「ゴジラ」ラドンの強さと能力を徹底解説!ファイヤーラドンへの進化や最期とは?
ラドンは、1956年公開の『空の大怪獣ラドン』で初登場した空の怪獣です。ゴジラ、モスラとともに「東宝三大怪獣」に数えられ、超音速で空を飛び、衝撃波で街を破壊する巨大な翼竜として描かれてきました。 この記事では、ラドンの特徴や能力、名前の由来とモデルを解説し、昭和の作品からハリウッド版『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』、TVアニメまでの登場作品を一覧で紹介します。デビュー作の結末やファイヤーラドンの最期にも触れるため、ネタバレに注意してください。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
ラドンとはどんな怪獣?
ラドンは、翼竜プテラノドンが突然変異したという設定の怪獣です。1956年の『空の大怪獣ラドン』で、阿蘇の地底で卵から孵化した古代の翼竜として初登場しました。昭和版のラドンの大きさは資料によって異なり、50mとするものもあります。 頭の後ろには角のような突起があり、胸には尖った突起が並んでいます。翼を持ちながら、直立して二足歩行することもできます。最大の武器は飛行能力で、超音速で飛ぶ巨体が衝撃波(ソニックブーム)を巻き起こし、翼が生む強風とともに街を破壊します。 ゴジラと争うこともあれば、1964年の『三大怪獣 地球最大の決戦』のように、モスラの呼びかけに応じてゴジラと力を合わせ、宇宙怪獣キングギドラに立ち向かうこともあります。
名前の由来とそのモデル
ラドンのモデルは翼竜のプテラノドンで、名前も「(プテ)ラ(ノ)ドン」を縮めたものです。英語圏では「Rodan」と表記されます。 鳴き声は、コントラバスの音と人間の声を素材に、加工して作られました。 姿は作品ごとに少しずつ変わっており、1993年の『ゴジラvsメカゴジラ』では頭の突起が2本から3本に増えています。
登場作品とヒット作をおさらい

ラドンはデビュー作のあとも、ゴジラシリーズの人気作に登場しています。 例えば1964年の『三大怪獣 地球最大の決戦』では、ゴジラと争っていたラドンがモスラの呼びかけを受けて共闘し、宇宙怪獣キングギドラを撃退しました。1993年の『ゴジラvsメカゴジラ』には“ファイヤーラドン”が登場し、ベビーゴジラをめぐるゴジラとメカゴジラの戦いに加わります。 2019年にはハリウッド版『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』、2021年にはTVアニメ『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』にも登場し、昭和から令和まで活躍が続く怪獣です。
ラドンの登場作品一覧
| 1956年 | 空の大怪獣ラドン 初登場作。阿蘇の地底で孵化した2頭が福岡を襲う |
|---|---|
| 1964年 | 三大怪獣 地球最大の決戦 ゴジラ・モスラとともにキングギドラを撃退 |
| 1965年 | 怪獣大戦争 |
| 1968年 | 怪獣総進撃 |
| 1993年 | ゴジラvsメカゴジラ ファイヤーラドンとして復活し、ゴジラに生命エネルギーを与える |
| 2004年 | ゴジラ FINAL WARS |
| 2019年 | ゴジラ キング・オブ・モンスターズ ハリウッド版(モンスターバース)に登場 |
| 2021年 | ゴジラ S.P<シンギュラポイント>(TVアニメ) |
【ネタバレ】デビュー作『空の大怪獣ラドン』のあらすじと結末
ラドンのデビュー作『空の大怪獣ラドン』は、1956年12月26日に公開された東宝初のカラー怪獣映画です。監督は本多猪四郎、特技監督は円谷英二、音楽は伊福部昭が担当しました。 阿蘇付近の炭鉱で事故と殺人事件が続けて起こり、真犯人は古代トンボの幼虫・メガヌロンだと判明します。坑道に入った炭鉱技師の河村は落盤に巻き込まれ、記憶を失った状態で見つかりますが、やがて地底で巨大生物を目撃していたことを思い出しました。 その頃、阿蘇から超音速の飛行物体が飛び立ちます。これこそ地底で孵化したラドンでした。自衛隊の戦闘機の追撃を振り切ったラドンは福岡を襲い、衝撃波と翼が起こす強風で街を破壊。さらにもう1頭のラドンも現れます。2頭のラドンは阿蘇へ戻りますが、やがて阿蘇山が噴火します。1頭が溶岩の流れに落ちると、もう1頭もその後を追うように噴火の中へ飛び込み、2頭はともに最期を迎えました。
【ネタバレ】ファイヤーラドンとは?『ゴジラvsメカゴジラ』での活躍と最期
ファイヤーラドンは、1993年の『ゴジラvsメカゴジラ』に登場する、ラドンが進化した姿です。アドノア島でゴジラと戦ったラドンは、卵に付着していた植物が発する音楽を再現したメロディを聴いて、赤い体のファイヤーラドンとして復活しました。口からはウラニウム熱線を吐きます。 ラドンは同じ巣で生まれたベビーゴジラを兄弟のように思っており、ベビーゴジラの呼びかけを受けて飛来し、ベビーゴジラの入ったコンテナを奪います。しかし対ゴジラ兵器のメカゴジラに撃退されてしまいました。 その後、スーパーメカゴジラとの戦いで力尽きたゴジラに、ファイヤーラドンは自らの生命エネルギーを注ぎ込みます。よみがえったゴジラはスーパーメカゴジラを倒し、ベビーゴジラとともに海へ去っていきました。
ラドンがハリウッド版『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』に登場
2019年5月31日には、ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』(2014年)の続編『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』が日米同時公開され、ラドンもモンスターバースに登場しました。監督はマイケル・ドハティです。 本作のラドンは、メキシコの島の火山に眠っていた巨大生物という設定です。火山に棲む姿に合わせて、皮膚に火山岩の要素を取り入れたデザインになっており、これまで着ぐるみで撮影されてきたラドンがCGで描かれました。 物語では暴れ回ってゴジラやキングギドラの戦いに絡みますが、最後はほかの怪獣たちとともにゴジラにひれ伏します。
空の大怪獣ラドンについてよくある質問
ラドンが初登場した作品は?
1956年12月26日に公開された『空の大怪獣ラドン』です。東宝初のカラー怪獣映画で、監督は本多猪四郎、特技監督は円谷英二が務めました。
「東宝三大怪獣」とは?
ゴジラ、モスラ、ラドンの3体を指す呼び方です。1964年の『三大怪獣 地球最大の決戦』では、この3体が力を合わせてキングギドラに立ち向かいました。
ラドンのモデルと名前の由来は?
モデルは翼竜のプテラノドンで、ラドンという名前もプテラノドンを縮めたものです。英語圏では「Rodan」と表記されます。
ラドンはどんな能力を持っている?
超音速で空を飛ぶのが最大の能力です。『空の大怪獣ラドン』では、飛行で生まれる衝撃波と翼が起こす強風で福岡の街を破壊しました。
ファイヤーラドンとは?
1993年の『ゴジラvsメカゴジラ』に登場する、赤い体に変化したラドンです。同じ巣で生まれたベビーゴジラを兄弟のように思っており、終盤では力尽きたゴジラに自らの生命エネルギーを注ぎ込みました。
ハリウッド版のゴジラ映画にもラドンは登場する?
2019年公開の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』に登場します。メキシコの火山に眠っていた巨大生物という設定で、皮膚に火山岩の要素を取り入れたデザインになっています。
昭和からハリウッドまで活躍する空の大怪獣ラドン
ラドンの特徴や名前の由来、昭和から平成、ハリウッド版までの登場作品を紹介しました。 阿蘇の地底から現れた初代ラドン、ベビーゴジラを守ろうとしたファイヤーラドン、火山岩をまとったハリウッド版のラドンと、作品ごとに異なる魅力があります。2021年にはTVアニメ『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』にも登場しました。 デビュー作『空の大怪獣ラドン』から、姿を変えながら受け継がれてきたラドンの歴史をたどってみてはいかがでしょうか。

