2021年1月1日更新

泣きたい時は、ゾンビ映画。目頭が熱くなるゾンビ映画4選【「新感染」続編公開】

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新感染 ファイナルエクスプレス
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映画「新感染半島」公開記念!泣けるゾンビ映画特集

『新感染半島』
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世界中でで大旋風を巻き起こした韓国製ゾンビ映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)の続編、『新 感染半島 ファイナル・ステージ』が、2021年1月1日に公開されました。 「泣けるゾンビ映画」として話題になり、日本でも大ヒットを記録した「新感染」の続編公開に、期待は高まるばかり。 今回はこれを記念して、ciatr編集部が厳選した“泣ける”ゾンビ映画を紹介しましょう。「ゾンビ映画で泣けるの?」と思うかもしれませんが、1つ1つの判断・決断が生死を分けるゾンビ映画は、実は人間ドラマの宝庫。そのなかからおすすめの4作品を紹介します。

1.『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)

新感染
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言わずと知れた大ヒット韓国ゾンビ映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』。カンヌ国際映画祭ミッドナイト・スクリーニング部門に特別招待作品として出品されるなど、国際的にも高い評価を得ました。 仕事ばかりで家庭を顧みなかったソグは、あるとき娘のスアンを別居している妻のもとに送り届けるため、ソウルから釜山行きの高速鉄道KTXに乗ります。しかし車内で凶暴化した乗客による謎の暴力事件が発生。それは次々とほかの乗客にも伝染し、時速300kmで走る密室はパニックに陥るのでした。 自分の命と他人の命、どちらを優先するのかという究極の選択を常に迫られるソグは、この極限状態のなかで人として大切なことを見出して行きます。彼が最後に下した決断には、涙を禁じえません。

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2.『CARGO カーゴ』(2018年)

『CARGO カーゴ』
©︎ CAUSEWAY FILMS/zetaimage

恐ろしい感染症の蔓延によって荒廃したオーストラリア。アンディは幼い娘ロージーを守るべく、大自然のなかを歩きつづけていました。しかし彼の体もまたウイルスに蝕まれており、タイムリミットは刻一刻と迫ってきます。 Netflixオリジナル映画『CARGO カーゴ』は、ゾンビが蔓延する世界を舞台としながらグロテスクな描写がなく、親の子どもへの愛情を描いたストレートな感動作です。主演はBBCドラマ『SHEROCK シャーロック』や映画『ブラックパンサー』(2018年)などで知られるマーティン・フリーマン。なにがあっても娘を守るという父親の覚悟に目頭が熱くなります。

『ゾンビの中心で、愛をさけぶ』(2019年)

スウェーデンの新鋭アントニオ・トゥーブレンが監督・脚本・音楽・編集を務めた『ゾンビの中心で、愛をさけぶ』は、ゾンビアポカリプスによって自宅に閉じこもらなくてはならなくなった夫婦を描く、ワンシチュエーションもののラブストーリーです。 カレンとジョンの夫婦は倦怠期で、結婚生活は崩壊寸前。そんなある日ある伝染病が蔓延し、街はゾンビだらけになってしまいます。2人は感染を避けるため、自宅マンションに閉じこもり救助を待つことに。しかしゾンビだけでなく、強盗や怪しい生存者が彼らに襲いかかり……。 突然訪れたサバイバル生活で、冷え切っていた2人の関係は再び燃え上がります。

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『マギー』(2015年)

アーノルド・シュワルツェネッガーが主演・プロデューサーを務めた『マギー』は、ゾンビウイルスが蔓延した近未来のアメリカを舞台に、父と娘の最後のひとときを描く家族愛の物語です。 ゾンビウイルスの蔓延によって都市部は崩壊。政府は感染者の隔離政策を徹底していました。そんななか、農村部で暮らすヴォーゲル一家の娘マギーがゾンビに噛まれてしまいます。父ウェイドは娘が隔離病棟に収容されることを受け入れられず、彼女を家へ連れて帰ることに。当然彼の行動に周囲の人々は反発。彼は娘を守るためにある決断を下すのでした。 シュワちゃん主演のゾンビ映画と聞いて、誰もが想像するであろう激しいアクションは全くない本作。それぞれに葛藤する人々を描くヒューマンドラマです。

生と死の人間ドラマを描いてこそ、今どきのゾンビ映画!

極限状態では、人間の本性が出やすいもの。ゾンビによってそんな終末世界を作り出し、生と死を左右する人間ドラマを展開していくのが、最近のゾンビ映画のトレンドといえます。 なかにはゾンビがほとんど登場しない作品もあり、これまでのグロテスクでバイオレンスなイメージを覆すものも多く制作されるようになってきたので、そういった作品が苦手という人にもおすすめ。 意外にも泣ける作品の多いゾンビ映画。普通の「感動作」に飽きたら、ぜひ鑑賞してみてください。