2020年3月3日更新

おすすめドラゴン映画6選 王道のファンタジーから映像が美しいアニメ作品まで【2020最新版】

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『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』
© 2019 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.

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ドラゴンはファンタジーの王道!映画で描かれる姿は様々

ドラゴンと言えば、世界各地で伝承される伝説上の生き物。神秘的な存在として人気もあり、ドラゴンが登場する映画も数多く作られています。 そこでこの記事では、おすすめドラゴン映画6作をドラゴンの特徴と共に紹介しましょう。さらに最後には、ciatr編集部が特におすすめする作品をピックアップしました。

『ホビット 竜に奪われた王国』(2014)

奪われた国を取り戻すため、邪悪な竜に立ち向かう

『ホビット 竜に奪われた王国』
© NEW LINE CINEMA/zetaimage

J・R・R・トールキンの1937年の小説を原作とした『ホビット』3部作の2作目。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの前章にもなっています。 1頭で1国を滅亡に導くと伝えられる邪悪な竜スマウグによって奪われてしまった王国を取り戻すため、ホビット族のビルボ・バギンズは仲間と共に旅に出ました。竜の住まう山を目指す旅路は困難の連続で、巨大なクモの大群やオークたちが立ちはだかり――。 伝説の邪竜・スマウグは炎を吐く火竜。赤い鱗に巨大な翼を持っており、王道の西洋風ドラゴンと言ったビジュアルです。また優れた感覚と高い知能の持ち主でもあります。 本作でスマウグを演じたのは、『ドクター・ストレンジ』などで知られるベネディクト・カンバーバッチ。威厳のある声だけでなく、モーションキャプチャーで身体の動きまで演じました。

『DRAGON ドラゴン』(2015)

ドラゴンの血に抗う青年と人間の少女が結ぶ愛

『DRAGON ドラゴン』
© BAZELEVS PRODUCTION/zetaimage

映画『ナイト・ウォッチ』のティムール・ベクマンベトフ監督が製作を手掛けたロシア映画。はるか昔、ドラゴンに生贄を捧げる文化があった辺境の国が舞台となっています。 ドラゴンに憧れている公爵の娘・ミラは、かつてドラゴンを退治した英雄の孫であるイーゴリと結婚をすることに。しかし結婚式の最中にやってきたドラゴンによって、彼女は孤島へと連れ去られてしまいます。ミラはそこで出会った青年のアルマンに惹かれていきますが、彼こそがドラゴンだったのです。 アルマンが姿を変えてしまうドラゴンは手が翼と一体となっており、鳥のように大きな脚で物を掴みます。プテラノドンのような翼竜スタイルでありながら、顔は西洋風のドラゴン。恐怖を抱かせる目をしています。

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『エラゴン 遺志を継ぐ者』(2006)

ドラゴンと出会った少年は自身の運命を知る

『エラゴン 遺志を継ぐもの』
© 20TH CENTURY FOX/zetaimage

作者であるクリストファー・パオリーニが15歳の頃に書いた小説を映画化した作品です。 かつはエルフやドワーフが暮らす平和な世界でしたが、今となっては邪悪なガルバトリックス王によって支配された帝国アラゲイシアが物語の舞台。農場に住む主人公のエラゴンは、ある日森で青く輝く石を見つけます。 その石こそ世界の命運を握る、ドラゴンの卵だったのです。そしてエラゴンは、かつて国を守った伝説の種族・ドラゴンライダーとしての使命を知ることとなります。 エラゴンと固い絆で結ばれることとなる「サフィラ」は、その名の通りサファイアのように青く美しい雌のドラゴン。感情豊かで、エラゴンと心で会話をすることが可能です。首から頭にかけては中国の龍のようで、翼の生えた4本足の身体はペガサスやグリフォンのようでもあります。

『ドラゴンハート』(1996)

親友となったドラゴンは心臓が半分しかなかった

『ドラゴンハート』
© UNIVERSAL PICTURES/zetaimage

『ドラゴンハート』では、映画『ワイルドスピード』などで知られるロブ・コーエンが監督を務めました。 10世紀のヨーロッパでは悪の王が民に討たれ、その息子アイノンも瀕死の重傷を負ったため、母はドラゴンの元へと向かいました。民衆への慈悲を条件に心臓の半分を授けられますが、成長したアイノンは父以上の暴君となったのです。それをドラゴンのせいだと考えたボーエンはドラゴン退治の旅へ。 その中で人語を操るドラゴンと出会ったボーエンは意気投合し、ドラゴンを「ドレイコ」と名付け、共に悪い竜と勇者を装って金を稼いでいくのですが――。 本作に登場するドレイコのゴツゴツとした巨体にはドラゴンの風格があり、優れた知能と雄弁な様子は、人知を超えた種族であることを感じさせます。

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『ドラゴンスレイヤー』(1981)

師匠の跡を継いでドラゴンを討つ

『ドラゴンスレイヤー』
© PARAMOUNT/zetaimage

ディズニー製作のファンタジー映画。 若者ゲイレンは魔導士ウルリクの元で修業を積んでいました。そこにヴァレリアンと言う男が現れ、毎年2人の処女を生贄に捧げているヴァーミスラックス・ペジョラティヴという悪しき竜を倒して欲しいと言います。しかしその道中でウルリクは命を落とし、ゲイレンがその跡を継いでドラゴン退治へと向かいますが――。 ヴァーミスラックスはコウモリのような被膜の翼で、ワイバーンのような見た目をしています。そして口からは炎を吐き、その威力は人間を一瞬で焼き尽くすほど。このヴァーミスラックスには当時最先端のゴー・モーションというストップモーションの技術が用いられました。

『ピートと秘密の友達』(2016)

唯一の友達はドラゴン

『ピートと秘密の友達』
© DISNEY/zetaimage

1977年の映画『ピートとドラゴン』をリメイクしたディズニー作品。 ある時、グレースは森で11歳の男の子を見つけます。5歳の頃に家族を不慮の事故で失ったピートは、森で6年間1人で過ごしていたわけではありませんでした。人間によって「エリオット」と名付けられたその不思議な生物が見つかり、伝説でしかなかったその存在が知れ渡ってしまうこととなったのです。 エリオットはモフモフとした緑色の体毛に覆われており、4足で歩きます。顔はドラゴンと聞いてイメージするような爬虫類風ではなく、人にも似た哺乳類のような見た目です。言葉を話すことはできませんが、ピートとは心を通わせています。

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ciatr編集部イチオシのドラゴン映画は「ヒックとドラゴン」!

ここからはドラゴン映画の中でも、ciatr編集部イチオシの作品を紹介します。編集部にもファンの多い、名作と言えるシリーズです。

「ヒックとドラゴン」シリーズ

『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』
© 2019 DreamWorks Animation LLC.  All Rights Reserved.

『ボス・ベイビー』などで知られるドリームワークスの「ヒックとドラゴン」シリーズは、2010年に1作目が公開された後、2019年までに3作が製作された3Dアニメーション作品です。 デザインの印象から、この作品を子供向けだと思っている人もいるのでは?実際はシリーズを通して、ストーリー・映像・キャラクター、どれを取ってもクオリティが高く、大人も満足できる作品と言えます。 シリーズを重ねるごとにストーリーは厚みを増し、人間とドラゴンの異なる種の共生をテーマに深く掘り下げています。また各作品も単なるハッピーエンドではなく、何かを得るためには何かを失う現実の厳しさが描かれました。 映像美も素晴らしく、シリーズお馴染みのドラゴンに乗っての飛行は迫力満点。さらに3作目では技術が高まっており、雄大な自然やカラフルな街並みなど、目にも鮮やかな世界が広がりました。 本シリーズには数多くのドラゴンが登場するのですが、どのドラゴンも異なる見た目をしており、その多様さに驚かされます。特にヒックの相棒となるドラゴンは、他の作品では見たことないほど個性的。 ヒックに歯を出し入れできることから「トゥース」と名付けられるこのドラゴンは、真っ黒の身体に金色の眼を持つナイト・フューリーと呼ばれる種族で、ドラゴンらしからぬかわいさが魅力です。

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映画に登場するバリエーション豊かなドラゴンを堪能しよう

ドラゴンは伝承によって姿が異なっており、これといって決まった姿はありません。そのため映画毎に個性豊かな特徴を持っており、さらに人間との関わり方も、友達だったり敵だったりと様々。 それだけ多種多様なドラゴンが存在することが魅力と言えます。映画を通してお気に入りのドラゴンを見つけてみてくださいね。