2020年7月15日更新

『Angel Beats(エンジェルビーツ)!』立華かなでがマジ天使ちゃん!強さや可愛い理由を考察

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「エンジェルビーツ」 立華かなで 編集記事 サムネイル画像

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「エンジェルビーツ」立華かなでは天使!人気キャラクターの素顔とは【ネタバレ注意】

『Angel Beats!』はKeyのシナリオライター麻枝准(まえだじゅん)が脚本を手掛けるオリジナルアニメです。物語の舞台は、理不尽な死を遂げ青春を謳歌できなかった魂が送られる死後の世界。ここで学園生活を送り心残りが消えると、魂は成仏してこの世界を卒業していきます。 この学園で生徒会長を務めているのが立華かなでです。寡黙で可憐な見た目の少女ですが、物語中盤からは天然な一面も垣間見え、ファンの心を掴みました。その愛らしさを形容する言葉として、「天使ちゃんマジ天使」というフレーズが流行ったほど。 誕生日などの詳しいプロフィールは明かされていません。 ※本記事では「エンジェルビーツ」及び立華かなでについて紹介しています。ネタバレにご注意ください。

立華かなでは特殊能力が使える!ガードスキルを紹介

かなではガードスキルと呼ばれる特殊能力を複数所持しています。ガードスキルは、この世界のマテリアルに干渉できるソフトウェア「ANGEL PLAYER」で取得することが可能。彼女は偶然このソフトを手にし、自室のPCにインストールしていました。 ソフトウェアを操作することで、特殊能力を自身に付与することが可能に。彼女は、自分を守るためにこのソフトを活用しているため、基本的には防御に特化しています。 模範的な学園生活を送らない死んだ世界戦線のメンバーに対しては、生徒会長としてまず口頭で注意。それに対し、死んだ世界戦線が攻撃した場合のみ、ガードスキルを発動します。複数同時に使用できたり、オンオフがPCで簡単に出来たりと、かなり使い勝手の良いソフトです。

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ハンドソニック

もっとも使用頻度の高いガードスキルがハンドソニックです。アニメでも第1話から登場しています。手の甲に発光する刃が出現し、両手に装着することができます。 作中ではVer.5まで登場していて、蓮の花の形をしたものや、悪魔をイメージしてデザインした二枚刃ものも。一度出したものを途中で違うバージョンに変化させることも可能です。

ディストーション

ディストーションを使用すると、弾丸や暴風を防ぐバリアのようなものを体表に発生させることができます。SSS(死んだ世界戦線)が大人数で銃撃戦を仕掛けてきた際などに活躍します。 これを使用することで、銃弾の嵐のなかも無傷で進むことが可能。ただ、弾けるものは軽量なものに限られるようで、質量があるものは同時にハンドソニックを出して、そちらで対処しています。

ハーモニクス

ハーモニクスは自分の分身を作り出す機能です。SSSメンバーを助けるために無意識で発動し、攻撃的な分身を生み出しました。 分身も本体と同じ力を持つため、攻撃的な分身が分身を量産。かなで本体やSSSの前に、攻撃的な分身が複数立ちはだかることになった厄介な代物です。

アブソーブ

アブソーブはハーモニクスと対となる機能で、分身を元に戻す力です。分身は、それぞれに人格を持っています。しかも、作中では冷酷で攻撃的な性格を持った分身が多数作られました。 アブソーブでそれら複数の人格が本体のなかに集約され、かなでは意識を失うことに。無事オリジナルの意識を取り戻せたものの、場合によっては精神崩壊を起こしかねない状況でした。

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ハウリング

ハウリングはオリジナルのかなでではなく、攻撃的な分身が使った力です。両手のハンドソニックをこすり合わせて、広範囲の音波攻撃を出すことが可能。耳にした者は、一時的に聴覚と平衡感覚にダメージを受けてしまいます。 分身が使った力とあって、ガードスキルのなかでも攻撃的な力です。広範囲に対して有効ですが、意外にも耳栓というシンプルな手段で対抗することができます。

なぜ「天使」と呼ばれていたか

物語冒頭から第5話まで、かなでの名前は明かされず天使と呼ばれています。彼女が天使と呼ばれているのは、「ANGEL PLAYER」を使ったガードスキルを所持していたから。 この力を目にしたSSSのリーダー・ゆりは、彼女こそがこの世界の神の使徒だと考えました。神を引きずりだすために、SSSはターゲットを天使に絞り、対天使戦を繰り広げていたのです。 彼女自身は問われれば「天使ではない」と答えています。しかし、もともと寡黙で抜けたところのある彼女は、あえて自分から訂正をしなかったため、彼女が天使だという認識が広まる結果となったのです。

立華かなでの心臓は音無結弦のもの。生前、移植手術を受けていた

かなでは生前、心臓病を患っていて、ドナーからの臓器提供を受けて延命していました。その心臓の提供者が、主人公の音無結弦(おとなしゆづる)だったのです。 第1話、ハンドソニックで音無の胸を刺したかなでは、彼に心臓がないことに気が付きます。そして9話で、音無がかなでの鼓動の音を聞きながら見た夢で、彼が死ぬ直前にドナーカードに全臓器提供の意思を記したことを思い出します。 このとき彼が全てを思い出せたのは、かなでの鼓動=生前の音無の心臓の音を聞いていたからです。かなでがいつドナーが音無だと確信したかは明示されていませんが、1話と9話のこのエピソードを経て確信に至ったと考えられます。

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立華かなでの目的はお礼。その後かなでは消滅

かなでの心残りは、ドナー提供者にお礼を言えなかったことでした。いつこの世界に来るかも分からない、たった1人を待ち続けていたのです。そしてようやく、音無結弦に出会います。 最終話、戦線のメンバーは成仏しこの世界から旅立っていきました。最後に残された音無とかなで。彼はかなでに告白すると同時に、終わりのないこの世界で一緒に生きていくことを提案します。 しかしかなではそれを断り、かわりに彼に愛の言葉と「ありがとう」を伝えたのです。これで、ずっと心残りだったことが解消されました。 お礼を伝えられて、しかもその人に愛してもらった。その感謝の言葉を口にしながら、かなでは音無の腕の中で抱かれながら成仏していったのです。

好物は麻婆豆腐!激辛だって食べられる

かなでの好物は麻婆豆腐です。学食のなかでも一番不人気の激辛麻婆豆腐も大好物。激辛好きの猛者でも食べられないと評されているメニューを、涼しい顔をして平らげてしまいます。 表情を崩さぬまま食べすすめ、ひと言「うまいわ」と発した6話のシーンは、かなでのかわいさが詰まっている名シーンのひとつ。 麻婆豆腐をエサにされると、無防備に付いていってしまったり、麻婆豆腐に夢中で校則を忘れてしまったり……。麻婆豆腐のことになると、他のことを忘れてしまうほどです。こういった一面も、彼女の天使度をアップさせているといえます。

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人気声優・花澤香菜が立華かなでを演じる

立華かなで役を演じたのは花澤香菜です。1989年2月25日生まれの人気声優で、2020年におなじく人気声優の小野賢章と結婚し話題となりました。 幼稚園時代から子役としてバラエティなどに出演。10代後半から声優としての仕事もスタートさせ、2012年には歌手活動も開始しています。 「〈物語〉シリーズ」の千石撫子(せんごくなでこ)役をはじめ、『はたらく細胞』の赤血球役、『3月のライオン』の川本ひなた役、『STEINS;GATE』の椎名まゆり役、『デュラララ!!』の園原杏里(そのはらあんり)役などが有名。毎クールメインキャラを複数担当するほど活躍しています。

【エンジェルビーツ】立華かなでの天使ちゃんっぷりに癒やされる!

物語序盤は、淡々と戦う敵と認定されている天使こと立華かなで。しかし、音無や戦線メンバーと関わっていくうちに、次々と彼女の魅力がみえてきます。その印象の変化も、彼女のおおきな魅力のひとつ。第1話と最終話での彼女の表情の違いもぜひ楽しんでもらいたいキャラクターです。