2020年7月27日更新

「リゼロ」のパックは終焉の獣?謎多き精霊の正体とは

Re:ゼロから始める異世界生活 リゼロ パック
(c)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会

「リゼロ」こと『Re:ゼロから始める異世界生活』に登場する小さな大精霊・パック。エミリアと契約しているモフモフで可愛いパックは、ときに「終焉(しゅうえん)の獣」として世界を滅ぼすことも。そんな力を秘めた、謎多き大精霊の正体や強さについて解説します。

目次

「リゼロ」のパックはかわいいだけじゃない!高い戦闘力で世界を滅ぼす【ネタバレ注意】

長月達平(ながつきたっぺい)によるラノベ『Re:ゼロから始める異世界生活』に登場する、可愛らしい猫の姿をした精霊がパックです。 本作は主人公ナツキ・スバルの「死に戻り」の能力により、彼にとっては凄惨で救いのない世界がループするダークファンタジーな世界観。そののなかでヒロイン・エミリアと、彼女のお供・パックのコンビは観る者の心を癒やします。 スバルいわく至高のモフモフな毛並みを持つかわいいパックですが、その見た目とは裏腹に作中でもトップクラスといわれる高い戦闘力の持ち主。原作でもまだその正体について謎の多いパックについて、考察を交えて詳しく解説します。 ※本記事は「リゼロ」のネタバレが含まれます。ご注意ください。

パックの正体は人工精霊 顕現時間は9時から17時!

パックは火を司る大精霊で、年齢は420歳。普段は体長9cmほどの小さな姿をしており、朝の9時から夕方の5時以外はエミリアの持つ結晶のなかで休んでいます。 エミリアとは常に一緒に行動していて、その言動はまるでエミリアの保護者のよう。彼女もパックのことは唯一の家族として心を開いていて、パックの前では子供っぽい姿を見せることもあります。 かわいらしい見た目をしていますが、真の姿になると「終焉(しゅうえん)の獣」と呼ばれるほどの圧倒的な強さを持つ大精霊としての姿に豹変。さらに、パックはエキドナの手により人工精霊となった存在であることが原作第4章で明らかになりました。

エミリアとの契約内容は?パックの愛情が垣間見える

パックは大精霊です。そのため、本来なら契約にそれ相応の大きな対価が必要となります。 しかしエミリアとの契約の対価は、彼女の髪型と服装の決定権や毛づくろいの権利。大精霊との契約の対価としては、ほぼ無償といえるような軽い内容のものなのです。 この対価の裏には、パックのエミリアへの思いやりが見て取れます。エミリアはかつて災厄の原因となった「嫉妬の魔女」と同じ銀髪のハーフエルフです。そのことで差別を受けてきた過去があり、彼女は鏡を見ることができません。 パックはこれをフォローする内容を、契約の対価としたのです。この異例な契約内容からも、2人の関係がなにかしら特別なものであることがうかがえます。

パックの正体はエミリアの父親?【考察】

原作第4章では、パックはエキドナの手によって人工精霊になったこと、またその際に何らかの契約が交わされ記憶が封じられていることが判明しました。 その際、何かを思い出した様子のパックは、まるで別人のような話し方になり、エミリアのことを「俺の娘」と発言しているのです。さらに、「娘を守る」ために何らかの制約を課されていたことも口にしています。 本来の記憶を取り戻して、彼女のことを娘と言っているのなら、文字通り2人は親娘である可能性は高そうです。実際に血縁関係があったかはまだ不明ですが、人工精霊となる以前、2人の間に親子ほどの強いつながりがあったことは十分に考えられます。

パックが「終焉(しゅうえん)の獣」と呼ばれる理由とは?巨大化すると20m超え!

パックは覚醒すると「終焉の獣」と呼ばれる姿になります。覚醒時は、瞳が金色になり牙のある20mを超える姿に巨大化。その場に存在するだけで少しずつ世界を凍らせていき、やがて世界を滅ぼします。 顕現した際は、その姿を維持するのに必要なマナを周りから強制的に徴収していて、彼の周りからじわじわと死の世界が広がっていくため、「終焉」を冠した二つ名を持っているのです。 この姿になるのは、エミリアが死ぬもしくはそれに近い状態になったとき。アニメでも魔女教に襲撃されエミリアが死んだ際は、「終焉の獣」の姿となりベテルギウスやスバルを一瞬にして殺していました。

トップクラスの強さを誇るパック!意外に活躍なし?

「終焉の獣」となれば世界を氷漬けにして滅ぼすほどの力を持つ大精霊・パック。作者も本編でトップクラスの強さを誇るキャラと述べていますが、実はストーリー上ではあまり活躍らしい活躍をしていません。 第1章のエルザ戦では、猫の姿のままでその力の片鱗を見せましたが、17時になり結晶の中へ退場。第2章ではスバルは魔獣討伐のため奮闘していましたが、エミリアに被害が及んでいないのでパックは動いていません。 第3章ではエミリアに魔女教の魔の手が迫り、結果その力を解放しましたが、スバルも一緒に殺されているので彼の「死に戻り」を誘発したのみとなります。 原作では第4章以降登場シーンが減っていて、トップクラス級の強さが今後ストーリーにどう絡んでくるのか気になるところです。

スバルとの関係は?パックにとってエミリアが全て!

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(c)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会

パックにとっては、エミリアのいる世界がすべて。エミリアの死後、獣となって世界を滅ぼすのも、彼女のいない世界に意味はないからです。 出会った当初、エミリアのことを世間のように差別せず扱うスバルとは、友好的な関係を築いていました。彼のエミリアを守ることを何より優先する姿に、パックもどこか仲間意識を感じていたのかもしれません。 しかし、スバルが「死に戻り」を繰り返し精神的な歪みを抱えるようになると、パックは彼に邪険な態度を取るようになります。あくまでパックの価値基準はエミリアなので、彼女が傷つける者がいれば、それが誰であれパックにとっては敵になってしまうのでしょう。

声優を務めたのは内山夕実(ゆみ)!『異世界かるてっと』ではマーレ役も担当

パック役を演じているのは、1987年10月30日生まれの声優・内山夕実です。2011年のアニメ『Aチャンネル』のナギ役で初レギュラーを獲得、以降知名度を上げていきます。 パックのような可愛い役のほかにも、『ダイヤのA』の高島礼役や『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』のフミタン・アドモス役など、アルトな声質をいかした大人の女性を演じることも。 アニメ化された人気ラノベのぷちキャラが繰り広げるクロスオーバー作品『異世界かるてっと』では、パック役の他に『オーバーロード』のマーレ役でも登場していて、2役の演技が楽しめます。

パックの復活はいつ?今後の伏線回収と活躍に期待!

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(c)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会

「リゼロ」のヒロイン・エミリアと契約している大精霊パックについて紹介しました。 原作ではエミリアと契約を解除して以降、出番のないパック。しかし、人工精霊になる前の正体など、まだパックに関する謎はいくつも残されています。今後エミリアの元に戻ってくるのかどうかも含め、可愛いパックの動向に注目したいですね。