2020年7月15日更新

『Angel Beats(エンジェルビーツ)!』の仲村ゆりを解説!SSSリーダー・ゆりっぺの過去とは?

「エンジェルビーツ」 仲村ゆり 編集記事 サムネイル画像

麻枝准が脚本を担当したアニメ『Angel Beats!』のメインキャラクターのひとりがゆりっぺこと仲村ゆりです。死後の世界で結成された死んだ世界戦線を率いる彼女は、なぜそこまで仲間のために行動できるのか。彼女の内面と魅力を紐解いていきます。

目次

『Angel Beats!』SSSのリーダー仲村ゆり!仲間からの信頼も厚い彼女の正体に迫る!【ネタバレ注意】

『Angel Beats!』は、死後の世界を舞台に繰り広げられるファンタジー作品。理不尽な死を迎えた魂たちは、神に抗うために死んだ世界戦線(SSS)を結成。彼らをこの世界から消そうとする生徒会長の天使こと立華かなでと日々バトルを繰り広げています。 ゆりっぺこと仲村ゆりは、SSSを率いるリーダー。銃火器やナイフを駆使し自ら戦闘の最前線に立ちつつ、SSSのオペレーションもおこなうなど、有能な女の子です。 強気で少々強引なところもありますが、仲間思いな部分も強く、SSSの仲間には厚い信頼を寄せられています。 ※本記事には「エンジェルビーツ」のネタバレが含まれています。ご注意ください。

ゆりっぺは死んだ世界戦線のリーダー!最前線で戦う頼もしい女の子

死んだ世界戦線、通称SSSとは?

SSSは死んだ世界戦線の頭文字をとった名称で、ゆりっぺがリーダーを務める組織です。名称はメンバーの発案によってコロコロ変わっているため、実際には頭文字がSSSでないこともあります。 組織の目的は、この世界にいるであろう自分たちに理不尽な死を与えた神の正体を突き止め、報いを与えようというもの。SSSが生徒会長を天使と呼び敵対視しているのも、彼女が神の使徒だと考えているからです。 表立って作戦を実行する実行部隊のほか、陽動部隊や武器生産を担当するギルドなど、しっかり体系化された組織になっています。陽動を担当するのは、学生バンドGirlsDeadMonster。また、ギルドは地下に巨大な施設を有しています。

ゆりっぺの役割は?

ゆりは歳を取らないこの世界で、SSSを立ち上げ数十年に渡り引っ張ってきました。彼女の役割は複数の部隊を持つこの組織のリーダー。普段は実行部隊に属し、そのメンバーと様々な作戦を実行しています。 作戦のオペレーションも彼女の役割で、その際は白いベレー帽を着用。作戦を完遂するために的確な指示を送ります。 実行部隊を動かす以外にも、オペレーターやギルドと密に連携し対天使の大胆な作戦を展開。音無が死後の世界にやってきた時点で、かなり大きな組織となっているSSSがうまく機能しているのも、ゆりの人望があってこそ。 またクセの強いメンバーが揃う実行部隊がなんだかんだまとまっているのも、ゆりの存在のおかげといえます。

ゆりっぺの原動力は過去のつらい記憶にあり

ゆりは生前、裕福な家庭で何不自由なく暮らしていました。妹が2人、弟が1人いて、彼女は3人の良き姉でもあったのです。 ある日、両親不在時に強盗が押し入ります。強盗はゆりに金目の物を探してくるようにいいつけました。そして、見つからなければ順番に妹たちを殺すと脅したのです。その言葉は実行され、ゆりは目の前で妹弟たちが理不尽に殺されていきました。 この過去が、理不尽な死を与えた神への反抗の動機となったのです。天使に対して強い敵意を抱き仲間のために奔走するのも、妹弟を守れなかった過去がコンプレックスとなっていると考えられます。

生前の死因は?死後は普通の女の子として消滅

ゆり自身の死因はアニメ本編では語られていません。兄弟が殺された強盗事件では彼女は殺されず、ゲーム版では交通事故で亡くなったと語られています。 彼女のこの世界での目的は、理不尽な死を妹たちにもたらした神に一矢報いること。しかし、終盤この世界に彼女が思っていたような神は存在していなかったことが判明します。 敵だと思っていたかなでも天使ではないことが分かり、以降は普通の女の子らしい一面が目立つように。最終話の卒業式では、リーダーとしてではなくひとりの少女・仲村ゆりとして、過去を受け入れこの世界から消えていきました。

ゆりっぺが涼宮ハルヒに似ている?SNSで話題に!

ゆりの似ているキャラクターとしてよく名前が挙がるのが、『涼宮ハルヒの憂鬱』のヒロイン・涼宮ハルヒです。髪の毛の色は違いますが、長さが同じくらい。さらにリボンがトレードマークという点も似ています。 2人ともリーダーとして組織を率いているという共通点も。ハルヒはSOS団の団長、ゆりはSSSのリーダーです。また、2人とも猪突猛進で傍若無人なところがあるのも似ています。組織を引っ張るうえで、似たようなタイプのカリスマ性を持っているのです。 本編での立ち位置はもちろん違うので、改めて両作品を見比べてみるのもいいかもしれません。

ゆりっぺの声を担当しているのは声優・櫻井浩美(はるみ)

ゆりの声を担当したのは、櫻井浩美(はるみ)です。原作者の麻枝准(まえだじゅん)とは『リトルバスターズ! EX』で面識があり、その縁で『Angel Beats!』のオーディションに参加することになったというエピソードがあります。 彼女は他にも『リトルバスターズ! EX』では朱鷺戸沙耶(ときどさや)役を演じていました。そのほか『FAIRY TAIL』のリサーナ・ストラウス役や『H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND-』の小日向はやみ役などが有名です。 オーディションでは、監督や音響監督の推薦でゆり役が決定。彼女の当たり役となりました。

人生を受け入れる勇気をくれるSSSリーダーゆりっぺ

キービジュアルを見るとメインヒロインのように見えるゆりですが、主人公・音無結弦とは最後まで仲間として共闘する関係性を続けていました。メインキャラクターながら恋愛には絡まず、自分の人生がどんなに理不尽なものでも受け入れて前に進む、という強いメッセージを届けてくれるキャラクターとして魅力的に描かれています。 本作にはたくさんのキャラクターが登場しますが、ゆりの気持ちに焦点を当ててストーリーを追ってみると、生きることについて新たな発見があるかもしれませんね。