2020年8月28日更新

映画『青くて痛くて脆い』ネタバレ結末や原作との違いを解説!青春に秘められた嘘の正体は?

『青くて痛くて脆い』メイン
(C)2020映画「青くて痛くて脆い」製作委員会

吉沢亮と杉咲花がダブル主演を務めた映画『青くて痛くて脆い』が、2020年8月28日に公開。この記事では青春サスペンスと銘打った本作について、ネタバレを含むあらすじや制作秘話から原作との違いまで徹底解説していきます!

目次

住野よるの最高傑作を映画化!『青くて痛くて脆い』がついに公開

公開日:2020年8月28日

吉沢亮と杉咲花がダブル主演を務めた青春サスペンス映画『青くて痛くて脆い』が、2020年8月28日(金)に公開されました! 『君の膵臓をたべたい』で知られる住野よるの原作小説を、若手実力派キャストで映像化した本作。この記事ではネタバレを含むあらすじやキャストの最新情報に加え、制作秘話や原作との違いなどを徹底解説していきます。 ※この記事には映画『青くて痛くて脆い』のネタバレが含まれます。作品を未鑑賞の方や、結末を知りたくない方はご注意ください!

住野よるの原作について紹介!略称は「くてくて」

『青くて痛くて脆い』のもとになった作品は、住野よるの同名小説です。住野は『君の膵臓をたべたい』を小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿したことをきっかけに、2015年に作家デビューを果たしました。 そんな作者自身が「最高傑作」と語る作品が、今回実写映画化された『青くて痛くて脆い』です。本作は「キミスイ」とはがらりと変わった衝撃作として大きな話題となりました。 ちなみに本作は、ファンのあいだでは「くてくて」と呼ばれています。

『青くて痛くて脆い』のあらすじを紹介!秋好は死んだってどういうこと?【ネタバレ注意】

『青くて痛くて脆い』
(C)2020映画「青くて痛くて脆い」製作委員会

人付き合いが苦手な大学生・田端楓(吉沢亮)は、空気を読まない発言で周囲から浮きまくる秋好寿乃(杉咲花)と出会います。人の意見を否定しないことを信条とする楓は、青臭い理想ばかり語る彼女を不用意にも受け入れてしまいました。 楓は思い描くようなサークルがなかなか見つからない秋好に、自分でサークルを作ることを提案します。そしてこれがきっかけで、2人は“世界を変える”という大それた理想を掲げた秘密結社サークル「モアイ」を設立することに。 楓が大学4年生になった頃、秋好はこの世界からいなくなっていました。彼女なき後、小さなボランティアや災害支援をしていたモアイはその姿を変え、今や社会人とのコネ作りや企業への媚売りを目的にした、“意識高い系”就活サークルへと成り下がっていたのです。 取り残されてしまった楓は、怒りや憎しみといった歪んだ感情を暴走させます。モアイを作った秋好の理想は今となってはどこにもなく、彼女が語った理想はすべて嘘だったことになると考えた楓。 そして彼はモアイに対して、ある復讐を企てるのでした。

【ネタバレ】映画の結末まで解説!この青春に秘められた嘘とは?

『青くて痛くて脆い』
(C)2020映画「青くて痛くて脆い」製作委員会

楓は友人の董介(岡山天音)と手を組み、モアイの実情を探ることに。董介のゼミの後輩である本田朝美(松本穂香)がモアイの幽霊部員だったことから、彼は交流会に潜入します。 そこで董介は幹部のテン(清水尋也)と連絡先を交換し、つながりを得ることができました。

モアイの内情を暴こうと、サークル幹部が主催するバーベキューに参加した楓と董介。そこへ秋好が現れます。 実は彼女は死んではいませんでした。楓は“青臭い理想を持ち地道な活動を行っていた秋好寿乃は死んだ”、つまり彼女は変わってしまったと言っていたのです。 モアイのスキャンダルを掴んでサークルを潰そうと画策していた楓は、ついにサークルが企業に学生の個人情報を渡していたことを突き止めます。 彼がSNSでそれを告発すると、情報はあっという間に拡散。もともとほかの学生からあまり評判のよくなかったモアイに対する風当たりは、どんどん強くなっていきました。そしてスキャンダルに対する報告会に秋好が登壇すると知った楓は、彼女に会いに行きます。 モアイが、そして秋好が変わってしまったことを責める楓。しかし彼女は「理想を実現するには目的と手段が必要」と主張し、時間が経てば様々なことが変わるのは当たり前だと言います。 楓は秋好に対して、自分を間に合わせのために使った、理想を認めてくれるなら誰でもよかったんだろうと怒りをぶちまけ、「お前と出会わない方が幸せだった」という言葉を投げつけました。その後、秋好は報告会でモアイの解散を宣言。 その動画をネットで見た楓は、秋好に謝ろうと彼女を探します。彼はかつて秋好と交際していた脇坂(柄本佑)を頼りますが、彼も居場所は知りませんでした。脇坂に事情を話すと「間に合わせでも、その瞬間は必要とされたと思えばいい」と言われます。 楓はこれまで自分が傷ついたことばかり考えていましたが、ここで初めて、自分も秋好を傷つけていたことに気付きました。昔の理想を取り戻すことが秋好のためにもなると考えていましたが、それは彼女の人格や存在を否定していただけに過ぎません。青くて痛くて脆いのは、楓のほうだったのです。 大学を卒業しフリースクールに勤めるようになった楓は、モアイの後継団体を設立した川原(茅島みずき)からイベントに誘われます。それは環境問題や社会問題に地道に取り組む真面目な団体でした。モアイで秋好に出会った川原は、彼女の理想を受け継いでいたのです。 その帰り、楓は秋好の後ろ姿を見つけます。これまで傷つくことに怯えていた自分も変わりたいと、楓は全力で走って彼女に追いつくのでした。

観る人の心をえぐる!『青くて痛くて脆い』で描かれたものとは

『青くて痛くて脆い』
(C)2020映画「青くて痛くて脆い」製作委員会

『青くて痛くて脆い』の主人公である楓は、人と関わるのが苦手な青年です。彼のモットーである“人に近づきすぎないこと”、“人の意見を否定しないこと”は優しさからくるものではなく、自分が傷つけられないためのものでした。 しかし秋好がいなくなってから彼は、復讐が目的とはいえ他人に近づいて、モアイの存在意義や活動内容を否定するような行動をとります。彼は秋好に出会った当初とは、すっかり変わっていました。そしてその後自分がしたことの責任を痛感したときに、楓はさらにもう1度変わるのです。 原作者の住野よるは「僕が『膵臓』からずっと描き続けているのは、「人は変われるはずだ」ということ」と語っています。本作で描かれた楓の変化は、紆余曲折がありながらも人としての成長につながるものでした。 また本作は“傷つく”ということについても強いメッセージを持っています。楓は人との関わりを希薄にすることで、傷つくことを避けていました。しかし秋好に出会って想定外に彼女と関わりを持ったことで、その関係が失われたときに傷ついてしまったのです。 人と関わるときに傷つくことは避けられません。そしてその経験が自分を変え、成長につながるのだと、本作は訴えているのです。

原作と映画の違いは?モアイはフリースクールへボランティアに

『青くて痛くて脆い』
(C)2020映画「青くて痛くて脆い」製作委員会

小説では楓と秋好が結成したモアイの活動は、主に美術展を見に行ったり講演会を聞きに行ったりすることでした。しかし映画では、2人は積極的にボランティア活動を行っています。 そのなかでも彼らは、不登校の子供たちのためのフリースクール支援に力を入れていました。2人は生徒たちや職員の人たちと一緒になって野菜を作ったり、個別に勉強を教えたりといった活動を楽しみつつ「世界を変える」という野望に1歩ずつ近づいていったのです。 映画ではこのフリースクールに関わるオリジナルキャラクターが登場し、本作のメッセージ性をより強めています。

映画オリジナルキャラクターが大活躍!

映画『青くて痛くて脆い』では、フリースクールに通う瑞希という少女が登場します。

不登校になっていた彼女は、フリースクールに通い楓たちと交流する中で、自分らしくいられるようになっていきました。 しかしこちらも映画オリジナルキャラクターで、瑞希が通っていた学校の先生である大橋は、「このままでは役立たずになる」と彼女にしつこく学校に来るよう迫ります。彼は決まった型にはまることができない瑞希をダメな人間のように言っていました。しかし、彼女にも変わる時がやってきます。 瑞希はフリースクールでベースギターを弾くようになり、自分を表現することができるようになりました。卒業後もバンド活動を続け、のちに秋好と再会したときには高卒認定を受けて大学に行くことにしたと語っています。 瑞希というキャラクターは、原作者の住野が作品に込めた「人は変われるはずだ」というメッセージと同時に「変わる時は人によって違う」ということも伝えました。

小説ならではの表現をどうやって映像化した?

住野よるの小説には、たびたび「名前」を鍵にしたトリックが用いられています。『青くて痛くて脆い』も例外ではありません。 実写映画化するにあたって、どのように表現されるのか注目されていた本作のトリック。いったいどのようにして映像化したのでしょうか。

小説ではモアイの人たちは、秋好のことを「ヒロ」と呼んでいました。楓だけが彼女を「秋好」と呼ぶので、2人が同一人物であることは終盤までわからなかったのです。しかし映画では「ヒロ」という秋好のニックネームは使われていません。 そのため秋好が「死んだ」のではなく「変わってしまった」ということは、バーベキューの場面で秋好が登場することで明かされました。そしてそのうえで楓がモアイに対して復讐心を抱き、次第にその根底にあるものを自覚するまでの過程が丁寧に描かれています。

『青くて痛くて脆い』の製作秘話を紹介!あの名演技はカットされかけた

モアイTシャツの変遷に注目

『青くて痛くて脆い』杉咲花、吉沢亮
(C)2020映画「青くて痛くて脆い」製作委員会

大学のサークルといえば、おそろいのTシャツです。小説では登場しませんが、映画ではそのTシャツからモアイの変遷を見てとることができます。 楓と2人きりで活動していたときのTシャツは、秋好の手作り。既製品にモアイ像の絵を描いた布を縫い付けただけで、少人数だからこそ作れるものです。 その後モアイが就活サークルと化し大人数のメンバーを抱えていた頃には、プリントを業者に発注し大量生産していました。 そしてさらにその後、川原が立ち上げた後継団体では手作りTシャツに戻っています。モアイ像の絵柄もそのままに、ブリーチ加工を施したおしゃれなデザインになりました。 ちなみにモアイ像のデザインは、狩山監督が描いたイラストが原型となっています。

監督は取り入れないつもりだった?杉咲花の名演技

『青くて痛くて脆い』吉沢亮、杉咲花
(C)2020映画「青くて痛くて脆い」製作委員会

クライマックスで杉咲花が見せた名演技は、監督は当初取り入れるつもりがなかったそうです。

楓と秋好が教室で言い争いをするシーンの撮影前、杉咲は監督に「泣いてしまうかも」と言っていたのだとか。それに対し、監督の狩山俊輔は「楓に涙は見せちゃだめだよね」と伝えていました。 しかし撮影本番で緊迫した演技が続いた後、楓役の吉沢亮はバタンとドアを閉めて去っていきます。カットをかけようとした直前に杉咲の目から涙が溢れ、結果的にこれが秋好の脆さを表現するシーンとなりました。

楓にとっての「モアイ」は原作者にとっての「キミスイ」だった?

原作者の住野よるは「読者の方が『青くて痛くて脆い』を読んで傷つけばいいなと思っていました」と語っています。これは住野自身の、読んだときに傷ついた本のほうが心に残っているという経験から出た言葉のようです。 また映画パンフレットでは、楓にとってのモアイは住野自身にとっての『君の膵臓をたべたい』だったと語っています。 「キミスイ」は映画化され大ヒットしましたが、住野は「こんなに広まるべき小説なのかな」と考えたのだとか。そして「どんどん自分があの頃に望んでいた姿ではなくなって」いったと振り返っています。 楓がかつてのモアイを取り戻そうとしたように、住野も「くてくて」を通して「キミスイ」をもう1度好きになりたいと思ったそうです。

メインキャストは人気・実力を兼ね備えた2人!

吉沢亮/田端楓

『青くて痛くて脆い』吉沢亮
(C)2020映画「青くて痛くて脆い」製作委員会

主人公・田端楓を演じたのは、いま最も波に乗っている俳優・吉沢亮。2019年の映画『キングダム』では日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞しており、2021年には大河ドラマ『青天を衝け』の主演を予定しています。 吉沢演じる楓は、“人に不用意に近づかないこと”と“誰かの意見に反する意見をできるだけ口にしないこと”を信条としている大学生です。 そんな楓について吉沢は、「今回僕が演じた“田端楓”という役は、今まで演じたことのない闇の抱え方、屈折の仕方をした役で、観た人から嫌われそうな役だったのですが、演じていてとても楽しかったです」と公式ホームページでコメント。 本作を「小説だからこそ成立しているロジックを映像的に落とし込んでいて、とても面白い作品になっていると思います」と評しています。

杉咲花/秋好寿乃

『青くて痛くて脆い』杉咲花
(C)2020映画「青くて痛くて脆い」製作委員会

吉沢と同じくいま旬の女優・杉咲花が、秋好寿乃を演じます。杉咲は2019年のドラマ『ハケン占い師アタル』の主役を演じ、2020年10月からの連続テレビ小説『おちょやん』でも主演を務めることが発表されました。 秋好は大学に入った楓と出会い、ともにサークルのモアイを設立することになる人物です。 杉咲は「住野よるさんの作品が凄く好きで、原作が出た時から「もし実写化されるならこの役をやりたい!」と思っていたので、オファーをいただいたときはすごく嬉しかったです。純粋な気持ちだけでまっすぐ突き進む、まぶしい秋好を演じられることは楽しみでした」と原作への愛を語りました。 さらに「隠されていたものがえぐられていくような描写もあり、「もしかしたら自分にもこういう一面が、どこかにあるかもしれない」という思いにもなったりしながら、ただの青春映画ではない、リアリティと深みのある作品になったと思います」というコメントも寄せています。

吉沢亮と杉咲花を取り巻く登場人物&キャストを紹介

岡山天音/前川董介(まえかわ とうすけ)

『青くて痛くて脆い』岡山天音
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楓の友人である前川董介は、モアイを潰す計画を手伝うことになります。 前川を演じるのは、若手実力派俳優として注目を集める岡山天音。映画『帝一の國』(2017年)やNHK連続テレビ小説『ひよっこ』(2017年)、ドラマ『ゆうべはお楽しみでしたね』(2019年)など数多くの作品で活躍しています。

松本穂香/本田朝美(ポンちゃん)

『青くて痛くて脆い』松本穂香
(C)2020映画「青くて痛くて脆い」製作委員会

董介のゼミの後輩で、モアイの幽霊部員であるポンちゃんこと本田朝美。ポンちゃんはなんとなく流されるように生きている大学生ですが、実は誰よりも客観的に物事を見ている人物です。 そんなポンちゃんを演じるのは、女優の松本穂香です。映画『わたしは光をにぎっている』(2019年)などで主演を務めた彼女は、ドラマ『この世界の片隅に』(2018年)や『病室で念仏を唱えないでください』(2020年)などにも出演。着実にキャリアを積んでいます。

清水尋也/天野巧(テン)

『青くて痛くて脆い』清水尋也
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秋好がいなくなった後、就活支援サークルとなってしまったモアイを仕切っている天野巧。周囲からは「テン」と呼ばれています。影ではモアイに集まった女の子と遊びまくっているとの噂も……。 テンを演じる清水尋也は、これまで映画『乾き。』(2014年)や「ソロモンの偽証」2部作、「ちはやふる」2部作など話題作に立てつづけに出演してきました。2020年以降も出演作が控える注目の俳優です。

森七菜/西山瑞希

『青くて痛くて脆い』森七菜
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西山瑞希は、楓と秋好がモアイの活動を通して出会った不登校の少女です。彼女は小説には登場しない、映画版のオリジナルキャラクター。楓と秋好にとって彼女の通うフリースクールでの活動は、初めての目に見える成果でした。 西山を演じるのは、女優の森七菜です。彼女はドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(2019年)などの話題作に出演しているほか、アニメ映画『天気の子』(2019年)のヒロイン役の声としても知られています。

光石研/大橋

『青くて痛くて脆い』光石研
(C)2020映画「青くて痛くて脆い」製作委員会

大橋は西山瑞希の担任で、西山と同じく映画オリジナルのキャラクター。彼女に対して、高校に通うように説得しにくる熱い教師です。 大橋を演じる俳優の光石研は、2017年から2018年に大人気を博したドラマ『バイプレイヤーズ』に出演。そのほかにも映画「カイジ」シリーズや「アウトレイジ」シリーズなどで知られており、NHKの大河ドラマと連続テレビ小説にそれぞれ7作ずつ出演するなど、幅広く活躍しています。

茅島みずき/川原理沙

『青くて痛くて脆い』茅島みずき
(C)2020映画「青くて痛くて脆い」製作委員会

楓と董介の後輩である川原理沙。彼らが大学4年生のときに大学に入学し、モアイに加入することになります。 川原を演じる茅島みずきは、2019年に第28回東京ガールズコレクションでモデルデビューを果たしました。同年ポカリスエットのCMに起用された彼女は、本作が映画初出演。今後の活躍が期待される若手女優です。

柄本佑/脇坂

『青くて痛くて脆い』柄本佑
(C)2020映画「青くて痛くて脆い」製作委員会

脇坂は秋好がいたころからモアイを支援し、その発展に貢献してきた大学院生です。福祉社会学を研究しており、フィールドワークとしてモアイの活動に興味を持ちます。映画での脇坂は、年上として秋好や楓よりも広い視野を持つ、オトナな人物として描かれました。 そんな脇坂を演じるのは、実力派俳優として知られる柄本佑。代表作にはNHK連続テレビ小説『あさが来た』や映画『きみの鳥はうたえる』(2018年)、『アルキメデスの大戦』(2019年)、『火口のふたり』(2019年)などがあります。

主題歌はBLUE ENCOUNTの「ユメミグサ」

本作の主題歌はBLUE ENCOUNTの「ユメミグサ」。小説のテーマソングにも同じくBLUE ENCOUNTの「もっと光を」が使用されており、原作者の住野よるたっての希望で主題歌をオファーするに至ったのだとか。 ボーカル兼ギターの田邊駿一はこの曲について、「この作品を彩るためだけに作った曲ではありません。僕から登場人物たちに宛てた手紙のような存在です。住野先生、原作ファンの方々、そして映画で初めてこの世界に出会うことになるみなさんに捧げます。」とコメント。 田邊によると、本作の原型となるものは7年前からあったそうです。当時「なにかを変えたい」という思いから作ったというこの曲は、「いつか“そのとき”が来たら出そう」と話していたのだとか。 何度もリリースするためにブラッシュアップしていたものの、いつも納得する仕上がりにならなかったとギターの江口は語っています。 そして今回、『青くて痛くて脆い』の主題歌を担当することが決まり、原作の世界観を踏まえて歌詞を変え「最後の1回」と手を入れたのだとか。すると自分たちが思っていた通りに仕上がったといいます。 住野よるも「この映画は「ユメミグサ」を聴いて完成する作品です。」と語り、映画と曲のコンビネーションに満足しているようです。

誰も観たことがない青春サスペンス!『青くて痛くて脆い』を見逃すな

『青くて痛くて脆い』吉沢亮、杉咲花
(C)2020映画「青くて痛くて脆い」製作委員会

住野よるの最高傑作を原作に、吉沢亮と杉咲花という今をときめく若手人気俳優が揃った、完璧とも言える布陣の映画。この豪華な面々によって、スクリーンには青春の“青さと痛さと脆さ”が焼き付けられます。 本作に隠された嘘と誰の心にも訴えかけるヒリヒリとした感触は、小説とはまた違った感情を呼び起こさせるでしょう。映画『青くて痛くて脆い』は2020年8月28日(金)から全国公開中です。