2023年7月28日更新

ドラマ『俺の話は長い』のあらすじネタバレを最終回まで!結末は満の就職?

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2019年10月に放送された日テレ土曜ドラマ『俺の話は長い』。主演を務めるのは、演技派ジャニーズとして知られる生田斗真です。令和時代の新たな家族の絆を描くという本作のあらすじを、1話から最終回まで紹介していきます。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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【ネタバレなし】『俺の話は長い』のあらすじ

『俺の話は長い』には原作はなく、ヒットメーカーの金子茂樹によるオリジナル脚本です。 岸部満は、世間一般でいうダメ男。大学卒業後、コーヒーにはまり企業したものの失敗し、7年前から実家暮らしのニート生活をつづけています。なんとかしたい気持ちはあるものの、口ゲンカには誰にも負けないという特殊能力を持つ彼は、屁理屈を駆使して自分のダメさを誤魔化してきました。 夫が残した喫茶店を営む母に寄生していた満の人生は、マイホーム建て替えのため、一時的に転がり込んできた姉家族によって一変します。 弟の屁理屈を「単なる現実逃避」と一刀両断し、彼がこうなったのは母にも責任があると詰め寄る姉。痛いところを突かれて動揺する母。はたして満はこの災難を乗り越え、自立することができるのでしょうか……?

第1話のあらすじ・ネタバレ

其の一:すき焼きと自転車

あらすじ

喫茶店を営む母、房枝(原田美枝子)と暮らす満(生田斗真)は仕事もせずに日々ニート生活。そこに姉の綾子(小池栄子)と夫の光司(安田顕)が米沢牛のすき焼き用の肉を持って現れます。 満はすき焼きが嫌いなので嫌がらせだと綾子を責めますが、文句を言いながらもなんだかんだすき焼きを食べていました。 今日来たのには何か理由があると思った満に、綾子は家を建て替える3ヶ月の間同居したいと申し出ます。房枝は既に賛成していたが満は反対。 頼みごとがあったのに自分の嫌いなすき焼きを用意したことにもまだ怒っていました。すると綾子の娘、春海(清原果那)がやってきます。春海は10月から一度も学校に行けず不登校になっていたのです。

ネタバレ

すき焼きが食べたくて我慢できずにやってきた春海。春海も同居に賛成しており、満もあっさりとOKします。満に心を開いている春海は、学校に行きたくないことや義理の父である光司のことを相談していました。

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其の二:寿司とダンボール

あらすじ

同居にあたっていらない本を売るために、満と光司は古本屋へ。満は綾子に頭が上がらない光司に同居中味方になることを約束します。 古本屋のあとバーに行き、光司はバンドのベースでメジャーデビューをしたが2年で契約を切られ、クズのような生活をしていたことを話します。 綾子はバリバリのキャリアウーマン。満は今光司がちゃんと仕事をしているからダメだと力説します。家に戻ると帰りが遅いことに綾子は怒っており、さらに満の段ボール6箱が邪魔だと言います。 それは以前満が珈琲専門店を9ヶ月間やっていたときのものでした。

ネタバレ

居合わせた春海は、綾子が何でもかんでも人の大切なものを処分しすぎることを指摘。昔春海がいない間に、実の父親にもらったものも勝手に捨てていたのでした。 離婚して仕方なかったと謝る綾子に満も加わりますが、春海は満にも「珈琲屋が終わってから何もしていない、みんな心配している」と指摘します。満は学校に行かない春海をみんな心配していると言い返すと、「明日から学校に行く」と宣言します。 満は段ボール6箱を自分のベッドの下に隠し、春海は学校に行ったのでした。

第2話のあらすじ・ネタバレ

其の三:焼きそばと海

あらすじ

満(生田斗真)は朝5時半になると必ず房枝(原田美枝子)のためにコーヒーを淹れて、それから寝る生活を送っていました。 房枝の喫茶店では春海(清原果那)がなぜ不登校なのかを話していて、好きな男の子の陸(水沢林太郎)が春海の親友と付き合い始めたことが原因だと知ります。 綾子(小池栄子)はまた学校に行かないという春海を説得してほしいと満に頼み、5千円の報酬で引き受けます。焼きそばを食べながら話すうちになんとか彼女は学校に行く気になり、5時間目のフォークダンスに間に合いました。

ネタバレ

綾子にお金を請求する満に、5時間目しか行けなかったということで千円しか払わない綾子。彼はその5時間目が春海にとっては辛い時間で、親友と陸が踊っているのを見たくなかったという事実を伝えます。 そして満は5千円をゲットし、春海を迎えに行きます。「人生に大切なことは誰も教えてくれない」という彼女は、焼きそばを作ってくれたことを満に感謝したのでした。

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其の四:コーヒーと台所

あらすじ

満が5時半にコーヒーを淹れていると、綾子が定職についたほうがよっぽど親孝行だと言います。まだ珈琲専門店に未練があると感じた綾子はいろいろと詮索し、満はもうコーヒーを淹れないと言い出します。 一方喫茶店には陸がやってきて、春海には来たことを内緒にしてほしいと言います。 満と光司(安田顕)はバーのクラッチで待ち合わせ。すると光司はベースを担いで来ました。綾子に内緒でコインロッカーに預けていましたが、バーの海星(杉野透亮)に店で預かってもらうことに。 家に帰ると房枝が1人でビールを飲んでいて、バーで満に明日もコーヒーを淹れたほうがいいと言ったことを伝えるも、絶対に淹れないと房枝は予測していました。

ネタバレ

翌朝5時半に起きた房枝ですが、満はいません。代わりに綾子がお茶を淹れました。軽トラを借りた満はとっておいたダンボール6箱のコーヒーグッズを売りに行きます。最後まで迷うも、結局「売ります!」と言ってしまったのでした。

第3話のあらすじ・ネタバレ

其の五:かぼちゃと喫茶店

あらすじ

満(生田斗真)がコーヒーグッズをリサイクルショップに売り、綾子(小池栄子)は喜びます。しかし房枝(原田美枝子)は毎朝淹れていたコーヒーも辞めさせたことで、満が無理をしていないか心配するのでした。 遅く起きた満はキッチンにあった大量のかぼちゃが気になり、常連の薗田(本多力)にもらったことを聞きます。 春海(清原果那)は陸(水沢林太郎)に、彼女が学校を休んだのは陸が内緒で房枝の喫茶店ポラリスに行ったことで焼きもちを妬いていると聞きます。陸は春海が自分のことを好きなのか問うも、春海は慌てて否定します。 一方光司(安田顕)は体育祭のときに陸と連絡先を交換していて、満は仲良くなることを提案。ハロウィンのかぼちゃを被った光司の写真を陸に送ったのでした。

ネタバレ

満はかぼちゃが高値で売られていることを知り転売を考えます。しかしキッチンにあったかぼちゃは房枝がハロウィンに使おうとしていたため必死に止めます。 ハロウィンについて屁理屈を言う満を見た薗田は、自分がかぼちゃを持ってきたせいだと持って帰ろうとします。薗田は満が転売しようとしていることを見抜き、結局かぼちゃはハロウィン後に煮つけにすることになったのでした。

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其の六:酢豚と墓参り

あらすじ

三者面談と買い物をドタキャンされた春海は、綾子の悪口を言います。翌日埋め合わせをした綾子は途中で満をガソリンスタンドで見かけ、尾行することに。 花屋に寄っていた満は房枝と父親の墓参りをしていました。満はそれでお小遣いをもらっていて、綾子は夕飯に中華を食べに行こうと電話で誘います。

ネタバレ

満は昼も中華を食べたと機嫌が悪くなり墓参りに来ない綾子を責めますが、綾子は墓参りで小遣い稼ぎをしていることを持ち出し反論します。綾子と満は言い合いを繰り返しますが、父親が入院中ずっと満を心配していたことを漏らす綾子。 房枝は「春海を生んでくれただけで十分」と父親が言っていたことを言うと、綾子は涙ぐみます。満は父親が好きだった炒飯に酢豚のたれをかける食べ方をし、みんなで真似をしながら食べたのでした。

第4話のあらすじ・ネタバレ

其の七:アイスと夜の散歩

あらすじ

学校で春海(清原果那)は陸(水沢林太郎)の彼女の親友に、陸と光司(安田顕)がメールのやり取りをしていることを聞き動揺します。 家では房枝(原田美枝子)がアイスのゴミを捨てたのは誰か聞くと、満(生田斗真)は俺のアイスを勝手に食べたのは誰だと家族全員を問い詰め始めました。光司は同じアイスは食べたが、自分で買ってきたとレシートとゴミを証拠に見せます。 満が犯人捜しをしていると、春海が今日房枝の店の常連の牧本(西村まさ彦)が家に来ていたと言います。牧本を疑う家族でしたが、満は「犯人はいません」と言い出します。

ネタバレ

実は満がアイスのゴミを机に放置しており、その上に置かれた新聞を房枝が1週間後に資源ごみに出したため、今になってその時のアイスのゴミが出て来たのでした。 みんなに謝るよう綾子(小池栄子)は満に言いますが、非は認めたものの牧本が房枝と再婚したがっている話でごまかし、部屋に逃げました。 アイスが食べたくなった春海は光司とコンビニに行くことに。陸とのメールのやり取りを聞き、陸は寂しいやつだから仲良くしてねと光司に言うのでした。

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其の八:バーニャカウダと犬の散歩

あらすじ

満はある日、クラッチの海星(杉野遥亮)から犬の世話をするバイトを紹介されます。早速犬を散歩させる満を見た薗田(本多力)は房枝に報告し、満に中途採用試験を受けないかと持ち掛けました。 その頃陸と光司は会うことになり、陸は恋愛相談をしていました。家では春海が綾子に自分の偏差値より低いところに行きたいと相談していて、いい高校や大学に行くより好きなことをしたいと言うのです。 満がクラッチで薗田に会うと、その場に薗田の後輩の渡利(間宮祥太朗)もいました。勝手に満に親近感を持っていた渡利は、海外放浪のあと今の会社に就職し彼女もできたと自慢気に話します。 渡利は満もうちの会社を気に入ってくれると言いますが、満は上から物を言っていると指摘。

ネタバレ

屁理屈を並べ立てる満の話を聞いた渡利は、なんと会社を辞めると言い出しました。満は慌てて撤回するも、渡利は短時間で仕事を辞めようと思わせる満の説得力を褒めます。 渡利は満に認めてもらえるよう頑張ることを決心したのでした。

第5話のあらすじ・ネタバレ

其の九:銀杏と爪切り

あらすじ

春海(清原果那)を迎えに行った綾子(小池栄子)は、春海の偏差値が落ちていることを注意。夕食の時間、満(生田斗真)は茶碗蒸しに銀杏が入っていないことに文句を言いました。 すると綾子は春海にわざと模試で悪い点を取っているのではないか、と言い出します。 陸(水沢林太郎)と同じ高校に行きたいからではないかと疑うと、光司(安田顕)が陸の志望校は春海の志望校ではないと暴露。綾子は光司が陸と連絡を取り合っていたこと、春海と満までもがそれを知っていたことに、落ち込みます。

ネタバレ

満は春海に友達と同じ高校に行かないほうがいいとアドバイスします。夜満が銀杏を剥いていると綾子が爪を切りにきます。綾子の初デートの話になり、その時に見た映画の名前が思い出せない二人。 同時に「フォレストガンプ!」と言い、春海は見てみたいと満に言います。落ち込んでいた綾子が少し元気になったのでした。

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其の十:シャンパンと合鍵

あらすじ

犬の散歩のバイトを続ける満は、バイトを1日伸ばすことに。その頃家では房枝と綾子が顎が痛いことに気づき、満としゃべりすぎていることが原因だと分かります。そこで満と関わりすぎないようにすることにするのでした。 一方、光司はかつてのメンバーからまたバンドをやらないか誘われていました。連日飲み歩く光司に綾子は怒りますが、あっさりと許したことに満は違和感を感じます。 犬の散歩から戻ると飼い主の明日香(倉科カナ)がいました。ついでに買い物も頼まれ、報酬を払おうとしたり払わなかったりする明日香。

ネタバレ

そんな明日香の態度に満は「金でしか動かないと思ってる寂しい人だ」というと、明日香は今日誕生日であることを明かします。そして以前海星(杉野遥亮)にフラれていることを暴露し、満はそっと帰宅します。 帰ると家族はトランプをしていて、満に頼んでいた牡蠣を買ってこなかったことの文句を言い始めます。結局満に対して黙っていることはできず、元の賑やかな家庭に戻ったのでした。

第6話のあらすじ・ネタバレ

其の十一:毛蟹と体温計

あらすじ

光司(安田顕)が高熱を出し寝込んでいる中、房枝(原田美枝子)は店の客から毛蟹をもらいました。その時店に陸(水沢林太郎)がやってきて、光司は出られないので代わりに満(生田斗真)に話してきて欲しいと頼みます。 陸は満に彼女と別れたがそれほど悲しくなく、むしろ光司に着信拒否をされて落ち込んでいると話します。光司は陸にとって彼女や友達では埋められない存在になっていました。 家に帰ると綾子(小池栄子)と春海(清原果那)と房枝は毛蟹を眺めています。春海は蟹が大好きで食べたいというが、光司が熱を出しているから明日にしようと房枝は言います。 しかしどうしても食べたい春海は、光司には蟹の雑炊を作ることを提案。

ネタバレ

春海は自分で雑炊を作って光司の部屋に持っていき、光司は感動しながら頬張ります。そして体温計の電池が切れたので春海と満はコンビニへ。 陸は素直でいいやつだと言われ、春海は喜びます。翌朝光司は36.1℃まで熱が下がり、蟹雑炊のおかげだと言うも、実はまだ37.2℃の熱があったのでした。

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其の十二:モンブランと亀

あらすじ

明日香(倉科カナ)がハーフマラソンに出るというので、満も練習に付き合うことに。その頃満の付き合いが悪くなったと嘆く光司は、元メンバーにまたバンドをやらないかと誘われます。 満は明日香の家に泊まり、房枝や綾子は満がまたヒモになるのではないかと心配していました。 そこで説得に名乗り出た光司がお好み焼き屋で、満にヒモにならないか心配だと伝えます。しかし満は愛情があると言い、光司は1人でモンブランを買って帰宅。

ネタバレ

満は明日香に「働かないのか」と問われるも、やりたいことが分からないと答えます。明日香もそういう時期が3年あったと言い、「イヤじゃないをやってみたら?」と言われた満は「その言葉を待っていた」と深く感心したのでした。 翌朝満は家に戻り、荷物とカメのボルトを連れて家を出ます。春海には「何かあったらいつでも言え」と言い、家を後にしました。

第7話のあらすじ・ネタバレ

其の十三:ジンライムと商店街

あらすじ

家の中で房枝(原田美枝子)は、綾子(小池栄子)と満(生田斗真)に今まで渡し忘れていたお年玉を見つけます。明日香(倉科カナ)の家に転がり込んでいる満に連絡すると、明日取りに行くとのこと。 満が家に訪れた際に、実家の査定に来ていた不動産屋に会います。 房枝は家を売ることを考えていたものの、満は断固反対。房枝は喫茶店ポラリスも辞めると言い出しますが、光司(安田顕)が継ぐと宣言します。光司はなんと3日前に仕事を辞めていたのです。 綾子は相談がなかったことに、ショックを受けてしまいました。

ネタバレ

綾子はひとりクラッチへ飲みに。光司が綾子を探しに行くと、クラッチを出てベースを担いでいる綾子を見つけます。 綾子は以前光司にベースを処分してと言っていましたが、光司はクラッチに1本だけベースを隠していたのでした。それを謝罪した綾子は、「コーヒー1杯淹れるところから始めたら?」と光司を後押しします。

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其の十四:カレーライスと実家

あらすじ

早速ポラリスで働き始る光司。しかしコーヒーカップを割るなどてんやわんや。一方満は明日香に料理の才能があると褒められます。そしてこれから明日香の身の周りのことをしていくと言う満ですが、明日香はがっかり。 家事も仕事だという満ですが、明日香は「6年間家族に迷惑をかけて出した結論がこれなのか」と言い、「楽な方法しか選べないなら一緒にいない方がいい」と告げます。明日香の家を出て実家に戻る満。 その時光司は仕事ができず落ち込んでいました。

ネタバレ

お客さんが来なくなったポラリス。満はちょうど家に戻り、亀のボルトが元気がないから戻ってきたと言い訳を始めます。学校から戻った春海(清原果那)は満を誘って海へ。 どうやら陸(水沢林太郎)にフラれてしまった様子でした。帰り道、車で涙を流す満に春海は驚きます。 夕飯のカレーを食べながら、家の査定が思ったより安かったので売らないことにしたと言う房枝。光司は自分が喫茶店が向いていないことを悟り、ポラリスを継ぐのは辞めると言いました。

第8話のあらすじ・ネタバレ

其の十五:ゆで卵と福引

あらすじ

仕事を辞めてしまった光司(安田顕)のために、ポラリスの客である檀野(長谷川初範)は、仕事を紹介しようと光司と綾子(小池栄子)を高級な食事に誘います。 檀野は房枝(原田美枝子)に気があるようで、なにかと房枝にアプローチをしていました。 檀野から議員秘書の仕事を紹介された光司は、房枝と檀野の再婚を応援するように。すると牧本(西村まさ彦)は満(生田斗真)を呼び出し、檀野と房枝の結婚を邪魔して欲しいと頼みます。 房枝が出る吹き矢の大会の後、光司と綾子は檀野と会食に行くことになっていましたが、満が勝手にそれキャンセル。お金で光司と綾子を味方につけるのが気に入らないこと、綾子が商店街の福引の券を40枚も檀野からもらっていたことを指摘します。

ネタバレ

散々言い合いをした後で房枝の気持ちを確認すると、むしろ男性としては檀野に興味がないと言います。牧本については、自分が店を閉めるまでポラリスに来続けて欲しいとのことでした。 その頃、牧本は商店街の福引で3等のエステ券を当てます。それを牧本からプレゼントされた房枝を見て、満と綾子は自分の母を魔性の女だと言うのでした。

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其の十六:ミカンとコタツ

あらすじ

檀野から紹介された議員秘書の面接に落ちてしまった光司は、徐々に引きこもるように。 綾子には前夫も仕事を辞めて離婚届を置いていった過去があり、光司のことを非常に心配していました。綾子は満に光司を見張るよう頼み、満は光司の外出時も見張るようになっていきます。 しかし光司は落ち込んで引きこもっていたのではなく、部屋でジグソーパズルをいくつも完成させていました。光司はニート生活を満喫しており、満と光司はおそろいのグレーのスウェットを着てニートを楽しむようになります。 こたつを出してくつろいでいると、昔光司が「自由にみかんを食わせろ」という歌を作っていたことを話します。ベースを持ち出し2人で歌っていると、春海(清原果耶)が学校から帰宅。

ネタバレ

光司は歌うのを辞めますが、春海は「お母さんからお金を借りる歌」を光司と歌っていたことを思い出し、歌い始めます。房枝は光司と春海が一緒に歌う姿を動画に撮り、綾子に見せました。 綾子は2人の様子を見て涙を流します。春海は実の父親に買ってもらったラジカセを売り、新しいラジカセを光司に買ってもらうのでした。

第9話のあらすじ・ネタバレ

其の十七:トンカツと占い

あらすじ

ある日、晩ご飯のトンカツを楽しみにしていた満(生田斗真)。すると食卓でいきなり春海(清原果耶)が高校受験をやりたくないと言い出しました。 部屋に戻ってしまった春海は満としか話したくないと言います。綾子(小池栄子)に春海のことを頼まれるものの、気乗りしない態度の満。房枝(原田美枝子)も「トンカツと春海の将来どっちが大事なの?」と聞きますが、満は「トンカツだよ」と迷わず答えました。 仕方なく春海の部屋に行くと、高校に行かずラジオパーソナリティーになりたいと明かす春海。満は適正を確かめるため、さまざまな相談を紙に書き、春海に答えさせました。

ネタバレ

満は高校に行って人生経験を積んでから、ラジオパーソナリティーを目指すべきだと伝えます。 綾子も放送部がある高校を調べており、高校に行きながらスクールに通ってもいいとのこと。 春海もそれに納得し晩ご飯を食べようとしますが、トンカツはすっかり冷めてしまっていました。次の日のお昼をカツ丼にすることに決め、その日はみんなでラーメンを食べに行くのでした

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其の十八:ラーメンとフリーマーケット

あらすじ

占い師に運勢を占ってもらった綾子と春海は、勝手に満のことも占ってもらいました。すると無職なのに転職を考えたほうがいいと言われ、占い師の信用を疑います。 綾子は引っ越し前に断捨離をして、家のものをフリーマーケットに出そうと提案しました。満にも手伝わさせていると、そこに光司(安田顕)がやってきます。そして綾子と房枝に、満には自分が以前受けた議員秘書の仕事がぴったりだと言うのでした。 そしてフリーマーケット当日、議員秘書の話を進めていた房枝のところに檀野(長谷川初範)がやってきます。自分のいないところで勝手に話を進められていたことに怒る満。しかし先方も、満の話を聞いて興味を持っていると言うのです。 新居に少しずつ家具を移していた綾子と房枝は、満はもう働く気がないんだと諦めていました。身内が見捨てたら終わりだという房枝ですが、もっと尻を叩くよう綾子は伝えます。

ネタバレ

一方バー「クラッチ」を訪れた満は、数時間前に明日香(倉科カナ)が来ていたことを知ります。そして海星(杉野遥亮)に議員秘書の話をするも、海星は「初恋を超えるものはない」と満を説得。 やりたい仕事を見つける難しさを痛感した満に対して、明日香は「やれ」という一言の伝言を海星に託していたのでした。

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第10話(最終回)のあらすじ・ネタバレ

其の十九:すき焼きと引っ越し

あらすじ

光司(安田顕)たちの引っ越しを前に、満(生田斗真)は光司とニートを謳歌していました。そして檀野(長谷川初範)の家に無事にソーラーパネルが設置され、そのお披露目パーティーでお肉が振舞われることのこと。これを知り、満以外の面々は盛り上がります。 翌日結局パーティーに行かなかった満は、引っ越し前の最後の夜ということですき焼きを提案しました。しかし前日お肉をたくさん食べた綾子(小池栄子)と春海(清原果耶)と房枝(原田美枝子)は猛反対。

ネタバレ

満は綾子たちが同居してきたのはすき焼きがあったからと熱弁をふるい、みんなを納得させました。 結局すき焼きを満足げに頬張る満。その後クラッチに飲みに赴き、光司からタクシー運転手になることを打ち明けられます。 春海にそれを伝えた満は、もし春海がラジオパーソナリティーになったら仕事の合間に聞けるからだと伝えたのでした。

其の二十:コーヒーとマラソン

あらすじ

いよいよ引っ越しの日。春海の自転車をトラックに積み忘れたため、誰が自転車で帰るかじゃんけんで決めることに。負けた綾子は光司と春海が2人で車に乗ることを指摘するも、春海は「大丈夫」と言いました。 車で光司がタクシー運転手の話をすると、「お父さんがいいならいいと思う」と答る春海。お父さんと言われたことに光司は思わず涙します。結局満も自転車で綾子と新居に向かい、綾子は春海のことで感謝しているとお礼を伝えました。 綾子たちがいなくなった次の日。満は房枝を見ながら「はいはい分かりました」と、議員秘書の面接を受けると言い出します。 スーツを新調し面接に向かう日。街ではちょうどハーフマラソンが行われていました。

ネタバレ

マラソンの応援に来ていた綾子たちは、スーツ姿の満に「ファイト」と声を掛けます。ランナーを応援するフリをして、春海たちも満を激励しました。 涙ぐみながら歩く満に、「スーツ似合ってるぞ」と明日香(倉科カナ)はマラソンで走りながら応援します。 そして挑んだ面接では、いつも通り屁理屈を並べ立てる満なのでした。

主演キャストは生田斗真 30代ニート岸部満を演じる

今回、生田が演じるのは31歳無職のニート・岸部満です。 30代でニート、親に寄生して暮らす人々も少なくない今の日本。このドラマはそんな「変わるのが怖い、しんどい」ために屁理屈をこねるダメ男の奮闘や挫折やしょうもなさ、そしてそれに振り回されながら絆を深めていく家族を笑いながら見守る、コメディーホームドラマになっています。 本作での役作りについて生田は「僕が演じさせていただく岸部満のダメな部分は僕にもあるなと……。休みの日はダラダラし過ぎて何もしてない間に夜になってたとか、髪もボサボサで1日居たりなんてこともあるので、そういった意味では今までずーっと役作りをしてたと言えますね(笑)」と公式サイトのインタビューでコメント。 また、満の持つ脱力的な雰囲気を出せるよう、意気込み過ぎず、肩の力を抜いて演じたいと語っています。

実力派スタッフが集結

プロデューサー:槍山裕子

本作のプロデューサーを務める槍山裕子はこれまで『世界一難しい恋』(2016)や『もみ消して、冬〜わが家の問題なかったことに〜』(2018)などを手掛けてきました。 本作も上記の2作と同様、主人公は「ダメかわいい男」。槍山は本作を、そんな主人公がなんだかんだ一生懸命に自分の人生を生きようとするさまを、視聴者にはときに笑って、ときにじんわりと温かい気持ちで見守っていただけるドラマ、と公式サイトで説明しています。 また、「今回はホームドラマというジャンル、彼の強敵となる周囲の家族たちも個性豊かな面々を配し、この一家に起きる問題と、大騒ぎの家族会議を丁々発止に盛り上げます!」と、今後発表されるその他のキャストについても、期待を高めるコメントを寄せています。

脚本:金子茂樹

本作の脚本を担当する金子茂樹は、テレビドラマ『ハチミツとクローバー』(2008年、フジテレビ)や『きょうは会社休みます。』(2014年、日本テレビ)などの話題作を手掛けてきたヒットメーカーです。 プロデューサーの槍山とはこれまで何度もタッグを組んできました。 『世界一難しい恋』や『もみ消して、冬〜わが家の問題なかったことに〜』のように「ダメかわいい男」を描くのを得意とする金子。 そんな彼について、主演の生田は「主人公がまさに“金子茂樹”だな、と思いましたね……(笑)」とコメント。その分金子の作品に対する熱量を感じ、全力で応えたい、応えなければ!と思っているとも明かしています。

ドラマ『俺の話は長い』のあらすじネタバレを最終回まで!

以上、ドラマ『俺の話は長い』の全話あらすじをネタバレありで紹介しました。ぜひ最終回までチェックしてみてくださいね。