2024年1月9日更新

『シャーマンキング』恐山アンナが死亡?出産や結婚の時期や声優についても解説

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「週刊少年ジャンプ」で連載されていた武井宏之による『シャーマンキング』のヒロインが、主人公・麻倉葉の許嫁の恐山アンナ。彼女は葉がシャーマンキングになるための厳しい特訓を彼に課していき、その手厳しい言動から鬼嫁キャラとして有名です。 生年月日をはじめとした個人情報は不明なものが多く、彼女のミステリアスな印象をより強めています。武井が手掛けた『仏ゾーン』には初代アンナが、次世代の活躍を描く『シャーマンキングFLOWERS』やその続編の『SHAMANKING THE SUPER STAR』には3代目アンナが登場しています。 この記事では葉にとって欠かせない存在である恐山アンナについて、ネタバレありで詳しく紹介!ネタバレを含みますので、未読・未視聴の方はご注意ください。

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『シャーマンキング』恐山(きょうやま)アンナのプロフィール

年齢 13歳
誕生日 不明
身長 155cm
持霊 前鬼・後鬼
声優 林原めぐみ

恐山アンナは本作のヒロインで、主人公である麻倉葉の許嫁。葉の祖母である麻倉木乃の一番弟子であり優秀なイタコである彼女は、葉をシャーマンキングにするために彼に厳しい特訓をおこなっていることから、度々「鬼嫁」と称されています。 肩までの金髪といつも巻いている赤のターバンが特徴的な、クールかつミステリアスな雰囲気を持つ美少女うである彼女。かなり気性が荒く葉にも度々暴力を奮っていますが、彼への愛は本物です。

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ユルい葉と厳しいアンナは正反対ですが、相性ピッタリかも!

【性格】恐山アンナがかわいい!ツンデレ許嫁キャラの素顔とは

ファンたちの間では「鬼嫁」「ツンデレ」と称されているアンナですが、同時に「可愛い」とも言われています。そもそも相手に一目惚れをさせるほどの美貌を持っている上に、性格がツンデレときたら好きにならない人はいないのではないでしょうか。 自身に従わないものには強くあたったり暴力を振るったりすることもありますが、自分が信じている相手には一途でまっすぐな彼女。特に葉への愛情が端々から伝わってくることから、その部分に可愛らしさを感じるファンは多いです。

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鬼嫁キャラで厳しい言葉をかけつつも、葉のことはしっかり愛しているツンデレっぷりがいい。

【死亡説】恐山アンナは続編「FLOWERS」で死亡!?その理由とは

死亡巻 3巻

『シャーマンキング』のその後を描く「FLOWER」や「THE SUPER STAR」では、結婚後の葉とアンナが登場します。 葉は世界平和のためにアンナと息子・花を連れて世界中を旅していました。その最中、紛争地域で銃撃戦に巻き込まれ3人とも死亡しているのです。 しかしアンナはただ死ぬだけでは終わりませんでした。彼女はいわゆるあの世であるグレートスピリッツにて、ハオに命令し花を生き返らせたのです。ほぼ脅しに近い形でハオを使っていて、死んでも変わらない彼女の芯の強さを感じさせます。

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自分が死んでも花だけは生き返らせたいという芯の強さと、母としての愛を感じる。

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【能力】恐山アンナは最強鬼嫁!イタコの能力を解説

鬼嫁といわれる厳しさで、葉を叱咤激励(しったげきれい)し修行を課しているアンナですが、彼女自身もイタコの力を持っています。しかもただのイタコではなく師匠からすべての技を継承した最後のイタコで、クチヨセにより死人の霊を呼び寄せることが出来るのです。 葉の持霊である阿弥陀丸(あみだまる)の愛刀・春雨が折れてしまった際も、彼女のイタコの力が大活躍しました。このとき彼女は春雨を打った鍛冶職人・喪助の霊を呼び出し葉の身体に入れることで、刀を打ち直させたのです。 また道潤(たおじゅん)の持霊で意識が操られている李白竜(リーパイロン)を正気に戻す際にも、彼女のイタコの力が葉の大きな助けとなりました。

巫力やシャーマンとしての強さは?

イタコとしても活躍するアンナですが、シャーマンに欠かせない巫力も高い力を誇っています。 花組と戦った際に、アンナは巫力を一部解放しました。このときの花組の面々の狼狽(ろうばい)した様子から、彼女がかなりの巫力を誇っていたことが分かります。ハオ組の主力メンバーとして花組の3人もかなり高い力を持っていますが、アンナはその比ではないのでしょう。 一方でハオとの直接対決では攻防戦の末、彼女の巫力が次第に尽きていくような描写もありました。このことから、彼女の巫力は無尽蔵(むじんぞう)ではないものの、シャーマンとしてはかなり優秀な能力を秘めていることがうかがえます。

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イタコとしてもシャーマンとしても活躍できるなんて、強すぎる!

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【関係】アンナは葉と結婚し出産?妊娠したのはいつ?

シャーマンファイトの直後に結婚

アンナと葉がいつ結婚したのかは作中で詳細に語られてはいませんが、シャーマンファイトから7年後の真・最終廻「the Last Words」ですでに2人は結婚しており、さらに子どもが6歳だったことを考えると、2人はシャーマンファイトの直後に結婚した可能性が高いです。 ちなみに2人の結婚記念日は、3月20日であることも明かされていますよ。

息子の名前は花

アンナと葉の間に生まれた一人息子の名前は、花。雰囲気や髪型は葉に似ていますが、髪色は母親であるアンナの金髪を受け継いでいます。幼少期の境遇も相まって、その性格は母親譲りで、荒っぽい一面も。その一方で、時折見せる冷静さも持ち合わせています。 そんな彼は、本作の正式な続編である『シャーマンキングFLOWERS』の主人公です。

妊娠したのはシャーマンファイト前日

アンナがいつ妊娠したのかは、もちろん作中ではハッキリとは描かれていません。 しかしシャーマンファイトの前日にアンナが葉にかけた「今夜は一緒に寝てもいいよね?」という台詞があることや、地獄で葉が葉賢から「子孫を残してきたか」と聞かれた際に赤面していることから、彼女が妊娠したのはこの日でほぼ間違いないでしょう。

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なんだかんだ相思相愛だった葉とアンナが、無事結ばれてよかった!

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【FLOWERS】三代目アンナの正体は?なぜ名前が同じ?

「三代目アンナ」と呼ばれるアルミ・ニウムバーチは、本作の続編である『シャーマンキングFLOWERS』のヒロイン。仏ゾーンの初代アンナの弟子である彼女は、容姿もどことなくアンナに似ています。 そんな彼女の正体はパッチ族十祭司シルバの子供であり、パッチ族の最後の生き残りです。持霊としてシルバーアームズを使う彼女は、後にアンナ(二代目アンナ)から前鬼・後鬼も受け継ぎ、さらに一時的に二代目アンナのクローンも持霊にしていました。

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なんとなく二代目アンナっぽさのあるアルミも、花のことが好きすぎて可愛い!

【解説】「恐山ル・ヴォワール」とは?

過去編のエピソードの名前

「恐山ル・ヴォワール」とは、アンナの過去編のエピソードの名前。ミステリアスなアンナですが、その過去が明らかになるのが「恐山ル・ヴォワール編」です。ここで初めて、彼女が恐山に捨てられた捨て子だったこと、それを葉の祖母が拾ったことが明らかになります。 この頃の彼女は、人の心が読める霊視能力を持っていました。そのせいで人の思念に触れ無意識に鬼を生み出してしまうことから、人との関わりを絶っていた彼女が10歳のときに出会うのが葉です。 葉は拒まれても彼女との関係を築くことを諦めず、最後まで彼女に手を伸ばし続けました。結果、彼女から霊視能力は消え、葉のことを深く愛するようになったのです。

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初音ミクオリジナル曲として投稿される

「恐山ル・ヴォワール編」と同名の「恐山ル・ヴォワール」というかぴたろうによる初音ミクオリジナル曲が、2010年にニコニコ動画に投稿されました。この曲は原作に登場する劇中詩に、かぴたろうが曲をつけたもの。 のちに『シャーマンキング』の原作者である武井宏之がこの曲を絶賛し、作者公認の楽曲となったことも記憶に新しいです。

林原めぐみ本人騒動

2011年10月21日に恐山アンナと名乗るユーザーが同曲の「歌ってみた」を投稿し、その歌声があまりにも林原めぐみ本人に酷似していると話題になりました。 その後本作の公式サイト上で、同曲を歌っているのが林原めぐみであること、さらに動画内で使用されている絵が武井宏之のものであることが明らかに。本物の恐山アンナによる歌だったことがわかり、騒動はひと段落したのでした。

新アニメで公式に映像化

2021年4月から放送された新アニメにおいて、11月4日から4週間にわたって「恐山ル・ヴォワール編」が放送されました。同編の最終話である第33話でついに、林原めぐみ本人が歌う「恐山ル・ヴォワール」が公式で流れたことでファンたちが騒然となったことも記憶に新しいです。 1人のファンが作った楽曲が公式に使われるなんて、熱い展開ですよね。

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ファンが作った楽曲が公式アニメで流れるなんて、熱い展開すぎでは!?

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【声優】新旧アニメ版で恐山アンナを演じたのは?

新旧共に林原めぐみ

林原めぐみ

アニメで恐山アンナの声を演じるのは、新版・旧版ともに歌手やラジオパーソナリティとしても活躍する人気声優の林原めぐみ。ミステリアスでクールな女性を演じることが多い彼女の声は、アンナにぴったりですね。 そんな彼女の代表作には、「エヴァンゲリオン」シリーズの綾波レイ役や、「ポケットモンスター」シリーズのムサシ役などがあります。

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20年経っても林原めぐみのアンナが変わりなくて、なんだかホッとした。

名OP「Over Soul」も林原めぐみが歌っている

声優界の中でもいち早く歌手としての地位を確立していた林原めぐみですが、そんな彼女は旧版アニメの名OP「Over Soul」も歌っています。人気の高い同曲は、2000年代に発表された林原めぐみのリリース曲の中でも一番のヒット曲です。 そんな同曲が2021年の新版アニメでも20年ぶりに流れたことで、ファンたちは大いに盛り上がりを見せました。

【名言】恐山アンナの心温まる名言を紹介!

未来のシャーマンキングの妻の命令は絶対なのだもの

2巻9話
全文 未来のシャーマンキングの妻の命令は絶対なのだもの

このセリフは、アンナ初登場時に小山田まん太に向けて言ったものです。入院中の葉のもとに現れた彼女は、まん太に飲み物を買ってくるように命じ、こう言いました。 そしてシャーマン界のファーストレディーの座を狙っていることや、そのために葉は何があってもシャーマンキングにならないといけないと語ったのです。 逆らうことが許されないような高圧的な態度が全面に出ていて、彼女のキャラクターを印象づけるシーンとなりました。同時に偉そうではあるものの、葉がシャーマンキングになれると信じている様子も見て取れます。

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今日だけは一緒に寝てもいいよね

巻・話数 9巻77話
全文 今日だけは一緒に寝てもいいよね

葉がシャーマンファイト本戦が開催されるアメリカに渡航する前日の夜に登場したセリフです。肝心の当人はすでに眠ってしまっていましたが、そんな彼のもとに枕を持ったアンナが現れ、ひとり静かにこうつぶやきました。 アンナの素直なデレが楽しめる貴重なシーンです。彼女はシャーマンファイトには同行できません。しかも本戦が始まればしばらく会うことも出来なくなります。 葉がシャーマンキングになると信じてはいても、見送ることしかできない彼女は歯がゆさや寂しさ、得体のしれない恐怖を抱いていたのではないでしょうか。そんないじらしさが伝わってくる名言です。

あたしのダンナとなる以上は意地でも シャーマンキングになってもらうわよ そしてあたしにラクをさせてちょうだい

巻・話数 2巻10話
全文 何故ならあたしはシャーマン界のファーストレディを目指す女 あたしのダンナとなる以上は 意地でもシャーマンキングになってもらうわよ そしてあたしにラクをさせてちょうだい

こちらもアンナ初登場シーンでの名言で、彼女の有無を言わせないキツイ性格がよく表れている発言のひとつです。美少女として描かれている彼女の容姿からは想像の出来ないギャップのある発言で、その後、葉が尻に敷かれていく姿が想像できるようなセリフになっています。 このセリフからも、彼女がいかに葉と結婚する未来や、彼がシャーマンキングになる未来を具体的に思い描いているのかが伝わってくるのではないでしょうか。 分かりやすいデレは少ないアンナですが、きつく聞こえる発言の中にもしっかりと彼への愛情があることが分かります。

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でもあたしはそれ以上にこの男を愛してしまった

巻・話数 20巻176話
全文 あたしは誰より世をウラんでいる…! でも…でもあたしはそれ以上に…! この男を愛してしまった

「恐山ルヴォワール編」で登場するこのセリフは、2人の関係にとってとても重要なものです。葉と出会うまで、アンナは霊視能力のせいで人間の醜い心の声をたくさん耳にして、世の中を恨んでいました。 葉に対して少し心を開いた結果、アンナは大鬼を生み出してしまいます。葉はそれを倒そうとしますが、大鬼はアンナに負の感情を与えてさらにパワーアップしようとしました。以前の彼女なら、そのまま負の感情を増幅させていたかもしれません。 しかし彼女は葉に出会い、彼を愛したのです。そしてその愛を自覚し、初めて口にしたのがこのセリフでした。2人の絆が結ばれるきっかけともなった名言なのです。

恐山アンナの可愛さと強さが分かると「マンキン」はもっと面白くなる!

この記事では、本作のヒロイン・恐山アンナについて徹底解説しました! 2021年に、約20年ぶりに新作アニメが放送されて再度注目を集めた『シャーマンキング』。気になる場合は、ぜひ原作にも目を通してみてくださいね。