2020年7月15日更新

朝ドラ『純情きらり』キャストの現在【あの子役はいま!?】

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2006年朝ドラ『純情きらり』のキャストの現在を紹介!

2006年にNHK連続テレビ小説枠にて放送されたドラマ『純情きらり』は、ジャズピアニストを目指すヒロインの波乱に満ちた人生を描いた作品。どんな困難がおとずれても必死で立ち向かっていく彼女の姿は、多くの人に勇気を与えました。 この記事では、『純情きらり』に出演したキャストの現在を紹介していきます!

有森桜子(ありもり さくらこ)/宮崎あおい

どんな時も努力を惜しまず健気に生きる女性・有森桜子。桜子は戦争や病といった運命に翻弄されながらも、心から音楽を愛し夢に向かって走り続けました。彼女は古き良き強い女性を象徴しており、見る者に勇気を与えてくれます。 そんな桜子を演じたのは、自然体な演技が魅力的な女優・宮崎あおい。4歳の時に子役としてデビューした彼女は、2005年に公開された映画『NANA』で大ブレイク。世間にその名が広く知られるようになりました。 4歳から子役として活動をはじめ、その後雑誌「ピチレモン」のモデルとして人気を博した宮崎あおい。そのため、女性のファンも多くいます。2001年に映画『害虫』で初主演を務めたのをきっかけに、本格的に女優活動をはじめました。 2011年には、大河ドラマ『篤姫』で、史上最年少で主人公を演じたことでも話題に。2015年には再び朝ドラ『あさが来た』に出演し、波瑠演じる主人公の姉を演じました。翌2016年には映画『怒り』、2017年には『眩〜北斎の娘〜』に出演するなど、幅広く活躍しています。 2017年にはV6の岡田准一と結婚。翌年には第一子を出産し、公私ともに順風満帆といったところでしょうか。

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少女時代:美山加恋

桜子の少女時代を演じたのは女優・美山加恋。彼女は、2004年に放送された草彅剛主演のドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』で主人公の娘役を演じ大ブレイク。天才子役と称されました。 現在の美山加恋は女優としてだけでなく、声優としても活躍。「プリキュア」シリーズ(2017年〜)や「アイカツ!」シリーズ(2018年〜)でメインキャストを演じています。

有森笛子(ありもり ふえこ)/寺島しのぶ

桜子の姉・有森笛子は女学校の教師。笛子は真面目な性格がゆえに桜子と度々衝突してしまいますが、徐々に丸くなっていき、有森家の長女として頼り甲斐のある気丈な女性に成長していきます。 笛子を演じたのは演技派として知られる女優・寺島しのぶ。彼女は2010年には映画『キャタピラー』に出演し、ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を獲得。また、2018年には映画『オー・ルーシー!』で主演を務め、阿部寛主演の『のみとり侍』に出演しました。 2019年の大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』にも出演。2020年現在も第一線で活躍しています。

少女時代:北乃きい

笛子の少女時代を演じたのは、凛とした眼差しが印象的な女優・北乃きい。2005年にティーン雑誌でモデルデビューした彼女は、その後女優としてだけでなく歌手としても活躍。現在もそのマルチな才能を発揮し続けています。 北乃きいの存在が広く知られるようになったのは、2007年に放送されたドラマ『ライフ』がきっかけ。いじめをテーマにした過激な内容が当時世間で大きな話題となりました。 その後、2011年から2015年にかけては人気ドラマ『アンフェア』のスピンオフ「ダブル・ミーニング」シリーズに主演。映画では『僕は友達が少ない』(2014年)で、瀬戸康史とW主演を務めました。2019年の朝ドラ『なつぞら』にも出演。2020年放送予定のドラマ『あなた犯人じゃありません』にも出演が決定しています。 また、2019年にはミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』でヒロインのマリア役を務めました。

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有森源一郎(ありもり げんいちろう)/三浦友和

桜子たちの父親である有森源一郎は、娘思いの良き父。しかし源一郎は訪れた台風の災害救助中に落石事故に遭ってしまいます。源一郎が娘たちに与え、残したものとは……。 一家の大黒柱である源一郎を演じたのは、俳優・三浦友和。重厚な演技が魅力的な三浦友和は現在も様々な作品で活躍。映画『64 -ロクヨン-』(2016年)や『AI崩壊』(2019年)など、昨今は刑事役を演じることが多いようです。

有森マサ(ありもり まさ)/竹下景子

小学校の教師として勤めていた桜子たちの母・有森マサ。物語開始時にマサは既に病気で亡くなっていますが、死後も三姉妹のことを見守り続けている温かい母親です。 有森マサを演じたのは大御所女優・竹下景子。竹下景子は高校生時代にドラマデビューし、その後人気バラエティ番組『クイズダービー』への出演をきっかけにブレイクを果たしました。現在はサスペンスドラマや歌番組の司会など、幅広い分野で活躍を見せています。 近年では、映画『聖の青春』(2016年)、『花戦さ』(2018年)やドラマ『やすらぎの刻〜道』(2020年)などに出演。また、『借りぐらしのアリエッティ』(2010年)や『風立ちぬ』(2013年)などのジブリアニメで声優を務め、70歳を超えた今でもその活躍は留まるところを知りません。

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有森杏子(ありもり ももこ)/井川遥

有森家の次女・有森杏子は、困っている人がいると放っておけない優しい性格。そんな杏子ですが結婚後夫からの暴力を受けるなど、その人生は波乱万丈。杏子は自らの幸せをどう追い求めていくのでしょうか。 有森杏子を演じたのは女優・井川遥。彼女は年齢を重ねても若々しく、女性にとって憧れの存在です。2015年には大河ドラマ『花燃ゆ』でも、その存在感を示しました。その後も、朝ドラ『半分、青い』(2018年)に出演し、2020年後期放送予定の朝ドラ『おちょやん』にも出演予定です。 また、2020年7月に放送が開始される『半沢直樹』にも出演しています。

有森勇太郎(ありもり ゆうたろう)/松澤傑(まつざわ すぐる)

有森家の長男で桜子の弟である有森勇太郎。勇太郎は非常に賢く、大学で物理の研究に勤しんでいます。作中の出番は少ない勇太郎ですが、物語の語り手として重要な役割を担っています。 有森勇太郎を演じたのは俳優・松澤傑。彼は日曜劇場ドラマ『THE GOOD WIFE / グッドワイフ』(2019年)などに出演し、活躍の幅を徐々に広げています。これからのさらなる活躍に期待大です!

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有森磯(ありもり いそ)/室井滋

桜子の叔母・有森磯はいつも派手な服装をしており、おせっかい焼き。「岡崎初のモダンガール」を自称している明るい性格の磯ですが、実は息子がいます。磯が思う家族の形とは……。 そんなお騒がせな有森磯を演じたのは女優・室井滋。彼女は女優としてだけでなく、ナレーターやエッセイストとしても活動。影響力の高い女優として活躍し続けています。 本作出演後は、映画「ゲゲゲの鬼太郎」シリーズや、ドラマ『砂の器』(2019年)に出演。また、ピクサーのアニメーション映画『ファインディング・ニモ』(2003年)や『ファインディング・ドリー』(2016年)で、ドリー役の声優を務めたことでも知られています。

杉冬吾(すぎ とうご)/西島秀俊

笛子の夫であり画家である杉冬吾。冬吾は芸術仲間として桜子にも大きな影響を与え、まさに「頼れる兄」といった存在。温厚で優しい青年です。 杉冬吾を演じたのは、穏やかかつミステリアスな雰囲気を放つ俳優・西嶋秀俊。子供の頃から映画好きだった彼は、現在も映画やドラマで大活躍中。大人の色気を纏った演技は見ものです。 本作出演後は、ドラマ「チーム・バチスタ」シリーズや「ストロベリーナイト」シリーズなど、人気作品に立てつづけに出演。また、2019年には映画『空母いぶき』で主演を務めたほか、ドラマ『きのう何食べた?』での好演も話題になりました。 今後は2021年公開予定の映画『シン・ウルトラマン』への出演が決定しています。

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松井達彦(まつい たつひこ)/福士誠治

ピアニストを目指している青年・松井達彦。達彦は音楽を通し桜子と心を通わせ、恋仲になっていきます。やがて二人は結婚しますが、その人生は波乱に満ちていて……。 松井達彦を演じたのは俳優・福士誠治。2002年にドラマ『漂流教室』でデビューした彼は、その甘いマスクで女性たちを虜にしつづけています。2018年にはロックバンドを結成し音楽活動を開始。 俳優としても活躍をつづけており、2012年からは「ハンチョウ〜警視庁安積班〜」シリーズに出演しています。また、2018年の『極道めし』でメインキャストを務めたほか、2020年の『トップナイフ』にも出演。映画では、『L・DK』(2014年)や『僕だけがいない街』(2016年)など、多くの作品で活躍しています。

斉藤直道(さいとう なおみち)/劇団ひとり

有森家の下宿人で物理学の教師をしている青年・斉藤直道。桜子の初恋の人で、のちに桜子と婚約しますが、とある事情で父のいる東京へ戻ることになってしまいます。婚約は破棄となり、直道は桜子と別の道を歩んでいきます。 斉藤直道を演じたのは、お笑い芸人である劇団ひとり。彼は芸人としてだけでなく俳優や作家としても活動。2006年に発売された小説『陰日向に咲く』は映画化され、大ヒットを記録しました。 俳優としては漫画家・さくらももこ原作の『永沢君』(2013年)で主演を務めたほか、大河ドラマ『花燃ゆ』(2015年)や『西郷どん』(2018年)に出演。映画では『青天の霹靂』(2014年)などでその演技力を披露しています。

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松井拓司(まつい たくじ)/村田雄浩

桜子の旦那・達彦の父親である松井拓司。恐妻家でおとなしい性格の拓司ですが、達彦の良き理解者として家族を支えています。 松井拓司を演じたのは優しい雰囲気を纏っている俳優・村田雄治。村田雄治は名バイプレイヤーとして知られ、NHK連続テレビ小説や『渡る世間は鬼ばかり』シリーズなど現在も数々の人気作品に出演しています。 また、「ゴジラ」シリーズでは主役から端役まで様々な役柄で出演していることでも知られている村田。大河ドラマでは『軍師官兵衛』(2014年)や『麒麟がくる』(2020年)を含む6作品に出演しています。近年では大泉洋主演のドラマ『ノーサイド・ゲーム』(2019年)でも、存在感を見せつけました。

野木山与一(のぎやま よいち)/徳井優

松井家が営んでいる八丁味噌蔵「山長」の番頭である野木山与一。ユニークな髪型をしているのが特徴です。 野木山与一を演じた徳井優の存在が広く知れ渡ったきっかけは「引越しのサカイ」のCM。あのコミカルなCMが頭に残っている方も多いのではないでしょうか。 朝ドラへの出演は、『ごちそうさん』(2013年〜2014年)や『エール』(2020年)など計7作品。大河ドラマでも『篤姫』(2008年)や『西郷どん』(2019年)など6作品に出演しています。そのほかの主な出演作には、「SPEC」シリーズや『あなたの番です』(2019年)、映画では『アイアムアヒーロー』(2016年)、『かぐや様は告らせたい』(2019年)などがあります。

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高島キヨシ(たかしま きよし)/井坂俊哉(いさか しゅんや)

「山長」で働く八丁味噌職人・高島キヨシ。キヨシは密かに桜子へ想いを寄せています。 そんな一途で心優しいキヨシを演じたのは俳優・井坂俊哉。Jリーグのサッカーチームでゴールキーパーをしていたという経歴を持つ彼は、その男らしい体格がとても魅力的です。 井坂俊哉は2016年に事務所との契約を解除。実質的に芸能界引退となっているようです。

西園寺公麿(さいおんじ きみまろ)/長谷川初範(はせがわ はつのり)

桜子の才能を見出し、教師としてピアノ指導を真摯に行っていく西園寺公麿。西園寺は桜子の良き理解者として側でそっと支えています。 西園寺公麿役は、上品な雰囲気を持つ俳優・長谷川初範が演じました。長谷川初範はシリアスな役からコミカルな役まで幅広くこなし、現在も多くの作品に出演しています。2018年に放送されたドラマ『崖っぷちホテル!』では施設開発の責任者役を好演しています。

沖田徳治郎(おきた とくじろう)/八名信夫(やな のぶお)

桜子の祖父で典型的な頑固オヤジである沖田徳治郎。徳治郎は八丁味噌作りに人一倍情熱を燃やしており、強い信念を持って仕事に取り組んでいます。 沖田徳治郎を演じたのは、唯一無二の強面で迫力のある演技を見せる俳優・八名信夫。強面俳優を集めた「悪役商会」のリーダーとしても知られています。プロ野球選手から俳優へ転向した彼は「仁義なき戦い」シリーズなど、数多くの作品で個性的な演技を見せています。 90年代には、キューサイの青汁のCMで注目を集めた八名。2020年には『徹子の部屋』に出演。60年の俳優生活で蓄えた私財を投げ打って映画を制作し、収益を東日本大震災の義捐金にあてていることを明かしました。

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浦辺仙吉(うらべ せんきち)/塩見三省(しおみ さんせい)

徳治郎の弟子で「山長」の職人頭を務めている浦部仙吉。強いこだわりを持って八丁味噌作りに励んでいる仙吉は時に徳治郎とぶつかることも……。様々なドラマを巻き起こしていきます。 浦部仙吉を演じたのは俳優・塩見三省。独特な雰囲気を持つ彼は「アウトレイジ」シリーズなどに出演しており、ヤクザっぽい役を演じることが多いようです。現在も話題作に数多く出演しています。 朝ドラでは、本作以降『あまちゃん』(2013年)に出演。また、2018年にはドラマ『この世界の片隅に』にも出演しました。

『純情きらり』のキャストは現在も活躍中!

朝ドラ『純情きらり』は、夢に向かって奔走するヒロインとそれを取り巻く人々は、みな愛に溢れており魅力的なキャラクターばかりです。 彼らを演じたキャスト陣もまた魅力的な俳優たちばかりで、放送から15年近く経った今でも活躍を続けている人が多くいます。 俳優陣が、今後もさらに活躍していくことを期待したいですね!