不平不満を口にして、大声で喚き散らします。しかし、悪態をつきつつも文句を言う相手がいなくなってしまのは寂しいと言う可愛い一面もあるキャラクターです。

宇宙一のクッキー好き!クッキーモンスター

こちらも名は体を表すタイプのキャラクター。クッキーが大好きで、食べるだけでなくクッキーの詩を作ったりすることもあります。 見た目はガチャ目で、声は低めなクッキーモンスター。そんな外見に反して“クッキーが大好き!”とクッキー愛を語る愛嬌あるキャラクターは、大人にも愛されています。

『セサミストリート』は社会の縮図!?

『セサミストリート』の住人たちは、姿形も様々。これは、国籍や民族など人々の多様性のメタファーです。様々なバックグラウンドを抱えたキャラクターたちが共存しているセサミストリート 。そこでの出来事を通して、番組は子供達に人はそれぞれに違っているということを表現しています。 また、そんな多様な人たちからなる社会で、お互いを尊重して生きることの大切さを教えてくれます。

自閉症のキャラクター、ジュリア登場!

2016年から番組に登場した新しいキャラクターのジュリア。彼女は自閉症を抱えているという設定です。彼女のマペットを操作しているのが、実際に自閉症の息子がいるステイシー・ゴードンという女性ということも合わせて話題になりました。 番組の中で、ジュリアとビッグバードが初めて会った時、うまくコミュニケーションが取れずに戸惑う描写があります。そんなビッグバードに対し、彼女は他の人と少し違うところがあると他の仲間が教えてくれます。そして、そんな彼女とどうやってコミュニケーションを取ればうまくいくのかアドバイスしてくれるのです。 その発生頻度に反して、認知度が低い自閉症という症状。ジュリアの登場は、そんな症状を抱える子供達に対して理解が深まるきっかけとなることでしょう。

『セサミストリート』は単なる教育番組ではない!

教育番組として、子供達に楽しく数の数え方やアルファベットなどを教えてくれる『セサミストリート』。登場するキャラクター達は、一見、動物やモンスターが入り交ざった愉快な仲間たちです。しかし、その背景にあるものは意外と深く、現実社会の縮図を表しています。 人それぞれの価値観や多種多様な生き方が尊重される現代。そんな時代において、『セサミストリート』が教えてくれるのは、単なる教養を超えた大切なメッセージなのです。