かわいい世界観に癒やされる!おすすめ映画12選【中にはダークな作品も】
タップできる目次
- 目と心に栄養補給!かわいい映画に癒されたい
- 『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014年)
- 『アメリ』(2001年)
- 『タイピスト!』(2013年)
- 『ロシュフォールの恋人たち』(1967年)
- 『パディントン』(2016年)
- 『キューティー・ブロンド』(2002年)
- 『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』(1986年)
- 『恋愛睡眠のすすめ』(2007年)
- 『マリー・アントワネット』(2007年)
- ポスターはかわいいけど内容は要注意!のおすすめ映画
- 『パンズラビリンス』(2007年)
- 『ピクニックatハンギングロック』(1986年)
- 『ミッドサマー』(2020年)
- かわいい映画でハッピーになろう!
目と心に栄養補給!かわいい映画に癒されたい
かわいいものが大好きな人もそうでない人も、かわいい映画を見ると気持ちが前向きになりませんか?非日常的な景色や憧れのファッション、キラキラした生き様や淡い恋……どんな「かわいい」もパワーの源!自分の心にときめきを与えてあげましょう。 この記事では、見ているだけで癒されるようなかわいい映画を12作品紹介します。後半ではciatr編集部が選んだ、ポスターはかわいいけど内容は要注意!の映画も挙げているので、あわせてチェックしてみてくださいね。
『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014年)
独特の世界観で繰り広げられる愉快なミステリー
ポップでおしゃれで目が美味しい、ウェスアンダーソンの世界が全開でした。 シンメトリーの画面の美しさと、チャップリンのような調子の良いテンポがとても気持ちよく、贅沢な時間でした。
『グランド・ブダペスト・ホテル』は、映画『犬ヶ島』(2018)のウェス・アンダーソンが監督・脚本を務めた、コメディタッチのミステリー映画です。 伝説のコンシェルジュと呼ばれる主人公を、映画「ハリー・ポッター」シリーズでヴォルデモート役を務めた、レイフ・ファインズが演じています。 時は1930年、舞台はヨーロッパの高級ホテル。一流コンシェルジュのグスタヴ・H(レイフ・ファインズ)は、殺された客の遺産争いに巻き込まれ、さらに殺人の容疑をかけられます。彼はベルボーイのゼロ(トニー・レヴォロリ)と共に、事件の謎を解き明かすためヨーロッパを奔走しますが……。 終始画面いっぱいに広がるのは、まるで西洋のドールハウスを見ているようなかわいい世界!ウェス・アンダーソンのこだわりが詰まった美しい映像と、ちょっぴりビターなストーリーが癖になる作品です。 2015年のアカデミー賞で美術賞や衣装デザイン賞など4部門を受賞した本作の映像美を、たっぷり楽しんでくださいね。
『アメリ』(2001年)
どこを切り取ってもおしゃれなパリでの恋模様
これまたおしゃれな映画です。 映像も音楽も。 アメリを取り巻く人々がアメリによってささやかな幸せを得ていくのが微笑ましいです。 オドレイ可愛すぎる!
フランス映画『アメリ』は、映画『天才スピヴェット』(2013)のジャン=ピエール・ジュネが監督・脚本を務め、映画『ダ・ヴィンチ・コード』(2006)のオドレイ・トトゥが主人公アメリを演じたロマンスコメディです。 幼い頃から空想が好きだったアメリ(オドレイ・トトゥ)は、人とのコミュニケーションが苦手なまま22歳に。彼女は実家を出て、パリのカフェで働き始めます。 ひょんなことから人を幸せにする喜びを知ったアメリは、他人の人生にこっそりお節介をして、周囲の人を幸せにしていました。そんなアメリがある日、不思議な青年ニノに出会い恋に落ちますが……。 ビビットな色彩で映し出される、レトロなパリの街並みとファッションは、どのシーンを切り取ってもおしゃれです。そんな中で繰り広げられるアメリの日常と恋模様に、キュンキュンすること間違いなし!
『タイピスト!』(2013年)
気分が上がるレトロガーリーなフランス映画
可愛くて、お洒落で、小粋! 見終わった後ハッピーになれること間違いなし♪ 流石、フランス映画! 女子に超オススメな映画です。
フランス映画『タイピスト!』は、映画『ある子供』(2005)のデボラ・フランソワと、映画『真夜中のピアニスト』(2005)のロマン・デュリスが主演を務めた、ロマンスコメディです。 舞台は1950年代のフランス。田舎町から都会へ出て来たローズ(デボラ・フランソワ)は、ルイ(ロマン・デュリス)が経営する保険代理店の秘書の面接を受けます。 採用されたものの仕事ができないローズは、ルイから「タイプライター早打ち大会で優勝しなければクビ」だと言い渡されるのでした。ルイは鬼コーチと化し、ブラインドタッチからピアノ、ジョギングまで、あらゆる訓練がスタート。 まるでスポ根ドラマのようでありながら、レトロかわいいファッションやネイルに心をぐっと掴まれます!ちょっと落ち込んでいるときに見れば、前向きに頑張る主人公の姿が元気をくれるはず。
『ロシュフォールの恋人たち』(1967年)
カラフルなかわいさをぎゅっと詰め込んだミュージカル
音楽、俳優たち、色彩、恋する純粋な想い…すべてが美しくて見る度涙がでます。こんな恋愛がしたい!こんな人生を送りたい!
『ロシュフォールの恋人たち』は、映画『シェルブールの雨傘』(1964)のジャック・ドゥミ監督・脚本によるフランスのミュージカル映画です。 主役の双子を演じたのは、映画『昼顔』(1967)で知られるカトリーヌ・ドヌーヴと、彼女の実の姉であり、映画『リオの男』(1964)に出演したフランソワーズ・ドルレアック。 フランスの田舎街ロシュフォールに、ソランジュとデルフィーヌという双子の姉妹がいました。それぞれ音楽家とバレリーナという夢を持ち、大都会パリに憧れる2人は、旅芸人のエチエンヌとビルのコンビについていくことにします。 また彼女たちは、いつの日か素晴らしい恋人に巡り会うことも夢見ていて……。 本作の魅力は、カラフルで明るくキュートな映像です!ロシュフォールの街で交差する運命の赤い糸に心が踊ります。おしゃれな衣装を身に纏った男女の楽しいダンスも見どころです。
『パディントン』(2016年)
かわいいロンドンの街並みを子グマが駆ける!
クマが喋るのを誰も驚かないのは置いといて。 純粋に楽しく、心温まる一作でした! イギリス映画の雰囲気がやはり好きだなぁ。
『パディントン』は、マイケル・ボンドの児童文学作品『くまのパディントン』を原作としたファミリー映画です。映画「ハリー・ポッター」シリーズ全8作の製作を手がけたデヴィッド・ハイマンが、本作の製作を務めています。 新たな家を探して、ジャングルからロンドンへとやって来た1匹の子グマ。彼がパディントン駅で途方に暮れているとブラウン一家が通りかかり、クマにパディントンと名付け、家に招待してくれます。しかし初めて人間の世界で暮らすパディントン生活は、ドタバタの連続でした! カラフルな街並み、遊び心のあるインテリア、そして青のダッフルコートと赤い帽子姿のパディントン……。本作は英国の魅力をぎゅっと集めたような、かわいらしい映画です。 パディントンの声は映画「007」シリーズのベン・ウィショーが担当。日本語吹き替え版では、俳優の松坂桃李が担当しています。
『キューティー・ブロンド』(2002年)
イケイケな金髪女子がハーバード大学の法学部へ!?
とにかくエルがかわいい!!女であることを楽しんでるって感じでした。でも女であることを武器には しないから同性からも好かれるんだろなぁ。かわいくて、楽しめて、なんとなく頑張ろうと思えました。
アマンダ・ブラウンの同名小説をが原作の映画『キューティー・ブロンド』は、映画『ラスベガスをぶっつぶせ』(2008)のロバート・ルケティックが長編監督デビューを果たした作品です。本作は続編やミュージカル版が作られるなど大ヒット作となりました。 イケてるブランドファッションで身を固めたエル(リース・ウィザースプーン)。ところが政治家志望の彼氏ワーナーに「ブロンド女は議員の妻にふさわしくない」と振られてしまいます。 落ち込むエルでしたが、スーパーポジティブ思考な彼女は彼を追いかけて、ハーバード大学の法学部を目指すことに。見事合格するものの、入学するとなんと彼にはもう婚約者がいました。 浮きまくったスタイルで教授やクラスメートからいびられても、彼に婚約者がいても、前向きに努力するエルの姿が眩しいロマンスコメディ。向上心と美意識をあげたい時におすすめの映画です。
『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』(1986年)
80年代アメリカを舞台に、身分違いの恋の行方を描く
何年経っても色褪せない青春映画。アンディのキュートさは文句なし。着物風ガウンの部屋着までもが可愛過ぎです。 80'Sファッションだけでなく音楽もたまりません。落ち込むダッキーが聴いているスミス、エンディングのサイケデリックファーズ!ダッキーが口パクするオーティスレディングも渋いです。 私なら迷わずダッキーを選びますがエンディングも最高! DVDはお気に入りの1つです。また何度も観直しまくります。
「プリティ・イン・ピンク」は、映画『恋しくて』(1987)のハワード・ドゥイッチがメガホンをとり、映画『ブレックファスト・クラブ』(1985)の監督ジョン・ヒューズが脚本を務めた、学園ロマンス映画です。 また本作で主人公を務めたのは、『ブレックファスト・クラブ』でも主要キャストを演じたモリー・リングウォルド。 無職の父親と2人暮らしのアンディ(モリー・リングウォルド)は、お金持ちばかりのハイスクールで自分が浮いていることを実感していました。1ヵ月後のプロムに出席するかどうか悩んでいたある日、同学年の御曹司ブレーン(アンドリュー・マッカーシー)にデートに誘われますが……。 80年代のティーンのファッションがかわいく、裕福でないが故に古着をリメイクしているアンディの服もおしゃれです。公開当時には、モリー・リングウォルドのファッションを真似する「リングレッツ」と呼ばれる女の子が続出しました。 青春をぎゅっと詰め込んだ、爽やかで甘酸っぱいストーリーにも心がときめきます!
『恋愛睡眠のすすめ』(2007年)
夢の中で恋を叶える?シャイな青年のラブストーリー
なんだかすごいな。主人公のとち狂いようが面白かった。ただの変態のようにも思えたけど。セロファンとかダンボールの演出が良かった
映画『恋愛睡眠のすすめ』は、映画『エターナル・サンシャイン』(2004)のミシェル・ゴンドリー監督・脚本による、ちょっと変わったロマンチックなラブストーリー。 主演を務め他のは映画『キング 罪の王』(2005)のガエル・ガルシア・ベルナル、ヒロインを務めたのは映画『ニンフォマニアック』(2013)のシャルロット・ゲンズブールです。 父親の死をきっかけにパリへやって来たステファン(ガエル・ガルシア・ベルナル)。彼はステファニー(シャルロット・ゲンズブール)に恋をしますが、あっさり振られてしまいます。 仕事もうまくいかず、夢の世界に逃げ込む日々。夢の中ではうまく行くのに現実はダメダメな彼でしたが、やがて夢と現実が交錯していきます。 本作は毛糸やフェルトでできた手作り感たっぷりの夢の世界が、幻想的でかわいい映画です。「1秒タイムマシン」など、ユニークな発想に笑えるシーンも。恋に怯える臆病な主人公が愛おしい作品となっています。
『マリー・アントワネット』(2007年)
ビジュアルで楽しむマリー・アントワネット
これカワイイーー!!洋服、靴、家具、トランプまでカワイイ♡これは、じょすぃ~が好きな映画だねん♪なんか可愛すぎて内容あんまり覚えてない。。あと、音楽かっこ良い!!
『マリー・アントワネット』は、映画『ロスト・イン・トランスレーション』(2003)のソフィア・コッポラ監督が、映画「スパイダーマン」シリーズのキルスティン・ダンストを主演に迎え、フランス王妃マリー・アントワネットの生涯を描いた伝記映画。 マリー・アントワネットを1人の少女として描いた青春映画の側面が強い作品です。 時は1769年。オーストリアの皇女マリー・アントワネットは、14歳にしてフランス王室に嫁ぎルイ16世と結婚することに。しかし結婚生活にストレスを抱えた彼女は、パーティーやギャンブル、ショッピングにハマっていき……。 豪華なドレスとベルサイユ宮殿のインテリアがかわいいこの作品は、アカデミー賞で衣装デザイン賞を受賞しています。またマリー・アントワネットの孤独と強さが描かれており、女性が共感できるシーンが多いことも特徴です。
ポスターはかわいいけど内容は要注意!のおすすめ映画
ここまで映像だけでなく、ストーリーもかわいいロマンスやコメディ映画を紹介してきました。ここからはかわいいだけじゃ物足りないあなたのために、ポスターはかわいいのに内容はホラーやサスペンスという、ダークなおすすめ映画を紹介します。 ポスターとのギャップという不思議な魅力に引き込まれる作品ばかりですが、ただ癒される作品ではないので注意してくださいね!
『パンズラビリンス』(2007年)
幻想の世界に幸せを求めた女の子を描くトラウマ映画!
この映画ファンタジーな映画かと思って観ると全く違いました。 とにかくグロいシーンばかり頭を過る。 大尉が瓶で青年の頭をざくざくやるシーンとか拷問された男の人とか。 ほんとに目を背きたくなる。。 そしてあの手に目玉ある化け物!追っかけて来るシーンとかひえー!って感じ。笑 そこばっかり印象に残ってます。ちょっとトラウマ。 (とか言いつつ三回観ました) 最後は幸せになったんだろうと信じてる。
かわいらしい女の子が妖精を見つめるポスターの映画『パンズラビリンス』。一見ふわふわファンタジーかと思ってしまいますが、実は本作はかなりダークなファンタジーとなっています。映画『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017 )のギレルモ・デル・トロが監督・脚本を務めた作品です。 舞台は1944年、独裁政治下のスペイン。父親を亡くした少女オフェリア(イバナ・バケロ)は、母親の再婚相手の元へ引き取られます。孤独で苦しい生活を送るうち、オフェリアは絵本の中の妖精やおとぎ話の世界に夢中になっていきました。 ある夜、森の秘密の入り口を見つけたオフェリアの前に妖精が現れ……。グロテスクな描写やダークなシーンが多く、トラウマになったという声も多いこの映画。キラキラかわいい世界が見たい気分の時にはご注意を!
『ピクニックatハンギングロック』(1986年)
美しい少女たちの不穏な失踪事件
長年気になってた1本。タイトルだけで色々想像が膨らみつつ、実際観てみたら…ああ、なるほど。怖いね…事件も演出も。迷路のような巨大な岩山も、寄宿学校も。イメージ自体がもう怖い。ピーター・ウィアー監督といえば驚異の映像美というか、『フィアレス』が特に好きなので、これも納得の美しさ。調度品の1つ1つが実に高価そうである。
『ピクニックatハンギングロック』はジョーン・リンジーの同名小説を原作とした、オーストラリアのサスペンス映画。本作では映画『トゥルーマン・ショー』(1998)のピーター・ウィアーが監督を務めています。 1900年2月、ハンギング・ロックへピクニックに出掛けた名門女子学園の生徒たち。そこで突然教師たちの時計が12時で止まるも、磁気のせいだと気に留めません。しかし数名が神隠しに遭ったかのように姿を消してしまい……。 少女たちを儚く魅力的に映しつつ、ミステリアスな不穏さを漂わせたサスペンスです。触れてはいけないような神秘的なオーラが漂う彼女たちは、なぜ姿を消したのでしょうか。見終わった後も独特の余韻を残します。
『ミッドサマー』(2020年)
明るいのが怖い!狂気に満ちたホラー映画
『ミッドサマー』は、『ヘレディタリー/継承』(2018)のアリ・アスター監督による大ヒットホラー映画。スウェーデンの田舎村で、夏至祭に参加した大学生を襲う恐怖を描いた作品です。 突然の事故で家族を失った大学生のダニー(フローレンス・ピュー)は、90年に1度開かれる祝祭に参加するため、恋人や友人とスウェーデンのホルガという村を訪れます。 太陽が沈まず陽気な村に魅了されるダニー達。ところがその祝祭はただの夏至祭ではなく、想像を絶する悪夢が彼らを襲います。 まさかホラー映画とは思えない、花をあしらった明るい色彩のポスターに騙されそうになった人も多いのではないでしょうか。舞台の祝祭も明るく陽気な雰囲気ですが、違和感が次第に恐怖に変わります。
かわいい映画でハッピーになろう!
この記事では、かわいい世界観のおすすめ映画を12作品紹介しました。パリやロンドンの街並み、80年代のファッション、レトロなドレスなど、様々なかわいい要素が登場しましたが気になる作品はありましたか? ポスターはこんなにかわいいのに内容は要注意?と、後半の作品に興味を持った人も多いはず!心をときめかせたい時と、ハラハラドキドキしたい時で好みの作品を楽しんでみてくださいね。