2020年5月25日更新

おすすめバスケ映画8選 バスケットボールの魅力が詰まった洋画・邦画を紹介

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バスケ映画に名作多し!オールジャンルのおすすめ作品を紹介

スポーツやそれに関わる人々を題材とした映画は、いつでも胸を熱くしてくれるもの。今回はそんなスポーツ映画のなかでも、バスケットボールに関するおすすめ作品を紹介します。 感動の実話からおバカなコメディ、ファンタジーや青春映画まで、さまざまなジャンルからピックアップしました。 また記事の後半では、バスケが主題ではないものの、バスケシーンが印象的な映画も紹介します。

『コーチ・カーター』(2005年)

ケン・カーターの実話が題材!練習をさせない鬼コーチの真意とは

この作品は、実際にカリフォルニア州のリッチモンド高校バスケットボール部でコーチとして指導をしていた、ケン・カーターの実話をもとにしています。 舞台はカリフォルニア州の犯罪都市、リッチモンドにある高校。大学進学率は非常に低く、生徒の半分は卒業後に逮捕されてしまうような状況でした。そんななか、落ちこぼれバスケチーム「オイラーズ」に、OBであるケン・カーターがコーチとして赴任してきます。 バスケの指導はせず、一見関係なさそうな学校生活に関するルールを生徒たちに課すカーター。もちろん彼らは反発し、チームを去る者も。ルールを守り残った生徒たちに、カーターは厳しい練習をはじめます。 本作は、「不良学生たちがスポーツを通して更生してゆく」というよくあるスポ根ものでは終わりません。中盤から、サミュエル・L・ジャクソン演じる鬼コーチの真意が明らかになっていきます。 また、試合のシーンも見どころの1つ。多くのスポーツ映画では迫力を出すためにCGを使っていますが、本作では実際に俳優がプレーしているところを撮影しました。

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『グローリー・ロード』(2006年)

バスケで差別と戦う!ドン・ハスキンズの自叙伝を映画化

ドン・ハスキンズの自叙伝を映画化した本作は、人種差別を絡めた王道のスポーツサクセスストーリー。日本では劇場公開されなかったため知名度はあまり高くありませんが、偏見と闘う勇気あるプレーに、ファンが続出した作品です。 舞台は1960年代のアメリカ。ジョシュ・ルーカス演じるドン・ハスキンズは、テキサス・ウエスタン大学のバスケットボールチームのコーチを務めることになります。しかしそこは、資金も少ない弱小チームでした。そんななか、彼はある黒人選手のプレーに心惹かれます。 現在よりも人種差別が横行していた時代。大学バスケットボールの試合では、黒人はホームで1人、アウェイで2人、ベンチメンバー3人までという暗黙のルールがありました。そんな状況の中、ハスキンズは7人の黒人選手を獲得し、チームを成長させていきます。

『アンクル・ドリュー』(2018年)

笑って泣けるバスケコメディにスター選手が続々登場

ペプシのCMキャラクター「ドリュー爺さん」を長編映画化した作品です。コメディ要素が満載で、笑って心温まるストーリー。主演を務めたカイリー・アービングは、FIBAバスケットボール・ワールドカップで優勝とMVP、リオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲得した現役NBA選手。また、元NBA選手のシャキール・オニール、レジー・ミラー、クリス・ウェバー、ネイト・ロビンソンが共演したことでも話題になりました。 アメリカ・ニューヨーク。プロのバスケット選手を諦めコーチになった青年ダックスが、伝説のバスケ選手ドリュー爺さんと出会います。ダックスは彼とドリームチームを結成し、ニューヨーク最大のストリートバスケ大会に挑戦。その過程で愛や仲間など、大切なものを思い出していきます。 ドリューじいさんの見た目に反して素早すぎるボールさばきに思わずクスッとしてしまう、今までにないバスケ映画です。

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『ロスト・キッズ』(2015年)

バスケットシューズから始まる奇跡のストーリー!

『ロスト・キッズ』は、2002年にアメリカで公開されたファンタジーコメディ映画です。 孤児院でクラスカルビンは、大きな家で新しい家族と過ごすことを夢見ていました。ある日彼は、寄付されたバスケットシューズを手に入れます。それを履いてバスケをしてみると、めきめきと上達しプロ並みの技を習得。一方で、そのシューズの秘密を知った孤児院院長は何かを企み始めます。 幸せや希望を与えてくれる男の子版シンデレラストーリーに、勇気をもらえること間違いなし!

『俺たちダンクシューター』(2008年)

ウィル・フェレル主演!思い切り笑えるスポーツコメディ

本作は、バスケチームの奮闘を描いたスポーツコメディです。これまで数々のおバカ映画に出演してきたコメディ俳優、ウィル・フェレルが主演を務めました。 舞台は1967年のミシガン州。バスケチーム「フリント・トロピックス」のオーナーを務めるジャッキー・ムーンは、一曲だけヒット曲をもつ歌手でした。いつも試合前の歌唱パフォーマンスのみに力を入れるため、チームは弱小の中の弱小。しかしチームは、あるとき解散の危機にさらされてしまい……。 パフォーマンス重視のバスケチームが、生き残りをかけた戦いに挑む姿に胸を打たれます。ウィル・フェレルのおバカぶりや、個性的なキャラクターに元気がもらえる作品です。

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『スペース・ジャム』(1996年)

アニメと実写を融合させた新感覚バスケ映画!

1996年に公開されたアニメと実写を融合させたバスケ映画です。主演は、NBAのスター選手のマイケル・ジョーダンと、国民的アニメ「ルーニー・テューンズ」で知られるバッグス・バニーが務めています。 あるとき宇宙人が経営する遊園地は、人気が出ないことに悩んでいました。そこで彼らは、地球のテレビで活躍するルーニー・テューンズのメンバーを働かせようと企みます。危機を感じたバッグス・バニーたちは、その事態をなんとか避けようと、バスケで決着をつけることを提案。ちょうどバスケ選手からプロ野球に転向しようとしていたマイケル・ジョーダンをひっさげて、試合に挑みます。 バスケにあまり詳しくなくても、子供から大人まで楽しめる作品です。

『春待つ僕ら』(2018年)

大人気コミックを実写化!胸キュン間違いなしの青春ストーリー

人気女優の土屋太鳳が主演を務め、北村匠海、小関裕太、 磯村勇斗、杉野遥亮など今をときめく若手イケメン俳優が集結した青春バスケ映画。 周囲に溶け込めず孤独な女子高生の美月。高校入学をきっかけに友人を作ろうと試みが、なかなかうまくいきません。そんなある日、バイト先でバスケ部のイケメン四天王こと永久、恭介、竜二、瑠衣と知り合い、一緒に過ごすようになっていきます。 本作のためにプロ選手の指導を受け、撮影の数ヶ月前からスケジュールを合わせて激しい練習をこなしたという俳優陣。チームワークと技術を磨き上げた、彼らのバスケシーンにも注目です。

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『走れ!T校バスケット部』(2018年)

家族や仲間の大切さを描いた青春ストーリー!

松崎洋による同名小説を実写映画化した本作。主演に若手イケメン俳優の志尊淳を迎え、佐野勇斗、早見あかりなど次世代ブレイク俳優が多く出演しています。 主人公の田所陽一は、中学時代にバスケットボール部のキャプテンを務めていた実績を持つ実力者。バスケの強豪校である白瑞高校に入学しますが、部内のイジメが原因で退学。編入先である多田野高校の弱小バスケ部に入部します。仲間と出会いバスケの楽しさを思い出した田所でしたが、白瑞高校と試合をすることになり……。 バスケシーンのためにクランクインの3か月前から特訓を受けたという出演者たち。迫力あるシュートや、ボールさばきに注目です。

ciatr厳選!印象的なバスケシーンがある映画

ここからは、バスケが題材ではないものの、バスケシーンが印象的な映画を紹介します。各賞を総なめにした邦画からヒーロー映画まで、こちらも幅広いジャンルからチョイスしました。

『桐島、部活やめるってよ』(2012年)

日本の映画賞を総なめにした青春映画!バスケシーンでカーストを表現

第22回小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウによるデビュー作を映画化した本作。実力派俳優の神木隆之介を主演に迎え、若手俳優が多く出演した作品です。 主人公は映画部2年生の前田涼也。自身が脚本を手掛けたゾンビ映画を撮影しようとしています。おなじころ、バレーボール部のキャプテンだった桐島が部活をやめたことをきっかけに、高校という狭い社会で様々な異変が起き……。 本作では、桐島と仲の良いリア充グループの宏樹・竜汰・友弘が放課後にバスケをするシーンが。それをぼんやりと眺める前田。本気の試合とは違い、男子高校生が暇つぶしにやっているバスケはいわゆる「青春」っぽさがあり、スクールカーストを感じさせます。

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『セブンティーン・アゲイン』(2009年)

バスケットボールを操るザック・エフロンに注目!

本作は、2009年に公開されたコメディ映画。ザック・エフロンが主演を務め、全米初登場1位を記録しました。 主人公のマイク・オドネルは、バスケのスター選手として活躍するスーパー高校生。しかし恋人の妊娠によりバスケの道を諦めることに。それから20年経ち、冴えない中年男性となってしまったマイクは、ひょんなことから高校時代の肉体に戻ってしまい、人生をやり直そうと一念発起します。 見どころの1つは、ザック・エフロン演じる若い姿に戻ったマイクが、息子のアレックスにバスケを教えるシーン。出世作「ハイスクール・ミュージカル」シリーズでもバスケ選手を演じ、実生活でもバスケが大好きだと語る彼が、器用にボールを操る姿は必見です。

『アメイジング・スパイダーマン』(2012年)

凄まじいダンクシュートが見どころ!誰もが知る名作

「スパイダーマン」シリーズのリブート版第1作。マーク・ウェブが監督を務め、アンドリュー・ガーフィールドが主人公ピーター・パーカー/スパイダーマンを演じました。 インパクトのある映像だらけの本作ですが、体育館でのシーンはまさに名シーンです。いじめっ子のフラッシュはバスケ部の練習中、隅で作業をしていた女子生徒のバケツにボールを当ててしまい、ペンキをこぼします。謝る様子のないフラッシュにピーターはバスケ対決を挑み、見事ダンクシュート! 特殊能力を手に入れた彼の常人には成せないバスケ技は、その後のスパイダーマンとしての活躍を予感させます。

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感動!爽快!爆笑!さまざまな映画に登場するバスケットボール

さまざまなジャンルの映画で題材となっているバスケットボール。1人のスター選手に注目が集まりがちなスポーツではありますが、チームワークが何より大事なことを、これらの作品は教えてくれます。 人生を賭けた試合から遊びで楽しむ様子まで、その描かれ方は多種多様で、感動や爽快さ、そして笑いまでも引き出す魅力がありますね。気分に合わせて作品を選び、ぜひ鑑賞してみてください。