2019年11月1日更新

福山雅治出演ドラマ一覧を役名・役柄ともに紹介!【集団左遷でTBS日曜劇場初主演】

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福山雅治 未来のミライ
 ©2018 スタジオ地図

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福山雅治の出演ドラマまとめ【役柄と役所を一挙紹介!】

福山雅治は1969年2月6日生まれ、長崎県長崎市出身です。高校を卒業後、サラリーマンを経て18歳で上京し、1988年に「アミューズ・10ムービーズオーディション」に合格。 芸能事務所「アミューズ」の所属となり、同年に映画『ほんの5g』でデビューしました。1990年にシングル「追憶の雨の中」で歌手デビューを果たすと、1991年のドラマ『あしたがあるから』で主題歌も担当し、スマッシュヒットを記録!私生活では長らく“独身の帝王”と称されましたが、2015年に女優・吹石一恵と結婚、翌年に第1子の誕生を発表しました。 この記事では、俳優、歌手、ラジオパーソナリティ、写真家などなど……マルチな才能を持つ大スター・福山雅治の出演ドラマを紹介します!

1993年『ひとつ屋根の下』:柏木雅也役

柏木家次男で、文京大学医学部の研修医

放送当時、フジテレビの連ドラ史上における最高視聴率を記録した『ひとつ屋根の下』。1997年には主演の江口洋介、酒井法子やいしだ壱成らが続投し、「2」が放送されました。 両親が交通事故で死亡して以来、生き別れ状態だった柏木家の兄弟が長男・達也の婚約を機に再会し、家族の絆を取り戻していくホームドラマ。野島伸司が脚本を手がけた本作で、福山雅治は文京大学医学部の研修医にして、冷静沈着な性格の次男・柏木雅也を演じました。 “チイ兄ちゃん”こと雅也は、開業医だった父の友人・木内家の養子であり、実子を差し置いて跡継ぎとなっている役でした。達也を呼ぶ際の「あんちゃん」、「小雪ぃ」などの台詞はモノマネされることが多く、作品を知らない人も聞き覚えがあるかもしれません。

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1995年『いつかまた逢える』:紺野伸一役

優しすぎるが故に、想い人の恋を応援する編集部員

福山雅治の連続ドラマ、および「月9」初主演作となったドラマ『いつかまた逢える』。大塚寧々、椎名桔平らのほかにお笑い芸人の今田耕司が出演しており、大きな話題となりました。 本作は、同郷の男女5人が東京で開かれた同窓会で再会し、当時胸に秘めていた恋と新しい恋に戸惑い、切なくすれ違っていくラブストーリーです。福山雅治は地元の島根県から上京し、小さな編集プロダクションの編集部に勤める主人公・紺野伸一を演じました。 紺野は友人・荒木の代理で訪れた見合いの場で、かつて想いを寄せた2年後輩のつゆ美と再会するも、彼女の気持ちは荒木にあると知ります。心優しい性格の彼はつゆ美への想いを諦め、その恋を応援することにしますが、複雑に絡み合う想いに翻ろうされるのでした。

1998年『めぐり逢い』:中田修二役

THE・九州男児。恋に不器用な大学院生

主演の常盤貴子、福山雅治が恋人役を演じたドラマ『めぐり逢い』。東京とニューヨークを舞台に、恋人たちの7年にもおよぶ出会いと別れ、再会を綴ったラブストーリーです。 福山演じる不器用な九州男児・中田修二と、常磐演じるダンサー志望の吉川絵里はアパートの部屋が隣同士で、修二が絵里の失恋を慰める中で交際に発展します。絵里の海外留学をきっかけに別れてしまった2人は、3年後に再会を果たすも、それぞれ別の恋人がいて……。 約2年半の間、ラジオ以外の活動を休止していた福山が、芸能活動再開を飾った主演作でした。主題歌「Heart」のほか、挿入歌の「you」や「Dear」も担当。運命のイタズラと呼ぶにはあまりに哀しいすれ違いを、切なくも明るく彩りました。

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1999年『パーフェクトラブ!』:楠武人役

時には患者すらも口説く、ナンパとキャバクラ通いが趣味の歯科医師

月9ドラマ『パーフェクトラブ!』は、名作『ラブジェネレーション』の浅野妙子が脚本を手がけ、福山雅治が主演を務めたラブコメディです。ヒロイン役の木村佳乃、悪友の中西リュウ太を演じたユースケ・サンタマリアと共演しています。 ナンパが大好きな歯科医・楠武人と、玉の輿を狙う中小企業のOL・小山田千草のカップルを中心に、ドタバタな恋愛模様が描かれました。福山演じる武人はキャバ嬢や元カノと浮気三昧で、千草とも大喧嘩の連続ですが、決めるとこは決める熱い男です。 福山作詞・作曲による劇中歌「Squall」「Venus」は、それぞれ松本英子と鈴木建吾に提供された曲で、後に福山自身がセルフカバーしました。

2003年『美女か野獣』:永瀬洋海役

東大卒で、飄々としながらも実は敏腕な番組ディレクター

松嶋菜々子と福山雅治がW主演を務め、渡辺いっけいや佐々木蔵之介、白石美帆ら豪華キャストが集結したドラマ『美女か野獣』。 物語の舞台は、テレビ局「JBCテレビ」の報道部門。バラエティの制作部から転属してきたディレクター・永瀬洋海とヘッドハンティングされてきたチーフプロデューサー・鷹宮真。性格も仕事のスタンスも正反対の2人が衝突を繰り返し、理解を深めていく過程を描きました。 福山演じる永瀬は、えん罪を含む数々の悪評を立てられながらも番組を成功に導いており、彼の本質を知る部下、同僚らに慕われている役どころ。表向きはおちゃらけている永瀬と、視聴率至上主義で頑固な鷹宮は激しく対立しますが、実は学生時代は恋人同士だったのでした。

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2007年『ガリレオ』:湯川学役

天才にして変人、稀代の変わり者の理工学部物理学科准教授

直木賞作家・東野圭吾の小説を、福山雅治、柴咲コウの共演でドラマした『ガリレオ』。2013年にはヒロインを吉高由里子に交代して第2シーズンが放送、スピンオフドラマや劇場版も複数制作されるなど大ヒットを記録しました。 犯人の動機や心情には興味がない天才物理学者・湯川学と、トリックよりも感情を優先する女性刑事・内海薫が、摩訶不思議な事件に挑むミステリー・ドラマです。 湯川はかなりの変わり者ですが、頭脳明晰かつ容姿端麗、スポーツも万能な完璧超人で、「実に面白い」の名台詞で知られる大人気キャラクター。福山は音楽を担当してスタッフにも名を連ね、柴咲とのユニット「KOH+」名義で主題歌「KISSして」や「恋の魔力」も手がけました。

2010年『龍馬伝』:坂本龍馬役

福山雅治主演のNHK大河ドラマ『龍馬伝』は、“幕末史の奇跡”の異名も持つ坂本龍馬の33年の生涯を、郵便汽船三菱社長・岩崎弥太郎の視点から回顧した作品です。 厳しい階級制度がある土佐藩(高知県)で生まれ育ち、激動の時代に薩長同盟の斡旋、「海援隊」の結成など、明治維新に尽力した風雲児・坂本龍馬。時代は明治に移り、高知県土陽新聞社の取材を受けた岩崎は、龍馬を「一番嫌いな男だった」と語りますが……。 福山は日本の夜明けを夢見た志士を演じるにあたり、時代劇でお馴染みのカツラを使わず、地毛で龍馬の髪型を再現したいと監督に提案したのだとか。彼の並々ならぬ意気込みは視聴者にも届き、その佇まいは坂本龍馬そのものだ、と絶賛の声が寄せられました。

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2016年『ラヴソング』:神代広平役

かつてはプロのギタリストとしてブレイクしていた臨床心理士

第26回「フジテレビヤングシナリオ大賞」受賞者・倉光泰子による脚本を、「ガリレオ」シリーズのスタッフが集結し、福山雅治主演でドラマ化した『ラヴソング』。ヒロインにはシンガーソングライターの藤原さくらが起用され、演技経験がない中での大抜擢に注目が集まりました。 臨床心理士の神代公平の元に、吃音症の少女・佐野さくらがカウンセリングを受けに来るところから始まる、ハートフルなラブストーリーです。 神代は元ギタリストで、とある出来事を理由に引退した過去を持っていました。彼は歌う時だけ吃音が出ないというさくらの歌を聴き、その才能を開花させることに……。福山自ら作詞・作曲を手がけ、藤原さくらに提供した主題歌「Soup」は必聴です!

2019年『集団左遷!!』:片岡洋役

上層部と部下たちとの間で板挟みに合う銀行員

江波戸哲夫の小説を原作とし、福山雅治がTBS「日曜劇場」初主演を果たした『集団左遷‼』。平成最後、そして令和最初の日曜劇場に、香川照之や神木隆之介、市村正親らが集結しました。 本作は、三友銀行の蒲田支店支店長となった片岡洋が、廃店による大規模リストラを命じる常務取締役と対立し、奇跡の大逆転を目指す下剋上ドラマです。保身に走りたい本音と、無能のレッテルを張られた部下をそれでも守りたいという、中間管理職のリアルな葛藤が描かれました。 福山演じる片岡は言わば「上手に生きられない男」であり、普段の完璧なイメージとはまた違う、ギリギリで余裕がない表情が新鮮でした。

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ドラマ劇中歌も必聴!様々な魅力を持つスーパースター・福山雅治

今回は、福山雅治が出演したドラマを、役名・役柄と共に紹介してきました。歌手として出演作の主題歌、挿入歌を手がける機会も多く、ヒット曲が多いのも印象的ですね。 時代の影響もあって、90年代は月9をはじめトレンディドラマへの出演が目立ちましたが、時代劇や重厚なドラマへの出演も増えてきました。日曜劇場初主演となった『集団左遷‼』では、これまでと一味違うコミカルな演技を披露し、飽くなき挑戦を続けています。 2019年に50歳となり、2020年には歌手デビュー30周年を迎える福山雅治。人間として、俳優としても歌手としても円熟味を増し、新たな魅力でファンを魅了していくのかもしれません!