2020年9月7日更新

映画『さくら』あらすじ・キャスト 北村匠海・小松菜奈・吉沢亮で描く家族の再生の物語【原作ネタバレ注意】

『さくら』北村匠海、小松菜奈、吉沢亮
©西加奈子/小学館 ©2020 「さくら」製作委員会

北村匠海・小松菜奈・吉沢亮が3兄妹を演じることで話題に!西加奈子の同名小説を映画化した『さくら』のあらすじやキャストなど最新情報をお届けします。

目次

映画『さくら』最新情報を紹介!豪華キャストで描く家族の再生の物語

直木賞作家・西加奈子の初期の傑作といわれ、家族の崩壊と再生をテーマにした小説「さくら」がついに映画化!吉沢亮が兄、小松菜奈が妹、そして真ん中に挟まれた次男を北村匠海が演じ、豪華な3兄妹の共演が実現しました。 この記事では映画『さくら』のあらすじやキャスト・スタッフ、主題歌など最新情報をお届けしていきます。

主要キャスト・登場人物紹介 北村匠海・小松菜奈・吉沢亮が3兄妹に!

長谷川薫/北村匠海

さくら、北村匠海
©西加奈子/小学館 ©2020「さくら」製作委員会

長谷川家の次男で主人公・薫は、美男美女の兄と妹に挟まれながら、兄を一家のヒーローと慕い、素直に育った本作の語り手です。兄の死後は崩壊していく長谷川家から逃れるように東京の大学へ進学しています。 薫を演じるのは、ダンスロックバンド「DISH// (ディッシュ)」のリーダーで俳優の北村匠海。バンドではメインボーカルとギターを担当しています。 俳優としては浜辺美波と共演した2017年の映画『君の膵臓をたべたい』で、一気に認知度を上げました。2020年には歌声を披露した主演作『サヨナラまでの30分』や、再び浜辺美波とW主演した『思い、思われ、ふり、ふられ』が公開しています。

長谷川美貴/小松菜奈

さくら、小松菜奈
©西加奈子/小学館 ©2020「さくら」製作委員会

長谷川家の末っ子・美貴は、兄の一を慕う美形の妹。その見た目とは裏腹に性格は荒っぽいところもあり、友だちも少ないよう。一が亡くなった後はすべてにおいてやる気をなくし、家に閉じこもる日々を送っています。 美貴を演じるのは、モデルとしても活躍する女優の小松菜奈です。2014年に映画『渇き。』で女優デビューし、2016年には菅田将暉と共演した『溺れるナイフ』で映画初主演。 2019年の主演作『さよならくちびる』では、劇中で門脇麦とギターデュオを組み、実際にCDデビューも果たしました。2020年8月21日公開の映画『糸』で、菅田将暉と三度目の共演を務めています。

長谷川一/吉沢亮

さくら、吉沢亮
©西加奈子/小学館 ©2020「さくら」製作委員会

誰もが振り返る見目麗しい長谷川家の長男・一。幼い頃から人気者で、薫と美貴にとっては憧れの兄です。しかしある大きな事故に遭い、幸せだった長谷川家が崩壊していく発端となってしまいます。 一を演じるのは、誰もが認めるイケメン俳優の吉沢亮。2009年に行われたアミューズの全国オーディションで「Right-on賞」を受賞して芸能界入りし、2011年に『仮面ライダーフォーゼ』で2号ライダーのメテオ役を務めました。 2018年に二階堂ふみと共演した主演作『リバーズ・エッジ』が高い評価を受け、続く2019年の映画『キングダム』では二人一役の演技が評判となりました。同年『なつぞら』でNHK連続テレビ小説に初出演し、2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主演に抜擢されています。

映画『さくら』のあらすじを紹介 崩壊寸前の家族の絆をつなぎとめたものとは?

さくら、映画
©西加奈子/小学館 ©2020「さくら」製作委員会

2年も音信不通だった父・昭夫(永瀬正敏)から「年末に家に帰る」という手紙が届き、長谷川家の次男・薫(北村匠海)は年の暮れに実家へ帰ることになります。 しかしそこには薫のヒーローだった兄・一(吉沢亮)はおらず、母・つぼみ(寺島しのぶ)も妹・美貴(小松菜奈)もやる気を失っただらしない姿に変わり果てていました。薫を迎えてくれたのは弱った飼い犬の「サクラ」だけ。 2年前の兄の死からバラバラになってしまった家族。薫はこれまでの明るく温かだった長谷川家の面影を回想します。そこには確かに家族5人とサクラで過ごしたかけがえのない日々がありました。

原作は西加奈子の傑作小説『さくら』! 結末をネタバレ有りで紹介

さくら、映画
©西加奈子/小学館 ©2020「さくら」製作委員会

原作は西加奈子が2005年に発表した2作目の小説「さくら」で、初期の傑作といわれる作品。崩壊した家族の再生をテーマに、様々な愛の形を描いた物語が多くの共感を呼び、累計50万部を超えるベストセラーとなりました。 西加奈子はイランの首都テヘラン生まれ、エジプトと大阪育ちという珍しい経歴。その貴重な経験は直木賞受賞作『サラバ!』にも活かされています。3作目の小説「きいろいゾウ」を自ら絵本化し、2013年には映画化もされました。 原作「さくら」の長谷川家の物語は、父の手紙に驚いて東京から実家へ帰った大学生の薫の回想を交えて展開します。本作は薫が主人公なのです。

原作『さくら』のあらすじをネタバレありで紹介

3兄妹は優しく明るい両親のもと、大きな愛を受けて成長していました。しかしある日、兄の一が大事故に遭い、わずか20歳で自らの命を絶ってしまいます。 その日から、幸せだった長谷川家は徐々に崩壊していきます。父は家を出て、薫は逃げるように東京の大学へ。そして母はだらしなく太って、お兄ちゃん子だった美貴はすっかりやる気をなくして家に閉じこもってしまいました。 そんな長谷川家に、家族の幸せの象徴だったさくらの異変が変化を与えることに。年老いて弱ったサクラを助けるため、父が車を出し、家族全員が乗り込みます。崩壊した家族が愛犬によって再び強い絆で結ばれ、再生していくのです。

そのほかの登場人物を紹介 豪華キャストが脇を固める

長谷川つぼみ/寺島しのぶ

長谷川家の母・つぼみは明朗活発な女性で、夫とはいつまでも恋人同士のような夫婦です。一の事故の後も懸命に一家を守ろうとします。 つぼみを演じるのは寺島しのぶです。歌舞伎界の名家に生まれ、女優の富司純子を母に持つ芸能一家の出身。2003年の『赤目四十八瀧心中未遂』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞し、2010年には『キャタピラー』で日本人として35年ぶり3人目のベルリン国際映画祭銀熊賞を獲得しています。

長谷川昭夫/永瀬正敏

長谷川家の父・昭夫は、優しく哲学的な思考の持ち主。子どもたちに愛情を注ぎ見守っていましたが、一の事故によって一家が崩壊していく中、家を出て音信不通になってしまいます。 昭夫を演じるのは、監督・写真家としても活動している俳優の永瀬正敏。ジム・ジャームッシュ監督の『ミステリー・トレイン』(1989年)に出演してからは、映画を中心に活躍しています。2002年には10年ぶりにテレビドラマに出演し、『私立探偵濱マイク』で主演を務めました。

カオル/小林由依

美貴に初めて出来た友だち・カオル役を務めるのは、アイドルグループ「欅坂46」のメンバーである小林由依です。 欅坂46として活動するかたわら、女性ファッション誌「with」の専属モデルも務めています。これまで『残酷な観客達』や『女子高生の無駄づかい』などテレビドラマ出演経験はありますが、映画には本作が初出演となります。

矢嶋優子/水谷果穂

一の恋人・矢嶋優子役を務めるのは、歌手としても活動する女優の水谷果穂。 2013年にテレビドラマ『リアル脱出ゲーム 密室美少女』で女優デビューし、2017年には主演を務めた短編映画『明日、アリゼの浜辺で』の主題歌「青い涙」で歌手デビューも飾りました。2018年からはニュース番組「Going!Sports&News」で、お天気キャスターにも挑戦しています。

須々木原環/山谷花純

薫の同級生である須々木原環役を務めるのは、元子役でモデル・女優の山谷花純です。 2015年に『手裏剣戦隊ニンニンジャー』で百地霞/モモニンジャー役を務め、劇場版にも出演。2018年には『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』に末期がん患者役で出演し、丸刈りにした熱演が話題になりました。

溝口先史/加藤雅也

ゲイバーを営んでいる昭夫の学生時代の同級生・溝口先史を演じるのは、元モデルで俳優の加藤雅也。 「メンズノンノ」創刊号のモデルを務め、1988年には映画『マリリンに逢いたい』に主演して俳優としても活動を始めました。1995年にハリウッド俳優を目指して渡米し、北野武監督作『BORTHER』(2001年)出演を機に帰国。2020年は本作のほか、10月公開予定の『望み』にも出演しています。

フェラーリ/趙珉和(ちょう たみやす)

「フェラーリ」と呼ばれる謎の男を演じるのは趙珉和です。学生時代はラグビー部に所属していたことから、映画デビューは2004年の『スクールウォーズ・HERO』のラグビー部員役でした。 2004年のテレビドラマ『火曜サスペンス劇場 十七年目の秘密』で俳優として本格的に活動を始め、多くのドラマ・映画に出演。矢崎仁司監督の『ストロベリーショートケイクス』(2006年)にも出演しています。

監督は『三月のライオン』の矢崎仁司

さくら、映画
©西加奈子/小学館 ©2020「さくら」製作委員会

映画『さくら』の監督を務めるのは、『ストロベリーショートケイクス』(2006年)や『スイートリトルライズ』(2010年)などで知られる矢崎仁司。『ストロベリーショートケイクス』では魚喃キリコの漫画を原作に、『スイートリトルライズ』では江國香織の小説を原作に秀作を生み出しています。 1980年に『風たちの午後』で映画監督としてデビューし、1992年の『三月のライオン』が海外でも高く評価されました。『三月のライオン』のように自ら脚本を手がける作品もあれば、人気作家の映画化作品も多く、繊細で“絵画的な”世界観を表現する作風が特徴です。 矢崎仁司監督は本作の映画化に際して、「この小説には私の映画史がすべて入っている」と語っています。『さくら』ではどのように長谷川家の人々とその人生を描いていくのか、注目されるところですね。

主題歌は東京事変の「青のID」

東京事変

映画『さくら』の主題歌に、東京事変の新曲「青のID」が決定しました。2012年の解散から8年ぶりの2020年、「再生」と称して再始動した東京事変。同年4月にはEP「ニュース」、8月にはマキシシングル「赤の同盟」を次々と発表しています。 映画公開に合わせてリリースされるとみられる「青のID」は、すでに映画の予告編に使用されおり、バラード調の美しい旋律からアップテンポになる曲調がうかがえます。 矢崎仁司監督からは「世界に愛を叫ぶ、新しい喜劇の産声のように聞こえました」とコメントが届いており、東京事変からは「ハイティーン期間限定のあの、痛くて痒くて堪らないきぶんを思い出し」楽曲を制作したことが語られています。

映画『さくら』の公開日は?

さくら、映画
©西加奈子/小学館 ©2020「さくら」製作委員会

吉沢亮・小松菜奈・北村匠海の美しい3兄妹をはじめ、脇を固めるキャストも豪華!東京事変が手がける主題歌にも期待が高まります。 西加奈子の初期傑作小説を原作とした映画『さくら』は、2020年11月13日に全国の劇場で公開される予定です。