2020年12月3日更新

あの話題になった救出劇が映画化!実際にあった事故を描いた感動映画5選【映画「THE CAVE」公開】

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『THE CAVE サッカー少年救出までの18日間』
© Copyright 2019 E Stars Films / De Warrenne Pictures Co.Ltd. All Rights Reserved.

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「これ映画になるわ」実際にあった事故を描いたおすすめ感動映画

2018年にタイで起こったタムルアン洞窟の遭難事故を覚えている人も多いのではないでしょうか。地元のサッカーチームの少年たちが、豪雨によって洞窟内に閉じ込められてしまったこの遭難事故。世界中が見守るなか、遭難から18日後に全員が無事に生還するという奇跡的な結末を迎えました。 全員が救出されたときから、「これは映画化されるのでは」と噂されていたこの出来事は、本当に映画になりました。 このタムルアン洞窟の遭難事故を題材とした映画『THE CAVE サッカー少年救出までの18日間』が、2020年11月13日から日本公開されています。 今回は本作と同じように、実際の事故を題材とした感動作を紹介しましょう。

『THE CAVE サッカー少年救出までの18日間』(2020年11月13日公開)

『THE CAVE サッカー少年救出までの18日間』
© Copyright 2019 E Stars Films / De Warrenne Pictures Co.Ltd. All Rights Reserved.

2018年6月23日。地元サッカーチームの少年たちとコーチは、チームメイトの誕生日を祝うためチェンライのタムルアン洞窟へ。しかし急な豪雨で洞窟内の水位が上昇し、身動きが取れなくなってしまいます。このニュースは瞬く間に世界中を駆け巡り、各国から精鋭ダイバーたちと遭難救助の専門家が集結。 14日後にようやく13人全員の生存が確認されたものの、経験豊富なダイバーでさえ命を落としかねない瀬戸際の救出作戦が展開されます。 救出チームはもちろん、彼らのサポートや地元ボランティアも一丸となった群像劇にもなっている本作。実際に救助にあたったダイバーたちも出演し、緊迫と感動のドラマに仕上がっています。

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『ハドソン川の奇跡』(2016年)

『ハドソン川の奇跡』トム・ハンクス
© WARNER BROS./zetaimage

クリント・イーストウッド監督、トム・ハンクス主演の『ハドソン川の奇跡』は、2009年に起こった未曾有の航空事故からの生還劇の裏に隠された実話を描いた作品です。 2009年1月15日、ニューヨーク上空で乗員乗客155名を乗せた航空機の全エンジンが突如停止。160万人が住む大都会の真上で、70トンの機体は高速で墜落していきます。管制塔からは近くの空港に着陸するよう指示が入りますが、それを不可能と判断した機長のサリーはハドソン川への不時着を決断。難易度の高い水面への不時着を成功させ、全員生存の偉業を成し遂げました。 しかし事故調査委員会は「ほかの空港にも着陸可能だった」とし、彼はヒーローから一転“疑惑の機長”として追求されることに。彼の行動は正しかったのか、それとも乗客の命を危険にさらす行為だったのかが次第に明かされていきます。

『海難1890』(2015年)

日本とトルコの友好125年を記念して制作された『海難1890』。1890年に和歌山県沖で起こったエルトゥールル号遭難事件と、1985年のイラン・イラク戦争勃発時のトルコ政府による邦人救出という2つの事件を通して、約100年をまたいだ両国の友好の歴史を描きます。 エルトゥールル号の遭難時に救援活動にあたった元紀州藩士の医師・田村元貞を演じるのは内野聖陽。また忽那汐里は田村の助手ハルと、1985年にイランの日本人学校で教師をしていた晴海の2役を務めました。 またトルコ出身の俳優ケナン・エジェは、エルトゥールル号のムスタファ機関大尉と1985年のトルコ大使館員ムラトの2役を演じています。

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『フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話』(2020年)

2018年5月14日。重慶市からラサに向かう四川航空3U8633便は、高度1万メートルを飛行するなか突然フロントガラスにヒビが入り、瞬く間に大破。外に投げ出されそうになった副操縦士をとっさににつかんだリュー機長でしたが、氷点下30度の冷風が操縦室に猛烈な勢いで吹き込み墜落の危機に陥り……。 パニックアクションとしての要素が強い本作ですが、中国版「ハドソン川の奇跡」とも呼ばれる実話をもとに、乗客のために希望を失わず最善を尽くすクルーたちの姿に胸を打たれます。 監督は「インファナル・アフェア」三部作のアンドリュー・ラウ、『マンハント』(2017年)などへの出演で知られるチャン・ハンユーが主演を務めました。

『インポッシブル』(2012年)

『インポッシブル』
©︎ ENTERTAINMENT ONE/zetaimage

2004年のスマトラ沖地震で被災した家族の生還劇『インポッシブル』。 クリスマスをリゾートで過ごすため、マリアとヘンリー、そして3人の息子たちはタイのカオラックを訪れます。しかしクリスマスの翌日に発生したスマトラ沖地震による津波に巻き込まれ、家族は散り散りに。彼らはそれぞれの無事と再会を信じて歩みはじめます。 序盤のすさまじい大津波のシーンをはじめ、観客にも一瞬の安堵も許さない緊迫のドラマが展開される本作。極限の状況を生き抜く、見知らぬ被災者同士のエピソードも胸に迫ります。

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「こんなことが現実にあるなんて……」実話と知るとさらに感動!

大きな事故や事件は無いに越したことはありませんが、映画としてその事実を私たちに知らせてくれることで、勇気や感動を与えてくれる作品も多くあります。 世界が注目した出来事の裏で実際になにが起こっていたのか。そこにはフィクションをはるかに超える、人間ドラマがあるのではないでしょうか。