2019年10月7日更新

リウ・イーフェイが気になる 「ムーラン」の主役に抜擢されたのは次世代アクション女優

リウ・イーフェイ
©Sipa Asia/Sipa USA/Newscom/Zeta Image

ディズニーアニメの実写化映画『ムーラン(原題)』の主役に抜擢されたリウ・イーフェイ。「ムーラン」のアニメと実写映画の違いや彼女の経歴・スキルについて紹介します。

リウ・イーフェイを紹介!実写版ディズニーヒロインはどんな女優?

1998年に公開され、世界的ヒットとなったディズニーのアニメーション映画『ムーラン』。古代中国を舞台とし、家族思いの少女・ムーランが父親の代わりに男装して戦場に赴く物語。 日本での知名度はあまり高くありませんが、軽快なミュージカルシーンや優れた映像美から『トイ・ストーリー』や『千と千尋の神隠し』などが受賞した、アニメのアカデミー賞とも言われるアニー賞を受賞。その人気から2004年には続編の『ムーラン2』が製作されました。 そんな「ムーラン」の実写映画が2020年に公開予定。主演を務めるのは女優のリウ・イーフェイ(劉亦菲)。ディズニーアニメの実写化で主役に抜擢されたのは一体どんな人物なのか、プロフィールや出演作品を交えて紹介していきます。

リウ・イーフェイのプロフィールを紹介

幼少期にアメリカへ移り住み、帰国し中国でデビュー

リウ・イーフェイは1987年8月25日生まれで、身長は170センチ、本名はリウ・チエンメイズー(劉 茜美子)。 中国人の両親の元、中国で生まれ、両親の別居後母親に引き取られ育つことになります。 9歳の時、母親と共にアメリカへ。その後女優を志して14歳で帰国し、2002年に中国で芸能界デビューを果たします。そのため現在の国籍はアメリカです。

ドラマ『天龍八部』がキッカケで日本での知名度も上昇

2003年に中国で放送された武侠ドラマ『天龍八部』に出演。2005年には日本の衛星放送で放送され注目を集めました。 このドラマは11世紀末の宋に生きる若者たちを壮大なスケールで描いたアクション群像劇。恋した相手に振り向いて欲しいために努力を惜しまない少女・王語嫣(おうごえん)をリウ・イーフェイが演じました。

日本で歌手としても活躍

リウ・イーフェイは女優だけでなく歌手としても活動していました。 2005年に18歳のリウ・イーフェイは日本でソニー・ミュージックレコーズと歌手として契約。一時期日本に滞在し歌やダンス、日本語のレッスンを行っていました。 2006年には“イーフェイ”名義でシングル『真夜中のドア』を発売。表題曲『真夜中のドア』は、テレビアニメ『出ましたっ!パワパフガールズZ』の第一期エンディングテーマとなっています。 同年にアルバム『All My Words』をリリース。中国語版アルバム『劉亦菲』が中国で60万部のヒットを記録しました。日本ではライブなどを行ったことはなく、歌手活動も休止しています。

ソン・スンホンとの恋愛がたびたびスクープに

熱愛相手として世間を賑わせていたのが、ドラマ『エデンの東』の主演で韓国人俳優のソン・スンホン。 2人は日本で2017年に公開された映画『第3の愛』で共演し、仲を深めたとされています。しかし2018年に破局が報道され、双方もこれを認めています。

リウ・イーフェイ演じるムーランの再現度は?

公開された映像には、婚約をもちかけられたムーランが戦う覚悟を決める様子が収められています。戦場で赤い衣装に身を包み、舞うように剣を振るう姿が印象的です。 アニメのミュージカルシーンの楽曲は使われておらず、シリアスな雰囲気が伝わります。リウ・イーフェイのムーランはアニメと比べてどうでしょうか。

かざした剣に男装した姿が映っている、アニメと同様のポスターが公開されています。中国人のリウ・イーフェイを起用していることもあり、ビジュアルの完成度の高さが話題となっています。

『ムーラン』 ゼータ
© Buena Vista Pictures"

しかしアニメ版との差も見受けられ、笑みを浮かべていたムーランが実写版ポスターでは真剣な顔つきとなっています。ポスターにも描かれている赤龍のムーシュが登場しないと噂されているなど、予告動画と合わせて実写映画がシリアスなものになることが予想されます。 ムーランのオーディションは1000人以上の中から行われ、英語を流暢に話すことができ、マーシャルアーツに通じるリウ・イーフェイが選ばれました。歌手活動を行っていたこともミュージカルの場面で活きてくるでしょう。 「ムーラン」の実写映画はアメリカで3月に上映予定。2019年9月現在、日本での上映日程は発表されておらず、日本版の予告映像もまだ公開されていません。

リウ・イーフェイ出演のおすすめ映画を紹介

ここからリウ・イーフェイの出演作品を紹介。『ムーラン』での活躍に繋がる、美しく強い女性役を多く演じています。

『項羽と劉邦/White Vengeance』(2011年)

まずは日本でも司馬遼太郎の歴史小説が有名な、「項羽(こうう)と劉邦(りゅうほう)の戦い」の映画化作品。 歴史上初めて中華を統一した秦。秦の暴政に反旗を翻す項羽と劉邦は、同じ目的から連合軍を結成し戦争を仕掛けます。その際に項羽は恋人の虞姫(ぐき)の護衛を劉邦に任せたことから運命が狂い始めーー。戦争後項羽と劉邦は敵対し、血で血を洗う戦へと発展します。 項羽の愛する女性・虞姫をリウ・イーフェイが演じます。

『曹操暗殺 三国志外伝』(2012年)

「曹操暗殺」は三国志の曹操の晩年にスポットを当てています。魏を治める曹操は関羽をも倒し力を務めていた時代。そんな曹操を快く思っていない後漢の皇帝は、2人の男女を暗殺者として送り込みます。穆順(ぼくじゅん)と霊雎(れいしょ)は幼少から暗殺者として育てられた幼馴染。果たして暗殺の行方は。 侍女として曹操に近づく霊雎をリウ・イーフェイが演じており、穆順を玉木宏が演じたため日本でも話題となりました。

『ザ・レジェンド』(2014年)

ヘイデン・クリステンセンとニコラス・ケイジが主演を務める歴史アクション作品。 2人が演じるジェイコブとガレインは十字軍で自分たちの戦いを聖戦と信じていたものの、戦いを虚しく感じるようになり旅へ。辿り着いた中国では後継者争いが起きており、皇帝を殺した長男に狙われた姉のリアンと弟のシンは逃げ出します。追手から姉弟を助けたジェイコブは、もう一度戦うことを決めガレインと共に用心棒となります。 リウ・イーフェイは戦いの中でジェイコブと心を通わせる姉のリアンを演じています。

『デスティニー・イン・ザ・ウォー』(2017年)

1942年アメリカ軍は真珠湾攻撃後に、東京空襲を決行へ。作戦に参加したパイロットのジャックは機体が損傷し、中国の山奥へ墜落してしまいます。どうにか生き延びるものの、その一帯は日本軍の支配下にあったため絶体絶命のジャック。 救いの手を差し伸べたのが、戦争で夫を失った女性のインズでした。インズはジャックをかくまい、次第に互いを愛し合うように。2人は重慶へ逃れようとするものの、日本軍の追手が迫ります。 リウ・イーフェイはヒロインのインズ役。激動の世界で愛のために必死に生き抜く姿を熱演しています。

リウ・イーフェイは歌って戦う次世代スター!「ムーラン」以降の活躍に期待

ムーラン リウ・イーフェイ
©Supplied by LMK

リウ・イーフェイの日本での知名度はまだ高くありません。しかし実写版「ムーラン」でディズニープリンセスを演じることで、世界中から注目が集まるはず。 そうなれば日本でもより多くの活躍を目にすることになると思われます。まずは出演作を振り返り、『ムーラン(原題)』への期待を高めておきましょう。