『アンデッドアンラック』アンディが死亡！？気になる現在や強さを徹底解説

『アンデッドアンラック』は「次にくるマンガ大賞2020」のコミックス部門で第1位に輝いた話題作です。2023年10月からアニメも放送され、今後ますます話題を集めていくことが予想されます！ 本記事ではそんな『アンデッドアンラック』の主人公のひとり・アンディについて紹介。彼の強さや秘密を解説していくので、ぜひ本編の復習や予習に役立ててみてくださいね！ ※この記事は『アンデッドアンラック』の重要なネタバレを含みます。

アンディは『アンデッドアンラック』の主人公のひとりで、「不死(アンデッド)」の否定者です。文字通り死ねない体質を持っており、「最高の死」にたどり着くためもうひとりの主人公・風子の「不運(アンラック)」の能力を利用しようとします。 オールバックにした灰色の髪とムキムキボディ、悪人面が印象的な人物で、基本的には言動も荒っぽくガサツです。しかし根はやさしく、年の功もあってかオトナの男性的な魅力をみせることもあります。

アンディの能力「UNDEAD -不死-」は彼を死に近付けるすべての要素を否定する能力です。そのため斬り落とされた腕や首を再生させることができ、老化も止まっています。つまり現状、彼をこの世から葬り去る手段は存在しません。 さらにアンディは長年生きてきた中で傭兵としての経験もあり、戦い方を熟知しています。もともとの頭の回転の良さもあるのか、自分の能力をその場の状況に応じて最大限に使いこなせているのが彼の最大の強みといえるでしょう。

アンディは自身の再生能力を活かし、千切れた部位を弾丸のように撃つ「部位弾(パーツバレット)」、腕を再生させることで抜刀に速度をのせる「再生抜刀(リペアブースト)」といった技を使用します。 自分の身体が傷つくことを前提としており見ている側としては痛々しいですが、本人は手慣れたもの。しかし痛覚がないわけではないので、一応痛くはあるようです。

2023年10月現在、18巻まで発売されている本作。結論から言うと、アンディは未だ死亡していません。 100回目のラグナロク後にループしたアンディは、神を倒すために世界を巡っていました。そして101回目のループでは、現在までにアンディは登場していません。風子とも別行動しており、彼女もまだアンディとは会っていない様子。 戦力を増強するため別行動をする彼の、ド派手な再登場に期待です！

アンディの正体は、「UNION」創設者の1人である「不死」の否定者・ヴィクトルです。 ヴィクトルは自身の能力から、99回のループを経験しています。そして99回目のループにて、同じく創設メンバーであるジュイスから古代遺物「リメンバー」を使用され、記憶を封じ込められました。そこで出来た彼の別人格が、アンディなのです。 アンディの記憶が墓から出たところからしかないのもそのためで、額のリメンバーを抜くとヴィクトルが登場します。

アンディの身体には「ヴィクトル」と呼ばれる存在が眠っていますが、実はオリジナルは彼のほう。アンディはあるとき生み出されたアンディの別人格で、1865年より前の記憶は持っていません。風子と出会った当初名前がなかったのも、幼い頃の記憶を持たないのもそのせいです。 なおオリジナルのヴィクトルは実は組織(ユニオン)の最古参メンバーで、アンディ以上の戦闘能力を誇ります。登場した当初はアンディと風子を嫌っていましたが、物語が進むにつれ彼も次第に変わっていくことに……。

アニメ『アンデッドアンラック』でアンディ役を演じるのは、インテンション所属の中村悠一です。さわやかかつ落ち着いた「イケボ」の持ち主で、『おそ松さん』の松野カラ松役や『呪術廻戦』の五条悟役などで知られています。 ハイテンション系からクールなタイプまでさまざまな役柄を演じ分ける実力の持ち主で、複雑な内面を持つアンディにもぴったりですね。きっと彼が持つギャップを見事に表現してくれることでしょう！

「不死(アンデッド)」の能力を持ち、頭脳や身体能力を駆使して戦うアンディ。ガサツかと思いきや意外と根はやさしさにあふれており、強いだけではない魅力的な男でもあります。 一言では語れないほどの怒涛の展開が繰り広げられている本作、ぜひ本編を読んでアンディをはじめとした濃いキャラの活躍をチェックしてみてくださいね！