2020年9月14日更新

『アンデッドアンラック』少年ジャンプで話題の「否定者」バトル!あらすじや各キャラの能力を紹介

アンデッドアンラック サムネイル

不死身の男と不幸体質の少女がバディを組み「否定」能力を駆使して未知の敵と戦う『アンデッドアンラック』。「次にくるマンガ大賞2020」コミックス部門で1位を獲得した超話題作の魅力や登場キャラの能力を紹介します。

目次

少年ジャンプの話題作『アンデッドアンラック』はなぜ人気が出たのか?ネタバレありで紹介

2020年1月より週刊少年ジャンプにて連載がスタートした『アンデッドアンラック』(通称「アンデラ」)。少年漫画らしからぬ戦い方や緻密に練りこまれた世界設定が、連載開始当初から話題を呼んでいます。 「新しくて面白い」や「次世代のジャンプを担う看板漫画」といった呼び声はどんどん大きくなっていき、ついには「次にくるマンガ大賞2020」コミックス部門にて堂々の1位を獲得しました。 本記事では『アンデッドアンラック』の魅力的なキャラクターたちや世界観について、余すところなく紹介します。 ※本記事では原作3巻までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。

「アンデラ」あらすじ【SCP×異能バトル×ラブコメ】

自らを触れた相手に災いをもたらしてしまう、不運な少女・出雲風子(いずもふうこ)。『アンデッドアンラック』はそんな風子が絶望から線路へ身を投げようとするシーンから始まります。 彼女を救い出したのは、不死の能力を持ち200年以上生き続けている男(アンディ)でした。彼は風子こそが自らに死をもたらす存在であると確信し、彼女と行動を共にすることにします。 そんな2人を追いかける、世の中の理を否定する能力を持つ「否定者」を捕縛する組織「ユニオン」。風子とアンディは逃亡生活に終止符を打つために「ユニオン」へと加入し、他の否定者やUMAたちとの戦いに身を投じていきます。

主要キャラクターや能力を紹介!超個性的な「否定者」たち

個性豊かな「否定者」が繰り広げる異能バトルが魅力の「アンデラ」。まずは主要キャラクターであるアンディと風子について紹介していきます。

【不死(アンデッド)】アンディ

どんなに深い傷を負ってもたちまち回復するアンディは「不死」の否定者です。千切れかけた体の部位を高速で発射したり、体に刺した日本刀を超スピードで抜刀したりと、再生能力をフルで活用した戦法を得意とします。 アンディという名前は本名ではなく「アンデッド」にちなんで風子に付けられた呼び名です。その正体は、かつて数多の戦場に勝利をもたらした「ヴィクトール」と呼ばれる男。普段は「狂ってしまう」のを防ぐために記憶を封印しているアンディですが、頭に刺さったカードを抜くと記憶が解放され、200年以上の人生で得た圧倒的な戦闘力を発揮します。

【不運(アンラック)】風子

周囲の人間に不幸をもたらすヒロイン・出雲風子。彼女は素手や素肌で直接触れた者の「運」を否定する「不運」の否定者です。もたらされる災いは触れる面積や時間に比例します。さらに風子自身の好感度によっても変化し、風子が触れた相手を愛していればいるほど不運は大きくなるようです。 風子は子供の頃、海外出張に向かう両親に抱きしめられたせいで両親の乗った飛行機を墜落させてしまいます。その後も人と触れ合えない人生が続き、自殺を考えるほど憔悴(しょうすい)していました。 アンディと出会ってからは前向きな性格になり、怯えながらも強大な敵に立ち向かっていきます。

組織(ユニオン)の構成員

対未確認現象統制組織、通称・UNION(ユニオン)。10人の否定者で構成される円卓メンバーには他の否定者の捕獲やUMAの討伐といった任務が課せられますが、UNIONに捕獲され実験台にされることはなくなります。そのためアンディと風子も円卓メンバーに加わることに。 ここではユニオンの否定者を紹介していきます。

【不真実(アントゥルース)】シェン

シェンは円卓メンバーのNo.2です。相手の意識を否定する「不真実」の否定者で、視界に入れた対象が取ろうとしていた行動の“真逆の行動”を取らせる能力を持っています。 伸縮自在の棒「如意金箍(にょいきんこ)」を駆使した拳法で戦うシェンは、夢として「天下無双」を掲げるほどの戦闘狂です。アンディの過去を知っているような口ぶりをしますが、その真相は明らかになっていません。

【不可避(アンアボイダブル)】ボイド

ボイドは攻撃の構えを取った時に相手の回避を否定する「不可避」の否定者。高性能なスーツを身にまとい戦います。元々はボクシングヘビー級の世界チャンピオンでしたが、不意に発現した能力で相手を殺してしまったという悲しい過去を持っているようです。 ユニオンの一員としてシェンと共にアンディと風子の前に立ちはだかりますが、アンディに倒され死亡しました。

【不変(アンチェンジ)】ジーナ

ジーナは形の変化を否定する「不変(アンチェンジ)」の否定者。空気の変形を否定することで、目に見えないバリアや手を生成して戦います。 50年前にアンディを捕獲してから彼のことを一途に思い続けていたジーナ。ユニオンの一員としてアンディ・風子と戦いますが、激戦の末敗れてしまいます。最期はアンディに看取られる形で息絶えました。 見た目は10代の少女ですが、実年齢は66歳。変化を恐れる彼女は、最先端のアンチエイジング技術で見た目を保ち続けていたのです。

【不正義(アンジャスティス)】ジュイス

ジュイスは相手の正義を否定する「不正義」の否定者であり、円卓メンバーのNo.1です。その能力は謎に包まれていますが、宇宙から襲来してきた宇宙船を瞬く間に一掃するなど、No.1の名に恥じぬ圧倒的な力を秘めています。 常に軍服を着ており、仮面をかぶって目を隠しているジュイスですが、実は容姿端麗な美女。しかしその素顔は滅多にお目にかかれません。「正義」の名の下にUMAや否定者を次々と討伐する彼女には、確かな信念がこもっています。

【不可触(アンタッチャブル)】タチアナ

円卓メンバーのNo.5であるタチアナ。自らへの接触を否定する「不可触」の否定者で、周囲のもの全てを消滅させるほどの恐ろしい力を秘めています。彼女が球状のロボットに閉じこもっているのは、その強大な力を押さえつけるためです。 ロボットの中身は、ロシア人の女の子。人に触れられないため、髪の毛は全身を覆い隠すほど長いです。ジーナとビリーを家族のように慕っており、風子のことは「初めてできた女の子の友達」であるとして大切に思っています。

ビリー

ビリーは円卓メンバーのNo.3。サングラスとスーツを身につけた、盲目の男です。拳銃を巧みに操り、跳弾させた弾丸をすべて相手に当てるという離れ技をやってのけます。 彼は裏オークションに出品されていたタチアナを救出し、組織に引き入れました。タチアナに「その力は大切な人を守るためのもの」と教えるなど、彼女の保護者的な存在です。いかつい見た目とは裏腹に、甘いものが大好きだという一面も。

ニコ=フォーゲイル

ニコ=フォーゲイルは円卓メンバーのNo.8です。目元の隈と逆立った髪が特徴の男性ですが、50年前にアンディへの拷問を行なっていたことからかなりの年齢であることが推測されます。 そのメカニックの腕はピカイチで、円卓メンバーが身に纏うメカニックはすべて彼の発明。また彼には「ニコラボメンバーズ」という部下たちがついており、ニコの娘を含む6人の天才が裏側で彼のサポートをしています。

フィル

円卓メンバーNo.4のフィル。端正な顔立ちをした少年である彼ですが、その全身には強力な兵器である古代遺物が埋め込まれています。 古代の遺跡から発掘される、超常的な力を持つ古代遺物。その能力は強大ですが、使用には相当の精神力を必要するようです。そんな古代遺物を複数使用するフィルは「リスクを回避する」能力の持ち主であると推測されます。

【不壊(アンブレイカブル)】一心

一心は円卓メンバーのNo.6で、甲冑を身に纏った寡黙な大男です。彼の甲冑は非常に頑丈で、記憶を取り戻したアンディですら傷一つつけることはできませんでした。ただ戦闘には不慣れな様子で、普段は裏側でのサポート役であるようです。 その能力は謎に包まれていますが、アンディの愛刀である「倶利伽羅(くりから)」を作った「不壊」の否定者です。

トップ

円卓メンバーのNo.7であるトップは、逆立った髪の毛と浅黒い肌が特徴的な15歳の少年です。高速に移動する力の持ち主ですが、能力の発動中は常に走り続ける必要があります。 年上の風子のことを「ガキんちょ」と呼ぶなど、生意気な印象のトップ。しかし実は意外と常識人で、臆せず突っ込む風子を案じる場面もありました。非戦闘時は、一心と一緒にいることが多いようです。

【不治(アンリペア)】リップ

世界への復讐を目論み、否定者を殺戮する組織「アンダー」の一員であるリップ。彼は自らがつけた傷の治癒を否定する「不治」の能力者です。「リップを攻撃して生き延びようとする行為」も治療行為であるとみなされるため、リップに傷を付けられた者は彼に攻撃することができません。 チート級の能力を持つリップでしたが、アンディたちとの戦いの末、命を落としたかに思えました。しかし数日後、子供の見た目となった彼が再び姿を現したのです。 能力や目的など、まだまだ多くの謎を秘めているリップ。その動向から目が離せません。

UMAとは

世界に害をなす謎多きモンスター・UMA。強大なUMAともなると人類を滅亡させかねない力を持っています。なお弱い個体は、セレブの間でペットとして人気があるのだとか。 UMAはそれぞれ、この世界を形作る理(ルール)を持っています。「死」や「性別」、「人種」などは、UMAの出現により後から追加された理です。 UMAの追加、すなわち罰(ペナルティ)を回避するためには、最初に見つかった古代遺物である黙示録の要求に答える必要があります。ユニオンは人類の滅亡を回避するため、黙示録の指示通りUMAの捕獲・討伐や否定者の捕獲に命を懸けるのでした。

「アンデラ」公式Twitterも始動!最新情報をチェックしよう

作品の連載開始直後2020年2月から「アンデラ」の公式Twitterが開設されました。作者の戸塚慶文(とづかよしふみ)先生による落書きを見ることができ、ファン必見の内容です。風子によるアンディの「モザイク」解説もなかなかクセになりますよ。 単行本の発売情報やプレゼントなどのお得な情報も更新されるため、忘れずにフォローしておきましょう!

絶対次にくる異色バトルラブコメ!『アンデッドアンラック』を読んでみよう

否定者たちが繰り広げる展開の読めないバトル描写と、風子とアンディのちょっと歪なラブコメ展開。『アンデッドアンラック』には語り尽くせぬほど多くの魅力が詰まっています。 2020年9月時点で発売されているのは3巻までなので、未読の人でもすぐに追いつくことができますよ。間違いなくジャンプの看板を背負っていくであろう「アンデラ」を、ぜひ今のうちにチェックしておきましょう!