2020年7月6日更新

「ヒプノシスマイク」碧棺左馬刻(あおひつぎさまとき)はシスコン?ヨコハマを仕切る狂犬の過去

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「ヒプマイ」碧棺左馬刻(あおひつぎさまとき)は妹のためにヤクザに?意外な素顔に迫る【ネタバレ注意】

男性声優陣によるキャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』(通称・ヒプマイ)。碧棺左馬刻(あおひつぎさまとき)は、人気を博している同プロジェクトの初期キャラクターです。 彼はヨコハマ・ディビジョン代表チームであるMAD TRIGGER CREW(マットリ)のリーダーで、MC NAMEはMr.Hc(ミスターハードコア)。誕生日は11月11日で、身長は186cm。シルバーの髪色が特徴です。 この記事では、そんな碧棺左馬刻の過去や家族との関係から、ソロ曲の情報まで、彼の魅力を徹底解説していきます! ※ここからはより詳しく碧棺左馬刻について解説していきます。ネタバレを含むことがあるので、ご注意ください。

碧棺左馬刻はどんな性格?荒っぽいけど人情に厚い

左馬刻はヤクザということもあり、短気で喧嘩っ早く、血気盛んな性格をしています。気に食わないことがあったり、相手を敵と判断したりした場合には、容赦なく相手をボコボコにすることも。しかし決して女性には手を出さないというポリシーも持っています。 一見すると粗暴な人物にみえますが意外と人情家で、実は重度のシスコンです。マットリのメンバーに対しても、乱暴な口をききながら、きちんと厚意を受け取るなど義理堅い一面をのぞかせます。 また彼は卑怯なことはしないと周りから評されており、ヤクザながらも自分なりの信念を貫いている人物です。

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MAD TRIGGER CREWの最年少リーダー

碧棺左馬刻がリーダーを務めているグループが、ヨコハマ・ディビジョンのMAD TRIGGER CREW(通称・マットリ)です。 ヤクザの碧棺左馬刻のほか、警察官の入間銃兎(いるまじゅうと)、元海軍の毒島メイソン理鶯(ぶすじまめいそんりおう)という2人のメンバーがいます。左馬刻は3人のなかで最年少の25歳。「ヒプマイ」で最年少メンバーがリーダーを務めているMCグループは、マットリだけです。 グループのイメージカラーは、横浜の海を連想させる青色。チーム曲には「ハマにハマれ」というフレーズが癖になる「シノギ(DeadPools)」や、大人の雰囲気が感じられる「Yokohama Walker」があります。

ヨコハマ・ディヴィジョンに拠点を置くヤクザ

左馬刻は、ヨコハマ界隈を牛耳っている暴力団組織・火貂組(かてんぐみ)に所属。火貂退紅 (かてんたいこう)が組長を務めるこの組において、若頭を任されています。 彼がヤクザとなった経緯の全貌は、明らかになっていません。しかし公式の情報では、彼が溺愛している妹が関係していると発表されています。 チームメンバーで警官の入間銃兎と火貂組は、多額の金をやり取りするなどズブズブの関係。そのため、銃兎と左馬刻も持ちつ持たれつの関係となっています。

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ソロ曲は「G-anthem of Y-CITY」

左馬刻のソロ曲「G-anthem of Y-CITY」は、CD『BAYSIDE M.T.C』に収録されています。 この曲では彼の家庭環境が明らかとなり、母親や妹へのリスペクト、大切にしているお守りへの思いなどがうかがえます。曲調自体は雄々しく攻撃的な印象です。ヤクザという職業を表すかのように、物騒な単語も多数盛り込まれています。 自分自身やチームの強さを周りに知らしめるようなリリックとなっており、「左馬刻」や「俺様」など自己アピールも多め。彼が「自己紹介の鬼」とファンに呼ばれるようになったきっかけの楽曲です。

実は超シスコン!妹を何より大事にしている

左馬刻には碧棺合歓(あおひつぎねむ)という妹がいます。彼女は漫画版で先行して登場。兄とそっくりなシルバーの髪色をした女性です。初登場時は私服姿に、左馬刻とおそろいのブレスレットをしていました。 もともと2人は、ヨコハマではなくイケブクロ・ディヴィジョンで一緒に暮らしていた過去があります。この頃は左馬刻もまだヤクザではなく、手料理で妹の誕生日を祝うなど、兄として深い愛情を彼女に注いでいました。 その後、左馬刻は愛する妹のためにヤクザに。妹のために人生を捧げる覚悟がうかがえます。

最愛の妹との再会は痛ましいものに……

漫画版では兄とおそろいのブレスレットのお守りをつけていた、妹の合歓。しかしその後現れた彼女は行政監察局副局長となり、軍服姿の凛々しい姿に身を包んでいました。お守りのブレスレットも彼女の腕からは消えています。 2020年1月発売のCD『MAD TRIGGER CREW -Before The 2nd D.R.B-』では、左馬刻にとっては念願となる妹の再会を果たすことに。しかし軍服姿の彼女は、中央区の役人として左馬刻を逮捕しに乗り込んできたのです。 左馬刻の問いかけに彼女は苦しみ、妹と行政役員それぞれの立場の間で葛藤します。左馬刻にとっては悲しい再会となってしまいました。

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碧棺兄妹の育った複雑な家庭環境

左馬刻のソロ曲「G anthem of Y-CITY」では、碧棺兄妹の辛い過去が明らかに。2人が育った家庭は、決して幸せとはいえない複雑な環境でした。 左馬刻の父親は暴力を振るう人物で、兄妹はいわゆるDV家庭に育ちます。母親はそんな父親を殺し、そして彼女自身も自殺してしまったのです。両親を亡くし、左馬刻が兄として、また親代わりとして妹を大切に育てたことが想像できます。 喧嘩っ早い性格ですが、彼が決して女性に手をあげないのは、この家庭環境の影響が大きいのでしょう。

伝説のチームThe Dirty Dawgの元メンバー

左馬刻は以前「TDD」ことThe Dirty Dawg(ダーティドッグ)という、伝説のチームの一員でした。 このチームには、その後4つのディヴィジョンのチームリーダーを務めることになる、Buster Bros!!!の山田一郎、Fling Posseの飴村乱数、麻天狼の神宮寺寂雷が所属。誰もが知るチームとして名を馳せていました。 彼らの楽曲「T.D.D LEGEND」はアルバム「Enter the Hypnosis Microphone」に収録されており、それぞれが現在所属しているチームとは一味違った雰囲気を楽しむことができます。

Buster Bros!!!の山田一郎とは犬猿の仲

左馬刻と犬猿の仲といわれているのが、イケブクロ・ディヴィジョンのBuster Bros!!!のリーダー・山田一郎です。 2人はThe Dirty Dawgではチームメンバーでした。チームが結成される前から左馬刻は一郎に一目置いており、その後のTDD時代も彼を気に入っていた様子です。 しかし久しぶりにTDDの4人が顔をあわせた場面では、2人は出会い頭から険悪。左馬刻が「恩知らず」と罵れば、一郎も「てめぇの理想にはついていけねぇよ」と言い返します。さらに一郎は「てめぇがあん時にやったことの言い訳にはなんねえ」と、なにか因縁があったことを匂わせていました。 また別の場面では、左馬刻が一郎に対し「お前が合歓にしたことは許さない」と発言するも、一郎には心当たりがないような様子もあり……。お互いに許せない根深い過去があるようです。

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SNSで話題!左馬刻のおにぎりネタって何?

SNSを中心に盛り上がりをみせたのが、左馬刻のおにぎりネタです。 彼のソロ曲「G-anthem of Y-CITY」に登場する歌詞には、「片手にヒプノシスマイクを握り見せる」という歌詞が登場します。この部分が「ヒプノシスマイクおにぎり」と聴こえると話題になったのです。 いわゆる空耳ネタなのですが、おにぎりのイメージがない左馬刻と、おにぎりというワードの組み合わせのギャップに、ときめくファンが続出しました。

「ヒプマイ」で左馬刻の声を務めているのは浅沼晋太郎

碧棺左馬刻役として見事なラップを披露しているのは、浅沼晋太郎です。浅沼は1976年1月5日生まれで、声優としては30代になってからアニメ『ゼーガペイン』でデビューしました。 彼はもともと劇団を主宰しており、現在でも劇作家・舞台演出家として様々な作品を担当。2007年以降、仲間と立ち上げたエンターテイメントユニット・bpmでの活動も続けています。 代表作はアニメ『四畳半神話大系』の私役や『ダイヤのA』の倉持洋一役、「東京喰種」の西尾錦役、『暗殺教室』の前原陽斗役など。またアプリ『あんさんぶるスターズ!』の月永レオ役や『A3!』の茅ヶ崎至役でも知られています。

「ヒプマイ」ギャップにハート撃ち抜かれる!ワルだけど熱い碧棺左馬刻(あおひつぎさまとき)

この記事では「ヒプマイ」の碧棺左馬刻(あおひつぎさまとき)について紹介してきました。ヤクザで喧嘩っ早いかと思えば、シスコンで仲間思い。クールな見た目とは裏腹に、熱い気持ちを持っているなど、ギャップが魅力のキャラクターです。 声優によるライブのほか、アプリ化やアニメ化など広がりをみせる「ヒプマイ」の世界で、今後どんな魅力を見せてくれるのか楽しみですね。