2019年5月30日更新

アクセラレータの人物像に迫る!「とある科学の一方通行」のダークヒーロー

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とある魔術の禁書目録III アクセラレータ

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一方通行(アクセラレータ)とは?『とある科学の一方通行』のダークヒーロー

一方通行(アクセラレータ)は、鎌池和馬によるライトノベル「とある魔術の禁書目録(インデックス)」シリーズに登場するキャラクターです『とある魔術の禁書目録(インデックス)』、スピンオフ『とある科学の超電磁砲』は、それぞれアニメシリーズ化し、2013年には劇場版も制作されました。 様々なメディア展開が行われ、幅広い層に大人気の「とある」シリーズ。アクセラレータは、「とある」シリーズの主人公・上条当麻のライバルにあたるキャラクターで、本作のもう一人のダークヒーローとして高い人気を誇っています。 そんなアクセラレータを主人公にしたスピンオフアニメ『とある科学の一方通行(アクセラレータ)』が、2019年7月から放送されることが決定しました。 そこでこの記事では、「とある」シリーズのダークヒーロー・アクセラレータについて、彼の強さや人物像、名言などを紹介していきます。 ※記事の性質上、ネタバレが含まれている部分があります。本編の内容を知らない人は、十分注意して進んでください。

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一方通行(アクセラレータ)のプロフィール 悲しい過去を持つ残虐な人物

一方通行(アクセラレータ)は、本作の舞台となる学園都市第1位の超能力者で、作中最強のキャラクターです。彼の外見は白髪が特徴の痩せ型で、主人公の上条当麻とは対照的な容姿をしています。ちなみに「一方通行(アクセラレータ)」とは彼の能力名であり、本名は不明です。 アクセラレータは、もともとはごく普通の少年だったのでした。しかし生まれ持った能力の才能があまりに高かったため、周囲の人々との関係が上手くいかず、精神が歪んでしまったのです。彼の口調は粗暴で、狂気に満ちた発言が多く、これまで何人も殺害しています。 特に戦闘時には更に感情が高ぶり、発狂したようにテンションが高くなるのが特徴です。残虐性もかなり高く、サディスティックな嗜好を仄めかすシーンも多々あります。危ない性格の彼ですが、打ち止め(ラストオーダー)との出会いがきっかけで、徐々に他人への思いやりの心が芽生えていくのです。

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レベル5の中でも1位!強さや能力は?

学園都市に7人しかいない「レベル5」の超能力者たち。アクセラレータは、その中でも第一位という、最強のキャラクターです。強力な超能力とともに、スーパーコンピュータ並みの演算能力を備えた、人間離れした頭脳を持っています。 そんな彼の能力は、彼の呼び名ともなっている「一方通行(アクセラレータ)」。運動量や熱量、光量、などのあらゆる力の向き(ベクトル)を操作するというものです。そのため、あらゆる攻撃や兵器を跳ね返すことができ、彼にはどんな攻撃も効きません。 この能力は、応用することでその本領を発揮します。たとえば、小石を音速以上のスピードで蹴り飛ばしたり、血液や電気の流れを操作することで相手を即死させたりすることが出来るのです。あらゆるベクトルを操作できるというこの汎用性の高さが、最強の能力たる所以とも言えます。 また、彼の髪色が白い理由は、ベクトル操作によって紫外線も反射させているため。彼は普段から、酸素などを除いた生命維持に不必要なものを反射しています。そのため、寝ているときの不意打ちも効かないという、非の打ち所がない能力です。

黒い翼とは?アクセラレータのさらなる能力【ネタバレあり】

アクセラレータはあることをキッカケに、「黒い翼」の能力が発現します。

「絶対能力進化(レベル6シフト)実験」を上条に止められたアクセラレータ。その後、彼は「シスターズ」の上位互換である存在、打ち止め(ラストオーダー)と出会います。ラストオーダーは、アクセラレータに付きまとうようになるのでした。 ラストオーダーは、実験の研究員であった天井(あまい)によって、シスターズを狂わせるウイルスを注入されていました。アクセラレータは彼女を救うため、自身の能力を駆使してウイルスを除去しようとしますが、その際に天井の銃撃を受け、彼の脳は損傷してしまいます。 脳に損傷を追ったアクセラレータは、演算能力を失ってしまいました。演算能力とは、ベクトル操作という複雑な能力を可能にしていたものです。彼は演算能力によって、スーパーコンピュータ並みの高度な計算をしながら、能力を駆使して戦っていました。 彼は演算能力を失ったものの、もともとの頭の良さを駆使し、演算能力なしで能力を使います。しかし木原との戦いで彼の感情が昂った際、新たな能力「黒い翼」が発現するのです。 黒い翼は、反射の能力とは異なる防御能力を備えており、また、不可視の力で攻撃できる能力です。その破壊力は、レベル5第2位の垣根を、一方的に圧倒するほどのもの。この翼は、100メートル以上に膨張させたり、100本以上に分裂させたりすることができる驚異的な能力です。

打ち止め(ラストオーダー)との関係が物語のカギを握る

アクセラレータは、「絶対能力進化計画(レベル6シフト)」という計画のもと、レベル5からレベル6へと昇華するプログラムに参加することになります。アクセラレータが参加したのは、自分がレベル6になれば誰も近づかなくなり、誰かを傷つけてしまうことがなくなると考えたためです。 しかし、そのプログラムの方法とは、「2万体の妹達(シスターズ)を殺害すること」という恐ろしいものでした。「シスターズ」とは、アクセラレータと同じくレベル5の能力者である御坂美琴をオリジナルとした量産クローン体のことです。計画は、アクセラレータが約1万人のシスターズを殺害した頃に、上条当麻と御坂美琴により阻止されました。 その後アクセラレータは、「シスターズ」の上位互換である打ち止め(ラストオーダー)と出会います。1万人ものシスターズを殺してしまった彼は、罪悪感や贖罪の意識もあり、彼女と深く関わっていくことになります。そして、ラストオーダーの存在が、徐々に彼を変えてゆくのです。

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声優・岡本信彦がアクセラレータを演じる

「とある」シリーズのダークヒーロー、一方通行(アクセラレータ)を演じるのは、岡本信彦です。 岡本信彦は、1986年10月24日生まれの男性声優。アニメ「とある」シリーズでアクセラレータを演じるほか、2010年アニメ『バクマン。』新妻エイジ役や2016年アニメ『僕のヒーローアカデミア』爆豪勝己役などを演じています。 岡本は近年、人気作のメインキャラクター役での起用が後を絶たない、超売れっ子声優です。好青年から冷酷な悪役、熱血漢まで、どんな役でも演じ分ける若手実力派。彼は声優活動の他、歌手としてアルバムを出すなど、幅広く活躍しています。

「とある」シリーズ第2の主人公・アクセラレータ!『とある科学の一方通行』での活躍に注目

今回は「とある魔術の禁書目録」シリーズに登場するダークヒーロー・一方通行(アクセラレータ)について解説してきました。 物語序盤では、残酷な強敵として登場した彼ですが、打ち止め(ラストオーダー)との出会いをきっかけに、徐々に人間性が変わっていきます。本作のもう一人の主人公としてその成長が描かれ、「とある」シリーズの物語に厚みを与えてくれる存在となりました。 そんな彼を主人公にしたアニメ『とある科学の一方通行』が2019年7月12日から放送開始となります。「とある」シリーズ屈指の人気キャラ、アクセラレータの活躍に注目です。