2020年4月11日更新

靴が印象的な映画6選【靴がテーマのドキュメンタリー映画2作も!】

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『オズの魔法使』
©MGM/zetaimage

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おしゃれは足元から!靴が印象的な映画を紹介

素敵な靴は素敵な場所に連れて行ってくれるといいます。コーディネートのキーポイントにもなる靴は、ファッション好きな人ほどたくさん持っているのではないでしょうか。 今回は、そんな靴が印象的に登場する映画を紹介します。また、靴をテーマにしたciatrおすすめドキュメンタリーも。これを読めば、おしゃれ魂に火がつくこと間違いなし!

1. 『オズの魔法使』(1939年)

かかとを3回打ち鳴らせば願いが叶うルビーの靴

『オズの魔法使』
© MGM/Photofest/zetaimage

有名な児童文学小説を映画化した『オズの魔法使』は、1939年の公開当時、最先端の特殊メイクと美しいカラー映像で人々を驚かせました。 カンザスから竜巻に飛ばされてオズの国にやってきたドロシーが家に帰る道を探す、という物語。途中で出会ったブリキ男、カカシ、ライオンとともに、それぞれの願いを叶えるためにオズの大魔法使いに会いにいきます。 本作では、物語の鍵を握るルビーの靴が印象的。ドロシーの足元できらきらと輝く靴に、憧れた少女も多いかもしれません。

2. 『赤い靴』(1948年)

愛か夢か?愛憎渦巻くバレエ映画の最高峰

『赤い靴』
©Eagle-Lion Films Inc./Photofest/zetaimage

新作バレエの公演と、主演のバレリーナ、新人作曲家、バレエ団の団長の愛憎劇を描くバレエ映画の最高峰『赤い靴』。 アンデルセンによる、死ぬまで踊りつづける呪いをかけられた赤い靴の童話をモチーフとした新作バレエの主演に抜擢されたヴィクトリア(ヴィッキー)と、その作者で新人作曲家のジュリアン。公演を成功させた2人は、いつしか愛し合うように。 しかしバレエ団の団長は、ヴィッキーをバレエに集中させるため、ジュリアンをクビにしてしまいます。ヴィッキーは愛と夢のどちらを選ぶのでしょうか。 サドラーズウェルズ・バレエ団(現・ロイヤル・バレエ団)のダンサーであるモイラ・シアラーが主演を務め、バレエシーンの美しさに目を奪われます。

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3. 『イン・ハー・シューズ』(2005年)

対照的な姉妹が迎える人生の転機

『イン・ハー・シューズ』
©20 CENTURY FOX/zetaimage

弁護士として成功しているものの自分の外見に自信が持てないローズは、美しい高級シューズを買ってはしまい込んでいました。そんな彼女のもとにあるとき、美人で無職の妹マギーが転がり込んできます。正反対の姉妹がそれぞれのコンプレックスを乗り越え、姉妹の絆を取り戻す物語です。 ローズの部屋のクローゼットに、ずらりと並べられた靴のコレクションは圧巻。自分では買えないような高級シューズを勝手に履いて出かけるマギーには腹が立ちますが、彼女が履きたくなるのも無理はない素敵な靴ばかりです。 靴を含めたマギーのコーディネートも、おしゃれの参考に。

4. 『靴に恋する人魚』(2005年)

靴に目がないヒロインの本当のしあわせとは?

名作童話の引用を散りばめながら、美しい靴に目がないヒロインが本当のしあわせを探す姿を描く、シュールなラブストーリー。ビビアン・スーがヒロインをキュートに演じ、ほろ苦い人生の物語を、ガーリーなセンスで描き出します。 おとぎ話が大好きな車椅子の少女ドド。手術をして歩けるようになった彼女は、美しい女性に成長しました。幼いころに歩けなかった反動からか、靴を買うのがやめられない彼女は、ある日歯医者のスマイリーと出会います。2人は恋に落ち結婚しますが、彼女のほんとうの物語はここからはじまるのです……。 靴が好きすぎて足の踏み場がなくなったり、靴屋のショーウウィンドウの前から動けなくなったりするドドの姿がかわいらしい本作。靴好きのなかには、同じような体験をしたことがある人もいるのでは?

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5. 『プラダを着た悪魔』(2006年)

美しさと強さを手に入れていくヒロインに共感

『プラダを着た悪魔』
©20th Century Fox/Photofest/Zeta Image

アン・ハサウェイ主演のお仕事ムービーとして知られる『プラダを着た悪魔』。ジャーナリスト志望のアンディが働くことになったのは、見た目が重要視されるファッション誌の編集部でした。「人は中身」と外見を気にしない彼女は、カリスマ鬼編集長ミランダの理不尽な要求に振り回されますが……。 アンディがおしゃれに目覚めるきっかけになったのは、世界中の女性の憧れブランドであるジミー・チュウの靴。ミランダからはその靴を履いたときから「悪魔に魂を売ったのね」とまで言われました。

6. 『セックス・アンド・ザ・シティ』(2008年)

靴に対する愛はドラマ版から健在!

『セックス・アンド・ザ・シティ』シンシア・ニクソン、クリスティン・デイヴィス、サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル
© NEW LINE CINEMA/zetaimage

1998年から2004年にかけて放送された大人気テレビシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」。ニューヨークに住む30代女性の恋や仕事を描いた本作は世界中で大ヒット。そのおしゃれなファッションにも注目が集まりました。イギリスの靴メーカー、マノロ・ブラニクの名を世界中に広めたことでも知られています。 映画版は2008年に公開されました。テレビ版最終回のその後を描く本作でも、主人公キャリーのファッション、特に靴に対する愛は変わらず、マノロをはじめとするさまざまなブランドの美しい靴が登場します。 2010年には続編『セックス・アンド・ザ・シティ2』が公開されました。

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ciatrおすすめ!靴がテーマのドキュメンタリー映画

ここからは、ciatrがおすすめする靴にまつわるドキュメンタリー映画を紹介します。 靴というものの魅力を紐解く作品や、「魔法の靴」と呼ばれ世界中の女性に愛される靴を作るデザイナーの秘密などの作品で、靴への興味や愛が深まるでしょう。

1. 『私が靴を愛するワケ』(2011年)

なぜ靴は女性を魅了するのか

『私が靴を愛するワケ』は、靴と女性の歴史を紐解きながら、靴の魅力に迫るドキュメンタリー。 クリスチャン・ルブタンやマノロ・ブラニクら有名デザイナー、大の靴好きとして知られる歌手のケリー・ローランドやファーギー、バーレスクダンサーのディタ・フォン・ティースなどのセレブたちが靴の魅力を語るインタービューが満載です。 同時に心理学、社会学などの視点から、女性と靴の関係を解明していきます。

2. 『マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年』(2017年)

“世界で唯一走れるピンヒール”の秘密

テレビシリーズ『セックス・アンド・ザ・シティ』で主人公のお気に入りの靴として登場し、世界中の女性の憧れの的となったマノロ・ブラニクの靴。その魅力と哲学に迫る本作は、ブランドのファンならずとも必見。 ブラニク本人をはじめ、彼の靴に魅了された女性たち、『プラダを着た悪魔』のモデルとなった米ヴォーグ誌編集長アナ・ウィンターや歌手のリアーナ、映画監督のソフィア・コッポラらのインタビューを交え、その魅力に迫ります。 世界にその名を轟かせる彼が、いまだにミラノの工房で職人たちに混じって仕事をしているなど、意外な一面を知ることができます。

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世界を征服できるぴったりの靴を見つけよう!

靴が印象的な映画や、靴をテーマにしたおすすめドキュメンタリー作品を紹介しました。 「女の子はぴったりの靴を見つけたら、世界だって征服できる」とは、マリリン・モンローの言葉。本記事で紹介した作品を観れば、ぴったりの靴を探しに行きたくなるでしょう。