2023年11月26日更新

「ダンまち」の魅力を全巻ネタバレ紹介!ダンジョンでの出会いをきっかけに急成長していく主人公

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大森藤ノのライトノベル『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』。冒険初心者の主人公が、女神や美少女と出会いつつ、地下迷宮を探索していく作品で、略称は「ダンまち」です。 「ダンまち」は元々は小説投稿サイト「Arcadia」で公開されたweb小説でしたが、第4回GA文庫大賞を受賞。2013年に書籍化され、スピンオフ作品も複数刊行開始しました。2015年にアニメ1期、2019年にアニメ2期と劇場版、2020年にアニメ3期が公開された人気シリーズとなっています。 シリーズの累計発行部数は1200万以上。『このライトノベルがすごい!』の上位ランクインは常連となり、第3回ラノベ好き書店員大賞や、第2回SUGOI JAPAN Awardの第1位にも選出されました。 この記事では、「ダンまち」の各巻のあらすじを、ネタバレありで紹介していきます。

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「ダンまち」の世界観をネタバレ解説!

ベルの目標は美少女との出会い?

「ダンまち」の内容が理解しやすいように、まずは基本的な設定から確認しておきましょう。 物語の舞台は「迷宮都市オラリオ」。大勢の冒険者が、巨大な地下迷宮「ダンジョン」を攻略している世界で、そこには暇つぶし目的で天界から降りてきた神様たちもいます。 人間は特定の神様と契約し、その神の眷属「ファミリア」となることが可能。ファミリアに所属した人間は、特殊な力「神の恩恵(ファルナ)」を手に入れ、スキルや魔法を使えるようにります。

ダンまち ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか
(C)大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち2製作委員会

主人公のベル・クラネルは、14歳の少年です。奥手ですが美少女に憧れがあり、女性との出会いを求めてオラリオに訪れました。当初は、大半のファミリアから門前払いにされるほど実力不足でしたが、幼女のような女神・ヘスティアの眷属となり、冒険者の力を手にします。 また、金髪の美少女冒険者であるアイズ・ヴァレンシュタインに、ベルは一目惚れ。恋をきっかけスキルに目覚め、急成長していきます。

「ダンまち」1巻ネタバレあらすじ解説

異性との出会いを求めて、迷宮都市オラリオに訪れた初心者冒険者のベルは、ファミリアの構成員が集まらなくて困っていた女神・ヘスティアに出会います。ベルはヘスティアの1人目の眷属となり、ダンジョンに挑むことに。 ある日、ベルは強力なミノタウロスに遭遇し、危うく命を落としかけます。間一髪のところを、金髪美少女の冒険者・アイズに救出され、ベルは彼女に一目惚れするのでした。 酒場で弱さをバカにされたこともあり、ベルは自身の実力不足を痛感。アイズに釣り合う冒険者になりたいと願います。 すると、恋心をきっかけに、成長速度が上昇するスキル「憧憬一途(リアリス・フレーゼ)」が覚醒。ヘスティアの努力で「神(ヘスティア)のナイフ」も入手し、ベルは急成長していきます。 そんな中、ベルに興味を持った女神・フレイヤが、ベルを試すために怪物祭でモンスターを開放するという事件を起こします。ヘスティアが窮地に陥りましたが、ベルはナイフを駆使して上級モンスターを撃退できたのでした。

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「ダンまち」2巻ネタバレあらすじ解説

防具の装備も整え、順調に成長していくベル。小人族の少女・リリルカ・アーデ(通称リリ)と出会い、パーティーを組むことにします。 しかしリリは、落ちこぼれ扱いされてきたコンプレックスから、冒険者全般に恨みを持っていました。そして、悪質ファミリアから脱退するための資金集めとして、冒険者から泥棒をしていたのです。リリがベルに近づいた理由も、珍しいナイフを盗むためでした。 酒場の女主人のリューや、ギルドのアドバイザーのエイナは、リリの怪しさに勘付きます。ヘスティアに警告をしましたが、ベルはリリを信じ続けます。 リリは計画通りベルを欺き、ナイフを奪取。ところが、今度はリリ自身が、所属していたファミリアから裏切られます。 凶暴な虫がいる洞窟に放置され、後悔しつつ死を覚悟したリリ。そこに救出に現れたのは、無詠唱魔法を習得したベルでした。リリは泣きながら謝罪し、本当の仲間になることを誓います。

「ダンまち」3巻ネタバレあらすじ解説

憧れのアイズから、特訓を受けることになったベル。 実戦形式で手ほどきを受ける中で、「君は臆病だね」とアイズに指摘されます。ベルは、ミノタウロス戦での敗北がトラウマになっていたため、図星を突かれたたと感じ、トラウマを克服したいと願うのでした。 一方、密かにベルに執着しているフレイヤは、ベルをミノタウロスと戦わせようとを企てます。ベルが死ぬ可能性もありましたが、歪んだ愛を抱くフレイヤは躊躇しません。 そして、ベルとリリがダンジョンに潜ったときに、ミノタウロスが出現。フレイヤの思惑を知らないベルは驚きましたが、逃避はしませんでした。 途中でアイズが助けに来たものの、ベルは1人でミノタウロスに立ち向かうと決意します。「僕は今日“初めて”冒険する」と口にして、ナイフと魔法で敵を撃退。勝利と共に、立ったまま気絶します。 その勇士を目撃したロキ・ファミリアの団員たちは、酒場で馬鹿にしていたベルへの評価を改めたのでした。

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「ダンまち」4巻ネタバレあらすじ解説

レベル1にしてミノタウロスを倒したベルは、オラリオで注目の的になります。街で賞賛とやっかみを同時に受けながら、「未完の少年(リトル・ルーキー)」という異名を神々から与えられたのでした。 そんな中、ベルは防具を新調するために鍛冶師のヴェルフと出会います。ヴェルフは魔剣の生成ができるものの、魔剣を嫌悪しているという複雑な境遇の持ち主です。しかし、ベルは魔剣については気にしていない様子。 そのベルの態度が気に入ったヴェルフは、ベルとリリのパーティーに加わることに。仲間を増やし、ダンジョン13階層の攻略を目指す計画を立てるのでした。 また、4巻には短編2作も収録されています。ベルとリリが冒険者依頼をこなすエピソードと、ベルとヘスティアが出会った頃を描いた過去編です。

「ダンまち」5巻ネタバレあらすじ解説

順調に13階層に進んでいたベルたちでしたが、タケミカヅチ・ファミリアの囮に利用され、15階層まで転落してしまいます。ヴェルフは負傷し、リリも荷物を喪失。困ったベルたちは、上層に帰るのではなく、安全地帯のある18階層に移動することに。 一方、危機を察知したヘスティアは、ヘルメス・ファミリアの団員やリューなどとともに、ベルの救出に向かいます。ベルを囮にしてしまったヤマト・命も、恩を返すべく協力してくれるのでした。 ベルたちは安全地帯でしばらくは休息できました。しかし、ならずもの冒険者に、ヘスティアがさらわれてしまいます。ヘスティアは神の波動とも言える「神威」を使って危機を脱しましたが、その神威のせいでダンジョンに異変が発生。 変異種のモンスター・漆黒のゴライアスが現れ、100名以上の冒険者が上層に帰れなくなるのです。ベルたちは協力して漆黒のゴライアスと戦闘。最後はベルのスキル・英雄願望(アルゴノゥト)によって、勝利できたのでした。

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「ダンまち」6巻ネタバレあらすじ解説

18階層から帰還したベルは、男女問わずに恋をする男神・アポロンに好かれてしまいます。 アポロンの特徴は、恋のためなら手段を選ばないことです。ベルを孤立させるために、リリをソーマ・ファミリアに確保させたアポロンは、「戦争遊戯(ウォーゲーム)」を挑んできます。 ウォーゲームとは、ルールを定めた総力戦です。敗者は勝者の要求に従う義務があり、仲間が少ないベルが絶対的に不利な立場になります。 そこでヘスティアは、まずリリを助けるため、ナイフを担保にして脱退金を用意。リリ、ヴェルフ、命に改宗してもらい、正式なヘスティア・ファミリアのメンバーになってもらいます。さらに、リューも助っ人に迎え入れ、5人でアポロン・ファミリアと戦うことに。 戦闘がはじまると、リリがとリューが相手の陣形を分断し、命が重圧魔法で敵を拘束。作戦で物量差を埋めていき、最後にはベルが敵団長であるヒュアキントスを撃退。見事に勝利するのでした。

「ダンまち」7巻ネタバレあらすじ解説

レベル3に成長したベルは、命の幼馴染であるサンジョウノ・春姫が、歓楽街に捕らわれているという情報を耳にします。 調査のためにベルたちが歓楽街に潜入すると、娼婦の館で狐人(ルナール)の春姫を発見。春姫は「殺生石の儀式」の生贄に選ばれていると知ります。しかし、「救ってもらう価値がない」と自己評価する春姫が、ベルの助けを拒絶。救出はできませんでした。 そして、騒動の黒幕がフレイヤと敵対する歓楽街の支配者である、女神・イシュタルだったと判明。フレイヤとイシュタルの抗争が勃発し、歓楽街は大混乱に。 ベルは殺生石の儀式に乱入します。生きる希望を失っていた春姫でしたが、ベルの行動で心を動かされ「死にたくない!助けて!」とはじめて本心を口にしました。 ベルは戦闘娼婦のアイシャを撃退し、春姫を救出します。フレイヤもイシュタルを崖に落として、天界に送還させ、イシュタル・ファミリアを崩壊させたのでした。

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「ダンまち」8巻ネタバレあらすじ解説

8巻は短編集です。全体に共通する出来事として、ラキア王国が3万人の兵士を引き連れて、オラリオに戦争をしかけくるという事件が起きます。しかし、オラリオ側が圧倒的に優勢のため、本編はいわゆる日常回です。 命のタケミカヅチへの淡い恋心、ファイストスへのヴェルフの告白、シルが通う孤児院の話などが、ラブコメタッチで描かれます。 特に重要なのは、ヘスティアとベルのエピソードでしょう。ある日ヘスティアが、たとえ話としてベルに「神様との恋愛」について質問します。するとベルは「ありえない」と答えてしまい、ヘスティアの機嫌が悪化。 そんな中、ヘスティアはラキア王国の手下に襲われ、川に流されてしまいます。漂流先のエダス村までベルが助けに行き、2人は仲直り。 星空の下、ヘスティアは「どんなに歳をとっても、おじいさんになっても、ずっと一緒にいるよ」と、告白めいた言葉をベルに伝えたのでした。

「ダンまち」9巻ネタバレあらすじ解説

ベルはダンジョンの19階層で、人語をしゃべる竜女と出会います。モンスターと仲良くする行為は常識はずれでしたが、ベルは竜女にウィーネと名付け、仲間たちのいる館に招待するのでした。 その後、主神ウラヌスからの任務で、ベルたちはウィーネを連れて20階層の未開領域に入ります。すると、その場所にも人語をしゃべる蜥蜴人(リザードマン)がおり、中にはリドと名乗るリーダーもいました。ベルたちはウィーネをリドに託し、しばしの別れを告げます。 一方、ヘスティアはウラヌスから極秘情報を聞かされます。ダンジョンには知性のあるモンスター「異端児(ゼノス)」が存在すること、また、それらを乱獲しようとする狩猟者もいることを……。 また、フェルズやガネーシャ、ヘルメスなどもこの秘密を知っており、人間とゼノスの共生を目指しているというのです。 冒険者の常識を覆す事実に、ヘスティアは衝撃を受けますが、共生に向けて協力すると伝えるのでした。

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「ダンまち」10巻ネタバレあらすじ解説

ゼノスを狩猟しようとする集団、イケロス・ファミリア。その団長ディックスは、24階層でゼノスたちを虐殺します。対するゼノスは、18階層の人間に逆襲し、状況はまるで紛争です。 ディックスは「地下迷宮クノッソス」にリドたちとウィーネを誘い込み、呪詛(カース)で錯乱させました。理性を失った彼らは、助けに来たはずのベルを襲ってしまいます。 懸命なベルの叫びにより、一時的には正気に戻るウィーネですが、ディックスのカースによってすぐに猛獣化。ウィーネは地上に出て暴れてしまうのでした。 ゼノスを守りたいベルは、ウィーネを殺処分しようとするロキ・ファミリアと対立してしまいます。 ウィーネは集中砲火で死にかけますが、800年間失敗続きだったフェルズの蘇生魔法によって、奇跡的に息を吹き返しました。ただし、ゼノスの騒動はまだ収束しそうにありません。

「ダンまち」11巻ネタバレあらすじ解説

モンスターに肩入れしたことで、ベルはオラリオの住民から失望されてしまいます。しかし、ヘスティア・ファミリアの仲間たちだけは、協力する姿勢を変えずにいてくれました。 ベルたちは、地上のゼノスを、ダンジョンに帰す作戦を決行。全員で協力して街を混乱させ、スキを作ってリドたちを導くのです。 騒乱の中、ベルは恋するアイズと剣を交えることになります。ただ、途中でアイズが、無関係な子供を助けるウィーネの姿を目撃。ついにウィーネを見逃してくれるのでした。 一方、ヘルメスは名誉回復のために、ベルにゼノスを討つように勧めます。しかし、ベルはその提案を拒否。収集がつかなくなったときに現れたのは、以前ベルに倒されたミノタウロスの生まれ変わりである、アステリオスでした。 アステリオスは真剣勝負でベルを打ち負かし、再戦を約束してダンジョンに帰還します。敗北したベルは悔しがりますが、その紳士的な勝負を見た住民たちは、ゼノスへの偏見を改めたのでした。

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「ダンまち」12巻ネタバレあらすじ解説

ベルは名声を取り戻し、異名が「白兎の脚(ラビット・フット)」に代わりました。レベルも4にランクアップ。 公に実力を認められたヘスティア・ファミリアのメンバーが次に挑むのは、他の派閥との連合舞台を作り、「ダンジョンの下層階まで赴く」という高難易度任務でした。 25階層に降りたベルたちは、種子をばら撒く狡猾な強化種に襲撃されます。滝から転落し、仲間とはぐれてしまいまったベルでしたが、人魚のゼノスであるマニィに救助されたのでした。 ベルと分断された仲間たちも、リリが中心になって24階に撤退しようとしていましたが、強化種の罠にハマってしまいます。 リリたちが危機が迫ったとき、駆け付けたのはベルでした。英雄願望(アルゴノゥト)を魔法に宿すという高度な新技を使い、強化種を撃退します。 安堵したのもつかの間、ベルたちは「“疾風”ことリューが殺人意見を起こした」という噂を聞き、衝撃を受けるのでした。

「ダンまち」13巻ネタバレあらすじ解説

リューの無実を証明するために、ベルたちはあえて「疾風討伐部隊」に参加。不吉な予知夢を見たというカサンドラも協力してくれます。 24階のリリたちは、リューの犯行を証言する怪しい人物・タークを見張ります。するとタークは本性を表し、深層モンスターを召喚し攻撃してきました。リリたちは仲間と連携して乗り切ります。 一方、27階に向かったベルは、やはりリューが無実だったと知ります。ジュラという冒険者が過去の恨みを晴らすために、リューに濡れ衣を着せようとしていたのが真相だったです。 手の内がバレて開き直ったジュラは、意図的にダンジョンを爆破。大型モンスターのジャガーノートを呼び出します。が、ジュラ自身がモンスターの餌食に……。 カサンドラの予知夢通りの惨劇が起き、ベルは右腕を失いかけます。人魚マリィが治療してくれましたが、ベルとリューは深層の37階に転落。 また、リリたちは階層主アンフィス・バエナに襲撃され、ピンチに陥ります。

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「ダンまち」14巻ネタバレあらすじ解説

春姫の強化魔法などを駆使して、リリたちは階層主アンフィス・バエナを討伐します。悲惨な予知夢を回避するには、さらに下層階に降りなければいけないと判明し、26階へ下っていきます。 リリたちは大量のモンスターに苦戦し、武器もアイテムも底を尽きかけます。ここでは、ヴェルフがダンジョン内で新たな魔剣を生成する、という暴挙を成功させて切り抜けます。 一方、37階のベルとリューは、モンスターが無限発生する闘技場に苦しみます。絶望しかけたリューが思ったことは、命を捨ててでもベルを上に登らせようということでした。しかし、ベルはリューを見捨てずに、闘技場ごと破壊し乗り切りました。 安全地帯に身を潜めたリューは、仲間を救えなかった自身の過去を吐露。対するベルは「正義は生き続けている」と励まします。その後、襲いかかってきたジャガーノートも2人で撃退。 満身創痍になったとき、リリたちや、椿、ゼノスの一団が、救助に駆け付けてくれたのでした。

「ダンまち」15巻ネタバレあらすじ解説

15巻は、回想と日常を描いた回です。 下層階から生還したベルたちは、大量の経験値を獲得。異常なほどのステータス向上を果たします。とはいえ、負傷した者も多数でした。「羽を休めるのも冒険者の仕事」とヘスティアは言い、しばらく休息をとることに。 上級者と認識されはじめたベルは、初心者の頃にパンを恵んでもらった宿屋に再会し、オラリオに訪れたばかりの頃を思い出します。 また、ヘスティアも暖炉の前でくつろぎながら、天界から地上に降りてきた時期を追想。「巨大なファミリアを作る」という野望は叶っていないものの、すでに素晴らしい仲間に囲まれている日々を実感し微笑むのでした。 他にも、リリ、エイナ、ヴェルフ、リューなどの過去と恋愛模様などが描かれます。 そして後半、冒険者を弔う挽歌祭が行われました。ベルは、有名な大英雄の傭兵王ヴァルトシュテインが、アイズと同じ姓であることに気付き、今さらながら驚くのでした。

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「ダンまち」16巻ネタバレあらすじ解説

ヘスティアのホームにフレイヤ・ファミリアの団員・ヘルンが、シルからベルに宛てた女神祭でのデートに誘う手紙を持ってやって来ます。 ベルは驚きながらも真相を聞くため、シルが働く酒場「豊穣の女主人」へと向かいます。しかし突如としてフレイヤ・ファミリア所属の白妖精・ヘディンに拉致されてしまうベル。ヘディンはベルがシルに相応しい男かを確認しに来たのです。そしてへディンにシルと不釣り合いであると判断されたベルは、デートの修行に取り掛かるのでした。 ヘディンに鍛えられデートのスペシャリストになったベルは、1日目のデートを成功させます。しかし2日目のデートで、シルの様子がおかしいことを悟るベル。そしてシルが背後からベルを刺そうとします。シルに「貴方は誰ですか」とベルが尋ねると、シルに変装したヘルンが姿を現しました。ヘルンはベルに嫉妬し、殺害を企てていたのです。 それでは本物のシルはどこに行ったのか。シルはベンチに座ってベルを待っていました。告白するシル。そしてベルはそのシルの告白を、複雑な心境で断ります。 告白を断られたシルは妖艶なフレイヤの姿へと変貌し、「準備をして。あの子を盗りに行く」と告げるのでした。

「ダンまち」の見どころ

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王道の異世界冒険ものの中で描かれるベルとヘスティアの絆

アニメ化もされた本作にはさまざまな見どころがありますが、中でも注目すべきは作中で描かれるベルとヘスティアの絆。異世界でモテまくるベルに思いっきりヤキモチを妬くヘスティアが、とにかく可愛らしいです。特に出会いのシーンは、ファンたちの間でも「泣ける」と話題ですよ。 さらにそんな2人の絆が、王道の異世界冒険ストーリーの中で描かれる点も魅力のひとつ。王道の展開だからこそ、安心してストーリーを読み進められます。

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『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』今後の展開から目が離せない!ベルの強さや恋愛模様はどうなる?

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ダンジョンの下層に進みながら、主人公・ベルが成長していく物語「ダンまち」。 緻密な世界設定と、少年漫画のような主人公の成長ストーリー、魅力ある女の子たちの活躍が楽しめる作品ですね。キャラクターの能力や内面が変化していくのも特徴で、1巻ではアイズに守られていたベルも、15巻になる頃には、仲間に頼られる上級冒険者になっています。 成長ぶりを比較しながら、何度も読み返したくなる作品です。原作小説はもちろん、スピンオフ作品まで漫画化・アニメ化されていいる本作。広がっていく「ダンまち」の世界観を今後も楽しんでいきましょう。