映画『名探偵ピカチュウ』キャストの吹き替え声優&主要ポケモンの声一覧
タップできる目次
- 映画『名探偵ピカチュウ』主要キャストの日本語吹き替え&ポケモン声優を紹介!
- 実写映画『名探偵ピカチュウ』あらすじ
- ティム・グッドマン:ジャスティス・スミス(吹替声優:竹内涼真)
- ルーシー・スティーヴンス:キャスリン・ニュートン(吹替声優:飯豊まりえ)
- ヒデ・ヨシダ:渡辺謙
- ハワード・クリフォード:ビル・ナイ(吹替声優:中博史)
- ロジャー・クリフォード:クリス・ギア(吹替声優:三木眞一郎)
- セバスチャン:オマール・チャパーロ(吹替声優:三宅健太)
- アン・ローラン博士:リタ・オラ(吹替声優:林原めぐみ)
- ジャック:カラン・ソーニ(吹替声優:梶裕貴)
- ティムの祖母:ジョゼット・サイモン(吹替声優:犬山イヌコ)
- 名探偵ピカチュウ:ライアン・レイノルズ(吹替声優:西島秀俊/鳴き声:大谷育江)
- コダック:愛河里花子
- メタモン:金魚わかな(現・美波わかな)
- ミュウツー:星埜李奈/コタロー・ワタナベ(吹替声優:山寺宏一/木下紗華)
- 『名探偵ピカチュウ』吹き替え声優は「ポケモン」ファンには堪らない顔ぶれ!
映画『名探偵ピカチュウ』主要キャストの日本語吹き替え&ポケモン声優を紹介!
ゲームから始まり、今や世界中にファンを持つ『ポケットモンスター』初の実写化にして、ピカチュウがハリウッドデビューを果たした『名探偵ピカチュウ』。 ニンテンドー3DS用ソフト『名探偵ピカチュウ ~新コンビ誕生~』を基に、父の死の真相を探る青年とパートナーのピカチュウの冒険を描く、ファンタジーミステリー映画です。あのピカチュウがおじさんのように話していることや日本語吹替声優の顔ぶれ、劇中の小ネタが従来のファンには堪らない要素ばかりだと話題になりました。 この記事では、『名探偵ピカチュウ』の主要キャストとポケモン、そして吹き替えを担当した声優陣を一覧にして紹介していきます!
実写映画『名探偵ピカチュウ』あらすじ
主人公のティムはポケモンが大好きな少年。しかし、警部である父親のハリーがポケモンに関する捜査に向かったきり帰って来なかったことをきっかけに、ポケモンを遠ざけるようになっていました。それから月日が経ち、大人になったティムは、父親が事故で亡くなったという連絡を受けたのです。 複雑な気持ちを抱えたまま、ティムは人間とポケモンが共存する「ライムシティ」へと向かいました。父親の荷物整理のため彼の部屋に向かったティムは、そこで名探偵ピカチュウと出会ったのです。 以前父親の相棒だったというピカチュウは事故の衝撃で当時の記憶を失っていましたが、一つだけ確信していることがあるといいます。それは「ティムの父親、ハリーはまだ生きている」ということ。ティムとピカチュウは父親を探すために、ライムシティで起きている事件の謎に立ち向かいます。
ティム・グッドマン:ジャスティス・スミス(吹替声優:竹内涼真)
ティムを演じたのは、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018年)にて、フランクリン・ウェブを演じたのも記憶に新しいジャスティス・スミス。 アメリカの若手俳優で、Netflixオリジナルドラマ『ゲットダウン』に主演したことをきっかけに知名度が上昇しました。
日本語吹替:竹内涼真
『名探偵ピカチュウ』の主人公ティムの日本語吹替版声優は、2017年にオリコン調べの「ブレイク俳優ランキング」にて、1位に輝いたイケメン俳優・竹内涼真です。 同賞以降も、映画『帝一の國』(2017年)やドラマ『ブラックペアン』(2018年)などの話題作への出演が続き、本作で声優に初挑戦しました。竹内はもともと「ポケモン」ファンだったそうで、ポケモントレーナー役で1シーンのみカメオ出演も果たしています。
ルーシー・スティーヴンス:キャスリン・ニュートン(吹替声優:飯豊まりえ)
本作のヒロインとなるルーシーは、映画版のオリジナルキャラクターですが、原作ゲームにおけるエミリア・クリスティーの役回りです。テレビ局「CNM」の新人ジャーナリストで、ライムシティで発生する謎の事件を追う中でティムと出会い、行動を共にすることになります。 ルーシーを演じたのは、モデルとしても活躍するアメリカの女優キャスリン・ニュートン。 日本では知名度が低いですが、主演を務めた映画『パラノーマル・アクティビティ4』(2012年)、『レディ・バード』(2017年)などに出演しています。
日本語吹替:飯豊まりえ
ルーシーの日本語吹替版声優は、ファッションモデル出身の女優として活躍し、同年代の女性を中心に高い支持を得ている飯豊まりえ。2019年、アニメ「ポケットモンスター」の公式サポーターに就任し、第1話(第7シリーズ)にゲスト声優として出演しました。 同年公開の『劇場版シティーハンター〈新宿プライベート・アイズ〉』では、ゲストキャラクターの進藤亜衣役を演じており、声優経験は豊富です。
ヒデ・ヨシダ:渡辺謙
ハリーの同僚だったヒデ・ヨシダは、ルーシー同様に映画オリジナルキャラクターで、原作ゲームのマイク・ベイカーに相当する役回り。ライムシティの刑事であり、両親に置いていかれたティムを気にかけ、父と同じ警察になることを勧めているようです。 ライムシティの刑事を演じたのは、『ラストサムライ』(2003年)、『怒り』(2016年)などの代表作を持ち、ハリウッド映画に多数出演している渡辺謙。映画にドラマ、舞台、ミュージカルとジャンルを問わず活躍しており、世界のケン・ワタナベとも呼ばれています。 ちなみに、ヒデ・ヨシダの日本語版声優は、渡辺謙本人が兼任しました。
ハワード・クリフォード:ビル・ナイ(吹替声優:中博史)
ハワード・クリフォードは「CNM」の会長で、人間とポケモンが共存する世界を実現すべく、長年にわたってポケモンの研究を続けてきました。 ハワード会長を演じたのは、映画『ラブ・アクチュアリー』(2004年)にて、英国アカデミー賞助演男優賞などを獲得したイギリスの俳優ビル・ナイ。「アンダーワールド」シリーズのビクター、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのデイヴィ・ジョーンズ役でも有名です。
日本語吹替:中博史
日本語吹替版声優を務めたのは、アニメ『ワンピース』のモンキー・D・ガープ、「ハイキュー‼」シリーズの烏養一繋役で知られる中博史です。深みのある渋い声質が特徴で、映画「スタートレック」シリーズなどをはじめ、ロバート・ピカードの吹替を多数担当しています。
ロジャー・クリフォード:クリス・ギア(吹替声優:三木眞一郎)
「CNM」の社長であり、会長のハワードの息子であるロジャー・クリフォード。彼が幼い頃から研究に没頭してきた父とは折り合いが悪く、確執があるようです。 ロジャー社長を演じたクリス・ギアについては、プロフィールや出演作などの情報が少なく、日本ではあまり知られていません。日本公開された作品では、『アフター・アース』(2013年)、『シアター・ナイトメア』(2014年)などに出演しています。
日本語吹替:三木眞一郎
こんなマスクがあたら
— 三木眞一郎 (@miki_shin318) April 25, 2020
世界は
安寧に向かって
加速してくれるかも pic.twitter.com/zvZl3f7dqm
日本語吹替版声優を務めたのは、2010年の第4回声優アワードにて助演男優賞を獲得し、第一線で活躍を続けるベテラン声優の一人、三木眞一郎。アニメ版シリーズでは、ファンお馴染みの「ロケット団」のコジロウ、主人公サトシの手持ちのリザードンの鳴き声を担当しています。
セバスチャン:オマール・チャパーロ(吹替声優:三宅健太)
セバスチャンは、以前、ハリーと組んでいたピカチュウに敗れたことがあり、ティムにリベンジを申し込んでくるキャラクター。相棒ポケモンとしてリザードンを連れており、ライムシティにある違法ポケモンバトル場のシーンで登場しました。 演じたのはメキシコの俳優オマール・チャパーロで、『オーバーボード』、『ワイルドなスピード!AHO MISSION』(共に日本劇場未公開)などに出演しています。
日本語吹替:三宅健太
本当に、本当に感謝の気持ちで一杯です!
— 三宅健太 (@miyake_ktrm) March 9, 2019
今はまだ、気持ちがふわふわして感謝の気持ちを上手くお伝え出来ませんが…。
応援して下さっている皆さんのおかげです!
ありがとうございました! pic.twitter.com/1C9X0VMpG8
セバスチャンの日本語吹替版声優は、「MCU」シリーズのマイティー・ソーの吹き替え、「僕のヒーローアカデミア」シリーズのオールマイト役などを演じる三宅健太。アニメ版シリーズではロケット団のボス、サカキ(2代目)やアカギ、ヒースのほか数々のキャラクター・ポケモンを演じており、縁の下の力持ち的存在です。
アン・ローラン博士:リタ・オラ(吹替声優:林原めぐみ)
アン・ローラン博士は、とあるポケモンに関する研究をしていた女性研究者。ハリーの失踪事件にも繋がる、重要なレポートを記していました。 ローラン博士を演じたのは、歌手としても活躍するイギリスの女優リタ・オラ。2015年に『サウスポー』で銀幕デビューを飾り、女優としての地位を確立しつつあります。日本でも話題となった「フィフティ・シェイズ」シリーズでは、ミア・グレイ役を演じました。
日本語吹替:林原めぐみ
日本語吹替版声優を務めた林原めぐみは、歌手、エッセイストなど様々な顔を持ち、第3次声優ブームの火付け役としても知られています。主な代表作は、「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズの綾波レイ、「名探偵コナン」シリーズの灰原哀役など。 アニメ版シリーズでは、三木演じるコジロウの相棒、ムサシ役などでもお馴染みですね。
ジャック:カラン・ソーニ(吹替声優:梶裕貴)
ジャックはティムの友人であり、パートナーと呼べるポケモンがいないティムに、カラカラをゲットするように勧めていたキャラクターです。 ジャックを演じたのは、アメリカの映画を中心に活躍する、インド出身の俳優カラン・ソーニ。『X-メン』シリーズのスピンオフ作品「デッドプール」シリーズでは、主人公に憧れる冴えないインド人タクシー運転手を演じています。
日本語吹替:梶裕貴
日本語吹替版声優を務めた梶裕貴は、「進撃の巨人」シリーズのエレン・イェーガー、「七つの大罪」シリーズのメリオダス役などで知られる実力派若手声優です。アニメ版シリーズではでんきタイプ使いのジムリーダー、シトロン役やバージル、プニちゃんを演じています。
ティムの祖母:ジョゼット・サイモン(吹替声優:犬山イヌコ)
ティムの祖母は、11歳の時に母親を亡くし、父親も失踪したティムを育てた人物です。 演じたジョゼット・サイモンは、2017年の映画『ワンダーウーマン』にも出演しています。
日本語吹替:犬山イヌコ
日本語吹替版声優を務めたのは、女優、声優として活躍する犬山イヌコ。動物系のキャラクターを演じることが多く、独特すぎる声質が特徴です。アニメ版シリーズでは、ロケット団のニャース役でお馴染みですが、2019年から新たにワンパチ役を兼任しています。
名探偵ピカチュウ:ライアン・レイノルズ(吹替声優:西島秀俊/鳴き声:大谷育江)
稲妻に似た尻尾、赤くて丸い頬、黄色いふわふわボディが特徴の”自称”名探偵ピカチュウ。女の子とコーヒーに目がなく、おじさんのような話し方をします。以前はハリーの相棒だったのですが、なぜか記憶を失っており、バトルもできないようです。 ティムはピカチュウの言葉を理解できますが、他の人には鳴き声にしか聞こえません。
ピカチュウの声優は、「デッドプール」で主人公の傭兵デッドプール役として、ゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされたライアン・レイノルズ。ピカチュウのモーションキャプチャーも担当しており、感情豊かな動きを生み出しました。
日本語吹替:西島秀俊
日本語吹替版声優は、「MOZU」シリーズの倉木尚武、「ストロベリーナイト」シリーズの菊田和男役などで知られる西島秀俊です。堅物な役のイメージがあるためか、初日舞台挨拶でキャストがサプライズ発表された際には、客席から驚きの声が上がりました。 ティム以外に聞こえる鳴き声は、ピカチュウと言えばこの人!アニメ版シリーズにて、20年以上もの間ピカチュウの声優を務める大谷育江が担当しました。その他の出演作は、「ONE PIECE」シリーズのトニトニー・チョッパー、「名探偵コナン」シリーズの円谷光彦役など。 ピカチュウの鳴き声はアニメ版からの流用ではなく、一から撮り下ろしたものだそうです。
コダック:愛河里花子
「#名探偵ピカチュウ」
— 「名探偵ピカチュウ」 (@meitantei_pika) May 3, 2019
\#ポケモン紹介⚡️/
【 #コダック 】
頭痛がひどくなると、
自分の意思とは関係なく念力を出す。#名探偵ピカチュウ#DetectivePikachu pic.twitter.com/zwkwuVf7c7
あひるポケモンのコダックは、頭痛がひどくなると念力を発揮するのが特徴です。本作ではルーシーのパートナーで、彼女のリュックの中に入って移動するシーンも! コダックの声優は、アニメ版シリーズと同様に愛河里花子が担当。アニメ版と同様に、ゼニガメの鳴き声も兼任しました。「とっとこハム太郎」のこうしくん、『ジャングルはいつもハレのちグゥ』のハレ役などで知られており、少年少女から老婆まで幅広く演じ分ける演技派です。
メタモン:金魚わかな(現・美波わかな)
メタモンは、変身が得意なへんしんポケモン。本作では人間に変身し、パートナーのハワード会長が乗る車椅子を押しています。遺伝子操作を受けており、通常より強化されているようです。 メタモンの声優は、アニメ版シリーズでスイレンの手持ちのイーブイ、ナギサの鳴き声を担当する金魚わかなが担当。本作でも、イーブイ、進化系のブースターと兼任しました。その他の出演作に、『マクロスΔ』ミズキ・ユーリ、「新幹線変形ロボシンカリオン」の速杉ハルカ役があります。
ミュウツー:星埜李奈/コタロー・ワタナベ(吹替声優:山寺宏一/木下紗華)
ミュウツーは、最強を謳われるいでんしポケモン。研究所に収容されていましたが、ある日、突然脱走してしまいました。ハリーの失踪事件に大きく関わっているようで、『名探偵ピカチュウ』のストーリーの鍵を握る重要キャラクターです。 ミュツーは元々、ニャース同様に珍しい”喋るポケモン”であり、本作では男性声優と女性声優による二重音声の声になりました。 女性声優は星埜李奈(ほしの・りな)は、日米で活躍するバイリンガル声優、女優。歌手として、日中合作のアニメ・モバイルゲームの主題歌を担当するなど、幅広く活動しています。 男性声優のコタロー・ワタナベは本作の他に、Netflixオリジナル作品『刑事ハンサム: Netflixオリジナルミステリー』(2017年)などに出演しています。
日本語吹替:山寺宏一/木下紗華
日本語吹替版声優は、男性声優は同業者からも一目置かれ、七色の声と称される山寺宏一。ポケモン映画では常連で、数々のゲストキャラクターを担当しました。本作には登場しませんが、『ミュウツーの逆襲』などではミュウを演じており、コピーとオリジナルの両方を演じています!
女性声優は、アニメ版シリーズで「エーテル財団」代表ルザミーネを演じた木下紗華です。吹き替えを中心に活動しており、「トワイライト」シリーズのベラ・スワン、「MCU」シリーズのトリシュ・ウォーカー役などを演じています。
『名探偵ピカチュウ』吹き替え声優は「ポケモン」ファンには堪らない顔ぶれ!
今回は、『名探偵ピカチュウ』の主要キャスト・ポケモン&吹き替え声優を紹介しました。 日本語吹替声優は、一部をのぞいてアニメ版シリーズお馴染みの声優が多数起用されており、ファンには嬉しい要素が盛りだくさん!西島のキャスティングは発表時には驚きの声があったものの、可愛いおじさんのピカチュウをコミカルに演じ、広く受け入れられました。 本作は原作に対するリスペクトが詰まっており、オリジナル版も、吹替版もそれぞれの良さがあるので、ぜひ聞き比べて楽しんでください。