『アンデッドアンラック』シェンの強さや死亡説まで徹底解説！謎多き男の秘密とは？

アニメ化で波に乗り、今もっとも熱い漫画の1つとなった『アンデッドアンラック』。 この記事では本作に登場する人気キャラ、シェンについて徹底解説！そのプロフィールや能力の秘密はもちろん、まことしやかに囁かれている死亡説についてもしっかり紹介していきます。 ※この記事は「アンデッドアンラック」の重要なネタバレを含みます。

否定者のみで構成された組織「円卓」の第Ⅱ席として登場したシェン。 水色の髪と筋肉質な体格が特徴的な好青年ですが、実は強い敵と戦うことに喜びを感じる筋金入りの戦闘狂。鍛え抜かれた肉体と研ぎ澄まされた武術による攻撃は非常に強力で、そこに自身の能力や伸縮自在の棒型アーティファクト「如意金箍」を組み合わせることで無類の強さを発揮します。

シェンはUMAサマー討伐戦のなかでファンと遭遇し、ついに復讐の機会を得ることになります。しかしその戦闘のなかでファンはシェン唯一の部下であるムイを狙い攻撃！彼女をかばうため身を乗り出したシェンは、これにより致命傷を負うことに……。 このままではシェンは助からない。そこでムイは所有者が殺害した人物をキョンシーにする古代遺物「死亡遊戯」を使用することを決意。ムイはこの遺物を使いシェンを殺害することで、彼をキョンシーとして復活させたのです。 再び命を得てムイを守る存在となったシェン。しかも死亡により失った能力「不真実」はムイに継承されることに。2人は最強のコンビとなり、宿敵ファンの撃破に成功するのでした。

ファンとの戦いで瀕死に陥り、最終的にムイの手によって殺されたシェン。死亡した彼はムイのキョンシーとして復活し、さらに強力なパワーを手に入れました。 2023年10月現在も、シェンはキョンシーとして活動しています。キョンシーは人格を持ち意思疎通ができるので、基本的には生きている人間と変わりません。彼が持っていた「不真実」は、引き続きムイが所持しています。

シェンの持つ能力「不真実 -UNTRUTH-」は、視界に入った相手に「自身の意図する行動と真逆の行動をとらせる」という恐ろしい効果を持っています。発動時点で戦闘を優位に進められる、作中でも屈指のチート能力です。 ちなみに発動させるにはシェンが対象を「好きになる」ことが必要なようですが、強者を愛するシェンにとってはそれほど難しい条件じゃない模様。またこの能力は視界に入ると強制発動するため、日常生活では仲間に視線を向けないように注意しているようです。

幼い頃に両親を亡くしたシェンは、妹を養うために武道大会へ出場。それをきっかけにシェンはその才能を認められ、ファンという武闘家に弟子入りすることになります。修行に明け暮れる日々のなか、なんとシェンだけでなく妹のメイにも格闘の才能が開花。 しかしそれが思わぬ悲劇を生むことに。なんとファンは自分と戦う相手を育てるのが趣味の戦闘狂。彼の策略でシェンとメイは戦うことになり、敗北したメイはファンの手で崖から突き落とされてしまいます。それ以降、シェンはファンに復讐するために強さを追い求め、自身も戦闘狂になってしまったのです。

アニメ版『アンデッドアンラック』でシェンを演じるのは、『鬼滅の刃』の竈門炭治郎役で大ブレイクを果たした花江夏樹です。 穏やかな声質を持ちながらも迫力満点の戦闘シーンを演じ切る、その声と演技力はシェンにぴったり。昨今では自身のYouTubeチャンネルなどでも注目を集め、2023年第17回声優アワードではインフルエンサー賞に輝くなど、今もっとも注目を集める声優の1人となっています。

優しそうなのに戦闘狂、そんなギャップが読者の心を掴んで離さないシェン。 原作を読めば彼の性格やその強さに、きっとあなたも夢中になるはず。これを機に本作をチェックし、シェンのこれからの活躍に備えてみてはいかがでしょうか！