2019年3月28日更新

映画「浅田家」キャスト・最新情報を紹介 実際の浅田家はどんな家族?【二宮和也×妻夫木聡】

浅田家 写真集

二宮和也と妻夫木聡が映画『浅田家(仮題)』で初共演。原案となっているのは、なんと写真集とのこと。新鋭・中野量太が監督を務める本作は、いったいどんな作品になるのでしょうか?あらすじ、キャストから原案となった写真集まで紹介します。

「浅田家」はどんな作品に?二宮和也主演で写真集を原案に映画化

浅田政志による写真集『浅田家』と『アルバムのチカラ』を原案とした実写映画、『浅田家(仮題)』の製作が発表されました。 主演は、多くの映画作品などでその実力を見せつけてきた二宮和也。また、二宮演じる主人公の兄役として、妻夫木聡の出演が決定しています。 この記事では、本作のあらすじやキャスト、そして原案となった写真集から実際の浅田家について紹介します。

映画「浅田家」のあらすじを紹介

4人家族の次男として育った浅田政志(二宮和也)。幼い頃から写真を取るのが好きだった彼は、写真専門学校へ進学します。卒業制作のテーマとして出されたのは「たった1枚で自分を表現すること」。迷わず自分の家族を被写体とすることを選んだ政志が撮ったのは、実際の浅田家の思い出を本人たちがコスプレをして再現したものでした。 卒業後、3年間定職につかずに暮らしていた政志が、ようやく再び写真と向かい合う決心をしたとき被写体に選んだのも、やはり家族。それぞれが「なりたかった自分」をテーマにコスプレをし、それを家族写真として撮影しました。そこから様々なシチュエーションで、家族写真を撮影するようになります。 それらの作品を中心とした個展を開いたとき、作品を気に入った出版社から写真集が出版されました。写真集は高い評価をうけ、写真家としての道を順調に歩み始めた政志でしたが、あることからスランプに陥ってしまいます。 そんなとき、展示会の準備中に東日本大震災が発生しーー。

「浅田家」の登場人物とキャストは?【二宮和也と妻夫木聡が初共演】

写真家・浅田政志役/二宮和也

本作では嵐の二宮和也が主演を務めます。二宮が演じる政志は、無茶で自由奔放ながらもどこか許せてしまう人間味溢れる人物。若手俳優の中でも圧倒的な演技力を誇る二宮が、どのように表現するのか、注目が集まります。 二宮は本作への出演について、妻夫木との共演は自分の粗が目立ちそうでなんとなく逃げてきたとしていますが、「こんな機会も滅多にないので目一杯楽しみたいと思っております」と本作の公式Twitterで語りました。また、気鋭の中野量太監督作への出演についても、「本当にこの作品に対する愛情が伝わってきて、この期待に応えられるよう頑張ろうと思いました。一緒に作品を作れて光栄です」と意気込みを示しています。

政志の兄・浅田幸宏役/妻夫木聡

妻夫木聡が演じるのは、政志の兄である幸宏です。やんちゃな弟・政志をあたたかく見守り、そのコスプレ写真の依頼にもいやいや付き合う心やさしい人物。 二宮とやっと共演できることに喜びを感じているという妻夫木は、「感受性が豊かな二宮さんならば、政志を自由に魅力的に演じてくれると信じています。僕はそんな二宮さんをそっと隣で支えていければと考えています」とコメント。また、実在の人物を演じるということでモデルとなった浅田幸宏さんから「僕と政志が仲が良いことが最大の親孝行」という言葉を聞き、「その思いやりの心を胸に精一杯浅田家を愛すること、それだけです」と公式Twitterで語りました。

監督は『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野量太

本作の監督を務めるのは、『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016)で国内外の映画賞で高く評価された中野量太です。中野は本作で脚本も執筆し、商業用長編映画監督デビューを果たしました。 プロデューサーから写真集『浅田家』を渡され、“この家族”を映画化したいと言われた中野は、そこに写っていた奇抜でヘンテコなのに、どこかホッとして、なつかしくて、堪らなく魅力的だったと語っています。 本作を製作するにあたって、キャスティングには強いこだわりがあったという中野は「今回、浅田家の兄弟役を希望通りの二宮和成さん、妻夫木聡さんに受けていただき、ほくそ笑んでいます」と映画公式Twitterでコメント。 カメラマン浅田政志を通して家族の愛、そして東日本大震災のときに実際に行われていた被災写真洗浄返却活動を描く本作は、事実を元にしているため「真摯に丁寧に大胆に、僕にとって大きな挑戦をする映画になると思っています」も語っています。

実際の浅田家と原案になった写真集「浅田家」「アルバムのチカラ」

写真家・浅田政志と実際の浅田家

三重県津市生まれの浅田政志は、高校卒業後に日本写真映像専門学校に進学。卒業後は数年のブランクを経て撮影スタジオで勤務し、2007年に写真家として独立しました。 浅田の写真の原点は、父が毎年写真を撮影し作成していた年賀状にあるそうです。津市の名所の紹介や、子供の成長を周囲の人々に報告するために撮影していたというこれらの写真は、毎年秋ごろに撮影場所や息子たちの服装にまでこだわって撮影していたとか。 写真家になった末っ子のために、最初はしぶしぶながらも撮影に協力してくれたという浅田家の人々。しかし今ではすっかりやる気になり、浅田が出したアイディアに撮影場所を提案したりと、共同作業として取り組んでいるそうです。

写真集『浅田家』『アルバムのチカラ』とは

写真集『浅田家』は、「家族でやってみたいこと」をテーマに、本人を含めた浅田家の面々がバンドマンやラーメン屋、消防士などになりきったユニークな写真集です。この写真集が高く評価され、第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。このことをきっかけに浅田の写真家としての道がひらけ、数多くの家族写真を手がけることになります。 その後、スランプに陥っていた浅田が手がけた写真集『アルバムのチカラ』が注目を集めます。それは、東日本大震災の津波で汚れてしまったアルバムや写真を洗浄し、持ち主に返すボランティア活動をする人々、そして救助活動の様子を2011年から2013年に渡って撮影したもの。『アルバムのチカラ』は、クラウドファンディングによって出版されました。

映画「浅田家」は2020年公開予定

実在の家族を中心とした実話に基づく映画「浅田家」。本作は、主演の二宮和也と妻夫木聡の初共演、そして中野量太監督作として注目が集まっています。 可笑しくもあたたかい家族、そして被災地でのボランティア活動を撮影してきた写真家・浅田政志はどのように描かれるのでしょうか。 二宮和也と妻夫木聡という演技派俳優を迎え、新鋭・中野量太がメガホンを取る本作について、そのほかのキャストなども気になるところですね。映画『浅田家(仮題)』は、2020年公開予定です。