漫画『ランウェイで笑って』最終話まで全話ネタバレあらすじ&感想!ファッション業界のトップを目指す物語
『ランウェイで笑って』は講談社の週刊少年マガジンで連載されている作品で、ファッション業界という、少年漫画としては風変わりなテーマを扱っているのが特徴です。 また少年漫画要素も豊富。夢に向かって奔走する主人公とヒロインの姿には、思わず胸が熱くなってしまうものがあります。2人の恋愛の行方など、ファッションだけでなく、夢に向かって頑張る彼らの様子に、夢中になること必至です。 本記事では、そんな本作を最終話までネタバレありで紹介していきます。まだ本作を未読の人は注意して読み進めてください。
『ランウェイで笑って』のあらすじ【ネタバレ注意】
幼いころから“パリ・コレクション”のモデルを夢見ていた藤戸千雪(ふじとちゆき)。将来を嘱望されていたほどの逸材でしたが、高校生になると158cmから身長が伸びなくなってしまいます。 それでも父親が経営するモデル事務所であり、憧れのモデルである雫(しずく)がいるミルネージュへの所属を諦めません。何度も所属オーディションを受けては、不合格を突きつけられる日々を過ごしていました。 一向にスタートラインに立てずにいた千雪でしたが、ある日にクラスメイトの都村育人(つむらいくと)と初めて話す機会がやってきます。彼はたった1人で被服部に所属しており、細々と色々な服を作っていました。 育人はデザイナーへの夢を持っています。しかし家が貧乏で妹たちの面倒を見なければならないため、服飾関係の専門学校に進学することを諦めようとしていました。 千雪は彼の境遇と自分を重ね合わせます。そして育人に「一番魅力的になれる服」を作ってほしいとお願いしました。育人はこれを了承し、提供してもらった服を材料にして、千雪が一番魅力的になれる服を作っていきます。
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1巻〜5巻(1話〜40話)ネタバレ感想
小さな体で大きな夢を見る
戸千雪は小学4年生の時点で、身長158cmと身長に恵まれており、モデルとして将来有望でした。しかし高校3年生になっても158cmと、4年生で成長が止まってしまっています。 180cm以上の身長が求められるモデルの世界では、千雪の身長は大きなハンデでした。 しかし諦めずにオーデションを受け続け、ついに認めてもらいます。そしてその際に着用していたのは、もう1人の主人公である都村育人が作ったものでした。
諦められない夢
千雪はオーディションの場では恥ずかしくなり、つい別ブランドの服だと嘘をついてしまいます。ですが育人の腕が、これから何度も千雪の窮地を救います。他モデルさんの衣装サイズが千雪には合わず、咄嗟に直すシーンは鳥肌ものです。 そんな育人も1度は母親が過労で倒れたことで、デザイナーの道を諦めようとします。しかし千雪と出会ったことがきっかけで、ファッションブランド「HAZIME YANAGIDA」のメンバーとなります。 そして代表の柳田の元で働く中で、自身はなぜ服を作りたいのか?という原点に立ち返っていくのです。そして「着た人が笑顔になる服を作りたい」と初心を取り戻し、改めてデザイナーの道を進むこととなります。
6巻〜10巻(41話〜86話)ネタバレ感想
家族と夢
芸華大ファッションショーに向けて準備をしていた育人ですが、入院する母親の容態が急変し、緊急手術が行われると連絡が入ります。 手術は成功しますが、貯金が底をつき母親の入院費が滞納されていたことを知るのです。 育人は家族のため、服作りのバイトをやめて、割の良いバイトを探します。 またデザイナーを諦めなければいけないのかと思った時、救ってくれたのは千雪の父親でした。彼は育人が千雪の為に作った服のデザインを、200万円で買い取ってくれたのです。 そして入院費も解決した育人は、無事ファッションショー当日を迎えられたのです。
アイデアの凡庸さ
育人の多くの衣装を揃え、「世界巡り」をコンセプトとした、ファッションショーは大盛況です。そのショーでは、千雪1人に14着の服を着せ歩く演出も披露しました。 育人だけでなく、千雪自身もモデルとして高く評価されているのが嬉しいですね。ですが芸華大のファッションショーは、歴代総生徒12万人のトップと言われる、綾野遠が1位でした。 よって繰り上がる形で、長谷川心がグランプリ受賞となります。そして育人は11位という結果でした。ここでデザイナーとしての実力不足を、育人は痛感することとなります。
11巻〜15巻(87話〜129話)ネタバレ感想
社長の七光だけじゃない
柳田のチームに所属し、順風満帆のように見える育人でしたが、チームメンバーとは度々すれ違います。まず普段何度も修正をかける柳田が、育人のサンプルを1発OKしていたのです。 これにより柳田からのコネ入社なのでは?と、他社員から反感を喰らっているわけです。相変わらず育人は不憫ですね。 ですが柳田のチームにいたおかげで、ニューヨークでカプセルコレクションが開かれるのです。その出展会で、育人はデザイナーとしての素質を認められることとなります。 またこの発表を通して、若年層向けの「novice(ノービス)」のチームデザイナーへと、育人が抜擢されることとなりました。また育人が考えた「カバン」のアイデアに、千雪がアドバイスしたりと、デザイナーとしての嗅覚も優れてきていますね。
1を100の魅力にするモデル
そして育人が苦労して作り上げたバッグを、千雪は東京ガールズコレクションのオーディションの場で売り込もうとします。 しかし千雪の身長もあって、スタイリストのテルミ以外の反応は良くありません。しかし千雪は自身のウォーキング技術で、育人のバッグを魅力的に見せてしまいます。 そして見事、バッグと自分を売り込むことに成功したのです。ここに育人だけでなく、千雪の確かな成長も感じますね。
16巻〜20巻(130話〜174話)ネタバレ感想
ランウェイへの一歩
前巻に引き続き、東京ガールズコレクション(TGC)が、話のメインとなっています。それだけデザイナーやモデルにとって、特別なステージということです。 育人と千雪に関しては順調で、例のバッグは当初の予定の3倍以上売り上げています。これも成長した千雪のお陰ですね。 最後の注目はシャルロットに持って行かれてしまいますが、彼らの初めてのTGCは大成功と言えるでしょう。 そしてお話は合同展示会編へと突入していきます。そこで育人は綾野麻衣、柳田といった、師匠のような存在を相手に、売上を上回れるよう戦うことになるのです。
笑顔が咲く場所
合同展示会は順調に進み、なんと育人が師の柳田や綾野を抑え、売り上げ1位を達成したのです! そしてこれを機に、育人は柳田の会社から独立し、自身のブランドを立ち上げることを決心します。育人は立ち上げのため、メンバー集めに奔走する毎日。 一方で千雪との関係も、徐々に深まりつつあり……?2人はパリコレに向かいながら、心の距離もぐっと近づいているようですね。 そしてとうとう育人、佐久間美衣、長谷川心、花丘真白の4人で、彼らのブランドEGAOがスタートします。
21巻・22巻(175話〜194話)ネタバレ感想【最終巻】
変わるもの、変わらないもの。
育人の独立に、千雪の知名度アップと順風満帆なはずだった2人。しかし千雪が忙しくなるにつれ、彼女の所属する事務所のミルネージュは、千雪の足手纏いになっていきます。 ミルネージュを守ろうと、父である藤戸研二も奔走し、命の危険すら感じるほど仕事をします。 この事実に耐えられなくなり、仕事でミスを連発してしまう千雪。彼女の顔から、笑顔が失われてしまっていました。 そんな千雪のために、育人はファッションウィークのコンセプトを、千雪の為だけのものにします。
EGAOのランウェイ
ファッションウィーク当日、千雪が共に歩くモデルとして、シャルロット・キャリーがキャスティングされます。 普通に考えれば、身長の低い千雪が喰われてしまいそうな相手です。しかし育人と、千雪のコンビは違います。 彼らが積み重ねてきたもの実績、そして技術は誰にも文句は言わせません。 そしてお互いの気持ちを確かめ合い、千雪は最高の笑顔で、ランウェイをウォーキングします。調子を取り戻した千雪を、非難するものなど1人もいません。会場からは、割れんばかりの称賛が飛び交いました。 千雪の笑顔を取り戻した東京ファッションウィークは、大成功を納めました。そして育人のブランドであるEGAOは、世界的に注目を集めることとなります。 そこから順調に実績を重ね、2024年パリファッションウィークに、とうとう初出展することとなったのです。 更に6年後、世界的ブランドとなったEGAOでしたが、変わらずに支え合う育人達の姿があったのです。
『ランウェイで笑って』の感想&レビュー
本作はなんといっても、「夢を諦めれなければいけない理由」を抱えた少年少女の、運命に争う姿が最高の魅力です。 家が貧しく、夢より家族を優先しなければいけない育人。身長が低く、モデルとしてスタートラインにすら立てない千雪。 それぞれ異なる境遇ながら、夢を諦めるには十分な理由を持つ2人が、決して夢を諦めない姿に熱いものが込み上げます。 諦めなければ夢が叶うとは言いませんが、夢は諦めなかったものしか叶えられないのです。2人の小さな勇者の姿には、勇気をもらいます。
登場キャラ&声優を一挙紹介!
藤戸千雪:cv.花守ゆみり
158cmという小柄ながら存在感は抜群!
ヒロインである藤戸千雪は、「ミルネージュのモデルとして、パリ・コレクションのランウェイを歩く」ことを夢見ています。しかし身長158cmしかないため、モデルとして見られず、仕事においては苦しい状況ばかりに直面することに。 同時に自分の身長をコンプレックスとして捉えている様子もあります。ただ人一倍の努力をして周囲を見返そうとする強さを持っており、負けず嫌いな性格によって高いウォーキングスキルを身につけました。 彼女がモデルとしてあり続けようとする姿は、主人公である都村育人に大きな影響を与えています。千雪もまた、育人によってミルネージュのオーシャンに合格した経緯から、彼の存在に救われている様子が少なくありません。
担当声優は花守ゆみり!
藤戸千雪を担当する声優は、『結城友奈な勇者である』三ノ輪銀や『ゆるキャン△』各務原なでしこなどを演じた花守ゆみり。 中学2年生の頃にアニメを好きになり、さらに声優の仕事にも興味を持ち始めます。中学3年生の時にポニーキャニオン主催「第2回ぽにきゃん声たまオーディション」に応募すると、審査員奨励賞を受賞しました。 2015年には新人声優の登竜門として知られる『ラジオどっとあい』で第62代目パーソナリティを担当。さらに2016年、『ガラスの花と壊す世界』で初出演&初主演を務めると、毎年多くの作品でメインキャラクターを演じるようになります。
都村育人:cv.花江夏樹
センスに溢れるデザイナー志望の少年!
物語の主人公・都村育人は、ファッションデザイナーを目指している少年。母子家庭の長男で、母親や3人の妹たち、近所の人たちに服を作ってあげるほど、服作りが大好きです。 デザイナーの才能に恵まれていますが、貧しい家庭事情によって夢を諦めようとする様子が描かれています。しかし藤戸千雪との出会いによって、柳田一(やなぎだはじめ)のアトリエを紹介されると、本格的に服作りの世界へと飛び込んでいくことに。 また、デザイナーとしては見た目よりも着る人に寄り添った服を作ることを得意としています。実際に育人が作った服を着たモデルたちから高い評判を得ています。
担当声優は花江夏樹!
都村育人を演じているのは、『政宗くんのリベンジ』真壁政宗や『鬼滅の刃』竈門炭治郎などを担当した花江夏樹。 大学進学ではなく就職をしようと考えていた花江夏樹は、『桜蘭高校ホスト部』を視聴したことで、歌を仕事にもできる声優を志すように。その後、ベテラン声優の山寺宏一に憧れて、アクロスエンタテインメントに直接ボイスサンプルとメッセージを送ります。 2013年にアニメ初主演を飾ると、そこから人気作品の主人公やメインキャラクターを多く演じてきました。そして2015年、憧れである山寺宏一の後任として、『おはスタ』のメインMCを務めるようになります。
長谷川心:cv.茅野愛衣
デザイナーに憧れる高身長モデル!
高校時代からモデルとして活動し、服飾芸華大学に進学してファッションデザイナーを目指しているのが長谷川心。東京コレクションが終わると、柳田一が主宰するアトリエのスタッフとして加わります。 身長が181cmと高く、モデルとして高い実力を持っている心。しかし本心ではモデル業を嫌っており、トップブランド「Aphro I dite」の社長である綾野麻衣(あやのまい)に出会ったことがきっかけで、デザイナーを目指すようになりました。 都村育人より年上の女性ですが、柳田のアトリエでは後輩ということもあり、心は「先輩」と呼びます。彼女もまた育人に助けられながら、次第に好意を寄せていくのでした。
担当声優は茅野愛衣!
長谷川心の声を担当しているのは、『戦姫絶唱シンフォギア』暁切歌や『冴えない彼女の育てかた』霞ヶ丘詩羽などを演じている茅野愛衣。 美容関係のリラクゼーションの仕事をしていましたが、深夜遅くに帰宅した際、『ARIA』を視聴したことでアニメの世界に興味を持ちます。「人を癒す仕事がしたい」と考えており、アニメにも同じ力があることを知って、養成所で週1回のレッスン受け始めました。 2010年3月に養成所を卒業すると、翌月に『とある魔術の禁書目録II』五和役でデビューを飾ります。さらに2011年、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』ではヒロインの本間芽衣子を担当すると、一気に知名度を獲得して人気声優へと昇り詰めました。
都村ほのか:cv.石川由依
育人を想っている優しい長女
都村育人の妹の1人であり、長女の都村ほのか(つむらほのか)は、成績優秀な高校生。とてもまじめな性格から、家では家計を計算しているなどの様子が描かれています。 学校では先生からどこの大学でも目指せると評価されています。しかし育人がデザイナーの夢を諦めようとする姿を見て、自分も就職をしようと考えるように。 兄の夢を応援している1人であるため、自分が就職をして働こうと考えている様子から、育人のことが大好きだと分かります。しばし兄妹で衝突する様子が描かれていますが、それも大切な兄を想っての行動です。
担当声優は石川由依!
都村ほのかを担当しているのは、『進撃の巨人』ミカサ・アッカーマンや『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ヴァイオレット・エヴァーガーデンなどを演じている石川由依。 6歳の頃に大阪の劇団ひまわりに所属して、毎年行われている劇団内公演に出演していました。高校1年生になると東京に移り、系列事務所の砂岡事務所へと移籍すると、2007年に『ヒロイック・エイジ』で声優デビューを果たします。 2019年にはソロプロジェクト「UTA-KATA」を発表。石川由依による朗読とピアノの演奏が行われる朗読劇となっており、脚本家には『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』作者の暁佳奈を迎えて、一期一会のパフォーマンスを披露します。
都村葵:cv.山村響
ボーイッシュな都村家の次女
都村育人の妹の1人であり、次女の都村葵(つむらあおい)は、バレーボール部に所属している中学生。エースとして活躍する実力を持っており、強豪校から誘われているほどですが、大会などの遠征費がかかることを理由に断っています。 見た目から想像できるようにボーイッシュな性格をしていて、性格もサバサバとしているのが特徴。彼女もまた育人が作ってくれる服を心から好きになっている1人で、デザイナーの夢を応援しています。
担当声優は山村響!
都村葵を担当しているのは、『Go!プリンセスプリキュア』天ノ川きららや『新サクラ大戦 the Animation』望月あざみなどを演じている山村響です。 『ポケットモンスター』の主人公サトシに憧れて声優を目指すようになり、代々木アニメーション学院に入学。2008年に声優デビューを果たす一方、2010年には「hibiku」の名義で歌手デビューも飾り、音楽方面でも活躍していきます。 また、声優業以外にも絵師として活動している一面も。「月刊ヤングキングアワーズGH」では2014年11月号から漫画コラム『アルペジオ劇場』が連載されており、二足の草鞋を履く声優として知られています。
都村いち花:cv.赤尾ひかる
育人の服が大好きな都村家の三女
都村育人の妹の1人で、三女の都村いち花(つむらいちか)は、保育園に通っている5歳の女の子。天真爛漫な性格であり、まだ幼いことも相まって、無邪気に育人とふれあう様子が描かれています。 いち花が来ている服もまた、育人が作ったもの。姉妹の中で一番喜んでいるのは彼女であり、5歳ながらにしてデザイナーの夢を応援しています。 ただ一方で、育人にわがままを言って困らせてしまう様子もしばしば。都村ほのか・都村葵の2人がなだめて、育人が服作りに集中できるよう気を遣う様子があります。
担当声優は赤尾ひかる!
都村いち花を担当しているのは、『こみっくがーるず』萌田薫子や『Back Street Girls -ゴクドルズ-』杉原チカなどを演じた赤尾ひかる。 小学6年生の時に『NARUTO ナルト-』を視聴すると、作品に胸を打たれて声優を目指すようになります。その後、大学まで進学しつつ、日本ナレーション演技研究所に通って、2015年からアイムエンタープライズに所属することに。 自分の声にコンプレックスを持っていた時期がありますが、中学・高校と放送部に所属していたことで克服します。それ以上に、人前で自分の声を届けることの素晴らしさを感じるようになり、自身を身につけることができたと語っています。
綾野遠:cv.木村良平
業界が注目する凄腕デザイナー!
都村育人のライバルとして登場する、優れた腕前を持っているデザイナー・綾野遠(あやのとお)。服飾芸華大学史上でも随一と言われており、さらに叔母は「Aphro I dite」の社長である綾野麻衣がいます。 東京コレクションが終わった時期に育人と知り合うことになり、彼が働いている「HAZIME YANAGIDA」のメンバーとして加入。業界内で話題にされているほどの実力を存分に発揮し、柳田一からも一目置かれています。 また、育人のことを評価している1人ですが、それはデザイナーではなくパタンナーとして。デザイナーとしては眼中にありませんが、育人からの宣戦布告を受けると、ライバルと認識して真っ向から勝負を受けます。
担当声優は木村良平!
綾野遠の声を担当しているのは、『ハイキュー!!』木兎光太郎や『テイルズ オブ ゼスティリア』スレイなどを演じている木村良平。 3歳の頃から劇団ひまわりで子役としてデビューしており、幼稚園に入った頃には舞台『夏の夜の夢』に出演しました。当時から声優の仕事にも携わっており、吹き替えや『逮捕しちゃうぞ』での活躍が見られます。 声優として一気に知名度を獲得するきっかけになったのは、2009年『東のエデン』でした。初主演を務めた木村良平は、「等身大の演技をするための素地ができた」と振り返るほどで、分岐点だったと回顧しています。
柳田一:cv.諏訪部順一
野心に溢れる新進気鋭のデザイナー!
ブランド「HAZIME YANAGIDA」を主宰しているファッションデザイナーである柳田一は、過去にミルネージュのアパレル部門で働いていた経験を持っています。 日本だけでなく、世界のトップデザイナーになるという大きな野心に溢れているため、スタッフへの厳しい要求が絶えません。その中で都村育人も働くことになりますが、高校生だからといって一切の容赦はありませんでした。 育人への厳しい態度は変わりませんが、高い能力や実力に関しては素直に評価しています。東京コレクションではトラブルに見舞われますが、緊急時に育人に裁量を与えたのも、彼の能力を知っているからこそです。
担当声優は諏訪部順一!
柳田一を担当しているのは、『テニスの王子様』跡部景吾や『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』小室孝などを演じている諏訪部順一。 高校・大学では映像制作サークルに所属しており、元々は映画監督を目指していました。その後、東京俳優生活協同組合に所属すると、20代でゴールデン枠の地上波番組やCMのナレーションを務めます。 声優だけでなく、他の職業の経験を持っていることから、自分のキャリアを生かした活躍を披露しているのが大きな特徴に。イベントでのMCやCD・DVD制作、さらに企画・構成を務めるなど、マルチな活躍を披露している声優です。
『ランウェイで笑って』あらすじをネタバレ解説しました
ここまで『ランウェイで笑って』の最終話までのネタバレを踏まえながら、解説してきました!本作は2020年にはアニメ化もされた、大人気作品です。 完結から数年経ちましたが、未だに色褪せない名作でした。「夢」に迷った時、必ず見返したい1冊だと筆者は感じています。 そしてまだ読んだことないという方には、ぜひ愛読書に加えて欲しい1冊です。