【上映前に涙腺崩壊】予告だけで泣けちゃう映画予告5選 『STAND BY ME ドラえもん2』公開中!
『STAND BY ME ドラえもん2』の予告で泣いたあなたに!予告編だけで泣けちゃう映画を紹介
劇場で映画を観ると、上映前に長〜い予告編があって「本編まだかな?」と思うこともあります。しかしその中には、予告だけなのに思わず泣いてしまうような名作も! 「ドラ泣き」という言葉も生み出した『STAND BY ME ドラえもん』もそんな名作予告の一つ。2020年11月20日に公開された続編『STAND BY ME ドラえもん2』も再び「ドラ泣き」しそうな予告編で、SNSで話題になっています。 この記事では、「ドラ泣き」に匹敵する“泣ける”予告編映画を5本ピックアップ。琴線に触れるポイントやSNSでのコメントも紹介します。
『ワンダー 君は太陽』(2018年)
「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラーリスト第1位を獲得したR・J・パラシオの小説「ワンダー」を、ディズニー実写版『美女と野獣』の製作スタッフが映画化。人と違う顔を持つ10歳の少年オギーの初めての学校生活を追い、彼と周りの人々の成長を描いた感動作です。 オギー役を務めた『ルーム』の天才子役ジェイコブ・トレンブレイの繊細な演技はもちろん、母イザベル役のジュリア・ロバーツをはじめオギーの家族や友人たちも素晴らしいサポートを見せています。 予告では、遺伝病のため生まれてから27回もの手術を行ってきたオギーが、ようやく学校に通えるまでになったことが語られます。学校初日に見送りに来た家族との別れがもう……泣ける! SNSでも「予告見た時から泣きそうだったけど、やっぱり涙腺壊れた」「優しい人の周りの人は優しくなる」、「泣けるし勇気を貰える話しだった!予告通りいい話」といった感想も上がっていました。
『ステップ』(2020年)
重松清の同名小説を山田孝之主演で映画化した作品で、仕事と育児に奮闘するシングルファーザーと娘の10年間を描いたヒューマンドラマ。主題歌「在る」を秦基博が手がけており、予告編でも流れています。 予告は結婚3年目に30歳という若さで妻を亡くした健一が、2歳半の娘・美紀と二人で「再出発」を誓うシーンから始まります。男手一つで、美紀を保育園から小学校卒業まで育て上げていく姿に、すでに涙腺が……! 美紀役には中野翠咲、白鳥玉季、田中里念の3人がリレーで演じ、それぞれに健一との10年間を表現。白鳥玉季は2020年のドラマ『テセウスの船』や『極道主夫』にも出演している人気子役です。 SNSでは「ヤバイ、予告で泣いた」「秦さんの主題歌…いい!」という主題歌推しの声や、「シングルファーザーの視点から、娘との心の距離感の描写が絶妙だったり、それを支える人達との心暖まるやりとりがもう泣けて泣けて」と周囲の人々との交流も見逃せないことが綴られていました。
『マリと子犬の物語』(2007年)
2004年に起きた新潟中越地震での実際のエピソードを絵本にした『山古志村のマリと三匹の子犬』を基に映画化した作品。主演は船越英一郎、主題歌は平原綾香の「今、風の中で」が提供されました。 山古志村に住む亮太と彩の兄妹は捨て犬だったマリを育て、マリは三匹の子犬たちを生んで幸せに暮らしていました。しかし突然大地震が起こり、兄妹とマリたちは離れ離れになってしまいます。 マリが地震の後に山古志村に取り残され、必死に子犬たちを守ろうとする姿に涙腺崩壊してしまう予告編。マリたちを追いていかなければならず、心配する亮太と彩の心情にも心動かされます。何より名演技を見せたのが、マリを演じた犬「いち」です。 SNSには「この別れのシーン見たら予告でも泣ける」、「女の子が「マリ!マリーッ!」って泣き叫んで、マリが走って追いかけて行く所。予告でボロボロ泣いた」という声もあり、別れの場面でボロ泣きした人も多いようです。
『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009年)
アカデミー賞で作曲賞と長編アニメ賞の2冠に輝いたピクサー/ディズニーによる3DCGアニメ映画。78歳のカールじいさんが、亡き妻エリーとの思い出の家ごと空に飛び、エリーの夢だった南米探検に向かうアドベンチャー・ストーリーです。 カールとエリーの愛おしい結婚生活が映された特別映像は、もうそれだけで“泣ける!”と評判になったことも。カールじいさんの妻と家への強い想いに、自然に涙する素晴らしい予告編でした。実は本編の冒頭10分ほどが前述のカールとエリーの結婚生活で、特別映像はそれをたっぷり見せたもの。 「愛する妻が死にました。だから私は旅に出ます。」というキャッチフレーズにも涙!SNSでは「カールじいさんの予告見て泣いた。プロローグがこんなに切ないとは」や「今日ロングver初めて見て泣いた」と特別映像の出来の良さに多くの人が言及していました。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』(2021年)
最後に紹介するのは、動物や老夫婦が登場する感動作……ではなく、全エヴァファンがしびれを切らして待っていた『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』。ようやくシリーズを完結してくれるという意味での“泣いた”感想がSNS上を飛び交いました。 当初「シンエヴァ」は2020年公開予定で、初の特報が劇場で流れたのが2018年の細田守監督作『未来のミライ』上映前の予告編でした。次に特報2が2019年の新海誠監督作『天気の子』上映前に流れましたが、いざ2020年になるとコロナ禍によって延期。 紆余曲折を経てようやく2021年1月23日に公開が決定!『鬼滅の刃』ブームに沸く映画館で特報3を見た人たちが、「関係ないけど予告でシンエヴァ流れてそこで泣いた」、「本編始まる前のシンエヴァと約ネバの予告でもう泣いた」など次々に投稿しました。 ここ毎年のように話題作の上映前に流され、その度にSNSを騒がせてきた「シンエヴァ」。今度こそ、ファンが納得できる究極のラストを見せてくれることに期待したいものです。
泣ける予告には泣ける本編あり!映画館でぜひ「ドラ泣き」を
泣ける予告編には、必ず期待を裏切らない本編があります。予告を見ただけで泣けるあなたは共感力の塊。2020年の秋は『STAND BY ME ドラえもん2』を劇場で見て、ぜひ一緒に「ドラ泣き」しましょう!