2020年12月7日更新

【コロナ第3波】今後の再流行に備えて観ておきたい映画4選【本当に怖いのはウイルスか人間か】

新感染
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新型コロナウイルス感染症の第3波が到来し、改めて感染対策の意義を再認識する時が来ています。ウイルス・パンデミック映画から学べる対策への意識や、社会的なモラルなどを交え、4本の映画を紹介します。

目次

新型コロナウイルス感染症の第3波が到来!冬の流行に備えて今観ておきたい映画とは?

2020年春の第1波、夏の第2波に続くこの秋、新型コロナウイルス感染症の第3波が来ているようです。感染者数は11月に入り急激に伸び、その勢いは第1波と第2波を大きく上回っています。 冬は乾燥や寒さによって、さらなる感染拡大も予想されます。この記事ではまさに今観ておきたい、パンデミック・ディザスタームービーを紹介したいと思います。 未知のウイルスによるパンデミックを詳細に描いた4作品から、感染対策の意識を高め、感染拡大に付随するモラル的な問題も学んでおきましょう!

『コンテイジョン』(2011年)

『コンテイジョン』マット・デイモン、アナ・ジャコービー=ヘロン
©Warner Bros. Pictures/Photofest/zetaimage

スティーブン・ソダーバーグ監督が、新種ウイルスによる世界的パンデミックの脅威を描いたパニック・スリラー。 香港で発生した新種ウイルスが、飛行機など人の移動であっという間に世界中に拡大。致死率の高いウイルスの恐怖に、人々はパニックに陥ります。アメリカでは、疾病予防管理センター(CDC)でワクチンの開発に乗り出していました。 2020年のコロナ禍の中、本作はウイルス・パンデミックの状況を的確に予測していた点で再評価されました。マット・デイモンやケイト・ウィンスレットなど本作のキャストたちが、手洗いの励行など感染予防について訴えかける動画を投稿したことも注目を集めました。 コロナ禍初期にはSNSによるデマや陰謀論の拡散で買い占めが起こりましたが、本作の中ではジュード・ロウ演じる陰謀論者のエピソードがまさにそれ。集団がパニックに陥った時こそ、各自で冷静な判断や行動を取るよう心がけたいものですね。

『アウトブレイク』(1995年)

『アウトブレイク』ダスティン・ホフマン、ケヴィン・スペイシー、キューバ・グッディング・ジュニア
©Warner Bros./Photofest/Zetaimage

1970年代からアフリカで多数発生してきたエボラ出血熱をモチーフに、未知のウイルスに立ち向かう人々を描いたディザスタームービー。 ザイールで発生した「モターバ熱」が、密輸された1匹の小猿を宿主としてアメリカの田舎町シーダー・クリークでアウトブレイク(感染爆発)を起こします。しかもこの町でウイルスは変異し、空気感染も引き起こすようになっていました。 宿主の小猿を探し、血清を作ろうと尽力する軍医ダニエルズをダスティン・ホフマン、その元妻ロビーをレネ・ルッソ、ダニエルズと同期の医師だったフォード准将をモーガン・フリーマンが演じています。 感染爆発を起こしたきっかけは、映画館での密集と感染者が収容された病院での換気口からの空気感染。劇中ではウイルスの存在すら知らない町の人々が犠牲になっていきますが、コロナ禍においてはマスクが感染予防の一端を担っているのは周知の事実。お出かけ時にはソーシャル・ディスタンスとマスクを忘れずに!

『CURED キュアード』(2020年)

『Cured キュアード』
©IFC Films/Photofest/zetaimage

アイルランドの新人監督デビッド・フレインによるゾンビ・パンデミック収束後の世界を描いた近未来スリラー。『JUNO ジュノ』(2008年)のエレン・ペイジが主演を務めています。 新種の「メイズ・ウイルス」によるパンデミックが収束した6年後のアイルランド。治療法が発見され、感染者の75%は「回復者(キュアード)」として社会復帰を始めます。しかしこのウイルスは人間を凶暴化させ、回復者たちには人を噛み殺した記憶も残っていました。 いまだウイルスの恐怖が残る社会は、回復者に冷たい視線を向けて差別も横行します。そんな中、過激な回復者たちは社会への復讐テロを計画するのです。 本作を単なるゾンビ・パンデミックものにしていない理由は、収束後の世界を舞台に回復者の苦悩を描いた点。2020年の世界を省みると、感染者差別が横行し、分断も加速しました。本作を観て、そんな理不尽な状況を見つめ直してみるのも良いかもしれません。

『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2017年)

新感染 ファイナルエクスプレス
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韓国発のゾンビ・パンデミックとして日本でもヒットした『新感染 ファイナル・エクスプレス』。2021年1月1日には「新感染」続編となる『新感染半島 ファイナル・ステージ』も公開されます。 謎のウイルスによってゾンビと化した人々が、韓国各地で出現。そんな状況とは知らず、別居中の妻のもとへ娘を送り届けるため、ソグは釜山行きの高速鉄道KTXに乗車します。しかしそこにもすでに感染した女性が乗り込んでいて……。 高速鉄道という走る密室を使ったゾンビ・パンデミックものとして傑作の呼び声の高い本作ですが、登場人物たちそれぞれの人間ドラマも深い!と評判になりました。 感染か死かという切迫した状況で、各々が生き残るための行動が描かれますが、“大切な人を守る”というテーマが根底にあり、コロナ禍の中の私たちにも刺さるものがあります。

コロナに負けるな!感染対策をしっかりして第3波を乗り切ろう

世界的な新型ウイルスのパンデミックという未曾有の状況に置かれ、これまでの世界が一変した2020年。今後も第3波はおろか、第4波も考慮して行動していかなければならないかもしれません。 ワクチン開発の治験成功というニュースもありますが、まだまだ心引き締め、パンデミック映画からも学びつつ、コロナの波に負けないよう乗り切っていきましょう!