2020年5月18日更新

『Fate/stay night』魔眼のサーヴァント、ライダーを徹底解説!HFでは大活躍

『Fate/stay night』魔眼のサーヴァント、ライダーを徹底解説!HFでは大活躍 サムネイル

俊敏な動きで敵を追い詰める「騎兵(ライダー)」の英霊。「Fate」ルートや「UBW」ルートでの出番が少ない彼女は、その多くが謎に包まれています。今回は「Heaven’s Feel」での活躍を中心に、ライダーの正体や過去に迫ります!

目次

『Fate/stay night』に登場したライダーのサーヴァントを解説!【ネタバレ注意】

『Fate/stay night』に登場する、黒を基調にした衣装をまとい、長い紫色の髪を靡かせながら戦場を駆ける「ライダー」のサーヴァント。 鎖付きの短剣を用いた熾烈な攻撃と結界を設置する魔術は衛宮士郎(えみやしろう)とセイバーを苦しめましたが、「Fate」ルートや「UBW」ルートでは惜しくも最初に脱落するサーヴァントとなってしまいます。どうやら、何らかの理由でポテンシャルを発揮し切れていないようですが……? 今回は高いポテンシャルを秘めたサーヴァント、大五次聖杯戦争にて召喚された「ライダー」について 詳しく解説します。 ※本記事は『Fate/stay night』のネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意ください。

第五次聖杯戦争にて間桐桜によって召喚される

第五次聖杯戦争で、マスターに選ばれた間桐桜(まとうさくら)は英霊召喚の儀式を行い、ライダーのサーヴァントを呼び出すことに成功しました。しかし、戦いを嫌った桜は「偽臣の書」によってマスターの権限を義兄である間桐慎二(まとうしんじ)に委譲。 以降ライダーは慎二の指示で聖杯戦争を戦いますが、魔術師ですらない彼のマスターとしての能力は三流以下。彼女の能力を生かしきれない場面が多くありました。 しかし、「Heaven’s Feel」では本来のマスターである桜の「士郎を守りたい」という想いから、「偽臣の書」が焼失。全ての権限が再び桜に戻り、ライダーは“間桐桜のサーヴァント”として、マスターを守ることに全力を注ぎます。

真名はかの神話に登場する怪物、メドゥーサ

そんなライダーの真名は、ギリシャ神話に登場するゴルゴン3姉妹の末妹、メドゥーサ。元々は土着の地母神でしたが、女神アテナの怒りを買ったことで、怪物になる呪いをかけられ、姉のステンノ、エウリュアレと共に「形のない島」に追いやられました。 その島で平穏に暮らすことができるかと思いきや、今度は人間によって迫害を受けます。姉妹で唯一戦う力を持っていたメドゥーサは姉を守るために戦いましたが、次第に人間への憎しみに染まっていきます。 遂には理性を失くし、敵と姉の区別もつかない状態になったメドゥーサ。 ステンノとエウリュアレをも取り込み、複合神性「ゴルゴーン」と呼ばれる存在に成り果てた彼女の最期は「英雄ペルセウスのゴルゴーン退治」として知られています。

冷静でクールなメドゥーサ、気を許した相手にはめっぽう弱い

サーヴァントとしてはひたすらにマスターに忠実なライダー。仮のマスターである慎二のことを嫌っていますが、戦闘においては非情に徹し、慎二の命令で無関係の人々を犠牲する「魂喰い」すらも粛々と遂行します。 しかし、どんなときも本来のマスターである桜の身は常に案じていて、桜に危害を加えるような相手には容赦しません。桜が「マキリの杯」として世界に仇なす存在になった際も、桜を救うことを第一に行動しています。 一方で2人の姉にはめっぽう弱く、「hollow ataraxia」ではステンノ、エウリュアレにこき使われた挙句「駄メドゥーサ」と呼ばわりされるなど、散々いじられています。

「Fate」シリーズでは珍しいバイセクシャル

『Fate/stay night』と恋愛要素は切っても切り離せないものですが、なんと彼女はバイセクシャル。 桜に対して恋愛感情を持つ一方、慎二の指示で吸血したことのある美綴綾子(みつづりあやこ)もお気に入りで、続編の「hollow ataraxia」ではストーカー行為にまで及んでいます。しかもそれだけでなく、士郎にも思いを寄せることも。 『Fate/EXTELLA』で召喚された際は、聖女ジャンヌ・ダルクや主人公であるマスター岸波白野(きしなみはくろ)にも手を出そうとしています。 英雄王ギルガメッシュを含め、比較的一途な恋愛をしている「stay night」の面々の中で、彼女はとにかく節操がありません。特に女癖の悪さは花の魔術師マーリンに引けを取らないでしょう。

トリッキーな戦法をとるメドゥーサ、真価を発揮すると超強い

サーヴァントの強さを決める一因ともなるのが、マスターである魔術師との繋がりの深さ。 「偽臣の書」を介して契約していた慎二はメドゥーサとの繋がりが浅く、彼女の英霊としてのポテンシャルを十分に引き出せていませんでした。 しかし「Heaven’s Feel」では、本来のマスターである桜のもとで、英霊メドゥーサが遂にその真価を発揮します。 真アサシンとの戦闘の最中、セイバーと分断され窮地に陥った士郎のもとに駆けつけたメドゥーサ。マスターである桜の願いを受けて戦う彼女の強さは以前とは比べものになりません。素早い動きで敵の攻撃を全て回避、目まぐるしく繰り出される鎖付きの短剣は真アサシンを翻弄し、見事これを撃退しました。

最大の宝具は「他者封印・鮮血神殿(ブラッドフォート・アンドロメダ)」

「宝具」とは英霊の逸話が形になったもので、サーヴァントの切り札。 メドゥーサの宝具「他者封印・鮮血神殿(ブラッドフォート・アンドロメダ)」はドーム状の結界を張る魔術で、その内部に足を踏み入れた者は生命力を吸収され続けます。その効果は絶大で、完全な状態で発動すれば、対魔力を持たない一般人は文字通り“体が溶ける”ほどのものです。 「Fate」ルートや「UBW」ルートでは士郎たちが通う学校の校舎を丸ごと取り込みました。外部からは結界の存在を感知することすら難しく、多くの生徒が気づかず「鮮血神殿」に足を踏み入れてしまいます。 また、メドゥーサは他にも「自己封印・暗黒神殿(ブレーカー・ゴルゴーン)」や「騎英の手綱(ベルレフォーン)」といった宝具を所持しています。

「Heaven’s Feel」では真価を発揮!セイバー・オルタと渡り合う

「Heaven’s Feel」では、桜を助けるという共通の目的のもとに士郎と共闘。魔眼を解放し、セイバー・オルタと対峙し、熾烈な攻防を繰り広げます。 オルタの圧倒的な力を前に、メドゥーサは速さを生かした一撃離脱戦法で対抗しましたが、やがて魔力と体力が尽き、スピードが落ちたところを一刀両断されるのは時間の問題でした。 しかし、メドゥーサは一瞬の隙をついてオルタを鎖で拘束、最後の力を振り絞って宝具「騎英の手綱(ベルレフォーン)」を発動します。 鎖の拘束から脱したセイバー・オルタも宝具を放ちますが、これは士郎が投影した「熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)」によって防がれ、メドゥーサの宝具がオルタを正面から打ち破りました。

アニメ版「Fate」シリーズでライダーを演じる声優は浅川悠

艶っぽい声質で数々の「クールなお姉さん」を演じてきた浅川悠。18年間のアーツビジョン所属を経て、2014年からはフリーとして活動しています。 『アカメが斬る!』のレオーネ役や『ノブナガン』のアイザック・ニュートン役の他、ボーカロイド「巡音ルカ」の声も担当しています。最近はYouTubeにてゲーム実況者としての活躍も! スマートフォン向けアプリ『Fate/Grand Order』では、本記事で紹介したライダーや、幼い少女の姿で現界したメドゥーサ(アナ)、威圧感と憎しみに満ちたゴルゴーン、優雅で尊大なメドゥーサの姉ステンノとエウリュアレの合計5役を見事に演じ分けています。 特にアニメ版「バビロニア」でのアナとゴルゴーンの掛け合いは必聴です!

『Fate/stay night』ライダーのサーヴァント、メドゥーサの活躍を見逃すな!

謎の多いライダーでしたが、その素顔は「マキリの杯」という怪物になる運命を背負わされた桜を、かつての自身と重ね合わせるメドゥーサ。無口で感情をあまり表に出さないながらも、その行動はいつも桜を気遣ったものでした。 そして、怪物に堕とされたとはいえ、その本質は女神。英霊としても高いポテンシャルの持ち主です。 4月25日(土)に公開予定だった『劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」Ⅲ.spring song』は2020年5月18日現在、公開延期となっています。いまのうちに「I. presage flower」「II.lost butterfly」を観て予習しておくのも良いかもしれませんね!