2023年7月3日更新

アニメ「Fate」シリーズを観るおすすめの順番は?作品の全容・あらすじを分かりやすく解説

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劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」
(C)TYPE-MOON・ufotable・FSNPC

「Fate」シリーズは、『Fate/stay night』を原点とするメディアミックス作品群です。アニメ化した作品も多く、どのアニメから手をつけたらいいかわからない人もいるでしょう。 そのような方へ向けて、本記事では、アニメ「Fate」シリーズを観るおすすめの順番を紹介します!夏に放送されるスペシャルアニメ『Fate/strange Fake -Whispers of Dawn-』に向けて、今のうちに過去作をチェックしましょう。 ※この記事は「Fate」シリーズの重要なネタバレを含みます。

「Fate」シリーズの中で
もっとも熱い作品はこれ!

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「Fate」シリーズは聖杯を巡る魔術師たちの熱き戦い!アニメ&映画版の全容とあらすじを解説

原点 『Fate/stay night』
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  1. 「Fate」シリーズの基本情報3つシナリオライターやゲームブランドを紹介します
  2. おすすめの視聴順ciatr編集部のおすすめ視聴順と放送・公開順を紹介します
  3. 「Fate」シリーズのあらすじ全作品のあらすじを丁寧に紹介していきます

まずは「Fate」シリーズの基本情報3つをおさらい!

Fate/Grand Order-First Order-
©TYPE-MOON / FGO PROJECT

①:基本設定を解説

「Fate」シリーズの鍵となる設定が、「聖杯戦争」と「サーヴァント」。シリーズの原点である『Fate/stay night』のストーリーはこの2つを軸に展開されました。ここでは『Fate/stay night』におけるこれらの用語を解説します。

用語解説
  1. 「聖杯戦争」7人の魔術師が願いを叶えるために繰り広げる、命懸けの戦いのことです。どんな願いも叶えるという「聖杯」を手にするための戦いであるため、聖杯戦争と呼ばれます。
  2. 「サーヴァント」聖杯戦争で魔術師とペアを組む英霊(歴史的英雄の霊)のことです。圧倒的な強さを誇り、作中のバトルで大活躍します。

②:「Fate」シリーズを生み出したゲームブランド「TYPE-MOON」

「Fate」シリーズのすべてのベースとなるゲーム『Fate/stay night』。同作を制作したのはゲームブランド・TYPE-MOONです。 TYPE-MOONは、原画を務める武内崇が中心となって、1999年に同人サークルとして立ち上げられて発足したブランドです。デビュー作『月姫』は、作り込まれた世界観と伝奇物語を、ゲーム・漫画的にアレンジした作風が話題を呼びました。 『Fate/stay night』は、TYPE-MOON第2作目です。この制作に際し、同人サークルとしての限界を感じて商業ゲームブランドへ転身しました。

③:シナリオライターは奈須きのこ

TYPE-MOONと『Fate/stay night』の人気の秘密は、シナリオライター・奈須きのこが構築した緻密な設定と熱いストーリーにあります。 奈須きのこはTYPE-MOON創設時からのメインメンバーです。小説家としても活動しており、代表作に「空の境界」シリーズがあります。 奈須の作品の特徴は、独特な世界観。彼の作品では、魔術や異能に関する精緻なバックグラウンドが構築されています。特に「Fate」シリーズでは、この世界観とストーリーの相性がよく、多くのプレイヤーを魅了したのです。

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「Fate」シリーズのおすすめの視聴順を紹介!時系列?放送順?

ここでは「Fate」シリーズを視聴する順番を3通り紹介します。自分にぴったりの順番で作品を楽しんでみてくださいね。

タイプ別おすすめの観る順番

  1. 作品の世界観を深く理解したい人
    「stay night」→「Unlimited Blade Works」→「Heaven's Feel」→「Zero」→派生作品
  2. 時系列で楽しみたい人
    「Zero」→「stay night」→「Unlimited Blade Works」→「Heaven's Feel」→派生作品
  3. 手っ取り早く作品を楽しみたい人
    テレビ版「stay night」→テレビ版「Unlimited Blade Works」→劇場版「Heaven's Feel」

派生作品は、「stay night」と世界観を共有している部分はあるものの平行世界の物語なので「Fate」シリーズの基本的な世界観を知っていれば、どの作品から観ても楽しむことができます。好みの作風から選んで観てみると良いでしょう。

アニメ「Fate」シリーズの放送・公開順【一覧】

「Fate」シリーズの放送・公開順を表にまとめました。放送・公開された順番で観たい人は下の表通りに作品を楽しんでみてください。

放送・公開年 タイトル 作品タイプ
2006年 『Fate/stay night』 全24話
2010年 『Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS』 劇場版
2011年 『Fate/Zero』(1期) 全13話
2012年 『Fate/Zero』(2期) 全12話
2013年 『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』 全10話
2014年 『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!』 全10話
2014年 『Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS』(1期) 全12話+0話
2015年 『Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS』(2期) 全13話
2015年 『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!』 全10話
2016年 『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』 全12話
2016年 『Fate/Grand Order -First Order-』 全1話
2017年 『Fate/Apocrypha』 全25話
2017年 『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い』 劇場版
2017年 『Fate/stay night [Heaven's Feel] I.presage flower』(第1章) 劇場版
2018年 『Fate/EXTRA Last Encore』 全13話
2019年 『Fate/stay night [Heaven's Feel] II.lost butterfly』(第2章) 劇場版
2019年 『Fate/kaleid liner Prisma☆Illya プリズマ☆ファンタズム』 劇場版
2019年 『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』 全21話
2020年 『Fate/stay night [Heaven's Feel] III.spring song』(第3章) 劇場版
2020年 『Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-』 劇場版

アニメ化された「Fate」シリーズの全容・あらすじを紹介

Fate相関図

アニメ化されている作品だけでもかなりの数がある「Fate」シリーズ。共通している世界観があるといっても、シリーズや作品ごとにかなり作風が違っていることが多くあります。 そこで、ここからは各シリーズごとに作品の特色を見ていきましょう。それぞれの概要やあらすじ、見どころなども紹介します。作品発表の時系列や、シリーズごとの展開など、全容を把握するのにぜひ役立ててください。 上の画像の通り、「Fate」シリーズには本流作品と分岐する作品(スピンオフ作品など)があるため本流作品を紹介した後、パラレルワールドストーリーやスピンオフ作品を紹介していきます

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まずは『Fate/stay night』シリーズ4つを紹介

原作ゲーム『Fate/stay night』は共通ルートが終わると、選択肢によって「Fate」ルート・「Unlimited Blade Works」ルート・「Heaven's Feel」ルートの3つのルートに分岐します。この3つのルートをアニメ化した作品が「Fate」「Unlimited Blade Works」「Heaven's Feel」の3作品になります。 初めて「Fate」に触れるけれど、どこから見ていいのか分からないという人はこの3作品からチェックするのがおすすめです。 以下では上記3作品について解説します。

1.『Fate/stay night』(2006年)

Fate/stay night
(C)TYPE-MOON/Fate Project

アニメ『Fate/stay night』は原作ゲームの3つのルートの内の1つ「Fate」ルートをアニメ化したもので、シリーズで最初にアニメ化された作品です。 主人公で聖杯戦争に参加することになる少年・衛宮士郎(えみやしろう)。そして彼のサーヴァントとなったセイバーをメインヒロインとする内容です。セイバーがサーヴァントとして聖杯を欲する理由や、士郎との心の交流が描かれます。 聖杯やサーヴァント、聖杯戦争とは一体どういうものなのか。最初のアニメ化作品とあり、それぞれが分かりやすく描写されています。

2. 劇場アニメ『Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS』(2010年)

『Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS』は原作ゲームの2つ目のルートである「Unlimited Blade Works」ルートをアニメ化した劇場版作品です。聖杯戦争に参加する遠坂凛(とおさかりん)をメインヒロインとしています。 衛宮士郎と同じ高校に通う彼女は由緒ある魔術師の家系の出身。彼女自身も優秀な魔術師です。彼女と、彼女のサーヴァントであるアーチャー、そして衛宮士郎。3人の因縁やアーチャーの正体などが描かれています。 膨大な原作シナリオを映画1本分に収めるために、原作にある恋愛要素はほぼありません。その代わり、スクリーンに映えるバトルシーンがおすすめの作品です。

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2'.テレビアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 』

Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
©TYPE-MOON・ufotable・FSNPC

『 Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 』1stシーズン(2014年)

『 Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 』はufotable制作によってTVアニメ化されました。劇場版アニメがダイジェスト作品なのに対して、テレビアニメはストーリーを丁寧に描いているのが特徴です。 迫力のあるバトルシーンが見たい人には劇場版、ストーリーをしっかり楽しみたいと言う人にはテレビアニメ版がおすすめです。 基本的なストーリーは、原作同様に衛宮士郎・遠坂凛・アーチャーを中心とした内容です。本作では新たにアーチャーの過去などが深く掘り下げられています。 原作脚本の奈須きのこが本作の脚本制作監修を担当。キャラクター解釈を含め、原作ゲームや劇場版アニメでは語られなかった部分も観られる作品となっています。

『 Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 』2ndシーズン(2015年)

分割2クールの後半部分は2015年に放送されました。 この後半部分では聖杯戦争の参加者であるイリヤスフィール・フォン・アインツベルンと彼女のサーヴァントであるバーサーカーの関係性を知ることができます。 さらに、圧倒的な強さを起こるギルガメッシュの思惑や、アーチャーと衛宮士郎との決戦などが描かれました。 終盤で描かれる、アーチャーが展開する固有結界「無限の剣製(Unlimited Blade Works)」のなかでの2人の対決が見どころです。

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3.劇場版『Fate/stay night [Heaven's Feel]』

Fate heaven's feel
©TYPE-MOON・ufotable・FSNPC

劇場版『Fate/stay night [Heaven's Feel]Ⅰ.presage flower』(2017年)

『Fate/stay night [Heaven's Feel]』は原作ゲームの3ルートのうちの3つ目、「Heaven's Feel」ルートをアニメ化した作品です。劇場版作品として3部作での公開となっています。 遠坂凛の実妹でありながら、家同士の取り決めにより間桐家に養子に出された桜。彼女の過酷な半生と衛宮士郎との関係が掘り下げられている作品です。 この第1章では本編の1年半前にあった桜と士郎の出会いから描かれており、これは劇場版オリジナルのエピソードとなります。 3ルートのなかでも最後に位置づけられている同ルート。それだけに、他2ルートの作品を観てからの視聴がおすすめです。

劇場版『Fate/stay night [Heaven's Feel] Ⅱ.lost butterfly』(2019年)

第2章となる本作は2019年1月に公開されました。前作の振り返りなどはなく本編がスタートするので、第1章を観たうえで鑑賞することをおすすめしたい作品です。 間桐桜への衛宮士郎の覚悟を感じられるストーリー。さらに、高クオリティの映像美を楽しめる作品でもあります。 とくにバーサーカーとのサーヴァント戦は圧巻。映像の迫力に気圧されるでしょう。 本作は原作ゲームにもあったR-18の要素も少しだけ入っています。そのためPG-12指定となっているので注意が必要。

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劇場版『Fate/stay night [Heaven's Feel]III.spring song』(2020年)

全3部作の完結を描いたのが、劇場版『Fate/stay night [Heaven's Feel]III.spring song』。過去2作を通じて固まっていった士郎の決意を試すかのように、降りかかる困難。それに対して士郎がどう戦っていくのかが見どころです。 聖杯戦争もついに終結へ、ということでバトルシーンは圧巻だった前作をさらに上回るクオリティに。このバトルシーンだけでも一見の価値アリと言える作品ですが、前作同様振り返りなどなく本編が始まるので、過去2作品を観てからの視聴がおすすめです。 果たして桜と士郎はどんなエンディングを迎えるのか。ぜひ3章続けてその壮大な世界観を体感してみてください。

4.『Fate/Zero』

fate/zero
©Nitroplus/TYPE-MOON・ufotable・FZPC

『Fate/Zero』は『Fate/stay night』の10年前の世界を描く作品です。『Fate/stay night』と同じキャラクターが登場するなど世界設定につながりがあるのが特徴となっています。

『Fate/Zero』1stシーズン(2011年)

『Fate/Zero』の原作はニトロプラスの虚淵玄が手がけた小説。「stay night」では第5次聖杯戦争の行方が描かれましたが、本作ではその10年前に起きた第4次聖杯戦争が描かれています。 主人公は衛宮切嗣(えみやきりつぐ)。彼は妻であるアイリスフィール・フォン・アインツベルンとともに聖杯戦争に参加し、世界平和のために戦いに身を投じます。 さらに遠坂凛の父親である遠坂時臣や「stay night」にも登場する言峰綺礼(ことみねきれい)も戦いに参加し、激しいバトルが繰り広げられ……。 各参加者が冬木市に集うまで、そして戦いの前半が描かれています。

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『Fate/Zero』2ndシーズン(2012年)

分割2クールで放送された『Fate/Zero』の後半がこちらのアニメ。第4次聖杯戦争の結末が描く物語です。 ラストシーンでは『Fate/stay night』の主人公・衛宮士郎へとつながる大事なエピソードも登場します。「stay night」で詳しく語られていなかった因縁や伏線なども、この作品で紐解かれていくことに。 本作はufotable制作によるアニメーションが美しい作品です。とくにサーヴァントが宝具を使って攻撃するシーンは詠唱も含め完成度の高さを感じるでしょう。

新アニメ『Fate/strange Fake -Whispers of Dawn-』がこの夏公開!

『Fate/stay night』の派生作品である『Fate/strange Fake』が待望のアニメ化です!7月2日より『Fate/strange Fake -Whispers of Dawn-』というタイトルで放送されます。 『Fate/strange Fake』は原作を『BACCANO!』や『デュラララ!!』の作者である成田良悟が務め、『Fate/stay night』から数年後の米国西部スノーフィールドでおきる聖杯戦争を描いた作品です。 制作は『Fate/Apocrypha』を手がけたA-1 Picturesが務めます。今回のアニメはあくまでスペシャル特番のため、シリーズでは放送されません。

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『Fate/stay night』の派生作品を紹介

以下では、『Fate/stay night』の世界から分岐したスピンオフ作品やパラレルワールド作品を6つ紹介していきます。

1.『Fate/Apocrypha』(2017年)

『Fate/Apocrypha』は、『Fate/stay night』の派生小説を原作としたアニメ。第3次聖杯戦争の際に「stay night」の世界からは分岐した平行世界を舞台としています。 この世界では第3次聖杯戦争中に大聖杯が消失。これが時を経て発見されることで新たな戦いが巻き起こるとういストーリーです。 本作では聖杯戦争のシステム自体も変更されています。2つの対立する陣営がそれぞれ7騎のサーヴァントを有し、7対7の壮絶な聖杯大戦が巻き起こるのです。

2.『ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-』

「ロード・エルメロイII世の事件簿」は『レンタルマギカ』を手がけた三田誠が原作を務めるライトノベル作品です。『Fate/Zero』から10年後のイギリスを舞台に、ライダーのマスターだったウェイバー・ベルベットのその後の姿を描いています。 『Fate/Zero』で行われた第四次聖杯戦争の負い目をきっかけに、エルメロイ家の当主となったウェイバーは「ロード・エルメロイII世」と名を改め、時計塔で講師を務めていました。 そんなエルメロイII世に義妹のライネスが魔術の絡んだ事件を持ち込み、弟子のグレイや自身の授業を受講する生徒とともに事件を解決していく姿を描いています。

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3.『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女
©2021 ひろやまひろし・TYPE-MOON/KADOKAWA/劇場版「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女」製作委員会

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』(2013-2014年)

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』は、漫画を原作とした魔法少女もの。 原作ゲームとは異なる平行世界で、普通の少女として生きるイリヤスフィール・フォン・アインツベルンを主人公にした物語です。 「stay night」では聖杯戦争に参加していたイリヤ。一方、本作でのイリヤは冬木市の小学校に通う普通の女の子です。ところがある日、彼女は魔法少女プリズマイリヤになる契約をしてしまいます。 以降、魔法少女としてクラスカード回収という任務を遂行していくイリヤ。相棒となる美遊というキャラクターも登場し、2人のドタバタな日常と熱いバトルが描かれます。

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!』(2014年)

「プリズマ☆イリヤ」の第2期は、第1期でクラスカード回収の任務を終えたイリヤと美遊が新たな任務をこなすことから始まります。 この任務のなかで、イリヤにそっくりな後にクロと呼ばれる少女が現れ、やがてイリヤやクロの生い立ちの秘密が明らかに。 クロという新キャラクターが現れたことで、イリヤとの関係など新たな見どころが加わっています。 ドタバタな日常シーンも健在。海に出かける水着回などもあり、イリヤたちの可愛さを堪能できる作品です。

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!』(2015年)

シリーズ3作目『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!』は2015年に放送されました。 新たな敵としてクラスカード回収の前任者バゼット・フラガ・マクレミッツが登場。イリヤたちの前に立ちふさがります。 そんななか、存在しないはずの8枚目のカードが見つかり、そのカードの英霊ギルガメッシュと激しい戦闘に。原作の「stay night」でもその圧倒的な強さが魅力的なギルガメッシュ。彼の強さは本作でも楽しむことができます。 ラストでは時空の歪みから謎の人物が現れ、美遊をさらってしまうのでした。4期への布石を残した終わり方になっています。

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『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』(2016年)

ギルガメッシュとの戦いの後を描くアニメ4期が『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』です。 第3期の終わりで姿を消した美遊。イリヤは彼女を救い出すために、新たに出会った仲間と共に動き出します。 全体的に「Fate」シリーズらしいシリアスな展開が多めの作品。美遊の秘密や各キャラクターの思惑などが明らかになっていくストーリーになっています。 また、過去シリーズよりもバトルアクションが多いのも特徴。激しい戦いに身を投じていく姿は、タイトルの可愛らしさと裏腹に「萌える」というより「燃える」作品といえるでしょう。

『劇場版Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い』(2017年)

アニメ第4期までのあらすじを知ったうえで観たいのがこの『劇場版Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い』です。 この作品ではイリヤはほとんど登場しません。行方不明になってしまった美遊が並行世界で出会った衛宮士郎とその世界で起こった聖杯戦争を戦い抜く物語となります。 原作コミックスの7・8巻に該当する内容です。ここまでのアニメシリーズの説明はほぼないので、いきなり観ると置いていかれるかもしれません。 ここまでのアニメ4作か原作漫画の知識を入れてから観るといいでしょう。

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『劇場版Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女』(2021年)

2017年に公開された『劇場版Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い』の続編にあたるのが、本作の『劇場版Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女』です。続編なので前作を見ないと話の内容がわからないでしょう。 本作では、エインズワースとの戦闘を描いた作品となっており、原作漫画の9巻から11巻までの内容を描いた作品です。 もともと前編後編で制作を予定しており、本作はその前作にあたるため、結末はかなり気になる終わり方をしています。まだ続編の公開日は決まっていないので、気長に待つしかないですね。

4.『Fate/Grand Order』

『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』
(C)TYPE-MOON / FGO ANIME PROJECT

『Fate/Grand Order ‐First Order‐』(2016年)

『Fate/Grand Order』は、「Fate」シリーズに登場するキャラクターやオリジナルキャラクターも登場するスマートフォン向けRPGです。 2016年に人類が滅亡すると知ったカルデアという機関が舞台。そこに所属するマスター(プレイヤー)やマシュ・キリエライトらが、人類存続のために戦う姿を描くゲームです。 『Fate/Grand Order ‐First Order‐』は特別番組として、ゲームの設定を説明するアニメという形で放送されました。ゲームを始めたい人にとってはチュートリアル的な役割を果たしてくれる作品です。

『Fate/Grand Order -MOON LIGHT/LOST ROOM-』、『Fate/Grand Order × 氷室の天地 ~七人の最強偉人篇~』(2017年)

2017年大晦日に特別番組内で放送されたアニメがこの2本です。 『Fate/Grand Order -MOON LIGHT/LOST ROOM-』はゲームのシナリオ第2部配信にあわせ制作されました。第2部に入る直前のオリジナルエピソードを描いています。第2部への布石のような形で多くの謎を残した作品です。 『氷室の天地 Fate/school life』はシリーズの派生作品のひとつとして連載されている漫画。この作品と「FGO」のコラボアニメとして放送されたのが『Fate/Grand Order × 氷室の天地 ~7人の最強偉人篇~』です。コミカルな内容がクセになる短編アニメとなっています。

『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』(2019年)

『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』は、ゲーム『Fate/Grand Order』にて描かれるシナリオ「第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア」をアニメ化した作品。2019年10月から放送されました。 ゲームに登場する「カルデア」の存在や「特異点」、「レイシフト」といった基本設定はアニメ「First Order」でわかりやすく説明してくれています。もしくはゲームのチュートリアルだけでもプレイしておくと世界観にすんなり入れるでしょう。 古代メソポタミアの都市ウルクを中心に巻き起こる、人類の存続を賭けた神代の神々とマスター、サーヴァントとの戦いが描かれています。

『劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-』(2020年)

2020年に前編が公開された『劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-』は、ゲーム「FGO」のシナリオ「第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット」を原作としています。 シナリオ第1部のなかでも人気の高い「バビロニア」に続き「キャメロット」もアニメ化されるとのことで、注目を集めました。 この劇場版は、原作シナリオをサーヴァントのベディヴィエールを中心に再構成した物語です。 2020年に『前編 Wandering; Agateram』が、2021年に『後編 Paladin; Agateram』が公開されました。

『Fate/Grand Order 終局特異点 冠位時間神殿ソロモン』(2021年)

ゲーム『Fate/Grand Order』の1部終章「終局特異点 ソロモン」の内容を描いたのが本作です。『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』の後の話にあたります。 内容としては1部のラスボスであるゲーティアを倒す内容となっており、これまで1~7章までの間に協力してくれたサーヴァントたちが登場。そのため、サーヴァントの登場数も多く、『Fate/Grand Order』をプレイしているゲームユーザー向けの作品かもしれません。 主人公の藤丸に焦点をあてた内容になっており、ゲームとはまた違った「終局特異点 ソロモン」を楽しめます。

5.『衛宮さんちの今日のごはん』

『衛宮さんちの今日のごはん』fate セイバー
(C)TAa・KADOKAWA・TYPE-MOON / 「衛宮さんちの今日のごはん」製作委員会

『衛宮さんちの今日のごはん』は、料理をテーマにした派生漫画で、2018年にアニメ化されました。 戦闘シーンや令呪などがないことから、おそらく聖杯戦争がないパラレルワールドを舞台に、おなじみのメンバーが料理を作って食べる姿を描いた日常系作品です。 健啖家でおなじみのセイバーや主人公たちが幸せそうにご飯を食べる姿に癒されるだけでなく、作画のクオリティが高く見てるだけでよだれが垂れてしまう飯テロアニメでもあります。 料理漫画にありがちな難しいレシピは登場せず、ちゃんと主人公が解説しながら作ってくれるので、誰でも料理を再現できるのも特徴です。

6.『Fate/EXTRA Last Encore』

アニメ『Fate/EXTRA Last Encore』の原作となっているのは、対戦型ダンジョンRPG『Fate/EXTRA』です。同ゲームは『Fate/stay night』の世界観を受け継いではいるものの時代設定は2030年代。 設定としては、原作の1980年代から派生したパラレルワールドのひとつとなります。アニメ版はさらにその100年後の世界です。 設定の違いからも分かるように、原作ゲームの単なるアニメ化という作品ではありません。そのため、ゲームをプレイしていても新鮮な気持ちで楽しめる作品といえます。 奈須きのこが手がけたシナリオを楽しみたい「Fate」シリーズファンにおすすめのアニメです。

アニメ「fate」シリーズの登場人物紹介

『Fate/stay night』シリーズ

衛宮士郎(えみやしろう)

特徴 正義の味方を志すセイバーのマスター
声優 杉山紀彰

『Fate/stay night』シリーズの主人公。『Fate/Zero』で起きた冬木大火災の生存者で、第四次聖杯戦争のマスターだった衛宮切嗣に救われて養子になりました。切嗣に影響され正義の味方を志していますが、誰かを救うためなら自身のことを一切顧みません。 作中では、アーチャーとランサーの戦闘を目撃したのをきっかけに、聖杯戦争に巻き込まれてセイバーのマスターになりました。

セイバー

特徴 世界で一番有名な騎士王
声優 川澄綾子

『Fate/stay night』シリーズのメインヒロインの1人で、『Fate/stay night』はセイバーをヒロインとして描いた作品です。第四次聖杯戦争では切嗣によって召喚され、第五次聖杯戦争では士郎に召喚されました。 真名は「アルトリア・ペンドラゴン」で「アーサー王伝説」に登場するアーサー王自身です。伝説上は男性ですが、本作では女性として描かれています。

遠坂凛(とおさかりん)

特徴 遠坂家6代目当主、アーチャーのマスター
声優 植田佳奈

『Fate/stay night』シリーズのメインヒロインの1人で、『Fate/stay night Unlimited Blade Works』は凜をヒロインとして描いた作品です。優秀な魔術師のうえ、魔術だけに頼らず八極拳を使い近接戦闘をすることも。 魔術師らしい冷酷な一面もありますが、基本的にはお人好しで面倒見がいい人物です。どのルートでも最終的に士郎に協力し、頼れる相棒として活躍します。

アーチャー

特徴 真名不明の謎多き人物
声優 諏訪部順一

第五次聖杯戦争で凜によって召喚されたサーヴァントの1人。アーチャークラスで現界しています。アーチャーは作中でも謎が多く、その真名が明かされるのは『Fate/stay night Unlimited Blade Works』です。 サーヴァントには生前の史実や伝説に基づいた必殺技「宝具」がありますが、アーチャーは作中でも珍しく宝具を持ちません。また、とある事情から士郎に冷たく接し敵対視しています。

間桐桜(まとうさくら)

劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」
(C)TYPE-MOON・ufotable・FSNPC
特徴 作中屈指の悲劇のヒロイン
声優 下屋則子

『Fate/stay night』シリーズのメインヒロインの1人です。セイバーや凜はどのルートでも活躍しますが、桜は「stay night」や「Unlimited Blade Works」では活躍しません。 桜がヒロインとして描かれるのは『Fate/stay night [Heaven's Feel]』ですが、このルートで描かれる桜の生い立ちは悲惨なもの。作中屈指の悲劇のヒロインです。

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』シリーズ

イリヤスフィール・フォン・アインツベルン

特徴 天真爛漫の魔法少女
声優 門脇舞以

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』の主人公。『Fate/stay night』シリーズでも同姓同名の人物が登場しますが、「プリズマイリヤ」はパラレルワールドなので別人物です。 カレイドステッキのルビーにより半ば強制的に魔法少女にされてしまい、イリヤの戦う日々が始まります。天真爛漫で友達思いな性格です。

『Fate/Grand Order』シリーズ

藤丸立香(ふじまるりつか)

『Fate/Grand Order -First Order-』
(C)TYPE-MOON / FGO ANIME PROJECT
特徴 人類最後のマスター
声優 島﨑信長

※画面左の人物です。 『Fate/Grand Order』シリーズの主人公。「Fate」シリーズではめずらしい一般人で、魔術に関しては全くの素人です。 「2016年に人類が全滅する」という観測を受け、異常が起きている冬木に選ばれたマスターたちが向かいますが、爆発を受けマスターたちは全滅。唯一逃れたのが藤丸だけだったため、人類最後のマスターになり人類の存続をかけた戦いに挑みます。

アニメ「Fate」シリーズ、大規模なメディア展開をみせる人気作品

今回は、大規模なメディア展開をみせている「Fate」シリーズについて、その全容を見てきました。 同シリーズは多数の関連作品が存在しますが、基本的にはどの作品から手を付けても、初心者に分かりやすい設定になっています。 まだアニメ「Fate」シリーズに触れたことのない人も、この機会にぜひ「Fate」の世界を楽しんでみてはいかがでしょう。 また、世界観は共通のものでも、作品によって設定が違ったりと、繰り返し楽しめるシリーズ作品でもあります。1度シリーズを観た人も、見直してみると新たな発見があるかもしれませんね。