「スキャンダル専門弁護士 QUEEN(クイーン)」最終回ネタバレ・全話あらすじ!結末はどうなる?
1話のあらすじ・ネタバレ
国民的アイドルグループの危機!氷見江はどう解決する!?
スキャンダルやトラブルを専門とし、鈴木法律事務所、危機管理部のリーダーである氷見江(竹内結子)は、ミナトテレビプロデューサーからある依頼を受けます。 国民的アイドルグループの冠番組「フォレスタ」の放送中に、リーダーの白石杏里(馬場ふみか)が突然、人気メンバーの赤江桃子(中村ゆりか)を突き飛ばしネットが炎上。たちまちクレームや殺害予告がミナトテレビに押し寄せます。この事態を収めてほしいと、氷見に依頼があったのです。 氷見は杏里に、なぜこんな行動をしたのかを尋ねるも、「解散したい」と訴えたまま逃亡してしまいます。 杏里とある男の2ショット写真が発見されたり、覆面男がミナトテレビに侵入するなど混乱した状態の中、氷見の部下である与田知恵(水川あさみ)は杏里を発見するも、男の存在は否定したものの何も答えてくれません。
フォレストの元マネージャーに話を聞き、男との2ショット写真に写っている紙袋がフォレスト行きつけのうなぎ屋のものであったことから、男の正体が桃子であることが判明。実は桃子は性同一性障害でした。メンバーも桃子を受け入れ、必死に桃子を守ろうとしていたのです。 そして番組の生放送でメンバーは解散を宣言し、氷見が事前にスタッフに手を回していたおかげで、生放送は大成功します。 氷見は、自身に無断で解散を発表したフォレストに違約金を請求すると言っていた、プロダクションの社長の元へ。社長の悪事を事前に調べていたため、これらを流さないことを条件に、違約金を請求しないことを約束させました。
2話のあらすじ・ネタバレ
セクハラ疑惑は真実!?氷見は暴露本出版を止められるのか!
氷見江(竹内結子)のもとに、大手広告代理店人事部長の藤原貴美子(国生さゆり)とクリエイティブディレクター谷正輝(波岡一喜)が訪れます。谷は、契約社員にセクハラをしたとして『週刊文新』に掲載されますが、事実無根を訴えます。 氷見は週刊文新の記者である東堂(泉里香)を伝って、セクハラ被害者が暴露本を出そうとしていることを知ります。被害者は佐藤(成海璃子)。 金銭的な解決ではなく、谷に謝罪してほしいと訴えます。佐藤はそのうち実名で記者会見し、パワハラの音源を公開するも、代理店は謝罪を拒否し続けたままでした。
氷見は、与田(水川あさみ)や藤枝(中川大志)ら仲間たちと調査を重ね、佐藤と谷がかつて交際していたことや、代理店のノルマによって作品のクオリティーが落ち、盗作が行われていたことを突き止めます。 谷と佐藤に対して、今回の事件を利用して儲けようとしている人が周りにいることを訴えますが、佐藤は暴露本を出すことを辞めません。 そこで、まず盗作疑惑をネタに、代理店に謝罪会見を開かせます。そして、谷と佐藤が交際していたことをあるジャーナリストにリークし、佐藤の暴露本出版を辞めさせることに成功。氷見はクライアントでもない佐藤の、謝罪してほしいという願いも叶えたのでした。
3話のあらすじ・ネタバレ
金メダリストが犯人?婚約者を殺したのは誰なのか!
オリンピックのフィギュアスケートで金メダルを獲得した紀子(白石聖)。彼女の婚約者である塚越(穂満佳祐)が殺害されます。紀子は第一発見者で凶器に指紋が付着していたことから、警察に疑われていました。 紀子の母親がガン闘病中でアメリカにいるため、早く戻りたいということから、氷見(竹内結子)の事務所に助けを求めにきたのです。 紀子だけでなく、銅メダルを獲得したリナ(石田ニコル)も被疑者でした。
塚越とリナも付き合っており、リナのポーチが自宅で見つかったことから疑いをかけられていました。リナは記者会見で、金メダルを取ったから紀子は疑われないのかと訴え、同情を集めます。紀子とリナは不仲で有名でした。 紀子の逮捕の動きが早まったことから、氷見は幼い紀子と、シングルマザーでわが子を厳しく指導する母親の姿をテレビで流し、こちらも世間の同情を誘います。 紀子は母親に、「あなたからスケートを取ったら何も残らない」と価値を否定され育てられていました。氷見はその後も、リナに話を聞いたりフィギュア関係者を調査し、紀子が塚越以外に相手がいたことを突き止めます。その相手は、なんと審査員でした。 実は紀子は自分のコーチに枕営業を強要されており、それが塚越にバレたのです。怒りのあまり公表しようとした塚越を殺害したのはコーチで、その罪を紀子に着せようとしていました。紀子は母親の呪縛から八百長をしてしまったことを記者会見で公表し、再び世間の同情を得ることができたのです。
4話のあらすじ・ネタバレ
セレブなママ友トラブル!世論を動かすことができるのか?
氷見(竹内結子)は、大手ゼネコン次期社長候補である佐久間の妻・京子(原田佳奈)から、自宅にゴミをばらまかれたり、階段から突き落とされそうになるなどの嫌がらせを受けていると、依頼を受けます。 息子の怜(南出凌嘉)は名門私立中学に合格したものの、怜と京子は住んでいる高級タワーマンションでも浮いた存在になっていました。 合格を妬まれての犯行かと調査しますが、藤枝(中川大志)が学校に行くと怜は先生の話も聞かず、ノートを赤く塗りつぶしているだけでした。
取り乱し奇声をあげていたため調べると、怜が1年生のときの担任が怜の行動に悩み、うつ病で先月自殺未遂をし入院していたことが判明。病院に行くと婚約者の写真があり、婚約者が犯人ではないかと疑います。 怜は「消えるね」とメールを残しいなくなってしまいます。氷見たちが探すと、海に怜と元担任の婚約者がいました。怜は、合格した中学に行きたくないことを京子に告げ、唯一の友達と離れたくない、また変だと思われるのが嫌だという本当の気持ちを話しました。 怜には発達障害があり、自殺未遂をした担任は真摯に怜に向き合っていたところ、他の親からクレームが入り鬱になってしまいました。怜が学校で起こしたことを知人の議員を使ってもみ消していたので、腹が立った婚約者は佐久間家に嫌がらせをしていたのです。 氷見は教育制度そのものに問題がある睨み、もみ消した議員や京子、婚約者みんなで教員の増員、働き方改革を訴え世論を動かすことに成功。そんな氷見は、ジャーナリストの茂呂(佐野岳)によって自身の過去を調査されていました……。
5話のあらすじ・ネタバレ
DV!?W不倫!?離婚の本当の目的とは
鬼嫁コメンテーターとして活躍しているよう子(遠野なぎこ)が、夫との離婚を成立させてほしいと氷見(竹内結子)に依頼しました。よう子の腕にはDVと思われるアザがあり、裁判や調停をせずに離婚したいと強く訴えます。 すぐに週刊文新に、夫の中山(デビット伊東)によるDV記事が出て世間は大騒ぎに。しかし中山は生配信で、DVは事実無根であり妻を愛していて、離婚するつもりはないと宣言。 よう子や中山に何か隠していることがあると踏んだ氷見や真野(斉藤由貴)は、よう子がアザを自分でつけていたこと、中山が高級ジュエリーを購入し、借金取りに追われていることを突き止めます。 そして、そのジュエリーを渡した女性はよう子ではありませんでした。不倫をよう子に告げるも、よう子は中山が不倫をしていることを知っていて離婚したかったと話したのです。
しかし、その本心は違っていました。中山の不倫相手は実は拝み屋で、中山は洗脳されお金を貢がされていたのです。よう子はそれを知っていて、離婚を切り出せば目を覚ましてくれるかもしれないことを期待していました。 そこで氷見は、よう子に嘘の不倫を持ち掛け、よう子の不倫が公になれば仕事が減り、拝み屋は中山から離れていくだろうと推測。 計画通りよう子の不倫は大騒ぎになり、慰謝料を中山に払う形で離婚が成立しました。そこに真野が、拝み屋に嘘のおいしい話を持ちかけ、慰謝料を元に話に乗った拝み屋は、インサイダー取引で逮捕されました。 よう子はまだ離婚届を提出していませんでした。もう一度やり直そうと、2人はまた一緒に歩んでいく決心を固めたのです。
6話のあらすじ・ネタバレ
天才作家のパワハラ!?若い秘書の狙いとは
氷見(竹内結子)は、パワハラ疑惑を週刊誌に報じられ、秘書が3人も辞めてしまった小説家、千代子(真野響子)を担当します。残った秘書は、若くてイケメンの礼二(杉野遥亮)のみでした。 千代子はここ2.3ヶ月で秘書たちに強い態度をとるようになり、秘書たちが訴訟を起こすと訴えるも謝罪も示談交渉もしないと強気でした。氷見は、礼二を世間にアピールし、千代子のイメージアップを図ることにします。礼二は若いながら献身的に千代子を支えていることで世間の評判も上がりました。 しかし礼二は夜な夜なクラブで遊び、出版社の女性と密会していました。
礼二は元ホストで、出版社と協力し、千代子に取り入って詐欺まがいのやり方で作品を売り出そうとしていました。その姿を東堂(泉里香)に盗撮され、ワイドショーで流れてしまいます。礼二は事実を世間に公表し、イケメン秘書の名声もあっさり消えてしまいました。 礼二の騒動で辞めた秘書3人は千代子の元に戻りました。そんな時、千代子がガンで亡くなります。千代子は末期がんを周囲に隠していました。秘書たちは資産を自分たちが管理していくと発表しました。 怪しんだ氷見は、礼二が千代子の遺言について知っているだろうと呼び出し、遺言書を見つけます。そこには、遺産は若い才能に投資することが書かれており、遺産目当てで戻った秘書たちは驚きました。 そして氷見は礼二に、今小説を書くことを勧めます。実は千代子は礼二の正体に気づいており、礼二に才能があることを認めていました。千代子は礼二の才能を開くために、わざと氷見と炎上騒ぎを起こし、最期の時間を礼二のために使っていたのです。 礼二の小説は賞を受賞。氷見は礼二の本を、千代子の仏壇に捧げました。
7話のあらすじ・ネタバレ
ブラック企業の不正!先輩のために与田が奮闘!
スマートフォン決済サービス「ペイグッド」のクレジットカード不正利用が発覚します。偶然にも、そのサービスの開発責任者のシステムエンジニアは、与田(水川あさみ)の先輩の芦原(西山繭子)でした。芦原を守るため、氷見(竹内結子)と与田は担当することになりました。 芦原は2年前からペイグッドのシステムエンジニアでしたが、サービスが開始したのは育児休暇中で、休んでいる間の出来事にも関わらず責任を押し付けられ、ネットで個人情報が晒されていました。 ペイグッドは会見を行い、社長の工藤(柳下大)は今回の責任が人的エラーであることを強調し、動揺する芝居を打ちます。真野(斉藤由貴)が調べたところ、セキュリティが甘すぎるシステムに問題があったとし、個人の責任ではなく会社の対策が原因だと突き止めました。
東堂(泉里香)を使って、このことを記事にしようとしたところ、工藤は秘書を使って芦原に「今回のことを記事にしたら家族を晒す」と脅しをかけます。 芦原は育休復帰後、希望しない部署に異動させられており、元のシステムエンジニアの仕事に戻りたいことも伝え、マタニティハラスメントも視野に入れて調査をすることに。 すると会社の同僚たちも組織の問題を訴えていました。勤務時間や残業データなどを週刊誌の記事にしたところ、工藤はペイグッドを大手企業に買収さます。会社を売り逃げするも、工藤は買収で得た株で大損してしまったのでした。 芦原は名誉を回復し、無事に新たな会社に復帰して一件落着。しかし、工藤の不自然な大損に違和感を感じた与田は、調査を続けます。すると、買収した会社と氷見が繋がっていたことを知り、与田は今回の買収に氷見が絡んでいるのではと疑うのでした。
8話のあらすじ・ネタバレ
女の闘い!男尊女卑を変えるには?
医療ベンチャーである「フィニシス」は、髪の毛一本で200種類の疾病検査ができるキットを開発していました。 その代表で、帝都医科大学の純菜(森矢カンナ)は、共同経営者のさつき(伊藤麻実子)と研究をしていましたが、過去の論文に不正があったことを追求されネットが炎上してしまいます。 氷見(竹内結子)と与田(水川あさみ)は、純菜を担当することに。純菜は、大学にはまだ男尊女卑が残っていて、大学側からの圧力だと考えていました。そして研究には莫大なお金もかかるため、純菜は資金集め、さつきが研究と、しっかり役割を分担していました。 大学理事長の楽山(長谷川初範)は、女は家庭に入るべきという考えを持った人間でした。論文についての会見を開くことになった純菜に、東堂(泉里香)は「フィニシスの完成目途は全く立っていない」と発言するさつきの映像を見せ、会見場は大混乱。
しかしこれは氷見の作戦で、研究だけに集中したいというさつきの願いを叶えるため、さつきはアメリカに渡り現地でフィニシスの研究を続けることになりました。 純菜は再び会見を行い、楽山のセクハラ・パワハラを訴えるとともに入試試験でも女子に不利になるよう操作していたことを指摘します。論文の不正も大学の操作だったことが分かり、純菜は大学の理事となります。女だから不利になる世界を変えていくことを決意したのです。 与田は、純菜が理事になれたのは、氷見がまた裏で動いていたからではないかと疑います。というのも、純菜を理事に推したのはマネークという会社の村西(飯田基祐)で、村西と政治家の吾妻(山本耕史)は繋がっていたのです。 氷見は恋人の吾妻を守るためにクライアントを利用したのではないか?と疑いをかけられます。東堂もその事実を掴み、記事にしようとしていました。
9話のあらすじ・ネタバレ
かつての仲間が敵に!5年前に何があったのか?
吾妻(山本耕史)の不正献金、氷見(竹内結子)との不倫スキャンダルが出てしまい、鈴木法律事務所のクライアントとして吾妻と林総務大臣(山田明郷)が訪れます。氷見は突然事務所を辞め、姿を消してしまいました。 吾妻は、氷見が政策秘書を辞めた5年前から会っていないと言います。真野(斉藤由貴)は、ちょうど同じ5年前に氷見が絡んだとされる飛び降り事件を、その筋の人間を使って調べさせることに。 与田(水川あさみ)はTV局の部長の不倫ネタをゆすりに使い、吾妻のいいPR動画を作り放送します。そして氷見のイメージを悪くする映像も流しました。吾妻は妻と共に会見し、全ての疑惑が嘘であることを説明。世間のイメージは回復したのでした。
氷見はその頃、ネットで告発動画を流します。吾妻や明時党に何かあることを含ませていました。林は氷見を潰せと命令します。そこで与田は、氷見が5年前の飛び降り事件の容疑者だったことをネットに流し、氷見は窮地に立たされます。 氷見は殺人犯扱いされ、直接吾妻に「5年前の決着をつけよう」と連絡しました。その矢先、SNSに氷見を襲うと書き込みがあり、道で襲われてしまいます。 真野は5年前、不正売買にマネークが絡んでいたことを突き止めます。与田はさらに、氷見が吾妻の政策秘書だった当時、選挙違反をしていたことも暴露し、氷見を追い込んだのです。
最終回のあらすじ・ネタバレ
追い込まれる氷見!しかしそれには裏があった!?
与田(水川あさみ)は、林大臣(山田明郷)に氷見(竹内結子)を潰しきる準備ができたと報告します。そこで、氷見に対する特別調査会が開かれることになりました。 その1週間前、与田は吾妻(山本耕史)と林大臣と、氷見の選挙違反を全国に晒すことを提案。吾妻は妻の父親で明時党のドン・五十嵐(小野武彦)に報告し、調査会を開くことになります。 その頃林と五十嵐、マネークの社長村西(飯田基祐)は車で会合。「もしものときは吾妻を切れ」と、五十嵐は林に指示していました。 特別調査会が始まります。最初の証人茂呂(佐野岳)は氷見に脅されていたと発言し、次の証人村西も、マネークの個人情報を使っていたと氷見からのメールを見せます。最後の証人は与田でした。氷見がマネークの個人情報を使って嘘のフェイクニュースを流していたと発言し、氷見は動揺します。 しかし調査会が終了する直前、氷見は「世間の話題を集めるために自らスキャンダルの渦中に入りました」と話し始めます。
5年前容疑者として逮捕されてからこの日が来ることを待っていたとのこと。そして吾妻も、5年前の選挙違反が原因で人が亡くなり、それを妻と共に氷見に相談していたことを告白します。 林と五十嵐と村西の車での会合動画と、五十嵐のメールを偽造したと発言する音声を流しました。実は氷見はこのために、与田に公の場で明時党に追い込まれる場を作ってほしいと依頼していたのでした。 氷見と与田はガッツボーズで勝利を喜びます。明時党とマネークの不正も明らかとなり、今後は吾妻が明時党を引っ張っていくことが発表されました。 氷見はいつも通り事務所に戻ります。辞めたのではなく有給を取得していただけで、全ては公の場で不正を暴くために自分が追い込まれるよう仕向けていたのでした。