2020年4月20日更新

+Ultra(プラスウルトラ)アニメ作品一覧!【高クオリティなフルCGが魅力】

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キャロル&チューズデイ
(c)ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会

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「+Ultra」が生まれたキッカケや、作品の特徴は?

「+Ultra」(プラス・ウルトラ)とは、フジテレビ系列放送局の深夜アニメ枠の名称です。フジテレビの木曜0時55分(水曜深夜)の30分枠に置かれています。担当プロデューサーいわく、「+Ultra」は「ノイタミナ」の兄弟のようなもの。2018年3月に枠の立ち上げが発表され、半年後には第1弾作品が放送開始となりました。 アニメがメジャーコンテンツとなり、視聴者の目が肥えてきたことが誕生のきっかけ。また、海外で日本アニメが再評価されていることも理由の1つです。そのため、「ノイタミナ」が国内向けなのに対し、「+Ultra」は海外にも意識を向けた作品をラインナップ。適正なコストと時間を用意して、高クオリティ作品を作る体制を整えているのもポイントです。 ラインナップ作品の特徴は、そのほとんどがフルCG制作という点でしょう。内容も、日本的要素の少ない、全世界でフラットに見られるものを取り上げています。

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1.『INGRESS THE ANIMATION』(2018年10月~12月)

『INGRESS THE ANIMATION』(イングレス・ジ・アニメーション)は、「+Ultra」第1弾作品。NIANTIC(ナイアンティック)社のスマホゲーム、『Ingress』を題材としたアニメ作品です。 謎の物質、XM(エキゾチック・マター)の研究と実用化を目指すヒューロン社の研究所で、爆発事故が発生。警視庁の特殊捜査官、翠川誠(みどりかわまこと)は現場に駆けつけるも、捜査は中止に。 帰宅すると、パソコンに謎のメッセージが届き、突然スマホにIngressのアプリがインストールされてしまいます。アプリの指示に従い、爆発事故唯一の生き残り、サラ・コッポラを病院から連れ出す誠。しかし、ヒューロン社の特殊部隊に襲われ、逆にサラをさらわれてしまいました。 誠は、XMによって異能力を得た「センシティブ」の1人。彼は自身のサイコメトリー能力を使い、仲間と共にサラ救出へと向かいます。

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2.『revisions リヴィジョンズ』(2019年1月~3月)

『revisions リヴィジョンズ』は、「+Ultra」第2弾のオリジナルアニメ作品。モーションキャプチャを取り入れながら、ほぼ全て3DCGで描かれています。 堂島大介は、自身を「世界の救世主」だと信じてやまない高校生。彼の信念は、小学生の頃に起こった誘拐事件での言葉がきっかけでした。しかし、同様に誘拐にあった幼なじみたちからは、その“痛さ”に呆れられています。 あるとき、得体の知れない存在が「渋谷」一帯を襲撃。街の外を見ると、そこは辺り一面の荒野でした。「渋谷」はなんと、大介たちの暮らす2017年から371年後の2388年に飛ばされていたのです。 そこに現れたのは、一連の出来事の原因となった「リヴィジョンズ」に対抗する未来の少女、ミロ。彼女は、目の前で起こった現象について、説明を始めます。そんな彼女は、かつて誘拐された大介たち5人を助け、彼らに言葉をかけた人物でした。

3.『キャロル&チューズデイ』(2019年4月~10月)

『キャロル&チューズデイ』は、「+Ultra」第3弾のオリジナルアニメ作品。音楽を題材とした本作は、オーディションで選ばれたシンガーが全歌唱パートを担当し、歌は全て英語歌詞となっています。 人類が火星に移住してから50年後。流行りの音楽は、AI(人工知能)が生み出す時代となっていました。 裕福な家庭に育った少女、チューズデイは、ギターを抱えて家出します。彼女は路上でキーボードを弾く少女、キャロルと出会い、彼女のアパートで暮らすことに。共同生活を経て意気投合した2人は、「キャロル&チューズデイ」を結成します。 あるとき、2人のゲリラ演奏がSNSで拡散し、話題となっていました。彼女たちの可能性に目をつけたマネージャー役のガスやロディなどが集結して、2人はアーティストデビューする方向へ。 そしていよいよ、メジャーデビューをかけてオーディション番組「マーズ・ブライテスト」に挑戦します――。

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4.『BEASTERS(ビースターズ)』(2019年10月~12月)

『BEASTERS(ビースターズ)』は、「+Ultra」の第4弾となる作品。板垣巴留(いたがきぱる)の同名漫画を原作とした、フル3DCGアニメ作品です。 二足歩行する動物たちが人間のように生きる世界。草食獣と肉食獣は文明社会を築き、共に生活していました。 レゴシは、「チェリートン学園」に通う高校生のハイイロオオカミ。あるとき、演劇部の仲間、アルパカのテムが「食殺」される事件が発生。疑いの目は肉食獣の彼に向けられるも、結局犯人は行方不明のまま。 新入生歓迎公演が迫る中、レゴシはアカシカのルイから夜間練習の見張りを指示されます。見張り中、彼は本能を暴走させてしまい、通りかかった草食獣に襲いかかってしまいました。食殺の一歩手前で踏みとどまったものの、以来彼は自己嫌悪に。 その後、レゴシは園芸部でハルという名の1匹のウサギと出会います。彼女は、先日暴走したレゴシに襲われた草食獣でした――。

5.『空挺ドラゴンズ』(2020年1月~3月)

『空挺ドラゴンズ』は、「+Ultra」の第5弾として、2020年1月より放送予定の作品。桑原太矩(くわばらたく)による漫画を原作としており、本作も3DCG制作となっています。 世界には龍(おろち)と呼ばれる生物が大空を飛び回り、人間にとって龍は、食材や資材を多く生み出す資源の1つでした。人々は龍を求めて大空に飛び立ち、次第に「龍捕り」と呼ばれるプロが出現します。彼らは「捕龍船」に乗って龍を捕らえ、加工して売りさばくことを生業としていました。 龍を相手とする龍捕りは、生半可な覚悟では務まらないため、その数は年々減少。残った数少ない現役の捕龍船、「クィン・ザザ号」には、多くの龍捕りたちが共同生活を送っていました。 龍の肉が大好物のミカや新人のタキタ、理由あって地上を離れたヴァナベルなど、老若男女様々な乗組員がひしめくクィン・ザザ号。彼らはそれぞれの事情や想いを胸に、龍と対峙していきます。

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6.『BNA ビー・エヌ・エー』(2020年4月~)

『BNA ビー・エヌ・エー』は、2020年4月に放送が開始された「+Ultra」第6弾のオリジナルアニメ。『キルラキル』や『キズナイーバー』などを手掛けたアニメ制作会社・TRIGGERの最新作となっています。 物語の舞台は人類と獣人が共存する21世紀の日本。影森(かげもり)みちるはタヌキの獣人ですが、元々は平凡な人間の女子高生でした。突如獣人化した彼女は人の目から逃れるため、獣人が集う街「アニマシティ」に向かいます。 みちるはその街での出会いを通して、人間の頃には分からなかった彼等(獣人達)の苦しみやアニマシティでの暮らし、獣人である事の喜びを知っていきます。しかしその一方で、人間側の差別や人嫌いの獣人など、2つの種族の間には大きな溝がある事に気付かされるのでした。 自分は何故人間から獣人に姿がかわってしまったのか、みちるはその謎を追いながら、世界をも巻き込む予想だにしない事件に関わっていくことに――。

7.『GREAT PRETENDER』(2020年7月~)

『GREAT PRETENDER』は、「+Ultra」の第6弾として2020年7月より放送予定の作品。映画「ALWAYS 三丁目の夕日」などで有名な古沢良太が,初めてTVアニメシリーズの脚本&シリーズ構成を担当するオリジナルアニメ作品です。 本作は相手の信用を勝ち取ることで詐欺を働く「confidence game(コン・ゲーム)」をテーマにした物語。 日本一の天才詐欺師を豪語する枝村真人は相棒の工藤と共に、日本へ観光に訪れたフランス人の男性から金をせしめようとしていました。 いつものように相手を罠にはめ詐欺は成功!……のはずが、2人は逆にその男から大金を騙し取られてしまいます。彼の名はローラン・ティエリー。マフィアさえ獲物にするコンフィデンスマン(詐欺師)だったのです。彼との出会いをきっかけに、枝村はローランが仕組んだ世界規模の「コン・ゲーム」に巻き込まれていくのでした――。

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今後の「+Ultra」作品にも要注目!アニメ界をけん引していく存在になるか

「ノイタミナ」で得た経験を踏まえ海外に目を向けた「+Ultra」。様々なチャレンジを試みながら、着実に実績を重ねています。 本枠の作品は、「ノイタミナ」以上に尖ったものばかり。3DCGメインで動かしていることもあり、世界観やデザインはより洗練されたものとなっています。内容も明確なテーマを持ち、問題意識に切り込む姿勢を崩しません。 何より、十分な予算とスケジュールによる制作を推進している点。これこそ、「+Ultra」枠最大の功績と言えるでしょう。 毎クール何十本ものアニメが作られる日本の制作現場は、既にパンク状態。「安くて良質なアニメを作るのが日本」と言われますが、そんな言葉で美化してはいけません。実現できるのであれば、余裕を持った体制を組んで作られるべきです。 「+Ultra」枠の取組が、業界全体に少しでも浸透していくことを願ってやみません。