2020年4月25日更新

おすすめ宇宙人映画12選 奴らは友好的な異星人?それとも恐怖の地球外生命体?

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『E.T.』
© UNIVERSAL PICTURES/zetaimage

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宇宙人が登場するおすすめ映画を紹介 侵略、友好、奴らの目的は様々!

宇宙人が登場するSF映画。その始まりは、1905年に日本公開されたフランスのSF映画『月世界旅行』であると言われています。まだモノクロ映画しかない時代から、宇宙人は映画に登場していたんですね。 それ以降、怖い宇宙人や可愛い宇宙人、謎に包まれた宇宙人など、様々な宇宙人の姿を描いた作品が登場してきました。地球は彼らに奪われてしまうのでしょうか、それとも分かり合えるのでしょうか?果たして、人類の運命はーー?好奇心を刺激されて興奮が止まらない! そんな、宇宙人が登場するおすすめ映画をピックアップしました。後半ではciatr編集部が厳選した、人間の姿をした宇宙人が登場する映画も、「人ではなく実は宇宙人でした映画」部門と称してご紹介。宇宙人がいる世界を堪能しましょう!

『未知との遭遇』(1978年)

SF映画の金字塔!未知なる存在との遭遇に興奮

未知との遭遇
©︎Columbia Pictures/Photofest/zetaimage

映画界の巨匠、スティーヴン・スピルバーグ監督・脚本のSFファンタジー映画。アカデミー賞2部門を受賞し、SF映画の金字塔とも言われる名作です! 世界各地で不可解な出来事が起こりはじめていました。ある日、電気技師のロイ(リチャード・ドレイファス)はUFOに遭遇し、それ以来ある場所を探すようになります。その頃、宇宙人研究の第一人者ラコーム博士は宇宙人との交信を「第三種接近遭遇」プロジェクトとしてスタートしていました。 従来の脅威としての宇宙人を描いた映画とは異なり、友好的な交信を描いた作品です。未知なる存在への好奇心と不安をリアルに感じ、地球の外への可能性に夢が膨らむ神秘的な映像に引き込まれます。

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『第9地区』(2010年)

宇宙人と共存?ドキュメンタリータッチで描くリアルな世界

第9地区
©︎TriStar/Photofest/zetaimage

2010年に公開されたSF映画です。宇宙人と人類の対立をドキュメンタリータッチで描いたリアルさが話題となり、アカデミー賞では4部門にノミネートされました。 南アフリカ共和国のヨハネスブルク上空に突如壊れた宇宙船が出現。帰る術をなくした宇宙人たちは、地上の「第9地区」で生活することになります。 宇宙船出現から28年が経ち、宇宙人の繁殖や治安の悪化を理由に彼らを「第10地区」へ移住させる計画がスタート。その責任者として選ばれたヴィカス(シャールト・コプリー)は、思いもよらない事態へと巻き込まれて行きます。 今作の宇宙人たちは、その見た目から「エビ」という蔑称で呼ばれています。甲骨類や昆虫に似た貧相な外見で、あまり強くはなさそう。見た目も文化も違う彼らと人類は分かり合えるのか……。驚きの展開から目が離せません!

『メン・イン・ブラック』(1997年)

彼らの存在を隠せ!宇宙人取締エージェントたちの暗躍

ポーニィ『メン・イン・ブラック:インターナショナル』

ウィル・スミス&トミー・リー・ジョーンズのW主演で繰り広げられる大人気SFアクションコメディ。シリーズは3まで続き、2019年にはキャストを一新したスピンオフ『メン・イン・ブラック:インターナショナル』が公開されました。 ジェームズ・エドワーズ(ウィル・スミス)は、地球に住む宇宙人たちを取り締まる組織「MIB」のエージェントになることに。エージェントK(トミー・リー・ジョーンズ)とコンビを組み、事件を起こした宇宙人たちの捜査を開始します。 彼らの最も重要な任務は、宇宙人の存在を人類に気付かれないこと。人類に隠れて暮らす、あらゆる星の宇宙人が多種多様に登場します。もしかして地球には本当に宇宙人がいて、それを彼らが取り締まっている……?なんて考えてしまうかも。風刺の効いたユーモア満載の作品です。

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『メッセージ』(2017年)

彼らはなぜ地球に来たのか?地球外生命体の言語を解明せよ

地球に現れた宇宙人の目的を探ろうとする人類の姿を描いたSF映画。アカデミー賞8部門にノミネートされ、音響編集賞を受賞した話題作です。 突如現れた宇宙船。中には2体の宇宙人がおり、スクリーンに墨を吹き付けたように、言語と思われるものを示します。彼らとの意思疎通のため、言語学者のルイーズ・バンクス(エイミー・アダムス)をはじめ物理学者などが調査を開始。試行錯誤しながらも、彼らに耳を傾けるのです。 今作の宇宙人は、7本の脚を持った姿から「ヘプタポッド(7本脚)」と呼ばれています。霧がかった宇宙船の中に彼らのシルエットだけが浮かび上がる姿は幻想的で、不思議と心が落ち着きます。少々難解な映画ではありますが、あなたも映画に込められたメッセージを読み解いてみてください。

『インデペンデンス・デイ』(1996年)

人類が絶体絶命!宇宙人の攻撃から地球を守れ

インデペンス・デイ
©︎Twentieth Century Fox Film Corporation/Photofest/zetaimage

アメリカの独立記念日である7月4日を目前に宇宙人による攻撃を受けた地球を描くSF大作です。監督は『デイ・アフター・トゥモロー』や『2012』など、数々のSF映画を世に送り出したローランド・エメリッヒ。主人公の海兵隊パイロットをウィル・スミスが演じました。 7月2日。突如上空に巨大な宇宙船が現れ、容赦のない攻撃を仕掛けてきます。もはや人類に為す術もないと思われた7月4日、天才エンジニアでありながらケーブルテレビ放送局で働くデイヴィッド(ジェフ・ゴールドブラム)があることに気がつき……。 今作に登場する宇宙人は人類を遥かに上回る武力・科学力を持ち、さらにテレパシーのような能力を持っています。凶悪な宇宙人の攻撃を受けた地球という王道SFであり、大迫力の傑作です!

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『SUPER8/スーパーエイト』(2011年)

少年たちの冒険と8mmカメラに映った謎を描く。70年代が舞台の名作リスペクト作品

スーパーエイト super8
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『スター・トレック』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などのJ・J・エイブラムスが脚本・監督を務めたSF映画。スティーヴン・スピルバーグがプロデューサーとして参加しました。 1979年のオハイオ州。スーパー8mmカメラでゾンビ映画の撮影をしていた子どもたちの目の前で、貨物列車と車の衝突事故が発生します。その列車は空軍施設「エリア51」から研究物資を極秘で移送中でした。 子どもたちが手にしていた8mmカメラには一部始終が撮影されており、列車から逃げる何かが映っていていたのです。全ての謎を解明するため、子どもたちの忘れられない冒険が始まります! 登場する宇宙人がエリア51で監禁されていたという、被害者的立場であるのが印象的。スピルバーグ作品へのオマージュも散りばめられた今作は、映画好きの心を掴むノスタルジックな雰囲気です。

『エイリアン』(1979年)

SFホラージャンルを確立した傑作!恐怖と絶望が忍び寄る

『エイリアン』
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『ブレードランナー』『グラディエーター』などの大ヒット作品を手がけてきたリドリー・スコット監督によるホラーSF映画。続編やスピンオフが製作され、シリーズで大ヒットしました。 舞台は、惑星間の往来が当たり前となった近未来。7名が乗った宇宙貨物船ノストロモ号が地球への帰還中、ある惑星で未確認生命体を発見しました。乗組員は次々殺され、追い詰められていきます。 今作の宇宙人は、他の生命体の顔に張り付いて口から体内に卵を産み付けます。やがて身体を食い破って幼体が出てくるのです。その残虐さが恐ろしく、ホラー映画としても秀逸。それまで「外国人」という意味が強かった「エイリアン」を「異星人」を意味する単語として広げた作品でもあります!

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『E.T.』(1982年)

少年と宇宙人の友情を暖かく描いた名作

『E.T.』
© UNIVERSAL PICTURES/zetaimage

スティーヴン・スピルバーグが監督・製作を手がけたSF作品。世界中で大ヒットし、公開当時に映画史上最大の興行収入を記録しました。 地球の探査に来て、取り残されてしまった1人の宇宙人。それを発見し匿うことにした少年エリオット(ヘンリー・トーマス)はその宇宙人に「E.T.」と名前をつけ、次第に心を通わせて行きます。友情を育んでいく2人ですが、E.T.の存在に気づいていたのはエリオットだけではありませんでした……。 E.T.は甲羅のない亀のような見た目ですが、表情や行動が可愛らしいのが特徴です。彼らの友情に、きっと心が温まるはず。自転車に乗って空を飛ぶシーンなど、脳裏に焼きつく名シーンが散りばめられた歴史的名作です。

『クワイエット・プレイス』(2018年)

音を立てずに生き残れ!アメリカで社会現象となった新感覚ホラー

クワイエット・プレイス
(C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

俳優としても活躍し、自らも今作に出演するジョン・クラシンスキー監督によるサバイバルホラー映画。主演のエミリー・ブラントはジョン・クラシンスキーの妻であり、『ボーダーライン』などで知られる名女優です。 2020年。宇宙からやって来た盲目の怪物は、鋭敏な聴覚を持ち音に反応して人間を襲います。そんな中、手話で会話ができたアボット一家は、末っ子を失ったものの家族4人で生き延びていました。なるべく音を立てず静かに暮らす一家。しかしある日、想像を絶する恐怖が遅います。 音を立てたら死ぬーー。見ていると思わず息を止めて見てしまう、心拍数爆上がりのアイデアホラー映画です。尖った歯がズラリと並ぶ恐ろしい宇宙人の姿は、見かけただけで思わず悲鳴をあげてしまいそう。一家の運命をぜひ見届けてください。

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『サイン』(2002年)

何かがやって来る……。家族愛も描いた雰囲気抜群ホラー

サイン
©︎Buena Vista Pictures/Photofest/zetaimage

『シックス・センス』や『アンブレイカブル』シリーズを手がけたM・ナイト・シャマラン監督のSFホラー。『リーサル・ウェポン』シリーズで人気を博したメル・ギブソンが主演を務めました。 妻の死をきっかけに牧師を辞めたグラハム(メル・ギブソン)は、2人の子どもと、弟のメリル(ホアキン・フェニックス)とともに暮らしていました。ある日畑にミステリーサークルが出現したのを境に、次々を不思議な現象が起こりはじめます。それはまるで、何かが起こる兆候(サイン)のようで……。 ジリジリと何かが忍び寄って来ている感覚が怖い!その正体は地球を侵略しようとしている宇宙人なのですが、最後には意外な展開が待ち受けます。人類ではなく1つの家族の視点で描かれており、家族愛や信仰について考えさせられる作品です。

『宇宙人ポール』(2011年)

SFオタクが宇宙人に遭遇!?映画ファン必見のSFコメディ

グレッグ・モットーラ監督によるSFコメディ映画。脚本と主演をサイモン・ペッグ&ニック・フロストのコンビが担当しました。 このコンビが揃って出演する『ショーン・オブ・ザ・デッド』や『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』などのコメディ作品に笑った経験のある人も多いのではないでしょうか? イギリス人のグレアム・ウィリー(サイモン・ペッグ)とクライヴ・ゴリングス(ニック・フロスト)はSFオタクコンビ。2人でアメリカを訪れ、コミコンを楽しみ、そのままキャンピングカーでUFOスポットを巡る旅に出ます。そんな2人がエリア51付近で運転中に遭遇したのは、なんと本物の宇宙人! 陽気な宇宙人のポールがスティーヴン・スピルバーグ本人に助言をするなど、ニヤリとしてしまう小ネタが満載。SF映画ファンなら必見です。

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『アナイアレイション -全滅領域-』(2018年)

そのエリアでは何が起きているのか?全滅領域の内部に潜入するNetflix映画

『アナイアレイション-全滅領域-』
© Paramount Pictures/Photofest/zetaimage

『エクス・マキナ』で監督デビューを果たしたアレックス・ガーランド監督によるSFサスペンス映画。主演に『レオン』『ブラック・スワン』のナタリー・ポートマンを迎え、作家ジェフ・バンダミアのベストセラー小説を実写化した作品です。 「シマー」と呼ばれる謎の領域内部に調査に入り、唯一の生存者として重傷を負って帰還したケイン(オスカー・アイザック)。夫であるケインの身に何が起きたのか知るべく、レナ(ナタリー・ポートマン)は調査隊に志願し、自らシマーに足を踏み入れます。 レナがそこで目にするのは、まさに異様な光景。DNAの変異により、動物や植物が進化を遂げていたのです。最後に対峙する宇宙人は、目に見えるようで見えない不思議な存在でした。不穏で幻想的な雰囲気や異様なエリア内での映像体験は、他では味わえないでしょう。

【ciatr厳選!】人ではなく実は宇宙人でした映画

散歩する侵略者メイン画像
©2017『散歩する侵略者』製作委員会

宇宙人の登場は、恐怖と興奮をもたらすスパイス!SF映画にはグロテスクな見た目や虫のようなものなど、色々な宇宙人が登場しますね。ここから注目したいのは、人の姿をしている宇宙人を描いた映画です。 普通の人間だと思っていた人が実は……という展開は、王道SF映画とは一風変わった面白さを感じます。本当に日常に潜んでいるかもしれないという現実味も加わって、ドラマチックな作品が多いですね。 ここからは、そんな「人ではなく実は宇宙人でした映画」のおすすめ作品を厳選してピックアップ!ロマンス要素も持つ『パーティで女の子に話しかけるには』や、黒沢明監督の日本映画『散歩する侵略者』など、幅広くご紹介します。明日から隣の人を疑ってしまうような映画をお楽しみください。

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『パーティで女の子に話しかけるには』(2017年)

恋した彼女の正体は?冴えない男子高校生が掴んだ期限付きの青春

ニール・ゲイマンのSF短編小説を原作としたSFロマンティック・コメディです。『SUPER8/スーパーエイト』などへの出演で知られるエル・ファニングと、トニー賞を受賞した実力派アレックス・シャープが主演を務めました。 パンクロックに夢中な高校生エン(アレックス・シャープ)は、友人たちと潜り込んだパーティーで不思議な少女ザン(エル・ファニング)に出会います。ザンはエンに「地球から退去するまでの48時間でパンクを教えて」と言い、2人でパーティーを抜け出します。 実はそのパーティー会場は、ある地球外種族の待機場所。彼らには恐ろしい習慣があり、ザンにもある運命が待ち構えていました。時間が迫る中、不思議な魅力を持つちょっとエッチなザンにドキドキ。パンクロックが弾けて、恋はもう止まらない!音楽やファッションが好きな人におすすめです。

『ゼイリブ』(1989年)

不思議なサングラスをかけると見えたものとは

ゼイリブ
©︎Universal Pictures/Photofest/zetaimage

『遊星からの物体X』『ハロウィン』で世界を騒がせた鬼才ジョン・カーペンター監督のSFサスペンスホラー。上流階級の者によるメディアを利用した洗脳や支配に対する批判を織り込んだ風刺作品で、監督のセンスが光る傑作SF映画です。 世は失業者に溢れる格差社会。ネイダ(ロディ・パイパー)は、ホームレスのためのキャンプで寝泊まりをしています。ある日教会でサングラスを拾うネイダ。そのサングラスをかけると、不思議なことが起こります。街に溢れた洗脳信号と、人間になりすまして人間を操る侵略者の姿が見えたのです。 宇宙人に支配されていることを知ったネイダは、彼らと戦うことになります。骸骨のような邪悪な見た目の宇宙人たち。悪意に満ちた洗脳は、もう現実に起こっていたりして…?あなたはもう、誰も信じられなくなる!

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『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』(2014年)

静かに進む、美しく残酷な捕食活動

アンダーザスキン
©︎A24/Photofest/zetaimage

ヴェネツィア国際映画祭で上映され賛否両論を巻き起こした問題作。主役をスカーレット・ヨハンソンが妖艶に演じ、その演技に対しては間違いなく高評価を得ました。 冬のスコットランドで、白いバンに乗った女(スカーレット・ヨハンソン)が1人で歩く男に次々と声をかけます。女と親密になった男たちが家に招かれ、彼女の家で裸になると黒い液体の中に沈み込み、やがて皮膚だけになってしまうのです。ある日彼女は、顔に障害を持つ男と出会います。 女の正体は、宇宙からきた生命体。美貌を武器に男を捕食していく様を、スタイリッシュかつダークに描いています。多くは語らない映画ですが、容姿や性に対する価値観、差別などの問題に対するメッセージを強く感じます。議論を呼ぶ映画が好きな人におすすめです。

『ヒドゥン』(1988年)

刑事とFBI捜査官の名コンビが人間に寄生した宇宙人を追い詰める

ヒドゥン
©︎New Line Cinema/Photofest/zetaimage

『デューン/砂の惑星』や人気テレビドラマシリーズ『ツイン・ピークス』への出演で人気を博したカイル・マクラクラン主演のアクションホラーSF。アヴォリアッツ国際ファンタスティック映画祭グランプリを獲得した、時を超えても色褪せない不朽の名作です。 ロサンゼルスで、犯罪と無縁な人物が凶悪犯罪に手を染める事件が多発。ロス市警刑事トム・ベック(マイケル・ヌーリー)が捜査に行き詰まる中、FBI捜査官のロイド・ギャラガー(カイル・マクラクラン)が捜査に介入してきます。ギャラガーは何か知っているようですが、語ろうとしません。 一連の犯罪の犯人は、人間に寄生した凶悪な宇宙人。次々と別の人間に移っては操っているのです。さらに判明する衝撃の事実を見逃さないで!

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『キャプテン・マーベル』(2019年)

最強女性ヒーローの誕生を描いた宇宙規模の超大作!

キャプテン・マーベル
©︎MARVEL STUDIOS

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品21作目にして、初の女性が主役のヒーロー映画!『ルーム』でアカデミー賞を受賞したブリー・ラーソンが注目の主役に抜擢されました。 1995年、ロサンゼルス。あるビデオショップに、1人の女性(ブリー・ラーソン)が降ってきます。彼女は脅威的なパワーを持っており、身に覚えのない記憶のフラッシュバックが度々起こり始めます。 その記憶に隠された秘密を狙って現れるのが、緑色の宇宙人・スクラル人です。彼らは擬態能力を持ち、擬態した相手の能力までコピーすることができます。宇宙規模の「クリー・スクラル戦争」が地球を舞台に描かれるのか?と思いきや、後半でまさかの展開に! のちにアベンジャーズ結成に着手するニック・フューリーも登場し、『アベンジャーズ/エンドゲーム』へと続くMCUでも重要な作品です。マーベル映画好きも、そうでないSF映画好きも楽しめますよ。

『散歩する侵略者』(2017年)

今日も散歩に行く夫は、以前とはまるで別人

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©2017『散歩する侵略者』製作委員会

2017年公開の日本映画です。『CURE』『クリーピー 偽りの隣人』などを手がけた黒沢明監督により「劇団イキウメ」の同タイトル舞台作品を映画化。ストーリーに加え、主演の長澤まさみをはじめとする実力派俳優による迫真の演技も見所です。 数日間の行方不明の後、不仲だった夫(松田龍平)が帰って来ました。まるで別人のような夫に戸惑う鳴海(長澤まさみ)。その頃街では奇妙な現象が多発していました。ジャーナリストのサクライ(長谷川博己)は、とある少年と出会い、やがて想像を絶する異常事態に気がつきます。 のんびりとした雰囲気で、着々と地球侵略の準備を進める彼ら。彼らは人間の脳に入り込んで生活しながら、他の人間から「概念」を集めることで人間を学習して行きます。侵略系SFでありサスペンスであり、ラブストーリーでもある深みのある名作です。

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宇宙人映画で未知なる可能性にワクワクしよう!

宇宙人が登場するおすすめ映画をご紹介しました。巨匠スティーブン・スピルバーグ監督作品を始め、ドキュメンタリータッチが斬新な『第9地区』、コメディ要素満載の『メン・イン・ブラック』『宇宙人ポール』など幅広く登場しましたね。 観る人を非日常へ導くSF映画の中でも、地球外生命体の存在を感じさせてくれる宇宙人映画はワクワクします。もしかしたらどこかにいるかもしれない宇宙人……。映画を見ながら、その可能性に想いを馳せてみませんか?