2021年2月5日更新

ファンが選ぶ、好きな歴代コナン映画TOP5!23作品で1番の“推し”はどれ?【金ロー「時計じかけの摩天楼」放送】

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(C)2017 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

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金ローで「名探偵コナン」劇場版1作目が放送!みんなが好きな歴代劇場版エピソードはどれ?

2021年3月にTVシリーズが放送1000回を迎え、特別企画も進行中の『名探偵コナン』。アニメシリーズの特別総集編『名探偵コナン 緋色の不在証明』が2月11日から3週間限定公開、さらに4月17日には劇場版第24作「緋色の弾丸」が公開予定と、怒涛の展開が続きます。 これらに先駆けて2月5日、「金曜ロードSHOW!」にて劇場版第1作「時計じかけの摩天楼」が本編ノーカット放送されます! 歴史の長い作品だけに、“推しコナン映画”がある人も、興味はあるけど20作以上あって手が出ない……なんて人もいるでしょう。実際に人気なのはどの作品か、気になりませんか? 今回ciatr[シアター]では、歴代コナン映画23作品を対象としてコナンファンにアンケートを実施。投票結果をもとに、上位5作品をランキング形式でまとめました。ファンのコメントも紹介しつつ、作品の見どころについて紹介しましょう。 ※作品のネタバレが含まれる可能性があるため、これから鑑賞する人は注意してください。

同率3位:第22作『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』23票

名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)
(C)2018 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

3作品が23票獲得で同率となったため、ランキングは第3位から紹介します。 第3位は、公安警察官・安室透(本名:降谷零)をメインに据えた劇場版第22作『名探偵コナン ゼロの執行人』(2018年)。東京サミットの会場で大規模爆破事件が発生し、なんと毛利小五郎が容疑者に!それぞれに違う正義を掲げ、コナンと安室は事件の解決に奔走します。 日本を守るためならば、命を賭けることも厭わない安室の姿にファンは虜になり、「安室さんがかっこいい」というコメントが大半を占めました。投票理由のなかには、「安室透のかっこいい運転テクニックが披露されている」といったものも。安室の愛車・マツダ RX-7がボロボロになるシーンは、涙なしには観られません。 IOT(インターネット・オブ・シング)を使ったトリックや、警察組織内の思惑が複雑に絡み合うスピーディかつ骨太なストーリーも特徴です。 またタイトルから取って、本作を観ることを“執行する”という呼び方を生んだほか、“○億(興行収入)の男”の由来にもなりました。福山雅治による主題歌「零」は実質、降谷零のキャラクターソングとして大ヒットするなど、社会現象を巻き起こした作品です。

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同率3位:第21作『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』23票

名探偵コナン から紅の恋歌
(C)2017 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

「迷宮の十字路」と同じく、関西を舞台とした劇場版第21作『名探偵コナン から紅の恋歌』(2017年)も第3位にランクインです。同作に引き続き、『名探偵コナン』ではお馴染みの倉木麻衣が主題歌を担当。古都の雰囲気、そして英語を融合させた楽曲「渡月橋 〜君 想ふ〜」が話題を呼びました。 本作では、競技かるた大会「皐月杯」を軸として、京都・大阪で爆破や殺人事件が発生。百人一首にちなんだ台詞なども登場するため、ファンからも「和葉ちゃんの競技かるたのシーンがかっこいい!」といった、雅な雰囲気への言及がありました。

WEB用_名探偵コナン から紅の恋歌_サブ03(PC壁紙画像・携帯待受画像には使用できません)
(C)2017 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

コナンと平次の迫力のアクションはもちろん、“自称・平次の婚約者”こと大岡紅葉がTVアニメに先行して登場し、三角関係へ発展したのも注目です。 アンケートでは「平次×和葉が好き」という声が多く、予告編にも登場した「その手ェ離したら、殺すで」のシーンは胸キュンする人が続出。このシーンには、「平次と和葉がバイクで飛ぶところがすごく好き。ドキドキさせられて、その後笑いに変えてくれるところも面白い」といったコメントが寄せられました。

同率3位:第7作『名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)』23票

劇場版シリーズで初めて、服部平次と遠山和葉のコンビが本格参戦した、劇場版第7作『名探偵コナン 迷宮の十字路』(2003年)。春の京都を舞台に、源氏の武将・源義経になぞらえた連続殺人事件と、平次の初恋の謎を絡めた、ロマンあふれるストーリーが展開されます。 爆破の定義によって諸説ありますが、劇場版で唯一、爆破シーンがないことでも有名です。その代わりに、平次が得意とする剣道やバイクによるアクションが見どころに。一時的とはいえ、コナンが新一の姿に戻った初めてのコナン映画でもあります。 今回のアンケートでは、「服部平次のふりをした工藤新一がかっこよかった」、「蘭が新一に会えたのは幻だったと悲しんでいる時に、コナンくんがジュースを振り自分を汚して蘭にハンカチを出させるシーンが好き」といった通なコメントもありました。 本作で初登場した京都府警の警部・綾小路文麿も人気を博し、原作に逆輸入されています。

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2位:第6作『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』25票

25票を獲得し第2位となったのは、一味違う設定で注目された劇場版第6作『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』(2002年)です。本作では、新型仮想体感ゲーム機「コクーン」の開発者が殺害される事件が発生。その真相を探るべく、コナンたちがAIに支配されたゲーム内で奮闘します。 仮想の19世紀・ロンドンが舞台のため、コナン憧れのシャーロック・ホームズをはじめ、探偵やミステリーもの好きは堪らない要素が満載! 本作に投票したファンは、仮想体験ゲーム、AIなど時代を先取りした設定にワクワクし、「普通のコナンだったらありえない展開がとても好き」なのだそうです。仲間に希望を託しながら、1人また1人と犠牲になっていく流れは衝撃的で、「物語終盤、列車上での蘭の覚悟が描かれたシーンには鳥肌が立った」とのコメントも。 子どもたちの友情や、新一と工藤優作の親子の絆、そしてコナンとAI(サワダ・ヒロキ)の交流といった“心の繋がり”も描かれました。その点にファンは胸を打たれ、今なお根強い支持を得ています。

1位:第1作『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』31票

最多31票で第1位に輝いたのは、『名探偵コナン』初の劇場版「時計じかけの摩天楼」!TVシリーズ放送開始の翌年、1997年に公開されました。 工藤新一宛の爆破予告を発端として、連続爆弾事件の恐怖に陥れられるコナンたち。爆破までのタイムリミットが迫るなかで、スリリングな展開が連続します。爆弾の赤と青どちらのコードを切るか、蘭が究極の2択を迫られるクライマックスは必見。 このシーンについて、「(新一が)姿を見せられないデメリットを、物理的に開かない扉越しの会話というドラマティックな演出にしたのが、本当にすばらしいと思った!」といった、演出の妙を絶賛するコメントがありました。 本作はアニメ版コナンの基盤を作った、初代監督・こだま兼嗣が手がけており、ミステリー×ラブコメ×アクションの3大要素がギュッと詰まっています。1作目というのはやはり特別で、「1作目は、子どもの頃に初めて見た映画だったので印象的だった」と語るファンもいました。

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初期のコナン映画がトップ独占!「緋色の弾丸」公開も待ち切れない

名探偵コナン 緋色の弾丸
(C)2020 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

今回のランキングでは、こだま兼嗣監督(第1作~第7作まで)が手がけた、初期のコナン映画がトップをほぼ独占する形となりました。6位は「純黒の悪夢(ナイトメア)」(17票)、7位タイで「世紀末の魔術師」と「天国へのカウントダウン」、「紺青の拳」(15票)と続きます。 第1位となった「時計じかけの摩天楼」はシリーズの原点にして、最高傑作との呼び声も高い名作なので、2月5日の金曜ロードショーでぜひ! また4月公開の最新作「緋色の弾丸」は、FBI捜査官・赤井秀一とその家族がメインのストーリーになります。赤井家の秘密がどこまで明かされるのか、公開日が待ちきれませんね。